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さらにLightroom カメラプロファイルのお話

2013年07月30日 00:00

Artの街

Art - light

Ricoh GX100

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事からの続き・・・。

しつこいようだが、LightroomのカメラプロファイルはCanon、Nikon、Sonyの3つのメーカーしかない。いや、どのメーカーでもRAWを出力出来るほとんどのカメラのプロファイルはAdobe Standardとして存在するが、Pentaxで言うところのカスタムイメージはこの3社以外は作られていない。

だからPentax、Ricoh、Olympus、Panasonicと言ったユーザーはこれだけでマイナーなメーカーを利用していると感じざるを得なかったりして、ちょっぴり癪。RicohのカメラなんてGRD、GRD2、GX100と言った古い機種にはAdobe Standardさえない。

そこでCanon、Nikon、Sonyのカメラプロファイルをそのマイナーメーカーのカメラでも使えるようにしちゃうのがdcptool。

これはNikon、Canon、Sonyユーザーであってもメリットはある。と言うのもNikonを例に取るとLightroomに存在するピクチャーコントロールはそれぞれのカメラ毎に設定されている。だからD800EとD800でも色、コントラスト等が微妙に異なっているみたいなのだ。

だからNikon D7000ユーザーだったが、最近D7100に買い替えた。でもどうもLightroomの初期設定の状態がD7000の方が良かった気がする・・・、そんな方はD7100でD7000のカメラプロファイルを使えたりもする。

だからピクチャーコントロールに該当するカメラプロファイルが存在している、していないに関わらず、片っ端からdcptoolを使って手持ちのカメラでそれらが使えるように改ざんして、自分にマッチするプロファイルを選べちゃう。

当然dcptoolはAdobeのアプリケーションじゃないので、Adobe側がこういう事を想定している筈も無く、サポートセンターに「D7100を使っているけどフリーソフトのdcptoolを使ってD7000のプロファイルを読み込んでも問題は無いのか?」なんて間抜けな問い合わせはしないように(笑)。

このDcpToolの利点はマルチプラットフォームな事。Windows、Mac、Linux、FreeBSD、Solarisに対応している。LightroomはUnix系の商品は存在しないが、メインのOSにUnix系で、現像だけWindowsを利用されているような方はそもそもCUIアプリケーションなので使い慣れたshellから起動出来ちゃうのが良いのだろう(私はcygwinのcshから起動しているし、エディターも使うのだからMule、Emacsから起動するのが楽だろう)。

しかし欠点もある。それはCUI(キャラクタユーザインタフェース)だと言う点。マウスでファイルを選んでOKボタンで決定だ!、そんな甘っちょろい作業は出来ない。エディターで2箇所を書き換える必要があるし、Windowsならコマンドプロンプト(もしくはPowerShell)を起動して、キーボードからパチパチとコマンドやファイル名を打ち込み、デコンパイル、コンパイル作業をしないとならない。

だからCUIベースのshellを使った事がない方はかなり難儀だろう。これを解説している日本語サイトも皆無。試しにさっき「dcptool」で検索したら、日本語で紹介しているのはなんとうちのブログだけ!(笑)。パソコンに詳しくない方ならdcpファイルの在り処すら探せないかもしれない。

まぁこの処方自体、違法ではないが、かなりマニアックなので、万人にはお勧めは出来ず(操作を間違うとオリジナルファイルを壊してしまう可能性がある)、利用するに当たってちょっと敷居が高い方が良いのだろう。

パソコンに詳しくない、でもどうしてもdcptoolを使いたい、そんな方はCUIベースのshellを学ぶよりも、周囲でMS-DOSやUnixに詳しい方を探し、その方にお願いするのが最良だろう。

さて、今日はRicoh GX100とOlympus E-P3のRAWファイルで遊んでみた。上述したようにGX100なんてAdobe Standardすら存在しないのだから、GX100でSony RX1のプロファイルを使う!、なんてお遊びは楽しい。

下はAdobe Standardも見当たらないRicoh GX100の画像をSony RX1のカメラプロファイルを使って現像したもの。一番左はRX100のJPGで以降、RX1のclear、deep、light、standard、vividの像だ。

※下の写真はスタイルシートを使ってタブメニューを作成しており、最新のFirefox、Chromeでは問題なく表示されるが、IEはかなり怪しいので(特にXPやVistaに付属していた古いバージョン)、対応しているブラウザでご覧になって頂きたい




Clearはコントラストが高くなる分、シャドー部が潰れてしまうが、カメラプロファイルはあくまでも初期値だから、ここから色々と追い込んでいけば良い。見る限り、この写真はRX1のLightがマッチしているよう見えるが、皆さん如何なものだろうか?。

Lightroomは己で自由に現像出来るからカメラプロファイルなんて要らないのであるが(デフォルトのAdobe Standardで十分)、DcpToolを使えばこうやって色々と遊べるので、試して損はないと思う。

※但し、本来カメラプロファイルとは色温度を正しくしたり、色収差を良好にする事が最大の仕事であり、他メーカー、多機種のそれを使って、それらが異常になる事もあるだろう。その辺を気をつけて使うべし


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