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もしマイクロフォーサーズに移行したら・・・

2013年10月30日 00:00

ここまで放置されている廃屋は珍しい

ここまで放置されている廃屋は珍しい

Olympus E-P3, 14-42mmF3.5-5.6II R

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



困った事に、危うく没になり掛けてた一昨日の超長文記事には続きがあったりする。だからこそ絶対に没にしたくなかった。と言う事で続きを・・・。

何故こんな事にあ~でもないこ~でもないと悩んでいるか(妄想しているか)?。それは撮影対象に廃墟があるから。

普通のカメラマンは廃墟、廃屋には興味ないだろうし、珍しいからとカメラを構えるにせよそれは外観。侵入して、真っ暗な中、カメラを構えようとは考えないだろう。ISO12800とかISO25600なんてテスト撮影でさえした事が無い、そんな人の方が圧倒的多数を占めているに違いない。

フィルム時代、ISO3200の超高感度フィルムはあったけど、流石に常用は出来ず、良く使っていたのはISO1600のカラーネガとモノクロフィルム。しかも手振れ補正なんて一部のメーカーの一部のズームレンズにしか無かった機能だから、屋根が吹っ飛んでいて明かりが差し込んでいるような物件しか撮る事が出来なかった。

それがデジタルになって状況が一変した。あの高感度駄目駄目カメラのPentax K-7でさえISO2200まではなんとか使え、手振れ補正も当たり前にあるのだから、暗い屋内でも広角~標準域までならなんとかブレずに写真を撮れる(A4プリントならISO3200も使える)。

しかもそれがK-5になった瞬間、ISO6400まで行けちゃうし、写真合成レタッチ、コンポジットで1~3段のノイズ軽減を望めるから、ISO12800が常用感度になり、場合によっては「男は黙ってISO25600!」。そりゃぁウハウハ。廃墟を見つけたらとりあえず入り口を探す、そんな写真生活を送っちゃう。

でも本当は超高感度を使わなくても真っ暗な廃墟内を撮れる。三脚を使えばいいだけ。ところがフィルム時代から三脚が大嫌いだったから、一応、70-200mmF2.8や300mmF4クラスに耐えられる三脚と雲台を持ってはいるが、ほとんど使った事が無い。

ところがである!。システムをマイクロフォーサーズに変更しちゃうと、レンズが二回りくらい小さくなるから、しっかりした三脚なんて不要。量販店で数千円で売っている小型軽量の三脚が使える。なんたって、今年の夏季休暇では100円ショップの卓上ミニ三脚にOlympus E-P3、17mmF2.8を載せて全くブレずに記念写真を撮れちゃったのだから(笑)。

しかも被写界深度なんて気にしないから(背景を大きくボカそうとは思わないから)、E-P3のキットレンズである手のひらに収まる14-42mmF3.5-5.6でもカッチリと廃墟を撮れちゃう。

E-P3はダイナミックレンジが狭く、シャドー部の耐性も悪くて、基礎感度のISO200であっても潰れたシャドー部を現像処理で持ち上げるとすぐにノイズが乗るので、これで廃墟を撮ろうとは思わないが、Sonyのセンサーを得たE-P3以降のOlympusカメラや、PanasonicのGX7は三脚前提ならば立派な廃墟カメラになってくれる。

そう、マイクロフォーサーズ(特に小さなレンズ)を使う事によって今まで毛嫌いしていた三脚も小型軽量ならば持ち運んでも良いと思えるようになる。ISO200、F5.6、1sec、これでEV4、シャッターを2秒にすればEV3。これは今までPentax K-5でISO6400で撮影していた明るさだ。

ISO800まで感度を上げてF5.6、1/4sec、これで三脚にカメラを固定したまま複数枚撮影し、後でコンポジットしても十分な写真を作れてしまう。

好きなものが嫌いになる、これは色々とある、でもこの歳になって願わくは一生縁がなくても結構!、そんな嫌いな三脚を使ってみようか、(好きとまでは行かないにせよ、許容出来ると感じる)黒を白にしてしまう、そんな意識革命をさせてくれるのがマイクロフォーサーズと言うシステムなんだと思う。

勿論、だからと言って、常に三脚を携帯したいとは思わない。でも狙い撃ち、予め、どこどこの廃墟に行く、その廃墟が主目的の撮影であったなら、軽量小型のマイクロフォーサーズに同じく軽量小型の三脚なら担いでも良いだろう。

廃墟ネタを書くとどうしてもISO6400とかISO12800なる数字ばかり書く事になるが、廃墟撮影のほとんどはISO3200以内に収まる。ISO3200、F5.6、1/15sec、これはEV4の風景で、今の時期なら日没前や、日中の光があまり射さない茂った森の中の明るさ。

廃墟の屋内であっても、大概は窓から、そして運が良ければ屋根が崩れて真上から光が差し込んでいたりで、例えば今春に廻ったニッチツ鉱山の廃墟群でもほとんどがISO1600以内で、ISO3200、6400を使ったのは僅か、割合にすれば1割にも満たない。

今日の写真も屋根が崩れ・・・、どころか家そのものが崩壊していて、ISO200で十分撮影出来ちゃう。この状態でここまで放置されている廃屋は珍しい(何たって目の前にはスカイツリーがあるのだから(笑))。このように廃墟、廃屋と言っても常にISO6400まで感度を上げる事はない。

だから三脚を携えても丁寧に全コマで三脚を使おう何て馬鹿げた発想だし、三脚は脚を広げなければ一脚としても使える。以前、カメラのブレ補正と一脚のどちらがブレに強いか、そんな検証をしたところどちらも135換算28mmでは1/4sec、50mmでは1/8sec、中望遠域で1/15secになるとブレの確率が一気に上がる事が判った。

手振れ補正と一脚は同じ性能、これの意味するところは「手振れ補正のあるカメラでは一脚は不用!」となるが、実際には中腰になったり、体を斜めにしたりと廃墟では窮屈な撮影も多々あり、そんな時に地面にもう1本の脚があるのだから、そこに体重を掛けられる便利さがある。

だから1/8secまでは三脚を一脚代わりとして使え、それよりも長いシャッタースピードになれば3本の脚を広げりゃ良い。GX7の手振れ補正の効果は弱いと聞いているのでGX7に小型三脚を携えて廃墟をウロついている、そんな数年後の自分を想像出来ちゃったりする。

ところが!!!。これには大きな落とし穴があるのだった。

「だったらコンデジでもいいじゃん!、数千円どころかワゴンセールの千円のミニ三脚で十分!」

あっはっは!。スゲェ結論を導き出してしもぅた!。


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コメント

  1. SORA(仮) | URL | 4ARdecsc

    三脚、自分も大嫌いでそれがネイチャーをやめるきっかけになりました。
    でも意外と知られてないんですが、三脚さえあれば低感度でどこでも撮れるんですよね・・
    相手が動かなければ、ダメダメなパナセンサーだろうと全く問題はないわけです。
    そして、たしかにマイクロフォーサーズなら割り箸みたいな安物三脚でもぜんぜん平気です。

    で、最後のオチは笑えました。(笑)
    昔は一眼レフとコンデジでは画質に月とスッポンほどの差があったので、コンデジというのは鼻から相手にしてなかったんですが、ここへ来てRX100などの大型センサー搭載機は一眼レフと遜色のない画質が得られるようになりました。
    しかもレンズは常用焦点域をカバーしていて、レンズ交換する必要も感じないんですね。
    あれ、でかい一眼レフなんか必要あるのか? コンデジで十分じゃないか?ってね。

    ただ高級コンデジクラスになるとGX1の方がはるかに安い、そこだけが悩みの種なんですよね。(笑)
    もうK-50で決まりのような雰囲気ですが、もしかすると次はコンデジが強力なライバルになってくるやもしれません・・

  2. BigDaddy | URL | -

    > SORA(仮) さん

    廃虚の場合、動くのは埃と、可能性があるとしたらお化けでしょうか?(笑)。パナセンサーでもマイクロフォーサーズなら折畳めば30センチくらいになる小型三脚で十分で、そんな三脚なら持ち運びもさほど苦ではない、そうなると少なくとも廃虚の場合は、私には135が不要となりましょう。

    コンデジ落ちは意外と真意だったりします。1/1.7型、2/3型、1型だとISO400まではA3程度のプリントなら大きなセンサーとの違いはさほど感じないのではないでしょうか。うーん、そうなればなる程、K-3の性能は大いに認めますが、買う必要ねぇなぁと思っちゃうんですよねぇ(笑)。

    FujiのX20とかNikonのP7800とか、もうちょっと安くなればいいなぁと。仰る通り、GX1にそこそこのレンズを買えちゃいますからねぇ。

    PentaxユーザーとしてはK-50に決定して貰いたいところですが、SORAさんの場合、本当にどんでん返しがありそうで・・・(笑)。そう言えばレンズキットはフードが別売りだと思いますので、18-55mmは逆光の弱いのでご注意下さい。

  3. ゆたか | URL | LkZag.iM

    こんばんは。

    私も、カメラを小型化してからほとんど使っていなかった三脚を引っ張り出しました。

    大きな雲台がスマートではないので、アルカスイス規格のボールヘッドとクイックシューに変えています。

    このアルカスイス規格が、ピンからキリまであって、色々と楽しませてくれます。

    といっても、三脚をほとんど使ったことはありませんが(笑)。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ゆたか さん

    アルカスイスって初めて聞き調べましたが、確かにL型のクイックシューって便利なんですよね。

    でもこれ付ける時って、「今日は三脚を使いますよ!」って時なので私にはちょっと微妙でしょうか(笑)。普通のクイックシューは持っていますが、うちの雲台はフィルム時代のEOS-1NHSにEF300F4でびくともしない超重いボールヘッドなので、小型の三脚+小型のボールヘッドをいつかは買おうと思っています。

    まぁその前にGX7を買わなくちゃならんです。2年後くらいに・・・。今は、以前話題にしたphotoshopでのコンポジット合成でK-5のISO20000なら6枚合成でISO3200くらいにノイズが減りますから、さほど三脚の必要性を感じてはいないんです。

    まぁ本来、135フィルムって三脚を使わなくても撮れる画期的なシステムだった訳で、それよりも小さなAPS-Cやフォーサーズでは無理に三脚を使う必要もないとも思っているですけどね(笑)。

  5. LTA | URL | bKQRleYY

    どうも~

    >E-P3はダイナミックレンジが狭く、シャドー部の耐性も悪くて、基礎感度のISO200であっても潰れたシ>ャドー部を現像処理で持ち上げるとすぐにノイズが乗るので、これで廃墟を撮ろうと
    そうなんですよね~飛ばないように撮って暗部を持ち上げれば・・と企んだのですが無理でした。。
    それよりもぷらな~50mmを買ってパナのGH1で人撮ったら人肌にない色が出るので
    (設定しだいでは消えますが)、このボディはいかん!と思い・・現在、プラナ~の方を
    売り飛ばし(581番台だったので高めに裁きました)、GH1を未だに使っているというwww

    三脚は閉じれば一脚代わりになりますが、個人的には足裏付きの軽い一脚を買って
    さっと準備して撮って即逃げたいです(笑

  6. BigDaddy | URL | -

    > LTA さん

    判って頂けますか!。デジタルの場合、シャドーに強いからハイライト基準で撮影し、後から持ち上げるのが当たり前の作業ですが、少し前にpanaセンサーはそれが出来ないんですよねぇ(笑)。だからポジフィルムばりのダイナミックレンジだと思って構図を構成しないと残念な結果になる事が多いです。

    そう言えば以前使っていたZeissレンズ、番号までは記憶していませんが、確か50mmも85mmも西ドイツ製だったと思います。85mmF1.4は相当高く売れましたねぇ。85mmF1.4は絞ると絞りの形がギザギザになるタイプ、日本製はそうならないんですよね。本来は日本製の方が性能が良い筈ですが、ブランド物ですから舶来に弱いのでしょう(笑)。

    一脚だけど、いざとなったら三脚になってくれる軽い素材のものってないでしょうかねぇ。デジタルカメラが進歩せずともそんな機材があれば別に超高感度域も要らない気もします。

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