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ボカしたい! その2

2013年06月24日 00:00

他所様のお庭

他所様のお庭

Canon EOS30D, EF-S17-55mmF2.8ISUSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事の続き・・・。

フィルム時代、お散歩写真ともなるとほとんどを単焦点レンズで撮っていた。レンズ交換が煩わしくない、いや、それは嘘になる。煩わしいけど、当時はズームレンズへの信頼性が乏しかったし、今以上に「作品を作りたい!」そんな欲求が高かったので、やっぱり単焦点レンズが中心となっていた。

そしてカメラがマニュアルフォーカスだから当然レンズもMF。だから、当時もボケ大好き派の対極を行くような被写界深度深くしたい派であっても明るいレンズじゃないとピント合わせが大変だからと大口径レンズばかりを使っていた。

※F値が0に近い程、光を多く受けるのでファインダーからの風景も明るくピント合わせし易い

本当ならばここで「俺はこんな凄いレンズを持っていた!」なんて自慢したいところだが、今でも持っているのなら2チャンネルやツイッターで悪口を叩かれようが、大自慢大会でも開催するけど、Pentaxの一部のレンズを残してすでに手放してしまったから、自慢するだけむなしい(笑)。

さて、フィルム時代であってもパンフォーカスが好きでも前回の記事に書いた通り、ボケボケの写真が欲しくなる時だってある。

そして当時のそんな写真を思い出していると、APS-Cはやっぱりボケ量が少ないなぁと感じる。最初にそれを思ったのはCanon EOS30DにEF-S17-55mmF2.8を付けて絞り開放で撮影した時。ファインダーで見ていても「えっ?、この程度のボケですか?」と首を捻った。

ただ、Canon EOSのファインダーはフィルム時代から評価が低く、ただ明るいだけでボケ量を視認する事はまず不可能だったから、きっと撮影した像はもっとボケているのだろう・・・と思ったらそうじゃなかった(笑)。本当にボケない。

「なんじゃこりゃ、135の標準レンズ並のボケしかないじゃないか!?」

それが本日の写真。3年前の、そして大した風景じゃないが、デジタル一眼レフを使って初めてクエスチョンマークが灯った風景だけあって非常に思い出深い。

一般に135とAPS-Cの被写界深度の違いは1段と言われているが、感覚的には1.5段くらい違うような気がしている。つまりだ。今回の写真、17-55mmF2.8レンズの55mmの絞り開放を使っている。55mmは135換算で約85mm。だから85mmのF4くらいの深度に近い描写をする筈だが、実際には85mmをF4.5~F5.6くらい絞ったように感じる。

トップ写真は勿論、Photoshopでレタッチしたもの。135カメラ、85mmレンズを使ってF2~F2.8で撮影したようなボケにしている。

今回もPhotoshopでマスク処理を施した後、背景をボカしている。今回のマスクも手前の柵だけで、クイック選択ツールとCS5で進化した境界線の調整を使えばさほど面倒ではない。5分も掛からなかった。

※境界線の調整を行うと髪の毛1本、猫の髭すらマスク出来るのだが、自転車のスポークとか金網とかはやっぱり難しい

そしてオリジナルは下。


参考


これくらいボケていれば十分でしょうと思われるかもしれないが、被写体との距離はかなり近い。2メートルあるかないか?。それで最望遠の55mm側の絞り開放を使ってこの程度じゃちょっと・・・。

と言うのもこの風景ならオリジナルのボケでもまだ我慢出来る。でも被写体との距離が3メートル、4メートルとなると、確実にボケが足りないと感じる。要はここ。センサーが小指の爪くらいしかないコンデジでも接写すれば背景はボケる。でもちょっと離れた瞬間、いきなりパンフォーカスしちゃう。

手持ちに135カメラがないのであくまでも記憶を頼りに語るが、135の場合、ボケの良い単焦点レンズも豊富にあった事も影響しているだろうか、絞り開放近辺の浅い絞りで撮影すると、ピントが外れる部分は非常になだらかであっても少し離れた途端に一気にボケてくれる、そんな感覚があった。でもAPS-Cの場合、全体になだらかに徐々にボケて行く、そんな風に見える。

APS-Cの55mmとは、135の85mmを使ってより1段絞った像になるのでなく、135で同じ55mmレンズを用い二周りくらい周辺をトリミングした像と同じでしかない。先に感じた「なんじゃこりゃ、135の標準レンズ並のボケしかないじゃないか!?」、これって正にその通りなんだ。

それは85mmと言う中望遠レンズのボケでなく55mmと言う標準レンズのボケでしかない。135の85mmレンズと同じボケを期待するのならAPS-Cでも85mmレンズを使って被写体から遠ざかって構図するしか術はない。

普段多く撮る風景はこのAPS-Cの徐々にボケて行くのが理想。だからこそ今後もAPS-Cを使い続けたいと思うのだが、遠くのボケた背景が景色じゃなく「色の付いた模様」でしかない、そんな絵もたまには撮りたくなるんだなぁ(笑)。

まぁPentaxもいつかは135センサーを持つカメラを発表してくれるだろうから、気長に待つとしよう。それまではクイック選択ツールで楽に処理出来るような風景を選んで、あとは皆さんに黙って、レタッチでボカしまくった写真をお見せしたいと思う(笑)。


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