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135 vs APS-C vs マイクロフォーサーズ

2013年11月05日 00:00

廃校の風景

廃校の風景

Pentax K-5, SMC DA17-70mmF4AL

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ネタが浮かばない時は価格.comの口コミ掲示板を見て、外野からとやかく言うのが一番楽。

「価格.com」、そして本日のタイトルをキーワードにすれば、「嗚呼、未だにセンサーの大きさ云々で喧嘩している人々のネタだな」と判って頂ける筈。

スマートな方は今更センサー云々なんて馬鹿馬鹿しい。用途に合ったカメラを、センサーを選択すれば良いじゃないか、そう思っているだろう。

しかし本音はどうかな?。仮に宝くじで高額当選したら?、仮に各センサー搭載カメラの価格が同一だったら?、仮に大きなカメラ、レンズを物ともしない体力満々だったら?・・・、きっと結構なカメラマンが135センサーカメラに走るだろう。

現実には宝くじは当たらないし、135カメラ、レンズは高価だし、大きく重たく、カメラマンには腰痛持ちが多い(Sonyのα7はボディは安価だがレンズがボッタクリ)。でも非現実、妄想上、135カメラが欲しいとほんのちょっぴりでも思ったカメラマンはAPS-Cやマイクロフォーサーズ(以下面倒なのでM43)搭載カメラを見下しているんだと思う。

「用途に合ったカメラを選べば良い」、これは本来、被写体に対して考えるべき事であるのに、カメラマン本人の財力や体力が最優先されているのではなかろうか?。そして財力や体力に劣っているのを周囲に悟られるのを避けたい、そんなAPS-C、M43ユーザーが価格.comで無理をしちゃうと、むきになって話がややこしくなるんじゃなかろうか?。

※但し、体力はカメラ選びに大いに関係するのは間違いない、強烈な腰痛持ちなので、最低でもレンズは小さくて軽い方が良いと思っている

そこに135ユーザーが火に油を注いじゃう。そう、「用途に合ったカメラを考えると135に行き着く」と言う135ユーザーの中には優越感に浸りきっている人々もいて、これまた本人の財力や体力自慢をしたくてたまらないのだけど、そんな事を言えば大人げないので表面上、真面目腐っている。

そして、財力や体力を抜きにし、被写体としっかりと対峙しているカメラマン、もしくは素直に財力や体力がないと言い切っている人々は、その手のスレッドには馬鹿馬鹿しくて食い付かないし、そんなスレッドがあり、喧嘩している事すら知らないかもしれない。

これ以上書くと、そんな一部の価格.comな人々が大挙してうちのブログに押し寄せ炎上しちゃうので割愛するが、あの手のスレッドは外野から覗いて、嗚呼、また滑稽な話題で盛り上がっているぜ!、とニヤニヤしながら暇潰し、ネタ集めの為に斜め読みするのが賢い気がする。

135とM43で議論が交わされるのはなんとなく判る気はする。センサーの大きさは丸で異なり、焦点距離も倍違い、被写界深度も2段も異なる。写真表現に大きな差が出るのは言うまでもない。

ところが135とAPS-C、APS-CとM43は被写界深度でそれぞれ約1段の差、しかも主要カメラの大半はSonyのセンサーを利用しているのだから、さほど変化があるとは思えず、これをネタに写真表現が云々と議論しちゃう人はそもそもどんなセンサーを使ってもその程度の腕前でしかないんじゃなかろうか。

「写真は50mmレンズに始まり50mmに終わる、50mmレンズは素直な描写だから表現が難しい」と平気で発言しちゃう人、50mmレンズが難しいと感じているのだったら、どんな焦点距離のレンズを使っても、その程度の力しか持ち合わせていないのとイコールだ。

さて、皮肉はこれくらいにし、こんな偉そうな内容ばかりを書いている私はどうだろう?。135センサーには興味はある。体力、財力を考慮すると、一眼レフならNikon D600なら使ってみたい、Sony α7はマウントアダプターを介してオールドレンズが使えるのなら面白いだろう。でもそう思う程度で、135じゃなくちゃ己を表現出来ない!、そんなタイプじゃない。

そもそもレンズを絞って使う事が多いし、ボケ味にも何の興味も無いし、空気感だの質感だの意味不明だかして、本来はM43くらいがマッチしている。でもM43は現状において、まだ高感度域の描写力がAPS-Cよりも信頼性に難があり、今の自分はAPS-Cセンサーが最適だ。

時代が135センサーに流れ、Pentaxでさえ、135センサーにシフトします!、少し前に来年のフォトキナ前に135カメラが出てくるぞ!、なる噂があり、正直申し上げると、K-3を買い渋っているのはそのせいもある。

APS-Cで2400万画素はオーバースペックで、Nikon D7100のようにクロップさせたり、トリミングが前提ならば効果はある。また、受け売りであるが、画素数が増えるとローパスフィルターレスの効果が大きくなるようで、解像感には期待出来、その数字は認めたい。

しかし、明らかに同じ面積に従来よりも800万画素多く詰めてしまった分、光を増幅させないと写真として記録されない筈で、Pentaxの画像処理エンジンが優れたとしても高感度耐性は1600万画素機から著しく向上する訳がない。

恐らくK-5IIsと同程度の高感度耐性しかないと思う。勿論、2400万画素になった事で、1600万画素に縮小すれば取りきれないノイズも小さくなるので、プリントを含め、同サイズで鑑賞した際は、見た目はK-5IIsよりも綺麗に仕上がる筈だが、それだけの為に2400万画素ってのはどうも納得が行かないのだった。

またK-3からは新たな技術が幾つか投入されているが、この機能が洗練されるのは、K-3からフィードバック、ユーザーの意見に耳を傾けた次の機種でだ(135だろうがAPS-Cだろうが)。特に私はK-3のRGB測光はまだ信用していない(笑)。

135が良いかAPS-Cが良いかではなく、K-3は実験機に近い気がしてならない。ならば使い慣れていて大きな不満がないK-5のまま、もしくはK-5II、K-5IIsで数年を凌ぎ、PentaxがAPS-Cよりも135に力を注ぐのかを見極めてからでも遅くはない。

また、M43で1600万、APS-Cで2400万画素が当たり前の時代、来年以降の135カメラは、個人的には2400万画素で十分、それ以上画素数が増えるのは無意味だと思うが、スペック、数値上では3600万画素以上でないと魅力は薄い。

つまり、メーカーとしては135は凄いんだぞ、これを強調する上でスペック勝負に出てくる筈で、ユーザーには選択肢を与えてくれない可能性が高い。そうなればパソコンや周辺機器を買い直さないとならず、センサーの大きさ以前の問題、本気でこれ以上高画素化して欲しくなかったりするのだった。カメラが進化する毎にパソコンも買い換えるなんて冗談じゃない。

我々はカメラもパソコンもオーバースペックである事に気付かないとならない。個人が使うパソコンはWindows XPレベルで十分。メモリも2GBあればサクサク動く。しかし、高画素化した写真や動画の編集によって、CPU、メモリ、ハードディスクらを強化せねばならなくなった。

うちのパソコンはcore i5、8GBに24インチモニター、バックアップも含めたハードディスク合計で5TB。700万画素~1600万画素のJPG、RAWファイル合わせて14万枚、これをLightroom 5に全て放り込み管理しており(連れのハードディスクには16万枚以上入っていて、やはり合計5TB)、今はまだ余裕があるが、2400万画素の写真が増えたら厳しいだろう。

※Lightroomの現像モジュールは驚速で、Petnax 645Dクラスでも瞬時で変更した像を見られるが、それ以外の現像ソフトを使うとなると、上記スペックのパソコンでは100%無理!

K-3くらい買える財力はある。でも上述したPentaxの135センサー搭載の噂もあるし(K-3は実験機だ、この印象が強過ぎる)、また2400万画素のこれを買っちゃうと、同時にパソコンも買い換え、しかもうちは連れも写真を趣味としており、趣味で差別化するのは夫婦関係にも亀裂が入りかねず、K-3を2台、パソコンも2台買い換えなくちゃならず、ハードディスクだって足りなくなるだろうから、流石に予算が厳しい。

なんたって2年前にK-5を2台買った年にパソコンも2台新調しているのだから、パソコンを2年で買い換えるのはかなり違和感を持つ(モニターにせよ24インチじゃ小さいだろう)。

K-5に大きな不満があるのなら我々も考える。でも小さな不満はあれど、K-5で撮れない風景、K-3じゃないと表現が出来ない風景、これが残念ながらないんだ。運用上カバー出来ちゃうし、どう頭をひねってもA3よりも大きなプリントなんてしない。

※勿論、カリカリにチューニングされた2400万画素を当倍表示で見られる感動は非常に羨ましく思う

またK-3の2400万画素を見慣れちゃうと、Olympus E-P3の1200万画素の風景が相当陳腐に見えてしまう筈。E-P3はまだ3ヶ月ちょっとしか使っていないのに、今後きっと使わなくなる。そう考えるとK-3は時期尚早。135搭載のカメラも過渡期にある今、あれこれ考えるのは(135が欲しくても)意味がない気がしている。

当分の間、K-5を使い続け、投げ売られているM43のカメラやレンズを買い足し、M43システムを充実させた方が、庶民である我が家では幸せに違いない。実際にK-3発表直後、連れと色々と話し合って、ほぼそんな結論に達しているのだった。

パソコンは4~5年に一度は買い換えているから、そのサイクルだと2~3年後になる。その時に同時にK-3、もしくは未来のPentaxカメラへ移行する、これが今のところ、うちの路線だったりする(間にK-5IIが挟まる可能性も無きにしもあらず)。

独身の方はこういった事を個人で、結婚されている方はうちのように相談するだろう。そして財力(加えて体力かな)によってそれぞれの結論に達するに違いない。そうなれば価格.comで文句を垂れたり、喧嘩する意味が無いでしょう?。どのカメラ、レンズを使うか、その結論は己の中で出ているのだから。

各自が簡単に今後の動向を決定出来る筈。写真、カメラ業界がどの方向に向いているとか、どのセンサーがどんな長所を持っているのか、そんな業界情報を仕入れるのなら意義があるが、それらを比較してどっちが良いだの悪いだのなんてお馬鹿。増してや明らかに煽り目的のスレッドなのだから情報としても無益。

今、欲しいカメラがある、欲しいカメラがあったから買った、この事実だけで十分でしょう。M43を使ってみたい、たまたま知人から市場価格より安い値を提示されたから買った。2400万画素に増えたK-3よりも、今はK-5系列の方が自分の環境にはマッチしている。これは揺るがない。

では何故価格.comで冒頭に書いたような内容で盛り上がっちゃうのか?。言わずもがなだよね。ただ、何度も言うように外野から彼らの発言を見聞きするのはとっても楽しかったりするのだった。

最後に本日の写真について。

行政、地元の方が中心となってしっかりと保存されている廃校にて。廃虚は必ずしも高感度が必要な訳ではない。光が差し込んでいれば低感度で十分撮影が可能だ。この写真もISO160、F5.6、1/90secで撮影している。E-P3でも綺麗に撮れちゃう風景。ISO6400以上を使わざるを得ない撮影は(私の撮影した廃虚に限っては)来春の消費税程度。

解像感はK-3やK-5IIsよりも劣っているK-5。でもA3~A2プリント程度ならこの写真でなんら問題は無く、また135センサー搭載カメラの高感度が勝っていても8%の風景の為だけに今すぐに買い換えるのはやはり・・・。


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