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そうだ、Tamron、Sigma望遠ズームを比較しよう!

2013年08月21日 00:00

C11244

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Petnax K-7, Tamron AF70-300mmF4-5.6Di

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2013年夏季休暇、そうだhogehogeシリーズ、第8弾はレンズネタとしたい。

うちには同じスペックの望遠ズームが2本ある。Tamron 70-300mmF4-5.6LD Macro(A17)とSigma APO70-300mmF4-5.6DG Macroだ。主に私がTamronを、連れがSigmaを使っている。普段、街のお散歩写真では望遠ズームはほとんど使わず、もっぱら旅行専用レンズ、今回の旅行でも活躍したので、せっかくなので比較したい。

※重要!、11月17日の記事にて追記があります。この記事を読まれたらそちらもご覧ください

市場価格、店頭においてはTamronの方が5千円くらい、中古だとおおよそ2千円程Tamronの方が安い。全く同じスペックでこの値段の差は果たして・・・。

この手のレンズを買おうとされている方、かなり期待感がある記事だと感じられるかもしれない。しかし、残念ながらテスト撮影をした訳でなく、全く同じシチュエーションで両者を撮り比べておらず、比較写真すら掲載出来ない。主観で述べるだけなので、言葉、文章を信用して貰うしかない。

※そもそもTamronはK-7、SigmaはK-5に付けていたので、画素数、センサーが異なり、記事中で等倍比較しても意味がない

注意しなくちゃならないのは最新のTamronの70-300mm(A005)、これは残念ながらPentaxマウントは発売されていないが、他マウントの各種レビュー記事を読む限り、所持しているA17よりも良い描写(解像感)をするらしく、それと比較すればまた違った結果になるのかもしれない。

Canon、Nikon、SonyユーザーはA17は無視し、A005とSigmaのAPO70-300mmを比較、各種レビューをご覧になる事をお勧めする。だから以下はA005の選択肢がないPentaxユーザーの為のネタとなる。

最初に事実を述べると、Tmaronは色収差補正のレンズが1枚使われているのに対して、SigmaのAPOレンズは複数枚使われている。値段の差はどうやらここにあるようで、色収差を補正すれば当然輪郭部分のコントラストが上がり、見た目の解像感、シャープさが強くなる。

この辺が難しいところ。レンズ設計において色収差補正レンズを1枚で十分と判断したTamronとそれを複数枚用意せねばならないと考えたSigma。ここだけを見るとTamronのレンズ設計が優れているように見えるが、レンズは設計力なんて関係ない。実際にどう写るかである。

結論から申し上げると、高いレンズが優れている、この方式に当てはまっており、Sigmaの方が大方良好の絵が得られると感じた。但し、ボケの形状には全く興味がないので、「Sigmaの方が解像感が優れている」、これしか申し上げられない。

※Sigmaには色収差レンズを使っていない70-300mmもあるので注意が必要、うちにあるのは色収差レンズのあるAPOタイプだ

またどうもTamronのレンズとうちのPentaxカメラの相性が悪いのか、ジャスピン率がSigmaの方が高い。現在、K-5、K-7の両方のAF微調節で+2に設定しているTamron、これでおおよそ合焦してくれるのだが、遠方になるに従い、微妙~な解像感(これが色収差によるものかは判断出来ない)。一方、Sigmaは近景から遠景までAF微調節なしで思った位置にピントが来てくれちゃう。

レンズには個体差、カメラとの相性がある。私はどうもTamronとは相性が悪い。17-50mmF2.8(A16)では全てのコマで強烈な前ピンを経験し、購入した翌日に返品した経験がある。反対にSigmaレンズは3本所持しているが、購入したそのままの状態で全てジャスピン。

撮影した写真を見る限り、Tamronは近景に強く、Sigmaは遠景に強い、そんなイメージ。だから全体的にはSigmaがカリッとしているが、写真の中には次に書くように本来、260mmくらいで絞り開放なんて使っちゃならないのに近景ではTamronの方がカリッとしているのもあったりする。

とは言え、私は本日トップ写真のような近景を望遠ズームでガツン!と撮るなんて事はほとんどせず、遠景を引き寄せてそれがカリッとしていないと不快なタイプなので、個人的にはSigmaを推したい。上述の通り、「ピントの問題かもしれないが」、Sigmaと比較するとTamronの遠景はホント、ガッカリした。今回の出来を見て、金輪際、Tamronのレンズを買わないと心に誓ったくらい。A005のKマウントが発売されても買わない。

※反対の見方をすれば解像感が薄いTamronの方がボケは綺麗な筈

さて、ズームレンズは望遠域の描写が弱い、これは超高級レンズを除き、どのメーカーのどんなレンズにも言えると思う。

これは面白い結果が出た。どちらのレンズも240mmを越えた途端に像が甘くなる。近景をドアップで撮る分には問題はないが、無限遠に近い遠景を引き寄せる為に240mm以上の焦点距離を使おうと思うと、最低でも絞り開放から2段、F11まで絞らないと眠い写真になってしまう。

本体がAPS-CセンサーのカメラなのでF16まで絞ると回折現象、そしてシャッタースピードの低下でブレが発生する時もあり、ISO感度を上げれば解像感は悪くなるのだから、結局、ピントは甘いものになっていくので、手持ち撮影で240mm以上で撮影するのなら、F11、F13の2つの絞りしか使えないと言っても良いかもしれない。

この240mm以上の描写は両者とも区別が付かない。絞り開放で撮影するとピントの芯はあるけど、昔のレンズの絞り開放のように光が滲んだようになる。当然遠景には不向きだ。

だから両者とも70-240mm、135換算で約107-367mmレンズだと思うべきだろうし、解像感だけを述べれば200mm(135換算306mm)までと考えていた方が良い。但し、Sigmaの方が色収差補正用のレンズがある為か、輪郭のボヤ感が少ない写真が多かった。

そして近くの被写体をドアップでマクロ的に狙う場合のみに240mmより望遠にセットするのが理想だろう。但し、そうなるとブレにはかなり注意しないとならず、天気が悪い場合は、ISO感度を上げたり、三脚を使うなど工夫が必要だろう。

※近くの風景をドアップで撮る場合、被写体そのものが大きくなるのでISO感度を大きく上げてもさほど画質の低下は感じない(画質が低下しないのでなく、画質の低下を感じない)

そしてこの手の望遠ズームは遠景を引き寄せる為だけでなく、背景をボカしたい時にも使うが、そんな時は自分がどの大きさでプリントをするか、それを考えないとならない。A4サイズなら300mmの絞り開放F5.6で使えるレベル(ピントの芯が判る)、でもA3ノビよりも大きなプリントを考えていると300mmの絞り開放は多分使わない方が良い。これは両者共に言える。

ピントはパソコンの等倍でチェックするべきだし、色収差は2倍まで拡大しないと修正は難しい。でもプリントを考えた場合、A3ノビならプリントサイズにしっかりと合わせるか、それが面倒なら1/2倍表示、A4プリントなら1/3倍表示をしてピントの芯があるのか、そしてボケ具合をチェックされるのが良いだろう。

あとは現像処理でピントの合っている部分だけにシャープネスを加えてやる。Pentaxの場合、添付される現像ソフトがしょ~もないので、部分的にシャープネスを変化させる場合は、LightroomやPhotoshop(Elementsでも良い)が必要となる。

Lightroomなら画像が荒れるシャープでなく、明瞭度(ローカルなコントラスト)をガツンと上げる手法もあり、むしろピントに芯があるのならシャープネスはほどほどに、あとは明瞭度調節で十分。最近のPentaxカメラならファインシャープネスの+2かエクストラシャープネスの0でJPGを作り、その写真にLightroomでピントの合っている部分だけ明瞭度を上げてやる。

※ファインシャープネス+2、もしくはエクストラシャープネスの0でピントの芯がはっきりしてない写真はピンボケかブレ、もしくはレンズの性能が追いついていない、大気の影響などの失敗写真でしかなく、大きなプリントを目指す場合、如何にレタッチしても救えない

いずれによせ、今、解像感だけを見るならばSigmaのレンズに勝てるレンズを作れるメーカーなんてないと思う。手持ちのAPO70-300mmはかなり前に発売されたレンズだが、Tamronの同時期の70-300mmよりも1枚上手だし、少なくとも昨年からの新製品ならSigmaのレンズは最強なんじゃないかと思っている。

だからカメラ本体、Pentaxを使っているけど、将来、他のメーカーに移行する可能性はある、でもSigmaレンズが今のようなクオリティで価格も抑えてくれているのなら今後はSigmaレンズしか買わない、そう断言したって良いくらい。

下は似たような構図でTamronでは焦点距離148mm、絞りF5.6半、ISO100、Sigmaは焦点距離190mm、絞りF8、ISO280で撮影していて、両方ともひまわりにピントを合わせている。シャープネスはTamronがファインシャープネス2の+2、Sigmaはエクストラシャープネスの0設定だ。またK-7ではカスタムイメージをリバーサルフィルム、K-5では鮮やかで撮影している。

※部分切り出しの画像はクリックで等倍となる



Tamron 70-300mm全景

Tmaon70-300mm全景


Sigma 70-300mm全景

Sigma70-300mm全景


Tamron 70-300mm 部分切り出し

Tamron70-300mm切り出し


Sigma 70-300mm 部分切り出し

Sigma70-300mm切り出し


K-7で撮影されたTamronの方がコントラストの強いカスタムイメージで撮影しているので、一見しっかりとしたピントに見えてしまうが、どっこい、実際にはSigmaがジャスピンで解像感も遥かに高い。

Tmaronでのシャッタースピードが1/125sec、Sigmaは1/250sec、ブレ補正はオンにしているので焦点距離を考えると両者ともブレるような状況ではない。でもTamronはピンボケなのかブレなのか微妙なところ。

これ1枚だけならブレだろうと片付けてしまう。しかし遠景を撮るとこんな写真が多く撮れちゃう。流石にその全てがブレている事はなかろう。しかも今回はTamronレンズはK-5より画素数の少ないK-7で撮影しているから、K-5よりもブレは目立たない筈。

そうやって推測すると、やはり解像感、ピントの正確さにおいてはSigmaの方が確実に解像感が高いと言わざるを得ない。

最後に、これもあくまでも参考意見として読んで頂きたい。

以前、フィルム時代のTamronのOEMレンズであるFA28-200mmを主にPentax K10DとK20Dで利用していた。このレンズの解像感が悪かったので、Pentaxに調整をお願いしたところクモリが発生しているとの事だった。そして「このレンズの欠点はクモリが出る事」と言われた。

そしてK-5を購入する際、もうこんなレンズ要らないだろうと中古店で売却した。その際、クモリレンズである事を告げると店員さんも同じく「このレンズはクモリがないブツの方が少ない」と述べていた。かなり古いレンズだから仕方がないのかもしれないが・・・。

そういう記憶は強く残るもの。Tamron=レンズの材質、造りが悪い、そんな図式が私の中で成立している。懐中電灯でレンズを照らして覗く限り、うちのTamron 70-300mmにクモリがあるとは思えないが、素人が気が付かないクモリなのかもしれない。事実、28-200mmのクモリには全く気付かなかったのだから・・・。


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