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APS-Cに未来はあるのか?

2013年06月26日 00:00

禁止なんだよねぇ~

禁止なんだよねぇ~

Pentax 645D, SMC FA645 33-55mmF4.5AL

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前回の記事からの派生ネタ・・・。

APS-Cよりも被写界深度が深い(ボケにくい)のがフォーサーズ、マイクロフォーサーズだ。センサーサイズが17.3x13mmとの事で、これは135センサーの4分の1くらいしかなく、一般に135センサーに対して2絞り、APS-Cに対して1絞り分、被写界深度が深いとされている。

135を使って50mmレンズのF2で撮影した像と、APS-Cの35mmを使ってF1.4で撮影した像、そしてフォーサーズの25mmのF1で撮影した像とがほぼ同じ被写界深度となる(似たようなボケ量)。

なるほど、これで納得。何故Cosinaがマイクロフォーサーズ用のレンズとしてF0.95と言う化物級のレンズを作ったか。25mmF0.95は135の50mmF2にほぼ等しく、恐らくこの手のレンズは絞り開放からある程度しっかりした描写をするだろうから、F0.95~F1.4くらいを上手く使いこなせれば、135を使って浅い深度で写真を撮るのとほぼ同じ感覚で撮影が出来ちゃう。

本ブログでAPS-Cのカメラを今後も使い続けると何度も述べているが、ちょっと不安なのがフォーサーズ、特にマイクロフォーサーズの場合、一般的な一眼レフよりもレンズ設計が容易で、クオリティの高い様々なレンズを作れるらしい。CosinaのF0.95シリーズなんてまさにソレだろう。

だからフォーサーズ参画企業が本腰を入れれば、APS-Cのレンズよりも遥かに優れたレンズを仰山製作出来る。Olympus、Panasonic、Cosina、Sigma、Tamronと今のところ5社が参画しているのかな?。方や我がPentaxは現状では(TamronのOEMはあるが)自社レンズとSigmaレンズしか選択肢がない。

しかも(私個人は)Pentax純正のレンズがさほど優秀とは思えず、結果的にSigmaのレンズに頼るしかない。Cosinaが数年前にPentaxを切り捨て、一時、SigmaもPentaxを見捨てたような時期があった。その時は本気でやばいと思った。

うちのブログを過去からご覧の方は、一昨年、Pentax K-5を買うかNikon D7000を買うかで迷っていたのを覚えていらっしゃるだろう。その理由の1つにレンズの選択肢があったのだ。Nikonなら純正に加え、レンズメーカー各社が製品を揃えており、選り取り見取り。

結果的にK-5にしたのは、K-5を買った1ヶ月くらい前だろうか?、その時に今も愛用しているSigma 17-70mmF2.8-4と巡り会えた事。このレンズは絞り開放から(少なくとも中心部は)単焦点レンズに勝るとも劣らない解像感を示してくれ、もしこのレンズと出会えなければ、今頃はNikonユーザーになっていて、「D7000を売り払ってD7100を買おうかなぁ」、そんなネタを書いていたに違いない。

さて、今回のネタは「ボカしたい」ではなく「ボカしたくない」だ。「135はボカしやすい」とだけ書いちゃうと、「135は被写界深度を深くするのが苦手」と勘違いされちゃいそう。これはあくまでも「APS-C、フォーサーズよりもちょっとだけ苦手」と言うだけ。

フォーサーズでF4の絞りならAPS-CではF5.6、135ではF8、それだけの事で、余程天候が悪かったり、日没時や廃墟の屋内で撮影しようと思わない限り135で十分。そもそもフィルムカメラを弄ってきた人間にとってはF11、F16まで絞るのは当たり前。またISO400ぽっちで夕方の時間、ひたすらブレと戦ってきたのだ(笑)。

だから将来的には、135センサーを持つ一眼レフをメインに、マイクロフォーサーズ機をサブにする、これで前者ではボケを楽しめ、後者では従来通り、被写界深度を深くした写真を撮れちゃう。そう、、、

「APS-C、やばいんじゃないか?、未来はあるのか?」

そう感じざるを得ない。そもそもSonyのセンサーが優秀である限り、APS-Cとフォーサーズとで超高感度域の品質はさほど変わりないと思う。またどうせプリントしたってA3くらいが関の山、多少ノイズが残っていても人間の目には見える筈もない。

まぁNikonがD7100を販売しているし、いずれD300の後継機種だって発表されるだろう。CanonだってそろそろEOS-7Dの後継機種が出てくる筈。でもここでまたSonyが絡んでくる。NikonやPentaxにセンサーを供給しいているのはSony。

そのSonyに「そろそろAPS-Cの新センサーの開発には力を注がないよ~」なんて宣言でもされてしまったら、カメラメーカーが幾らAPS-Cを残したいと思ってもセンサーがないのだからお話にならない。と言う事で10年後、20年後を考えるとAPS-Cは消えると思う。

勿論、今後5年はAPS-Cも頑張ってくれちゃうだろうし、デジタルカメラは2、3年に一度は買い換えるのだから、K-5をあと2年持たせようと思っている。ならば2年後に気にすりゃ良いお話ではあるし、フォーサーズ、マイクロフォーサーズだってSonyがどう進むかによってどうなるか判らない。

話を戻そう。被写界深度を135並みに浅くしたいと思えばフォーサーズもAPS-Cも絞り開放がF1レベルのレンズを装着するしかない。でも上述したようにそれは従来の一眼レフであるAPS-Cとフォーサーズには無理な話で(そんなレンズが存在したら一般人は買えないくらいの価格になるだろう)、マイクロフォーサーズだけが得られる特権だ。

そのマイクロフォーサーズでもCosinaのF0.95シリーズは単焦点しかないし、それもちょっと考えちゃう微妙なお値段だ。だから被写界深度を135と同等にしたい、これはセンサーの小さなカメラでは無理がある。

方や135は先に述べた通り、被写界深度を深くするのが苦手とは言え、フォーサーズからの2段分でしかなく、ブレ補正さえあれば中望遠までは1/30sec、広角ならば1/15secは使えるからISO3200で撮影すれば日没後は無理にせよ、日没前30分くらいならF5.6まで絞っても中望遠レンズくらいまでは手持ちでも写真を撮れる。

しかしここでまた誤解を生んじゃう。日没前30分、これは辺りが開けている平野部で撮影した時。山間部ともなると山に太陽が隠れちゃった瞬間に1/30secが当たり前の世界になるので、冬ともなれば午後3時くらいからブレと戦う事になる。

結果どうなるか?。超高感度域でどれだけクオリティの高い像を出力出来るかだろう。Pentax K-5はお散歩写真や廃墟と言った人工物を撮影するのならISO3200が常用出来るが、自然風景ともなると、より高い品質を求められるだろうから、ISO1600が限界だと思っている。

自然風景となると、周辺部もそこそこ解像して欲しい。となるとF2.8レンズならF5.6まで、F4レンズならF8まで絞りたい。これは被写界深度を深くしたいから絞るのでなく、周辺部の像も良くしたいから絞る。

そして遠景ではピントを奥に合わせれば被写界深度は無視して良く、となるとフォーサーズもAPS-Cも135も同じISO感度、絞り、シャッタースピードで撮影する事になり、(どれもSonyセンサーなら)当然品質に関しては135に軍配が上がる。

結果、全てのシチュエーションで威力を発揮してくれるのはやっぱり135センサーを持つカメラなんだと思う。だからこそユーザー、特に自然風景を撮られる方は135に思いを馳せているのだろう。

本日の写真はPentax 645Dからの1枚。このカメラは135センサーよりも大きく、しかもブレ補正が付いていない。最初に借りた時はそれを知らないでテキト~に撮影していたので、1/60secでお話にならん程のブレブレ。

でも2度目に借りた時は、ブレ補正がない事を理解していたので、1/60secではほぼ問題なかった。流石に1/30secをパソコン等倍で見ると、かな~り怪しい。ブレもそうだし、ピントも甘い。まぁA3プリントならバレやしないが、それ以上大きなプリントでは見せられないなぁ(645Dを使う意味が全くない(笑))。

645Dは特別だろう。135カメラにはブレ補正が付いているのだから、28mmレンズくらいなら1/8secだって状況によっては使える筈で、長焦点距離レンズをプルプル震えながら手持ちで撮影しない限り、あまり神経質にならなくて良いと感じる。

この写真はズームレンズの50mmで撮影している。135換算だと約40mm。だから本当は1/30secでもブレずに写真を撮れる筈だが、まぁ私が下手っぴって事で・・・(笑)。

下は等倍画像を切り出したもの(写真クリックで等倍)。645DはローパスフィルターレスカメラなのでLighgtroomでシャープネスをデフォルトの25から15まで落としてみた(流石に0だと・・・)。絞りは半段しか絞っておらずF5.6。それでもこれくらい解像している。


参考1


参考2



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