にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

Pentax K-3 レビュー その15 K-3に望遠ズーム装着する

2014年02月03日 00:00

untitled

untitled

Pentax K-3, Tamron AF70-300mmF4-5.6Di

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



Ricohからモニターでお借りしていたPentax K-3のレビュー、今日は手持ちのズームレンズ、Sigma APO70-300mmF4-5.6とTamron 70-300mmF4-5.6(Model A17)とK-3の相性を考えてみる。

最初に結論を書いちゃおう!。

「特に大きな問題点は見当たらない。2400万画素に対応した描写をしている」

DA18-135mmD3.5-5.6、DA17-70mmF4AL、Sigma 17-70mmF2.8-4(OS付き旧型)、この3本の標準ズームレンズの広角側の描写が酷かったので、全く期待をしていなかった。ところがどっこい、これで文句を言ったらK-3にもTamron、Sigmaにも申し訳ないでしょう!、と言うくらい安定した描写。

両70-300mmは135センサーに対応したレンズだ。そこに画質の面で余裕が生まれているのかもしれないし、3本の標準ズームも広角側だけが悪く、28mmくらいからはまともな描写をした事から、風景を大きく切り取る分には(細かい風景が無い)、K-3の2400万画素センサーが問題の無いレベルを持っているかもしれない。

また借りていた個体の問題なのか、あれだけピントが合わない、合わないと不満タラタラだったのが、この2本に関しては最短撮影距離周辺でも遠景でも、時折、若干のピンズレはあるものの、概ね良好であった。

※どうもK-3は広角側でのピント精度に問題があるようだ

もうね、書く事がない(笑)。K-5で、両望遠ズームのウィークポイントだと感じていた250mmを超えた辺りの描写もF8半、F11まで絞れば許容範囲。また近景を絞り開放で撮影してもカリカリとまでは行かないが、カリ、くらいまでは描写されていて、K-5よりも良いんじゃないか?、と感じられるコマもある。これがローパスフィルターレスの恩恵なのだろう。

まずはトップ写真。これはTamron 70-300mmで100mm、F8、ノーマルシャープネス+1で撮影している。中央部と隅の当倍切り出しをご覧頂こう(切り出し像は以下全てクリックで当倍)。中央部はファインシャープネスだと見間違う程、カリッと感が強い。


中央部

2014-02-03-02


右上隅

2014-02-03-03


続いて、Simga APO70-300mmの像をご覧頂こう。120mm、F8、ISO400、ノーマルシャープネス+1(日没後、カメラを柱に押さえつけて撮影)。


全体図

2014-02-03-04


中央やや右上(ピント位置はココ)

2014-02-03-05


左上隅ちょい下

02014-02-03-06


次に近景の絞り開放像。こちらはSigma APO70-300mmが若干ピントを外してしまったので、Tarmon 70-300mmの像だけとする。200mm、F5.6、ノーマルシャープネス+1で撮影。

この写真では出ていないが、Tamron 70-300mmはこの手の風景では焦点距離、ピント位置などでフリンジ(色収差、偽色?)が輪郭に出るが(Sigmaはまず出ない)、RAWから現像し、フリンジ軽減をすれば消えてなくなる(Pentaxカメラでは純正以外は倍率色収差補正は出来ない)。


全体

2014-02-03-07


ピント位置

2014-02-03-08


最後に遠景。下はSigma APO70-300mmで撮影。DA18-135mmの135mm側でこの手の遠景を撮影したら間違いなくボヤッとする(同じ画角にしても)。そして驚いたのが、これは300mmで撮影している。F11まで絞っているが(ISOは280)、これほど綺麗に解像してくれるとは思っていなかった。

この写真のみ、撮って出しJPGの露出、カスタムイメージの色味がつまらなかったのでLightroomで再現像している。デフォルトシャープネス値の25で、ウィークポイントの300mm、K-3が凄いのかSigma APOが凄いのか良く判らないが、ここまで解像していれば十分。


全体

2014-02-03-09


中央ちょい左

2014-02-03-10


中央ちょい下

2014-02-03-11


FA28mmF2.8AL、FA50mmF1.4に続いて、この2本のズームレンズも合格。もしかして、K-3レビュー始まって以来、一言もケチを付けない記事になったのかな?(笑)。

ケチをつけるところがないと文章も短く済んで楽だなぁ・・・・。

いや、1つだけケチを付けよう。但し、これはK-3にケチを付けるのでなく、提灯持ちな人々に向けてのケチだ。

K-3のファインダーがK-5よりも倍率が高く、明るくなった、これは事実だが、どんなレンズでもMFで簡単に合わせられるかのような表現をしちゃう人々がいる。でも「そりゃぁチミ、誇張し過ぎてでょ!」。それと同じく・・・。

K-3はK-5よりもボディ内のAFモーターが強力になり、レンズ内にモーターを持たないFAレンズや今回の2本のズームレンズで、ピント合わせが速くなった。カタログに現れないが、評価に値する最高の機能アップだと思う。素直に良くやったと褒めたい。

でもこれを提灯持ちな人々は「劇的に改善された」なんて表現を使う。速くなって不満はある筈もないが、悪いけど劇的ではない。特に200mmを越えた辺りから、近景から遠景(またはその反対)を繰り返せば判るが、もうちょっと速いと嬉しいなと思う。

だから、量販店で試せる人は、この手のレンズ内にモーターを持たないレンズ、特に望遠ズームを装着して、AFテストをされるべきだ。速くなったとは感じるだろうが、劇的なんて言葉は決して出ないだろう。

私はPentaxユーザーだ。だからどうしてもPentaxカメラに対して辛口になってしまう。ユーザーとしてここをこーして欲しい、あーして欲しい、そんな願望が多く含まれるから。中には一連のK-3レビューネタを見て、ネガキャンしてんじゃねぇよ!、と思われる方もいるかもしれないが、嘘と紙一重の提灯持ちするよりもましだぜ。

時に、うちの連れが良くやらかすんだが、望遠ズームを使っていると、とにかくでっかく写したい、そう思うとファインダーを覗く前に200mm以上にしちゃう。そしてピントが合っていない状態で被写体を探すものだから、どこにそれがあるのか判らない。

右でもない、左でもないと慌てふためいている。連れにSigma70-300mmを付けて、沼を泳ぐ水鳥の動体撮影をテストして貰ったが、もし劇的にボディ内レンズ駆動が速くなっているのだったら、慌てる事はないだろう。でも慌てている。

いやいや、君の目の前に優雅に泳いでいる水鳥がいるでしょ!。ようやくそれを探し当ててもピントが合っていないから、特にこの手のレンズだとジーコジーコと煩い。結果、羽を広げた最高の瞬間を写し逃す・・・。

うーん、そうじゃないんだよねぇ(笑)。望遠ズームで写真を撮る時はまず広角側で被写体に当たりを付け、そこである程度ピントが合った状態にする(シャッター半押しを軽~くポンッポンッ)。それからズームしつつしっかりとピントを合わせる。

そうやれば被写体を見失う事もないし、ボディ内モーターでジーコジーコとピントが大きく前後する事もない。とは言え、それを常にやらねばならないのなら、やっぱり劇的に速いとは表現しちゃ駄目っしょ。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)