にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

なんてこったい!、Tamron 70-300mmF4-5.6(A17)を再検証!

2013年11月17日 00:00

おうちに連れて帰りたくなってしまった子ニャンコ

おうちに連れて帰りたくなってしまった子ニャンコ

Pentax K-5, Tamron_AF70-300mmF4-5.6Di

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



8月21日の記事で、Tamron 70-300mmF4-5.6D(A17)とSigma APO70-300mmF4-5.6の比較を行い、そこではSigmaの圧勝と書いた。

しかし!・・・。

2ヶ月も長期入院していたPentax K-5一号機が無事に退院した。メーカーのメンテナンスを信じない訳じゃないが、流石に長期間入院していたので、全てのレンズでピントテストを行った。それでびっくり仰天。

A17はボディのAF微調整で+2に設定していた。それが焦点距離別に最短、3メートル、10メートル、20メートル、無限遠とテストしたら明らかな後ピン。えぇっ?。すぐに「ピント位置変えた?」とPentaxに連絡を取ったところ「今回は変えてない」と回答された。

おっかしいなぁ。結果、+8で全ての焦点距離でドンピシャリ。なんでじゃ?。そこで記憶を辿ると・・・。

あっ!。春に手持ちのカメラ全部点検に出した時、K-5一号機、二号機、K-7、全て同じピント調節をしてくれとお願いしていて、実はそれ以前にK-5一号機は被写界深度をわざと深くする為に本体の基準値を後ピンに調整していた。

つまり、近い被写体を絞りを開けて撮影すると確実に後ピンになるが、中遠景ではより奥に合わせるので解像感が増したように見えるようにした訳。無限遠も合うようにして貰っていた。そして近景は運用でカバー(ピントが欲しい位置よりも前にピントを合わせる)。

それで満足していたが、やっぱり3台も同じメーカーのカメラを使っていて、レンズも使い回すから全てで同じ設定が好ましいだろうと、DA17-70mmF4AL、FA28mmF2.8AL、FA50mmF1.4でジャスピンになるように再度変更して貰っていた。

※フィルム時代の2本の単焦点レンズはAF微調節で+側に大きく振らないとピントが合わない

これをすっかり忘れていた。つまりである。今年の春から約半年間、K-5一号機とTamronとのセットでは後ピンになるのは当たり前で、8月21日の記事でジャスピン率が悪いと悪態を吐いたのは撤回せねばならない。

ここで疑問が浮かぶ方もいらっしゃるかもしれない。AF微調節の数字が間違っているのだから、ジャスピン率が悪いどころか全てがピンボケになるのでは?。そしてそれはTamronだけじゃなくSigmaでも同じでは?。

確かに全てのピント位置がずれいたのは事実だ。でも被写体までの距離やレンズの絞り値によって、被写界深度内に入っているから全てがピンボケする訳じゃない。そして望遠レンズでもボケよりも解像度優先で絞るタイプだから、多くはピントが合ったように見えているのだった。

そんな訳で新たに設定したAF微調節でこれでもかってくらいに写真を撮ってみたところ、嗚呼、あの日のピンボケは何だったの?、ってくらいに多くの写真でしっかりとピントの芯が認められた。

と言う事で8月21日の記事では結果的に大嘘を吐いちゃった。まことに申し訳ない。

この時はK-7を使っていて、上述の通り、K-5一号機とK-7とではK-5の方が後ピンになる設定を施していて、K-7でのTmaronの設定は+3になっていたが、これでも後ピン傾向にあったのだ。よくよく考えるとK-7ではちゃんとしたAFテストは行っていない。はぁ、やっぱり怪しいと思ったらちゃんとテストするべきだ。

但し、幾らしっかりテストしてもレンズの解像力は若干Sigmaが上だと思う。絞り開放では70mm側でもかなり甘いし(それでもピントに芯があるので鑑賞可能な写真になってくれる)、300mmはF8までは近景以外はほぼ使い物にならない。

「被写体までの距離によって適正な絞りを与えればSigmaと同等の解像感を得られる」

このように訂正したい。尚、検証に使った写真はエクストラシャープネスの0設定を使っており、これはLightroomのシャープネスの数値では量を50以上に強めた像に類似するので、当然Lightroomのデフォルトシャープ量だと特に絞り開放では眠い写真になる。

そして250mmを超えたくらいから遠景で絞り開放は駄目、1段半絞ってF8半から解像するようになる。これは300mmでもF8半~F16まで絞れば回折現象なんのその!、流石に等倍ではコンデジっぽい画質になってしまうが、A3くらいのプリントなら及第レベルの解像感を持っているだろう。

※gunrefでは135センサーのNikon D700でテストがされていてF16までしっかりと解像していて、これは本来F16では回折現象が出てボケるのに、うちのレンズは同じくF16までは十分に許容範囲だったりする

焦点距離、F値、最短撮影距離と言ったスペック上全く同じ2本のレンズは解像感に関してもほぼ同じと言う結果になったと言えよう。だとすると市場価格ではTamronの方が安く、解像度命!、少しでもキリリとしている像が欲しいなんて方を除けばTamronの方がお得だ。

またCanon、Nikon、Sonyユーザーなら新しい70-300mm(A005)が選べ、それはA17よりも画質が良いらしいので、Sigma APOレンズ(何しろ設計が古いから)を持ってしても負けるかもしれない。

うーん、今までTamronでは250mmを超える焦点距離は積極的に使わなかったが、300mmでもF11まで絞れば何とかオッケー、晴れていればそれだけ絞ってもISO感度もそれ程上がらず、今後は300mmまで目一杯使ってやろうと思う。

※但し、このA17の70-300mm、遠景を200mm以上、逆光、半逆光で撮ると、フレアーやゴーストは出づらいのだが、何故か描写がコンデジっぽい(無理矢理カメラのシャープネスでカリッとさせたような描写とでも言おうか)。これはSigmaの70-300mmの方が上だと思う(もしかするとさらにAF微調節をしないとならないのかも)

しかし問題はPentaxカメラとTamronレンズの相性。名レンズと呼ばれている17-50mmF2.8(A16)は当時メインで使っていたK20Dでは強烈な、1段絞っても狙った被写体が被写界深度にも入らないってくらいの前ピンになってしまい(距離3メートルの風景で30センチ以上の前ピン)、購入翌日に返品。

そしてうちのA17はK-5のAF微調節が+8(最大値は10)だから結構な後ピンレンズだ。こういうのを経験しちゃうと、もしPentax用のA005レンズが発売されても手を付け辛い。

それと、確か18-200mm(A14)も+2だったか+3だったかに設定していた記憶があり(Pentaxに入院させた為、この辺のレンズ情報は初期化されてしまって判らない)、となると今のK-5一号機だとA17と同じく+8前後の微調節が必要になるのだろう。

反対にSigmaレンズは70-300mmも、メインで使っている17-70mmも、そしてフィルム時代の70-210mmもAF微調節を必要としない、相性バッチリなのだった。勿論、この事実を知ってから、この3本のレンズでも手抜かり無くピントテストは行っている。

もう1つ問題がある。K-5一号機と同時にK-5二号機、K-7でもピントテストを行ったところ+8だとちょっと微妙。調整値+8だと距離によって前ピン傾向になる。色々なシチュエーションで探った結果、K-5二号機もK-7も+6~+7が妥当な線(今後、更に煮詰める必要がありそう)。

おやおやっ?。春の点検でK-5の二台とK-7は全く同じピント設定がされている筈。なのにどうして?。K-5二号機はSigma 17-70mm、70-300、純正17-70mmの3本は微調節なしで全く問題ない。K-7が色々とテストをしているとおかしいかな?、と首を捻る事があったので、再びK-7を入院させたが、結果は問題ないとの事。

どうやらK-5とK-7ではAFモジュールは基本的に同じであるが、当然後発のK-5の方がチューニングが施されており、単純な話でK-7のジャズピン率が悪い(AFにばらつきがある)みたいで、私の固体はそれが前ピン傾向にある。そんなところだ。

またはっきり断言はしてくれなかったが、手振れ補正の効果、これも後発のK-5の方が若干質が良いのではないか?。そんな推測もしている。要するにK-7は微ブレと微ピンボケの合わせ技で特に望遠レンズ使用時に解像感が悪くなる時が多い気がしてならない(18-55mmや17-70mmではさほど不満はないが、主観であるが以前手にしていたK20Dの方が解像感があったように思える)。

とりあえずK-7でTamronを使う時は絞り開放は使わない、カメラ側のシャープネスを他のレンズよりも上げる、そして手振れ補正は1段程度しか利かない、そう考え、積極的にISO感度を上げて対応する事にした。

ところでAF微調節機構のないK20D(少し下の追記参照の事)とTamronとのセットでは何故ピンズレに気付かなかったのか?・・・。う~ん、K20Dをメインにしていた頃はTamronレンズを馬鹿にしきっており、ピントがずれているなる思考でなく、その程度の解像度しかないショボいレンズ、そんな認識が強かった。

だから絞り開放なんてほとんど使わず、Lightroomで調べたところ多くのコマで開放から2段絞って使っている。2段も絞れば被写界深度に入る事の方が多く、気付かない。ちょっと像が甘いなと感じても、ピントの問題ではなく、レンズの描写力(もしくは微ブレ)と決め付けていた。

しかしピント精度に超~神経質だからして、当然K20DもPentaxにお願いして何度かピント調節を依頼している。K20DとK-7は併用して使っていたので、これも本来ならばK-7とK20Dは同じピント精度の筈。K-7で+6~+7が妥当なのだから、AF微調節のないK20D(少し下の追記参照の事)だと後ピンになる筈だ。

流石にいつでもどこでも絞り開放から2段絞る訳でもなく、後ピンの写真が数割あってもおかしくはない。そこでこの記事を書くに当たって、K20DとTamronセットで撮影された写真を検証したところ、なんとジャスピン率はK-7よりも高い。

また、本来後ピン傾向にある筈なのにほんの少しの前ピンになっているコマを多く発見した。K20DはAEロックボタンの不良やシャッターボタン不良で2度も入院しており、その都度、AF精度をキッチリ出して貰っていたから、本体の問題ではない。

となると考えられるのはただ1つ。相性である。A16は強烈な前ピンレンズで翌日に返品したが、その際、試しにお店にあるK20Dと返品したレンズでテストしたところ、ジャスピンになるセットもあるんだ。

うちにあったK20Dは純正レンズとのセットでは全く問題がない。でもA16では前ピン、そして本来後ピンになる筈のA17では若干の前ピンになる・・・・。

もしかするとTamronがPentax用のA005を発売しないのは営業上の理由だけでなく、ボディとレンズのデータの受け渡しがPentaxカメラだと難しく、しっかりとした精度を出せないのではなかろうか?。

もう一度書こう。K-5、K-7共にボディは全く同じピント精度を確保しており、K20Dも当時はK-7と併用だから、これもイコールと考えて良く、純正レンズやSigmaレンズでは問題はない。なのにA17はK-5一号機では+8、K-5二号機とK-7では+6~+7、K20Dでは仮にAF微調節機構があったら(下の追記参照の事)数字で言えば-1~-2だろうか?。

※追記、私の勘違いで、AF微調節がないのはK10Dだった・・・、どうもこの辺が曖昧で、K20Dでは熱心にAF微調節をした記憶がなく、PentaxレンズとのセットではPentaxに調整して貰っており、TamronレンズK-7、K-5同様に自分でセットしていた筈。

となると、考えられるのはA16は極端な前ピンだったので、最初から-10にセットし、それでも駄目だったから即行返品したんだと思う。その時同時に使っていたK-7とA16ではAF微調節で何とかなっていたので、一発テストで駄目だった、だから記憶に無かったんだと・・・


個体差と考えるよりもボディ、レンズ間の情報のやり取りに不備があると考えた方が適切に思える。と言う事で解像度がSigmaよりも劣っている、その疑惑は晴れたが、Pentaxカメラを使っている限り、今後も相性の悪いTamronレンズは買わない、この気持ちに変わりはない。

経験上そう結論付けた訳で、これはTamronへのネガキャンではない。またこれはうちのカメラだけの現象である。だってそうでしょう、この問題が世に出ている全Petanxカメラで存在していたら、価格.comなどでもっと騒がれている筈(A16が前ピンになるのはどうやら定説のようだが)。

「PentaxユーザーがTmaronのレンズを買ったら、新品中古限らずにすぐにピントテストを行う事」

まぁこれは何もTamronだけの話ではなく、Sigmaは勿論の事、純正のレンズにも言えるのだが・・・。

ところで2ヶ月の長期入院していたK-5一号機、先日再び入院!。もう笑うしかない。今回は特にPentaxに非がある訳でなく、無理を言って再度全調整を依頼しているのだが、良く考えると、今年8月から、自分のK-5で写真を撮ったのってテスト撮影を除けば1回だけ。

他は連れが使っていない時はK-5二号機、そうじゃない時はPentaxから人質として得たK-5で、今日もお台場へお散歩写真だったが、使っているのはそれ。こいつはシャッターボタンが超~敏感で意思に反してシャッターが切れる時があるから大変(笑)。

きっとそのフィーリングに慣れた頃、一号機が帰ってきて、今度はシャッターボタンが鈍感だ!、とイラつくのだろうなぁ。やっぱり笑うしかないよねぇ・・・。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんにちは~
    今日の主体はネコ  僕と同じでしたね~
    先日 110カメラのレンズをマイクロフォーサーズカメラに取り付けてみました。
    マウントは手作りです。
    結果は 21・22・23日の各日のブログに記載しましたので よろしく~

  2. ゆたか | URL | LkZag.iM

    こんにちは。

    このPentaxのピント沼とでも言いましょうか?ほんと疲れますよね。

    以前、ジャスピン位置を探すことが、撮影の目的になりそうになったことを思い出しました。

    こんな作業がお好きな方なら楽しいのでしょうが(笑)。

    そんなこともミラーレス移行へのきっかけにもなりました。

    100%信用はできませんが、コントラストAFは撮影後のストレスが少ないですからね。

  3.   i.Marks | URL | -

    こんにちは
    あれ、K-5、K-7に搭載されてるAF微調節機構と
    K20DのAF微調節機構とでは違う物なんですか?
    K20D以降のボディは詳しく触ってないので分からないのですが
    全く別もの?

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    猫写真って本ブログではあまり掲載しませんが、実は意外と撮っていたりします。下町に猫はつきものですもんね。

    110用レンズのマウントを手作りとは!。110レンズって見た事がありませんが、小さいレンズでしょうから、マイクロフォーサーズカメラのデザインとマッチしそうですね。また110とフォーサーズって面積が同じですから、まさにかつての110カメラと同じ描写を期待出来るみたいですね。楽しみにしています。

  5. BigDaddy | URL | -

    > ゆたか さん

    当初、この現象はPentaxだけだと思っていましたが、実はNikonのもCanonにも画素数の大きな一眼レフでは必ず行わねばならないようですね。これを個体差で片付けて良いものか疑問です。1000万画素くらいだとちょっと狂っていても当倍表示でも被写界深度内に入っているように見えますが、それ以上大きくなると厳密な調整が必要になる、やはり高画素ってデメリットの方が多い気がします。

    ミラーレス、E-P3もそうですが、測距の範囲が広いので、時折、ふざけた位置にピントを合わせてくれちゃいますが、一眼レフのようにどこにもピントが合っていない!(無限遠すら狂っているような)、なんて皆無ですよね。確かにストレスはないです。

  6. BigDaddy | URL | -

    > i.Marks さん

    あれっ?、コメントを拝見し、待てよ!、と確認したところ、AF微調節が使えないのはK10DとK-mでしたね。失礼しました、K20Dら売却して2年経ちますから、完璧に勘違いしていましたね。恐らくK20DからのAF微調節は機構的には同じだと思います。

    ただ、本文にも書いた通り、K-5でAFの合焦率(本当にピントが合っている)が劇的に改善されたとの事で、K-7とK20Dはしっかりと調節をしていても、確率は悪いって事になるんだと思います。

    しかしK20DにAF微調節があるんですから、この記事、後半部分はこれまた私の勘違いの可能性が高く、これから記憶を呼び出し、ちょいと文章を修正したいと思います。但し、A16レンズとK20Dの組み合わせは何をやっても駄目だったのは記憶していますから、多分AF微調節で、-10まで設定しても前ピンだったのでしょう・・・。

    ご指摘ありがとうございました。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)