にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

Pentax K-5IIsを使ってみたけどその解像感は如何に!?

2013年12月03日 00:00

西新宿ゴーストタウン解体中

西新宿ゴーストタウン解体中

Pentax K-5IIs, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事からの続きネタ、お待たせしました、今日こそはK-5IIsの話である!。

その検証に加え、ローパスフィルターレス、そしてデジタルカメラのAF精度に対して物議を醸しているので、最後まで読んで頂ければ幸いだ。

今回も検証にあたって、パソコンのモニターに等倍表示させ、それを60センチの距離から眺めた時、自分がどう感じるか?、とした。

「なるほど、そう来たか!、でも想定内・・・」

Lightroomに全ての写真を取り込んで、数枚の写真を等倍で眺めた後、そんな一言が出てしまった。K-5よりも解像感が優れているのはすぐに判る。でもRicoh GXRのA16ユニットで撮影された写真を見た時と同じ解像感、だから想定内。

Lightroomのシャープ量のデフォルトである25だと、K-5ではピントの芯はあるけど、霞が掛かったような像なのに対し、K-5IIsではおおよその写真でクッキリ見えていて、十分に鑑賞に耐えられる。K-5との差はLightroomのシャープ量で20と言ったところか。

そしてシャープ量を0にした際もボヤッとしてしまい、気持ち良く見るにはやっぱりシャープ量はデフォルトの25まで上げるべきだ、そんなGXR A16ユニットと全く同じ感覚を得た。

但し、借りたK-5IIsとうちのレンズの相性が悪いのかピンボケではないにせよ、何かGXR A16ユニットよりもゆるい写真が見受けられる。センサーよりもAF精度の問題かもしれない。

一般に言われている被写界深度は等倍で見ると丸で役に立たず、10メートル先の風景で、10メートルピッタリにピントが来ている写真と8メートルの位置にAFが合ってしまった写真とでは(深度内でも)後者はとても眠い写真に見えちゃう。しかも遠景になればなる程、ファインダーでの確認はほぼ不可能。

※GXRを使った時はドピーカン、K-5IIsでは曇り日、風景そのもののコントラストが異なるのでそんな気になっているだけかもしれないが・・・

しかしトップ写真のように被写体が近い場合(2メートルくらいだと思う)、Lightroomのシャープ量0でもなんとなく見られちゃうのはローパスフィルターレスの恩恵だろう。下にそれを示す(クリックで等倍)。勿論、ボヤッと感はあり(これはK-5でLightroomのデフォルトシャープ量25の像もこんな感じ)、このままでプリントしたいとは思わないが、実用上、A4~A3程度ならこのままでも大丈夫。


参考1-Lightroom-s0


では撮って出しのJPGはどうだろう。K-5が吐き出すJPGファイルに大きな不満はないので、全てRAWでも記録しているが、プリントの際にJPGを採用する事も多い。そしてK-5ではエクストラシャープネス(以下ES、ファインシャープネスはFS、ノーマルシャープネスはNS)の-1~0設定で、十分な解像感を持っている。

いちいち撮影中にカスタムイメージの中からシャープ量を変えるのが面倒だったので、K-5IIsのテストにはES0とES-2の2パターンを使った。そして注目しなくちゃならないのは-2で撮影したコマ。K-5とK-5IIsのPentaxのシャープ量の差は2、だからK-5IIsではES-2にする事でK-5のES0に相当する、そう想像していた。

果たして、この推測、ほぼ当たっていた。正しくは2も差はない。そうなるとLightroomのシャープ量10がPentaxのカスタムイメージのシャープ量1とほぼ同じであると考えられ、確かにそうなのだ。

LightroomでK-5のES0と同じような解像感を得るにはシャープ量を50以上にセットせねばならない。そしてK-5IIsはESは-2でも十分解像しているので、25~30でK-5と同様になる。

ここで1つ疑問が沸く。K-5IIsはK-5のマイナーチェンジ版であり、写りに関してはローパスフィルターがないだけ。しかし、ローパスフィルターを取り除く事で解像感が増すので、K-5よりもカスタムイメージ内のシャープの効きが弱いのでは?。

これは念の為に二度に渡りPentaxに質問したところ、シャープの効きはK-5と同じなる回答を得た。だからK-5と同じような解像感を得るだけならカメラのシャープ量を2目盛り減らすだけで良い。これは確定としたい。

ここでGXR A16と同じジレンマに陥る。K-5IIsでもLightroomのシャープ量を0にしたらボヤッとする。だとするとK-5IIsのカスタムイメージ内のES、FS、NSを-4にセットするとK-5で各シャープネスを-2にしたのとほぼ同じだから意味がない。

だからシャープ量を増やしても劣化の少ない低感度域においてはK-5の像をK-5IIsよりもちょっとだけ多めにシャープを加えるだけで、見た目の解像感はイコールになってしまうのだ。

なるほどね、だから「解像感が上がっている」と言う人と「上がっているけど大きな体感はない」、そんな意見に分かれるんだ。シャープの掛け方によってK-5とK-5IIsの区別が付かないのだ。即ち、価格.com辺りで「K-5IIsの解像感は素晴らしい!」と述べている人々の意見は正しいが、100%鵜呑みにしちゃならない。

では下にJPG撮って出し、先の参考写真と同じ位置のES-2の像をご覧頂こう(クリックで等倍)。これくらいの近景だとES-2でもシャープが強い気がする。推測だがFS-1くらいで良いと思う。


参考2-JPG


Lightroomで考えてみよう。低感度域では100以下のシャープ量ならば画質の劣化はほとんどない(2倍拡大しても70までならさほど劣化しているようには見えない)。だからK-5IIsのシャープ量0がK-5の50に相当するのだったら、十分にK-5IIsは価値があるが、実際にはそうじゃない。

Lightroomでシャープを50以上掛ける場合にのみ、K-5IIsの方が画質の劣化が少ない。これをカスタムイメージのシャープネスで表現すればK-5IIsのES+2とK-5の+4がほぼ同じで、K-5で+4まで上げると流石にザラザラ感が増し、ISO400でもうーんと首を捻ってしまう画質になってしまう。

よって、とにもかくにもカリカリチューニングが大好き!K-5の各シャープネスを+2以上に設定してJPGを保存している、そんな方にはK-5IIsは魅力的に映るに違いない。しかし、K-5のシャープネス0設定で満足している人は、何が何でもK-5IIs、ローパスフィルターレスじゃないと駄目とは言い切れない。

K-5IIsが発表された際、K-5IIsの開発者だったか、提灯持ちの大阪の某カメラ屋か、同じく提灯持ちの某プロカメラマンのいずれかの発言だったと思うが、「K-5IIsでは見えないものが見えてくる、これぞローパスフィルターレスの効果だ!」、と強調していた。

でも、上記、数値で表す限りはどう考えても嘘だよね(笑)。見えないものは見えない、K-5でかろうじて見えているものがちょっとクッキリするだけ。

いや、確かに見えないものが見える時がある。そうモアレだ!。

問題はこのモアレ。K-5IIsがLightroomで20、カスタムイメージのシャープで2の差しかない。その解像感を得られる代わりにモアレとの戦いが待っている。見えないものが見えるのでなく、「見えちゃいけないものが見えちゃう」。

モアレは出ない時には全く出ないが、出る時には予期せぬ場所でも出てしまう。そして現場で「これはモアレが出るから構図、レンズの絞りを色々変えよう」とはまず考えないだろう、結果、モアレが出たらモアレ軽減機能のある現像ソフトで修正するしかない(JPG写真からモアレを取り除くのは面倒なのでRAW撮りは必須)。

撮影中にモアレを軽減させる術としてレンズの焦点距離を変える、絞りを変える、構図を変える、カメラのシャープを抑える、この4つが一般的だろう。ネット上ではプロもアマも同じ事ばかり書いている。しかしこれを撮影現場で誰が行う?。

※シャープを抑える、これはRAWには作用する筈もなく、JPGでのみに有効で、さほど意味があるとは思えない

撮りたい風景へのアクション、レンズの焦点距離も、絞りも、構図も、カメラマンの意図、強い意志によって最良の選択がなされる。それをモアレが出そうだからと果たして妥協するだろうか?。

モアレを出したくないのなら絞り開放や、F16~F22まで絞っちゃえば良い。でも私は絶対に嫌だね。人物撮影においてもモアレが出るからパンストでなく生足になってくれ、髪の毛に偽色が出るから頭を丸めてくれとモデルさんに頼むか?。

本末転倒も甚だしい。何かのレビューか、撮影日記だったか、「モアレを防ぐ為にレンズを絞り込んでわざと回折ボケ気味で撮影した」なんて文言を見つけた時、思わず「こいつ馬鹿じゃねぇか?」と叫んでしまった。モアレを防ぎたいのだったら単純にローパスフィルターのあるカメラを使えばいいだけだ。撮影中にモアレを防ぐ努力をするくらいならK-5IIを買うべきだ。

もしプロカメラマンがネットで発言しているようにモアレ対策として、現場で意図に反する焦点距離、絞り、構図を変えているのだったら、アマチュアにはむしろ「撮影者の意図に沿う写真を撮る為にローパスフィルターレスのカメラはお勧めしない」とするのがプロとして正しい指南だと思う。

また、どうも「モアレが出ても気にならない、気にしない、モアレが出るからこそ解像感が素晴らしい、使用レンズが優秀だ」、この風潮を一部の人が正当化しようとしている節がある。価格.comにはそんな人が仰山いた。

明らかにおかしい。これはみんなでおかしいと唱えないと写真界が駄目になる。個人で楽しむ分には良い。「K-5IIsはK-5よりも解像感があるんだぜ」、「DA50mmF1.8?、おいおい、俺はスターDA55mmF1.4だぜ!」、そうネット上で自慢ぶっこくのは百歩譲って許すとしよう。

でも「モアレは出ても良い、気にしない」、それを公言しちゃうのは本来見えちゃならないものが見えてしまっているのを肯定している事になり、こんな発言は決して正当化しちゃいけない。モアレも偽色も本来は見えちゃいけないのだ。

下、トタンでも屋根瓦でもフェンスでも網でもオネーチャンのパンストでもない。何の変哲も無い、遠目では無地に見える白い柱。これもモアレが出た。正直、びっくりした。こんなものに出るのか?。像はJPG撮って出し、ES0で撮影している。

シャープネスが強過ぎた?、確かにES0はかなり強くシャープネスが掛かっている。しかし、そのせいでモアレが出ている訳じゃない。Lightroomでシャープ量0にしてもモアレは消えていないのでこれはシャープ量の問題でなく、モアレが出てしまう風景なのだ。

但し、このモアレはLightroomのシャープ量25にした時、ブラシフィルターのモアレ軽減を25にしたら消えてくれたので、びっくりはするがRAWを保存している分には焦る必要は無い。


参考3-モアレ


と言う事から・・・。

「自然中心の風景、もしくはヌードを主に撮影するのならば少しでも解像感の高いK-5IIsを、街撮りや衣装を着た人物、毛並みが揃っている(パターン化している)動物を主に撮影するのならばK-5II」

具体的に判りやすく書けば・・・。

「K-5IIsは明らかにK-5よりも解像感は高い。Lightroomのデフォルト現像を一目見るだけで違いが判る。しかし、K-5IIsユーザーであっても、K-5でシャープネスを高めてK-5IIsと同じ程度の解像感を出したら、判別は不可能であろう」

極ありきたりな結論に到達してしまった。ネイチャーフォトグラファーだったら疑いも迷いもせずにK-5IIsを選ぶ。K-5なんてとっとと売り払う。でも街中お散歩写真、しかもモアレが出易いトタン、フェンス、網、タイルパターンのビルの壁、屋根瓦が多く含む風景ばかり撮っているから、現時点ではK-5IIが適していると感じている。

もう一度書こう。K-5IIsの解像感のアドバンテージはK-5に対してLightroomでは20、カスタムイメージなら2程度のシャープ量でしかなく、モアレを軽減させる為にどの程度の努力、作業が必要か、それを天秤に掛けなくちゃならない。

ここで誤解の無いように。モアレは滅多に出ない。出てもRAW保存していればLightroom等の汎用現像ソフトでおおよそ消えてくれる。だから「モアレは出ても良い」、これは絶対に言っちゃならない言葉であるが、「万が一モアレが出たら対応出来る」、これは正しい。

そして本ネタではESとLightroomのシャープ量の差でK-5とK-5IIsを比較しているが、K-5のES0はK-5IIsのFS0とほぼ同じように見えると確信している。これはK-5IIsでESを-2に出来る以上にあり難い。FSの方が画質の劣化が緩いから、ISO400を超えてもそのままFS設定で撮り続けられる。

確かに低感度域で撮影する分にはローパスフィルターレスよりもモアレの心配をほとんどしなくても良いローパスフィルターのあるカメラの方が適していると思う。Lightroomでたかだかシャープ量20の差しかないのだから。

しかしISO400~ISO3200くらいの感度での撮影が多い私には、風景によってモアレが出ても、対応が可能だから、FS0で十分な解像感を得られ、シャープノイズが少ないK-5IIsにはなんだかんだと魅力は感じる。

発表されたK-3を考えれば良い。人物や細かい柄の織物を撮らない限り、誰がわざわざ解像感を落としてローパスセレクターを作動させる?。風景によって「ここはモアレが出ないだろうからオフ、ここは出そうだから弱、ここでは完全にやばいだろうから2だね」なんて面倒過ぎて考えないと思う。

だとするとそんなセレクターのあるK-3でもローパスフィルターレスのまま撮影し、モアレが出たらLightroomで対処する、これが正しいK-3の使い方な気がしてならない。

下はLightroomのデフォルトシャープ量の25で現像したもの(切り出し像はクリックで等倍)。Lightroomでわざわざシャープをいじらなくても良いのは確かに楽だ。


参考4-Lightroom-s25


参考5-Lightroom-s25


参考6-Lightroom-s25


ところで、撮影後の写真に対してシャープを掛けるのを極端に嫌っている人もいるようだが、そういう人はPentaxのカメラを使っていたらカスタムイメージのシャープネスを最低の-4まで下げて撮られているのだろうか?。

そしてPentaxのシャープの-4はシャープ量0ではない。限りなく0に近いがシャープが掛かっている状態だと言う。またLightroomにせよ、シャープ量0が本当にシャープが掛かっていないのか?、これはAdobeの開発者しか知らない。真のシャープ0を目指すのだったら自分でRAW現像ソフトを作り上げるしかない。

さらには写真集や高クオリティのポスター印刷の大半は入稿時に大きくシャープを掛けると言われている。だから後からシャープを掛ける、掛けない云々で議論するのはナンセンス。現時点においてはデジタル写真はシャープを掛けるものだからだ。

それと、これは以前にも述べたが、A3ノビプリントだとK-5IIsもK-5も判らないし、実はPentaxのNS、FS、ESの違いさえも判別は難しい。良く考えればNS0でもそこそこ大きなプリントに耐えられるのだから・・・。

ESを好んで使っているのは将来大プリントする時の為ではなく、あくまでも等倍で鑑賞して気持ちが良いからだ(笑)。また、写真合成して、コンポジットする際は、素材になる写真のシャープネスを高めないと眠い写真に仕上がるので、あえて、いや、むしろ積極的に超高感度域ではESを使用している。

最後に。ローパスフィルターのあるK-5やK-5IIを利用していて、FSやESを使っても解像感が物足りない、ボヤッとしている、だからK-5IIsが欲しい、そう感じられている方、FSもESも値が0でもそこそこ強めにシャープネスが掛かっている状態だから、それはローパスフィルターのせいよりもお使いのカメラのAF精度、レンズ(クモリ、片ボケ)を大いに疑うべきだ。

一番判り易いであろう例をレビューサイトで見つけた。

連載:落合憲弘の「へそ曲がりデジカメ生活」
ニコン「D7100」、意外に悩み多きその使用感と存在感


ここではNikon D7100を利用してファインダーとライブビューで撮影した際のピントの比較を行っている。一目で判る通り、ファインダーで撮影したコマはどれもピンボケだ。記事を見ると、どうやら借用と出ているので、Nikonから借り受けた機材だろう。でもこうやってピンボケ。

確か以前、Nikonの開発者がインタビューにおいて、カメラのAF微調節は特殊な撮影において使うもので(モデルの目に合わせるのでなく睫毛に合わせたいから少し前ピンにする等)、本来は使うべきではない、微調節しなくてもピントは合っていると豪語していた。でもこの有様。

写真、デジタルカメラ歴の浅い方は、、、

「Nikonだからピントが合わないなんてあり得ない。画素数が多くなればなる程、ピントにシビアで、Nikon D800は三脚使用や、推奨レンズまでも記載されているから、デジタル写真とはこういうものだろう。そもそも等倍で写真を見るのがおかしい。A3にプリントすれば問題は無い」

と思われるかもしれないが、これは間違っている。NikonだろうがCanonだろうが、我がPentaxだろうが、一眼レフと言う機構上、残念ながら個体差が激しく、ピントが合わないカメラはとことん合わない。等倍でご覧になってボンヤリしていると感じたら、自分を疑うのと同時に機材も疑うべき。

確かにA3程度のプリントならこの程度のズレは気にする必要はないだろう。しかし、先日来から申し上げている通り、等倍で眺めて、気持ち良いからプリントしたいと感じるもの。等倍のボケボケ像を見てプリントする意欲が沸くとは到底思えない。

落合氏は次ページでもD7100の欠点を突いている。我々はこういうレビューをしっかりと見なくちゃならないし、提灯持ちしかしない、ピンボケたらピンボケたままの写真を掲載し、それには一切言及しないお座なりレビュワーは淘汰されるべきである。

大気が澄んでいる今の時期、遠景にて、レンズの絞りを開放から1段、2段、3段と絞った幾つかのコマでES0(もしくはFS)で撮影し、どの絞りでもボヤッとした写真ばかりなら、カメラ、レンズをその画像と共にPentaxのサービスに送り、調整して貰う事。特にF値の明るいレンズを浅い絞りでしか使わなかったり、フィルム時代のFA単焦点レンズはAF微調節をしっかり行わないと精度は出ない。

※開放で芯があるけどボヤッとしている、1段絞ると綺麗に解像する、これはレンズの性能の可能性が高い

またテストに当たっては落合氏のようにカメラを固定し、ファインダーで撮影したコマとライブビューで撮影したコマを撮れば、もしAF精度に難があれば一目瞭然だ。そのコマをサービスに持参し、調節して貰おう。仮に、それで「当社規定範囲内」と付き返されたら、そのメーカーのカメラは使わない方が良い。

経験上、デジタルカメラは追い込めば追込む程に(ピント精度に対してサービスに文句を言えば言う程に)、確実に良くなる。勿論、買ったまま調整せずにビシッと合う固体もあるが、1年、2年と経過すると何故かズレてしまう個体もあるらしい。

とにかくESやFSで解像感が足りないと思うのなら余程のカリカリ写真が好きな変人を除けば、何かしら機材に問題があると断言をしても良いくらいだ。糞レンズの初期型DA18-55mmF3.5-5.6ALでもFS、ESならピントの合っている範囲はクッキリするのだから。これはK-5、K-5IIだけでなく、他のPentaxカメラ全てに言える筈だ。

Nikon D7100なら、デフォルトのシャープ量は3ならしいので、それを5~6まで上げても何となく眠い写真が出来てしまったら、やっぱり機材を疑った方が良いと思う。

次回はK-5IIsで超高感度で撮影したら、またK-5IIsの写真をコンポジットしたらK-5とどの程度変わるか、その辺りを追求したい。

一連のネタ、K-5IIsを全否定している風に誤解されないで頂きたい。今回書いた通り、ネイチャー中心のカメラマンなら確実にK-5、K-5IIよりもK-5IIsの方が良いに決まっているし、ESでなくFSでも十分解像する利点は非常に大きい。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. ココロトレール アキオ | URL | -

    潔い記事です。思った事を感じたことを、書く。聞いた話ではなく自分の目で見てカメラに触れたから、ぶれが無い。この記事により方向性を見出す事が出来ます、自分でも実験して自分のkー5のものさしを作る糧となります。
    感じたことを思う事を書くのは勇気が要ります。顔を見せないネットだから寄せ集めの知識で批判もあるかもしれません。でもばりばり書いて下さい応援しとります。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ココロトレール アキオ さん

    ありがとうございます。

    あれが欲しいこれが欲しい、これに関してはぶれまくっているのですけどね(笑)。

    自分が感じた事を書く、これに対して当然否定的な人物もいましょう。ただ、自分は自分ですから、先日も書いたのですが、勇気も何もブログは経験、思考を書くものですから、批判されても気にならないんです。事実に反する事を書いてしまえば、素直に訂正するだけの事です。但し、稚拙なコメント、中傷されたら、とことん戦いますけどね(笑)。

  3. NOBUNOBU | URL | -

    こんにちは。

    自分の場合、K10Dを購入直後、
    FAリミで全然ピントが合わないので、
    速攻、カメラとレンズを新宿に持って行ってチェック依頼、

    そうしたら、お書きの通りの「当社規定範囲内」のお返事で、
    なんにもされずに戻ってきました。

    それ以来、お蔵入り…

    相当経ってから、裏メニューの存在を知って、
    自分で調整すると、結構な調整数値でしたが、
    見違えるようになりました。

    結果的に、純正のAFレンズでも良好な結果になり、
    「当社規定範囲内」はいったい…

    それ以来、ペンタックスには手出ししていません。


    各種情報を参照するに、
    最近は良くなってきているようですが、

    2強に比べて、
    ペンタックスのAF技術には、
    当時は、非常に残念に思ったり…

    ペンタックスに限らず、
    本来はメーカーがチェックするべきところ、
    ユーザーにチェックさせて、
    コストダウン&歩留まりを上げているくせに、

    我が社の技術に隙はない…
    といわんばかりに「当社規定範囲内」と言い放つ態度に、
    とっても不満を覚えるんですけどね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > NOBUNOBU さん

    そんな事があったのですか。裏メニューってロシアの人が見つけたんでしたっけ。私が初めて新宿を訪れたのは時にはすでにFAレンズは調整しなくちゃ使えないと言われており、手持ちの28mmと50mmとで、すぐに調整してくれました。こうなると時の運としか言いようがないかもしれません。

    カメラメーカーの出荷基準、検品はかなりいい加減なのかもしれませんね。そして多くのユーザーはその事を知らず、こんなものだろう、と使っているのでしょうね。そして仰る通り、ユーザーにテストをさせている・・・、すでに多くのカメラが日本製でない現状、アメリカを倒した日本の製品、でも今はかつてのかつてのアメリカになっている気がしましたねぇ。


コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)