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今更ながらTamron 18-200mm、ついでに最新18-270mmについても!

2013年08月03日 00:00

川での営み

川での営み

Pentax K-7, Tamron AF18-200mmF3.5-6.3II

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



このレンズ、正しくはTamron 18-200mm F/3.5-6.3 XR DiII LD Aspherical [IF] MACROと不愉快なくらいに長ったらしい名称。モデル名はA14で,世のデジタル一眼レフが600~800万画素くらいだった時代の2005年に発売された。それを今になって語ろうなんてお笑い種ではあるが・・・。

このレンズに関しては事ある毎にけなしまくっていた。特に最初の頃は史上最低レンズと思っているPentaxの初期型DA18-55mmF3.5-5.6ALに次いでの駄目レンズ、そんな表現をしていた。

ところがある時から気が変わったと言うか、どうもカメラ本体が悪さをしていたようで、しっかり見直すと、問題のない写真、解像感が十分だと感じた写真の方が遥かに多いのに気付いた。

但し!、望遠域では無理をしているようで、ある焦点距離から一気に画質が低下する事、そして絞っても四隅周辺の像は乱れたままと言ったこの手の高倍率レンズの2つの欠点への思考は今も変わらない。

だから、望遠域を使わない(個人的には130mmを越えたくらいから不快)、四隅が崩れていてもさほど気にならない街風景、お散歩写真に適したレンズであると認めてあげたい。

残念なのは、本来の用途からすれば望遠域が優れてなくちゃならないし、この手のレンズを使われる方は1本で如何なる風景も切り取りたい、結果的には機材を軽くしたい意図があり、旅行に使われる確率がとても高いレンズで、四隅の描写はどの焦点距離でも悪いから旅先で出会う本格的な自然風景にはあまりマッチしない。

だから18-100mm、そんなレンズだと思う事、そして本格的ネイチャーフォトには使わない(四隅が気にならないのなら使えるだろう)、この2つを守れば、少なくとも1600万画素のK-5から出てくる像に特に不満はない。

そして使えない望遠域も近くの被写体に対しては十分威力を発揮してくれるので、望遠域では簡易マクロレンズ的な使い方をすれば、マクロ表現は像が柔らかくても、むしろ柔らかい方が好まれるので、町を闊歩するお散歩写真に適したレンズと言える。

これの意味するところは同じTamronには18-270mmと言うさらに高倍率のレンズが存在していて、8年前の18-200mmでさえ、及第以上の描写をするのだから、このレンズでも同じような使い方をすれば(最望遠が270mmだから200mmくらいまでは耐えられる像になっていると予測出来る)特に欠点のない像を得られるんだと思う。

そのTamron 18-270mmはPentax用には発売されていないが、OEM生産、PentaxブランドでDA18-270mmF3.5-6.3ED SDMがラインナップにある。外観とAF駆動部分が異なるだけで光学的には全く同じだろう。ちょうど、このレンズのレビュー記事を見つけた。

気になるデジカメ長期リアルタイムレポート PENTAX K-30【第5回】 ~帰って来たウルトラズーム「DA 18-270mm」を試す

おやっ、このレポーター、以前本ブログでレポート中の写真が悪いと勝手に駄目出ししちゃった人だけに大丈夫かいな?。以下、あくまでも個人の経験を元に率直な疑問を文章にしたもので、個人を中傷しようなる意図はないし、この意見が正しいとも限らない事をお断りしておく。

写真を拡大表示させて「嗚呼、やっぱりなぁ~」とため息。これは「高倍率ズームレンズだから大した解像力はないなぁ~」の「やっぱり」でなく、「この人のK-30って何かおかしいぞ!?」の「やっぱり」だ。

焦点距離別に定点撮影している写真がある。全コマ等倍でご覧になって欲しい。そのうち半数以上で明らかにおかしなの像を結んでいる。建物の質感が皆無。完全にピントを外しているのでは?、そんな写真だってある。見ようによっては、この程度なのかな?、と納得してしまいそうだが、これがこのレンズの描写、そしてK-30の実力だとは決して思っちゃならないだろう。

どんなにしょぼいズームレンズでも(望遠側を除き)光学的に問題が無く、確実なピント位置、適切な絞りで撮影していれば、その部分は各収差で解像感がなくてもピントの芯がある筈なのにこの方の写真は芯がはっきりしていないように見える。

ここで話を逸らそう。この18-270mmはSDMと言うPentax独自の超音波モーターでレンズが駆動するようだが、このSDMがちょいと品質に関してブラックな部分がある。

覚えておいでだろうか?、過去の記事を探すのが面倒なので詳細は語れないが、3年くらい前だったと思う。知り合いのカメラマンから買ったばかりと言うDA17-70mmF4ALを借りて、その際に、これはレンズの駆動がおかしいと、所有者本人の承諾を得て、そのままPentaxに持ち込んだ。案の定、SDMの初期不良だった。

そして最近うちでもDA17-70mmF4ALを投入。勿論新品だ。ところがこのレンズも何か違和感があり、7月初旬に点検に出したところ、同じくSDMの不良で部品交換、組み直しされて戻ってきた。これはSMDに欠陥があると言うよりも出荷時の品質管理の問題だと思う。

ではこの長期リアルタイムレポートでの18-270mmもそうなのか?。いや、それは違うだろう。メーカーからの借り物にそんなレンズはないし、経験したSDMの不良はこのような連続したピンボケのような像にはならない。10枚写して1、2枚、今回、DA17-70mmF4ALでは厳密に調査し、AF駆動の問題でおかしいと感じた写真は14%で、それも遠景ではこういう切れのない写真はほとんどない。

またPetnaxカメラの場合、ブレ補正機構のちょっとした誤動作で、何故か1/125sec近辺で写真がブレてしまう時がある。これがブレなのかピンボケなのか判断が付かない時があるんだ。でもこれも常にそうなるのでなく、誤動作の確率は高く見積もっても1パーセント、だからこのように作例の多くで像が甘くなりはしない。

となると(大気の影響もあろうが)冒頭に書いたようにこの方のK-30のピント精度に問題があるのではなかろうか?。レポーターのK-30はピント調節を依頼した方が良いと感じちゃう。他の回のレンズ達の写真をご覧になれば尚更で、何も18-270mmに限った話じゃない。でもどうしてご本人は「ピントが甘いな」と感じないのかが不思議。

EXIFデータを見るとノーマルシャープネスの0設定で撮影されているようで、望遠側はまぁこれくらいかなと感じるが、広角~中望遠域までは誰が見ても明らかにおかしいと感じる筈。これくらいボケボケの像だとエクストシャープネスの最大+4にしてもシャープネスは高くならない。

増してやK-30はK-5よりもローパスフィルターが薄いのだから、2世代前のK20Dに8年前のレンズである18-200mmよりも遥かに良い像を結ぶのに・・・。もしかしたらこの人、シャッターを切る毎にピントを合わせず、最初だけピントを合わせ、そのまま焦点距離だけを変えてパチパチしたのでは?、と疑ってしまう程だ。

※最近のズームレンズと言われる大半は焦点距離を変更するとピント位置が変化してしまうので、ズームリングを操作したら再度ピント合わせをせねばならない

あの定点写真は画角を見せる為の撮影、その下の4枚の写真はディストーションテストのコマ。だから解像感を調査したものではない、そんな言い訳でもされるのだろうか?。もしそうならお粗末以外のなにものでもないし、そもそもこれ程甘い像になっているのに何も言及しないのだからもはや・・・。

レポートの最後には円形絞りを採用しているから画質が向上しているなる文章も見つける事が出来るが、その他の作例も含めて、どうしてもそんな風には思えない。もしかしてPentaxファンを装ってのネガキャンですか?、と疑いたくもなる。

新製品レビューであれば、機材をレンタルする期間は極短いようだから細部はプロカメラマン、レポーターであっても見過ごす可能性が高い。でも長期レビューにて、何の疑問も感じずにこの手のボケボケ写真を発表し続ける、これが理解不能。レポーター氏には申し訳ないが、今後、この方のレポートがあっても素直に信用出来ない。

但し、これをお読みになって、8年前の18-200mmもOEMのPentaxの18-270mmも良いレンズなんだと思っちゃいけない。パソコン等倍で見るとDA17-70mmF4AL、Sigma 17-70mmF2.8-4に劣り、望遠域では同じTamronの70-300mmの方が良い描写をしてくれるように思える。

所詮は高倍率ズーム、あくまでも及第点であり、A3ノビプリントなら四隅の流れ以外は全く問題はないけど(ちなみに18-200mmはTamron側では四つ切プリントを想定していると言っていた)、それ以上のプリントを将来目指すのだったら、もうちょっと良いレンズを買った方が良いのかもしれない。

そう言えば先日、Pentax K-5IIsにDA18-135mmで撮影されたアメリカの山岳風景を撮影されたプロカメラマン(申し訳ない、お名前を失念)の写真展を覗いてきた。プリントサイズは全倍以上だったと思う。でも解像感はキレキレ!。

18-135mmは高倍率ズームであり、巷での評判は悪いが、これももしかすると「巷の人達」の機材には何らかの問題があるのかもしれない(但し、何度か使用した限り、100mm以上の焦点距離には不満)。しっかりと整備された本体、レンズで、適切な焦点距離を使って、しっかりと現像処理を施せば全倍プリントにも耐えられるのが18-135mm。でも上のレポーター氏の写真はどうだろうか?。元の像がボケボケなので現像し直しても解像感はさほど上がらないように感じる。

時に・・・、その写真展にて、このプロカメラマン氏にとっても失礼な発言をしてしまった私。山岳写真にはさほど興味のなくとも、おおぅ!、こりゃ広大なスケールだ、機材も高画素なんて意味がない、1600万画素のK-5IIsで十分じゃないか!、そう感動した素晴らしい風景写真だった。でも・・・。

ご本人がいらっしゃるとは知らずに、ついつい独り言で「げっ、1枚8万8千円かよ、高けぇ!」と叫んでしまったのだった。嗚呼、本当に申し訳ないと思っている。

さて下の写真、非常に判りやすいと思う。カメラはK-7でファインシャープネス2を+1設定で撮影している。上から全体像、中心部切り出し(画像クリックで等倍)、最下部切り出し(画像クリックで等倍)となっている。

中心部を見ると一見ピントが来ているように見えるし、「所詮高倍率ズームはこの程度」と思いがちだが、実際にはずっと手前の路面にピントの芯がある。つまり完全な前ピンで、中央部分は被写界深度内に入っているだけだからなんとなく解像しているように見えているだけ。

この写真は運良く手前の路面を構図していたから前ピンだと理解出来るが、カメラを少し上に振っていたら路面は捉えておらず、「ブレ?、ピンボケ?、それともレンズの性能?」とクエスチョンマークだらけの写真になってしまう。


参考1


参考2


参考3


このK-7と18-200mmでは常に前ピンになるんじゃない。となると本体のAFの不具合かレンズが駄目って事になるが、他のレンズでも時折ピントが悪かったので100%本体が悪いと察し、本体を調整に出したところ、案の定、11点ある中の幾つかの測距点でピント精度が悪く、調整されて戻ってきた。

その後のK-7のピント精度には特に不満はなかったりする(相変わらず1/125sec前後で時折、変な像を結んでしまう事があるが、これはK-5でも同じ)。


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