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デジタルカメラのセンサーで妄想する

2013年11月11日 00:00

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Olympus E-P3, 14-42mmF3.5-5.6II R

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規格物に対してあーだこーだ言っても始まらないとは思うのだが、もうちょっと考えても良いんじゃね?、フィルム時代の呪縛に何故今も逃れられないの?、皆さんもそんな疑問がある筈だ。今日は妄想モード爆裂!。単なる妄想なので悪しからず。

メーカーによってセンサーのサイズはバラバラだが一般に(フォーサーズは43、マイクロフォーサーズはM43と略す)・・・

135(36mmx24mm)
APS-C(24x12mm)
43&M43(17.3mmx13mm)

となる。

時に135をフルサイズと呼ぶのはとっても不快。海外ではFFと呼んでいて、これはFull Frameの略であるが、元々は135 Full Frame、そう呼んでいたと記憶する。つまり、世界標準の135規格のFull Frameだ。

日本ではFull Frameをフルサイズと訳す、フルサイズとは135規格のフルサイズだ、だから略してフルサイズで問題がない、そう解釈しても良いが、どうも日本ではフィルムの事をあまり知らない人達が何も知らないでフルサイズと呼んでいる気がしてならない。

あと35mmと言う表現、これは135規格の長辺の長さを言っているのだが、これも本来ならば36mmと言うべきではなかろうか?、16mmフィルムを誰も15mmって言わないでしょ?。いずれにせよ、簡略するのだったら「135FF」で良いし、やっぱり「135」と表現するのが正しい気がする。

さて、本題へ。

フィルム時代のレンズと言う資産が今も尚、国内、海外で溢れている。135用のレンズは135フィルムに対応するように作られているのだから、135が無くならないのは判る。

でもAPS-Cはデジタル時代からの規格(フィルムでもAPSは存在したが、レンズ交換式カメラでは黒歴史)だから、135程、レンズ資産が出回っている訳じゃない。センサーの技術が発達したのだから、変えるのなら今だと思う。

センサーを作っているのは日本でしょ。だったら単純に「30mmx20mm」でいいじゃないか?。135とAPS-Cのちょうど真ん中。被写界深度にしたら135から半段程度の違い。135とAPS-C、規格が2つ存在するんじゃなく、もう30x20mmに統合しちゃえば良いのにときっと私以外でもそんな思考を持つカメラマンっていらっしゃるんじゃなかろうか?。

43、M43にしても17.3mmと言う中途半端な値よりも20x15mmじゃ駄目?。Kodakも賛同しているから、そんな理由だけでこんな中途半端な数字になったのだろうが、Kodakはもはや昔程の力はないのだから、OlympusとPanasonicが「これからは判りやすく20mmx15mmにしちゃうよ~!」なんてならないものだろうか?。

※それともレンズ第一に考えると17.3mmが限界なのか?、でもそれ如きで限界なら、そもそもこんな規格意味がない

そうしたらいつの日か、「True43 - 40mmx30mm」なる規格が生まれる。E-M1やEP-5、GX7と言った優れたカメラを作り出しても「所詮長辺が17mmでしょ?、親指の爪じゃん!、ケッケッケッ!」と馬鹿にされ続けている43だからして、True43が生まれたら135を「シーラカンス規格の糞カメラ!」、と逆に罵れる時代が訪れるのだ。

40mmx30mm、30mmx20mm、この2本で行けば、動体撮影や望遠撮影が必要なカメラとして「30mmx20mm」の需要はあり、これは従来通り、動体撮影に強い光学ファインダーを持つ一眼レフシステムとして(しかも従来の135カメラよりも小さく造れる)、そして「40mmx30mm」は主に静物、風景を主として撮影する電子ファインダーを持つミラーレスシステムとして上手く共存出来、進化していくと思うのだが(ミラーレスだから40mmx30mmでもさほど大きくはならない)・・・。

また、各メーカーがボッタクリをやめれば、40x30mmとセンサーが大きくても光学部分を極力排除するミラーレスと30mmx20mmでも光学部分が存在する一眼レフとで価格に大きな差は生まれない。ユーザーは被写体別に自由にカメラを選択出来る。

この2つの規格はどうしてもレンズが大きくなる。それを理由にM43を愛用されている方も多いだろう。そんな方達の為には20x15mmを作れば良い。

フィルム時代で言うところの中判カメラ、6x6、645、6x7、6x8、6x9・・・、こんなカメラ、デジタルでは造る必要はない。40mmx30mmのセンサーだけで中判フィルムカメラを凌駕する品質のプリントを作れる事だろう。静物撮影はミラーレス、EVF搭載カメラへシフトされるだろうから、アスペクト比は簡単にクロップ出来、私のようにスクエア命!、な人は30mmx30mmのカメラとして使えば良い。

勿論、プロや特殊な撮影用としてデジタルカメラでも大きなセンサーは必要だし、40mmx30mmだと被写界深度が中判フィルムカメラよりも深いから不快!、なんて人の為に60mmx60mmを1個作って、あとはカメラ側でクロップさせるだけで良いだろう。これならフィルム時代の中判用レンズもおおよそそのまま使える筈だろうし。

そしてこんなカメラがあったらとっても楽しいだろうな?、と思うが、シノゴに近い100mmx100mmくらい?(もしくはBig 43として4inchx3inch)の大判カメラのデジタル版とでも言うセンサーがあり、このフォーマットで大判カメラを製作したら、シノゴのフィールドカメラよりは大きく重くなるだろうが、フィルムをセットする手間や、絶対に失敗しない事を考えると2~300万くらいなら買う人がいると思うのだが如何だろうか?。

一個人の妄想に過ぎないが、上述の通り、カメラ業界が進んでくれたら、きっと多くのユーザーが満足すると思う。

いずれにせよ、135、APS-Cと言うフィルム時代の呪縛から解き放たれなくちゃならない時期に来ているとは思うのだがなぁ。

なんだったら世界統一、全て43にすりゃいい。True43は40mmx30mm、Big43は4inchx3inch、Standard43は20mmx15mm、そしてMini43はコンパクトカメラ用として12mmx9mm、どうだろう!?。

これに従来の一眼レフとして望遠、動体に強い30mmx20mmが1個ありゃいいんじゃないのかな・・・。だっていずれEVFはOVFに勝ると思う。そうなったら一眼レフは不要になるのだから、それ用のフォーマットなんて無駄に作る必要はないと思う。

さらにはデジタルカメラで135、36mmx24mmを排除しちゃえば、それはもうフィルムだけの世界になり、ニッチ市場としてフィルム、フィルムカメラも細々ながら残る・・・。


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