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Olympus E-P3レビューその21 今日は良い部分だけを述べよう

2013年09月18日 00:00

廃 or not・・・

廃 or not・・・

Olympus E-P3, 14-42mmF3.5-5.6II R

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポッ プアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今日のネタは前回の記事に掲載する予定だったが、バッテリーの貧弱さにあまりにも怒り心頭、そのせいでバッテリー話だけで長文になってしまい、今日に持ち越し・・・。

7月に知人からOlympus EP-3を譲り受け、8月末までの2ヶ月の間に旅行での活躍も含め、もう8日間もお散歩写真に同行している。それで感じた良い面を書いてみよう。とは言え、新しい発見はなく、以前のレビューで書いた事をおさらいでしかないので悪しからず・・・。

1、14-42mmは非常に優秀

とにかくびっくりしたのが14-42mmF3.5-5.6II R、このなんて事ない、単なる抱き合わせのズームレンズ、無駄に画素数を増やさずの1200万画素、そして薄めのローパスフィルター、そんなE-P3の仕様も関係しているのだろう。出来が良く、使う度に感動しちゃう。

広角側は絞り開放のF3.5でも中央部だけじゃなくその周辺まで解像しているから暗い場所でのISO感度を上げずに絞り開放で撮影出来るのが素晴らしいではないか!。

※四隅は流石に絞りが浅いと像は崩れてしまうが、四隅まではっきり解像するズームレンズは数少ないし、それにまだ出会えていないカメラマンも多いだろう

しかしどうやら焦点距離が大きくなればなる程、このレンズの性能は落ちるようで、20~25mm、135換算での標準域も、最望遠の42mmでは個人的には絞り開放は近い被写体のみ、遠景では使いたくはない。それでも1段絞ると締まりのある像になってくれるので、望遠側はF8、他はF5.6、辺りが暗くなったら広角だけを使い絞り開放~F4、それだけ守っていればE-P3とのセットで画質でイラッとする事は決してない。

2、17mmF2.8も十分の性能

17mmF2.8の評判は宜しくないようだ。でもズームレンズばかりを使っているからか?、1200万画素のE-P3と組み合わせている限り、十分の解像力を持っていると思う。

このレンズの解像力がないとか描写が気に食わないと言われる方々は一体どれくらい馬鹿でかいプリントをするのか、何を持って描写力と言うのか、是非とも伺いたいところ。

確かに四隅を見ると単焦点レンズならもっとなぁと思う時もあるが、それでも像面湾曲としてはそこそこ抑えられていて、A3プリント程度なら気にならないレベルだろう。

14-42mm同様に絞り開放からカリッと解像しているし、それはF8まで続いてくれる。それ以上絞ると?。いやぁ、びっくり。今確認したら私は絞ってもF5.6、連れがやっとこさF8を使っているくらいで、2人合わせてもF8よりも絞ったコマが皆無!。フォーサーズで単焦点レンズだからさほど絞るレンズではない、そう結論付けちゃおう!。

14-42mmもそうだが、Olympusの場合、レンズの歪曲はほどほどに修正されたものが出てくるから、デジタル一眼レフで味わうような樽型や糸巻き型と言った歪曲にあまり気にしなくて良い。Lightroomでの作業が1つ減るのだ。

そもそもパンケーキの17mmレンズは厳密な建築写真やネイチャーフォトは想定していないだろう。距離は10メートル以内、最も多い被写体までの距離は2~3メートル、中心部(ピントの合っている部分とでも言えば良いか)がカリッとしていればそれで十分、そんな用途なら全く問題のないレンズだ。

何処のサイトだったか、色収差が目立つなんて書かれていたが、使った限りではそんな事は無い。例えばパープルフリンジは絞り開放で輝度差のある風景で良く出る現象だが(逆光時に多い)、それはこのレンズだけではない。それだけで17mmF2.8が悪いとは言い切れない。

またこれらの収差はレンズだけでなく、センサーそのものに色の出し方によってどうしても解消出来ないのもあるらしい。ローパスフィルターレスカメラの偽色やモアレもそれに該当するようだ。そうなるとこれはレンズのせいじゃない。

ところでTamronの先代の70-300mmF4-5.6(A17)は望遠側で結構な色収差が出て、そのせいで像がボヤけて見える事がある。でも等倍で見るからそうなのであって、A3プリントで瞬時に「おっ、この写真、色収差で輪郭がボケているよねぇ!」なんて言える人、そうはいないと思う。

また30年以上も前に造られたPentax SMC P24mmF2.8、これも色収差は半端じゃない。等倍で見るとあ~ら凄い!、キラキラワールド。でもプリントすりゃ判らんレベル。勿論、拘る人は拘るだろう。でも世の中、拘らない人の方が遥かに多いだろう。

3、1230万画素が丁度良い

高画素反対論者ではないが、フォーサーズやマイクロフォーサーズの場合、E-P3の発売された時期を考えると、1600万画素でなく、1200万画素に据え置いたのは正解だったと思う。もし無理にPanasonicが1600万画素のセンサーをその時に開発していたらきっと妙な事になっていたと思う。

画素数が増えると、解像度は上がるが、レンズを通した解像力(見た目の解像感)がなくなる時がある。糞レンズと言い続けているPentax DA18-55mmF3.5-5.6AL(初期型)なんてまさにそんなレンズ。1000万画素のPentax K10Dで気にならなかったのが、1400万画素のK20Dで利用してすぐに糞のレッテルを貼った。

良くE-P3はローパスフィルターが薄いから解像感が良好だと言われる。私もそう思っている。でもそれよりも1200万画素だから(見た目の)解像感が高い、そう考えるべきかもしれない。言い換えれば1200万画素もあれば、A3プリントなんて屁だって事。

4、AFがわりと正確

うちのPentax K-5は買ったその日から文句を言い続け、何度も調整や修理をさせ、購入して1年経った頃からようやくピントを外す率が激減した。今は何故かSgima 17-70mmF2.8-4との相性がバッチリで、暗所や苦手な被写体を除けば、ジャスピンだったりする。

余談だが、8月中、うちのK-5(1号機)はメンテナンスで工場入りしており、その間、Pentaxから代替のK-5を借りていた。それとDA17-70mmF4ALが旅行中にぶっ壊れて調査、そして新品交換となる間、これまた代替の17-70mmを借りていた。

この代替セットが望遠側で後ピンになるんだなぁ。常に後ピンになる訳でもないようだったのと、借り物だから文句は言わないが、滅多に拝めない廃な風景で望遠でピント1点!、そんな風景で10センチ以上も後ピンだったのを見ちゃうとガッカリ。

自身の測距ミスも考えられるが、被写界深度を浅くする風景ではカメラを信用していない私は何度もAFをやり直し、複数のコマを撮るように心掛けている。その全てが後ピンだったのと、EIXFデータを見ると53mmよりも広い焦点距離だとさほどピントは外さず、それよりも狭くなるとほとんどが後ピン。人為的ミスよりも機材が原因と考えざるを得ない。

ただ、これはPentaxだけがって事じゃない。一眼レフのAF機構そのものにある種の欠点があり、どんなメーカーのカメラでも100%のAFは存在しない。

ところがミラーレスのE-P3は一眼レフとAF方式が異なるので、一眼レフよりも100%に近い合焦率を出してくれちゃうから安心してシャッターを切れるし、保険で何コマも同じ写真を撮る頻度は一眼レフよりも少ない。

そもそもAPS-Cよりも被写界深度が1段深いので14mm~30mmくらいまではF5.6まで絞っておけば多少ピントを外してもA3プリントなら被写界深度内に十分に収まってくれる。流石に望遠ズームの42mm側ともなると慎重になるが、上述の通り、42mm側の絞り開放は描写が弱いのでF8まで絞る事になり、結果、深度も深くなり、これもA3プリントで何とかなっちゃうレベル。

※ターゲットが小さかったり、その前方や後方に大きな物体があると、E-P3のAFでも外す率が非常に高い

5、ISO1600までは全く問題が無い

これも何度も述べている。A3プリントまでなら、余程に精細さを必要としたり、女性のポートレートと言った美を追求するジャンルでない限り、十分に常用出来ると思っている。少なくとも私のようなお散歩写真なら全く問題は無い。

E-P3のISO AUTOは早めに感度を上げてしまう仕様で、例えば20mmくらいの焦点距離でISO1600まで跳ね上がり、その時のシャッタースピードが1/60secだったりする。ブレ補正をオンにしていれば1/30secのISO800でも良い筈。

だからE-P3を借りていた頃は勝手に感度が上がってしまうのが不快で、いちいちISO感度を確認していたが、ISO1600が使えると判り、今ではISO1600に上がっても気にしなくなり、ISO感度を確認しながらの撮影はしていない(勿論、綺麗な風景を狙う時に限っては手振れギリギリまで感度を下げる)。

流石にISO3200ともなると「うーん・・・」と首を捻ってしまうが、Lightroomで再現像したA4プリントなら何とか大概の風景でも行けちゃうんじゃなかろうか?。

6、街撮りには便利であろう

この手のカメラが何故欲しかったか?。それは一眼レフは人込みの中では目立ち過ぎる。幾ら国民全員がカメラマン、そんな今の時代でも、また幾ら一眼レフの中でも小さな部類に入るK-5であっても、真っ黒い物体を構えた途端に往来の人は警戒する。

フィルム時代はCanon EOS-1NRSにEF70-200mmF4ALISなんかをぶら下げて銀座の街を闊歩し、面白い風景を見つける度にバシバシとシュートしていた時期があったが、今じゃそんな小っ恥ずかしい事出来る筈もない。こういうのは若いから出来るんだ。オッサンはコソコソと撮るのが望ましい。

一眼レフをお洒落だとは全く思っていない。だからミラーレスでも一眼レフスタイルのOlympus OM-D E-M5にはさほど興味を持たない。

もしもシリーズ。もしFujifilmやSonyが5年前に今のようなXシリーズ、Nexシリーズを発表していたら・・・、EpsonのR-D1シリーズが年を追う毎に進化してくれ、ボッタクリ値段を改めていれば・・・、きっとPentaxのデジタル一眼レフを使う事は無かったろう。

一眼レフの形状が嫌いな訳じゃない。街中では目立ち過ぎるから嫌なんだ。E-P3のデザインが優れているとは思わないし、VF-2を装着した際の不恰好さは否めない。それでも街中をスナップする際には一眼レフよりも上手く往来に溶け込めると思う。

そして繁華街でのスナップはサッと構えてサッと撮り、何事も無かったように歩き去る、これが理想であり、4の項目がこれを大きく手助けしてくれるだろう。

欲を言えば、街中だけを考えるのなら、さらにセンサーサイズが小さなOlympus XZ-2辺りが最高のスナップカメラ(人物を撮るのではない、人物が写っている風景を撮る)になってくれるだろうが、E-P3のレンズ交換出来るメリット、今後はそれを確かめたい。




本日の写真のラブホテル、廃なのかそうでないのか良く判らなかった。何せこのすぐ右手には大きな病院の駐車場、そして撮影している場所はコンビエンスストアの駐車場。つまり病院とコンビニと山に囲まれちゃっている。

若干の廃れ感や手前においてある建材を見ると廃墟っぽいのだが、監視カメラが作動しているし、左手にはホテルへの入り口、門があり、そこには植木鉢があり、花が咲いていた。

植木鉢に花だったら誰かが世話をしていると思われるだろうが、どっこい、植木鉢に見事は花が咲いている廃墟も沢山ある。先日もとある街道を走っていたら、廃なドライブインを発見。家路を急いでいたので撮影はしなかったが、植木鉢には綺麗な花が咲いていた。

うーん、この手のは夜にならんと判らんなぁ。とにかく地方ってびっくりする場所にラブホテルが建っているから・・・。

と、上の段までは一昨日に書いた。そして今さっき思った。そうだ、インターネットがあるんだから、調べりゃいい!。

結果、廃じゃなかった。今もビンビンに営業中のラブホだった・・・。


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コメント

  1. SORA(仮) | URL | 4ARdecsc

    MZD 14-42mmF3.5-5.6IIRはほぼ同じ印象を持っています。
    開放の広角側では四隅が若干崩れるし、望遠側ではややフレアっぽい感じになるんですね。
    でも1段絞ると問題なく使える画質になるところが凄いんですね・・
    f8で撮った画像を見ると、これが実質タダのオマケレンズの描写なのかと思えてきます。

    ただ従来フォーサーズのZD 14-42mmF3.5-5.6はもっと上を行ってるんですよね・・
    f8まで絞っちゃうとどっちも大差ないですが、開放の広角側でも四隅の崩れがないのは驚異的です。
    これも無理に小型化せず、真面目に光学性能を追求した結果だと思います。
    そのせいでセンサーが小さい割にレンズがでかいと揶揄され、フォーサーズ失敗の原因にもなったわけですが・・

    マイクロフォーサーズは小型化と引き替えに、どこか光学性能を妥協して画像処理で誤魔化しているところが気に入らない。
    小型フォーマットの利点を最大限に追求したフォーサーズの思想に惚れて支持してきたわけですが、勝手に切り捨てたオリンパスに怒り心頭しています。

  2. BigDaddy | URL | -

    > SORA(仮) さん

    ちょうど昨日だか一昨日だか、あくまでも偶然、他の方がこの14-42mmをどう評価しているのか検索をしていたら、SORA(仮)さんが書かれた14-42mmのレビューに飛びました(笑)。SORA(仮) さんもこのレンズに高評価だったので安心して記事を掲載出来ました。

    なるほどフォーサーズの14-42mmはそれほど優れているのですか。確かに仰る通り、フォーサーズはセンサーが小さいのにレンズが馬鹿でかい、APS-Cと変わらないのがネックでしたよねぇ。本来はレンズ描写が写真を決める訳ですが、どうしてもセンサーサイズの方に拘っちゃいますよねぇ(笑)。

    また、これは今後ネタにするつもりですが、フォーサーズ、マイクロフォーサーズの大きな欠点ってSigma、Tamron、Tokina、この三社がAPS-CのSigma 17-70mmF2.8-4やTamronのA16のような安価で優れていてかつ比較的小型の大口径ズームレンズを作っていない点にあると思っています。Tamronは参画すらしていないようで・・・。

    Fujifilmの18-55mmF2.8-4、これよりも一回り小さい同スペック14-40mm程度のレンズが安価で出てくれれば、センサーの性能が標準的になったマイクロフォーサーズも、より一層売れると思うのですがねぇ。そうでないと、ミラーレスはFujifilmの一人勝ちな気がしてなりません。

    マイクロフォーサーズって設計がレフレックスカメラよりも自由だと言いつつも、安価で大口径レンズを作るにはそれなりの質量になってしまうようで・・・。

    あとこれはPentaxカメラを使ってから感じた事ですが、APS-Cにせよ、フォーサーズ、マイクロフォーサーズにせよ、135よりもセンサーサイズが小さい分、望遠に有利ですよね。となると本来、ファインダーを眺めながらも像が止まって見えるレンズ内手振れ補正機構にするべきだったところ、PentaxもOlympusのボディ内補正にしちゃった。これも1つの欠点の気がしてなりません。だからこそマイクロフォーサーズシステムはPanasonicの方が良いのかもしれないと思い始めているんです。

    E-P3ネタはまだまだ続きますので、今後もご覧になってください。ちなみに今、E-P3一式はOlympusに入院中です。詳細は退院してからの話になり、これに関しては10月以降のネタになるでしょう。

  3. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    かなりおとぎの国っぽいラブホですね。
    郊外を走っていると よく山中で見かけますが、入る方への配慮でしょうか。
    しかし しかし、そちらのは病院とコンビニの間とか。
    近所の知り合いに見られて すぐにバレてしまいますよね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    むしろ山中よりも、郊外、地方のラブホって時折、田んぼの真ん中にポツンと建っていたりするのを良く見掛けます。周辺の人には当たり前の風景なのでしょうが、突然、この手のおとぎの国とかお城みたいな建物があってびっくりします。

    病院とコンビニに挟まれているので、廃だと思ったんです。確か、学校や病院の周辺ってラブホは法律で駄目だった筈で、廃だったら判るなぁと。ところが廃じゃないので、病院やコンビニが建つ以前から営業していたか、シティホテルとして届出をだしているか、どっちかなのでしょうね。

    多分、こういうところに住んでいる人達って、地元のラブホでなく、1つ2つ先の町のラブホに行くんじゃないでしょうかね(笑)。車での移動でしょうから、30分のムフフなドライブの後で・・・(笑)。

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