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Pentax特有のデジタルプレビューとは?

2013年12月15日 00:00

夕暮れの水辺

夕暮れの水辺

Pentax K-5, SMC DA17-70mmF4AL

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知る限り、他社のカメラでこんな機能は付いていないと思う。今回はこのデジタルプレビューについて述べたいと思う。

上手い具合にPentax K-5IIsの長期レビューでこれに言及されている記事を見つけた。

気になるデジカメ長期リアルタイムレポート - PENTAX K-5 IIs【最終回】

あれっ?、このレビュワー、以前本ブログでケチョケチョンにけなした人じゃないか。まぁ今回はまともな記事になっている。決して不具合のある内容じゃない。

とは言え、この記事を読み、「なるほど、デジタルプレビューは凄いじゃないか!」、そう皆さんが納得するだろうか?。「プロカメラマンなら使うだろうけど、アマチュアには要らないんじゃないの?」、そんな言葉が出てきちゃう気がしてならない。

デジタルプレビューはもっと気軽にアマチュアが楽をする為のツール、そう感じて頂きたい。

うちのK-5はRAW/FXボタンにデジタルプレビューを設定していて、このボタンを押すだけで、その時得ている露出(絞り、シャッタースピード、ISO感度)とピント位置で、テスト的にシャッターを切ってくれる。これの優れているのは、AF利用中でもピントを無視してシャッターを切ってくれるところ。

多くのカメラマンはピントが合っていないとシャッターが切れないAF設定にしているだろう。でもPentaxのデジタルプレビューはピントが合っていようがなかろうが現在のピント位置でシャッターを切ってくれる。露出の確認をするだけなら、ピントを合わせる作業を無視してくれるのだから、これだけでもあり難いツールだ。

お散歩写真をしていた。30メートル先に興味ある風景があり、そこは輝度差が激しく、K-5の馬鹿露出だとどうなるかちと不安。そんな時に発動するのがデジタルプレビュー。

そこに向かう際に、頭の中でどう構図するか出来ている。問題はK-5の馬鹿露出だけ。そんな時にカメラを適当に構えて(ファインダーに目を付けずとも)、目指す風景に対してRAW/FXボタン押下。

デジタルプレビューの設定により、白飛び、黒潰れ、ヒストグラムを表示出来るので、目指す風景に到達する前に「なるほど、この風景だったら-1EVくらいかな?」と判る。その時点で露出補正をし、歩きながらもう一度RAWボタン押下で確認。あとは撮影位置に立ってカメラを構えて意図した構図でパチリするだけ。AFが迷わなければ「カメラを構えて1秒」で撮り終えられる。

しかもこの例だと2回シャッターを切っているが、SDカードには保存されていないから、わざわざテスト撮影のコマを削除する煩わしさもない。

K-5の馬鹿露出は全世界に浸透していると思う。その為、中央重点測光を使われているカメラマンも多いだろう(私も普段は中央重点だ)。順光ならばおおよその光の加減は判断出来るし、逆光でも太陽をフレーミングしなければさほど難しくは無い。

とは言え、中央重点測光が外す事があるから、各社、測光プログラムを作り、仕上がったのが分割測光や評価測光。だから中央重点測光だって信用し過ぎちゃ危ない。でもこのデジタルプレビューを使えばそんな心配も要らない。

これの利点はドライブを連写モードにセットしている時にも効果がある。テスト撮影でシャッターを押すとちょっと指加減でパシャパシャと連写されちゃうでしょう?。でもデジタルプレビューはドライブモードがどうなっていようが1コマしかシャッターを切らない。

通常、連写で写真を撮る際に事前にテスト撮影するならドライブモードを1コマに設定してテスト撮影、それでOKになって初めてドライブを連写モードに変更するが、デジタルプレビューはドライブを連写モードのまま、1コマのテスト撮影が可能になる。

急いでいる時は非常に便利。線路際を歩いていたら列車がやってきた。せっかくだから連写で列車を撮ろう!、でも輝度差が激しくて露出が不安だ。そんな時、ドライブを連写モードに変更し、先ずはデジタルプレビューでパチリ。その像を見て露出補正値をセットして、あとはカメラを構えて連写!。

※この時も先に述べたようにデジタルプレビューではその辺の露出が判れば良いだけなので、カメラをしっかり構える必要は無いし、ピント合わせも不要だ

またデジタルプレビュー直後、AEロックボタンを押すとその像をSDカードに記録してくれる事から、撮影位置に立って、シャッターでなくRAW/FXボタンを押してもう一度デジタルプレビューで確認し、それで問題が無ければAEロックボタンでカードに保存なんて事も出来る。

RAW/FXボタンはマウント部分にあり、横位置撮影だとちょうど左手の親指、もしくはレンズを鷲掴みする時は人差し指でポチッと押せる位置にあるので、デジタルプレビューするのが面倒だなんて事はない。また直後にAEロックボタンでSDカードにプレビューした像を保存も出来る。

※この時はJPGしか保存されないので注意が必要。RAWも保存したかったら、JPGを保存した直後、その像をプレビューさせ、もう一度AEロックボタンを押す事になる

やった事はないが盗撮にも便利だろう。広角レンズを利用し、レンズを絞り込んでMFで距離2メートルくらいに合わせておけば、シャッターボタンに手を触れずともデジタルプレビュー、AEロックボタンでノーファインダーフォトを撮れちゃう。首からカメラをぶら下げて右手はポケットに手を突っ込んだままで写真が撮れる。

ただ1つ、Pentaxが馬鹿だなぁと思うのは、デジタルプレビューした後にAEロックボタンを押すと、わざわざ「保存」と「キャンセル」を上下ボタンとOKボタンで選ばせちゃうところ。カメラマンの意志を持ってAEロックボタンを押しているのに、どうしてワンクッション入れるのか?。パソコンのソフトじゃないのだから、こういうのを開発者は全く理解をしていない。

このデジタルプレビューは露出の確認にしか使わないので、言い換えれば、ライブビューで露出を確認しているのと同意。ライブビューは作動中、電気をどんどんと食っていくが、風景に応じた露出補正値をしっかりと理解していればデジタルプレビューはほんの一瞬、多用しても電気は食わない。

歩きながらデジタルプレビューを駆使していれば、撮りたいと思った場所では、先に述べた通り、カメラを構えてパチリするだけ。そこでカメラを構えつつ、ファインダー覗きながら、露出補正ダイヤルをクリクリしている姿は滑稽そのもの。

いや、ゆったりと撮影出来る環境では、カメラを構えてから実際にシャッターを押すまでに幾ら時間を掛けたって、誰にも迷惑は掛けないが、お散歩写真の場合、そこが混雑している場とかだと、カメラマンがカメラを構えているだけで、往来は足を止めるのだから、カメラを構えたらすぐにシャッターを押す、これが実にスマート。その為に事前にデジタルプレビューで露出チェック。

電子接点の無い古いレンズを使う時、このデジタルプレビューは最大の威力を発揮してくれる。Pentaxのカメラはハイパーマニュアルと言って、グリーンボタンを押下する事で、レンズを瞬時に絞込み、絞りにマッチしたシャッター速度をセットしてくれる。

しかし、電子接点の無いレンズでは分割測光が利用出来ず、中央重点測光だけになる(スポットも使えたっけか?)。K-5に限っては上述したように分割測光が馬鹿だから、どんなレンズでも中央重点測光の方が楽な時の方が多いが、絞り込み測光だからなのか時折、あり得ない大きな嘘を吐いてくれちゃう。

だからそんなレンズを利用していると「先ずはデジタルプレビューで露出チェック」、これが自分の中で通常ルーティーンになっている。勿論、この時も撮影場所に立つまでに歩きながら露出チェックをしているから、実際の撮影はピント合わせだけに集中出来るし、撮影後に出てくるプレビュー画面で露出のチェックをする必要も無い。

K-5が露出馬鹿なのもあるが、このデジタルプレビューの恩恵を知っちゃうと、他社のカメラはメンドクセェだろうなぁ~と思うのだった。デジタルプレビューのあるカメラやEVF付きのミラーレスカメラが私にはマッチしているようだ。

本日の写真、木々は黒く潰れても良い、むしろ潰れて欲しい、そんな時にデジタルプレビューで黒潰れ、白飛び警告をオンにしておけば瞬時で写真がどうなるか判断出来る。露出を変えたり、AEBで複数枚写真を撮る必要が無い。


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