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Pentax K-3 レビュー その25 んで結局ど~なんじゃ?

2014年02月23日 00:00

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Pentax K-3, SMC FA50mmF1.4

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Ricohからモニターでお借りしていたPentax K-3のレビュー、今月末までネタを引っ張ってやろうと思ったが、流石にもう語る内容が無い。今回が最後、と言う事でまとめ、結論を出そう。

まず、現段階で、ファームウェアがVer1.02となり、ローパスセレクターブラケットが出来るようになったようだ。これを設定すれば、モアレが出そうな風景に対して、一度シャッターを押せば、自動的にOFF、TYPE1(弱)、TYPE2(強)と3枚をブラケットしてくれる。

これ微妙だなぁ。私個人はTYPE1が無意味な存在だと感じている。わざと色モアレを発生させたコマ、TYPE1では全て消せなかった。確かにオフよりもモアレは薄れ、一定の効果は感じるのだが、効果が見えるだけじゃ駄目で、構図中から消え失せなくちゃ意味がない。となるとTYPE2しかない。

スタジオでブツ撮りや人物を撮ったりする人には便利なのかな?。せっかくブラケットが可能になったのなら、常に3枚を撮影するんじゃなく、OFFとTYPE2、OFFとTYPE1と言った2枚撮影のオプションもあっても良かったように感じる。

まぁネイチャーはもとより、お散歩写真で人工物の多い街中撮影でもJPGしか撮らないカメラマンは別にし、RAW撮りをしているのなら、色モアレはおおよその現像ソフトで消してくれるので、私がK-3を手にしたら、現状、まともに解像してくれる標準ズームレンズがない中、画質が劣化するローパスセレクターを作動させるなんて100%ないと断言出来る。

勿論、こういう機能がユーザーのリクエストで追加されるのは喜ばしい事。でもRAW/FXボタン機能に電子水準器も組み込む、これは今回やってくれなかったみたい。このリクエストは無かったのかね?。

どのリクエスト、どの機能を優先させるかは企業の勝手だが、電子水準器はソフトウェアとして起動するのだから、単にそれをオンオフする機能をRAW/FXボタンに割り当てるだけ、ブログラム中に分岐の選択肢を1つ増やすだけ、こんなの簡単に出来そうな気がするのだが・・・。

それとしつこいようだけど、ユーザーモードが3つしか登録出来ないから、ローパスセレクターブラケット等の特殊な撮影をどう使いこなすか?、それを考えるとK-3って不快以外のなにものでもない。K-3を素直に好きになれないのはこれ。5つあったものを3つに減らすってどう言う事?。

ファームウェアで可能ならば是非やって頂きたいのが、27点のAF測距点、これを従来通りの11点にする選択肢があって良いと思う。中央1点のみへの変更が出来るのだから、27を11に減らす、これもRAW/FXボタンに機能を加えるのと同じくらい簡単な気がする。

静物を撮る人には27もの測距点なんてほとんど必要としないし、測距点が多いのにそれを変更する十字ボタンのユーザーインターフェースが出来損ないだから、ファインダーを見ながら変更しようと思うと、結局、思った位置に測距点が移動してくれない。

他にもぶつくさ言いたい事は仰山あるが、それをここで書くと、今までの24のレビューと同じ内容になってしまうので、ここでは割愛しよう。

夕景

2014-02-23-02

Pentax K-3, Sigma APO70-300mmF4-5.6DG MACRO


ではK-3は買いか?。

K20DからK-7になった時はセンサーが同じだから、単に処理速度が上がり、ボディのデザインが変化しただけのこれこそマイナーバージョンアップのカメラでしかなかった。実際、K-7を購入したけど、高感度の描写がどうも好きにならず、結果、K20Dをそのままメインカメラにしていた程。

でもK-5からK-3はセンサーそのものが変わったから、全うなフルモデルチェンジ、K-5から正当に進化したカメラであるのは確実で、主観を排除すればK-5よりも遥かに優秀なカメラと言い切って良い。だからK-5までのカメラをお持ちの方は、素直にK-3にステップアップしても(私のようにユーザーモード!、と叫ぶような人じゃない限り)不平不満はさほど出ないと思う。

問題はK-5II、K-5IIs、はたまたK-30、K-50ユーザー。この4機種と比較すると、連写速度と動体AF性能が上がったくらいで、他に優位点を見つけるのは難しかったりする。

また2400万画素の弊害もある。高感度耐性は1600万画素センサーとほぼイコールだから合格だとしても、いかんせん、Pentaxには2400万画素に対応出来る、優れて、かつ安価な標準ズームレンズがない。A3ノビ程度のプリントなら現行レンズでも大きな欠点にはならないだろうけど、だったら1600万画素でいいじゃん。

噂ではK-50の後継機種はK-3と同じく2400万画素になるらしく(SonyがAPS-C用の1600万画素センサーを作らないんだろうな)、だとするとレンズとのバランスが丁度良いSonyの1600万画素センサーを積んだ現行のK-3以外のPentax一眼レフの方が幸せ感は強い。

イコール、動体撮影に力を入れているカメラマンを除けば、K-3は焦って買うカメラじゃない。また、借りていた個体はFAレンズ、電子接点のないMFレンズを使うと日陰、夕暮れ時に露出オーバーになったり、広角側では多くのレンズでAFが暴れた。

もしこれがK-3全体の話であるのなら、(RAW/FXボタンで電子水準器のオンオフも含め)ファームウェアで解消されない限り、私なら買うのをためらってしまう。言い換えれば、これが解決されれば、ユーザーモードに関しては常に不満を漏らすが、欲しい、使ってみたいカメラ、そう表現出来ちゃう。

それでも今の価格だと、K-5の縦位置グリップが使えないから、これも揃える必要があり、そうなると、あれれ?、K-5IIsとK-5II、もしくはK-5IIsにK-30やK-50が買えちゃうぞ?。K-3を1台なら、K-5IIsにK-50のセット方が遊べるよね。

そしてケチだからして、いずれK-3を買うのなら、今、K-5IIsにK-50を買ったらそれはそれで無駄遣いだと感じ、ならばK-3が7万円台に落ちる来年以降まで、手持ちのK-5とK-7で過ごせるなぁ、うん?、それが一番幸せか?、なんて思っちゃう。

※K-3はK-5の上位機種でなく、K-5の代替の新型モデル、K-7もK-5も7万5千円くらいで買っているから、同一金額帯にならない限り、K-3を買う気にならない(「なれない」のでなく「ならない」)

和の壺

2014-02-23-03

Pentax K-3, Tamron AF18-200mmF3.5-6.3II


K-3を擁護すると、1つだけはっきりしているのはK-5系のカメラよりも確実に進化しており、K-3を使ってしまった今、K-5系は一世代前のカメラでしかないし、他社のカメラをも比較対象にすれば、K-5系は二世代前のカメラ。だから良いカメラを揃えたい、そう思うのであれば疑う事無く、K-3を買うのが最適。

K10DからK20Dへの進化。センサーが1000万画素から1400万画素への上がり、これも正当な進化をしている。しかし、K20Dの大きな欠点は、1400万画素にし、新たに複数のカスタムイメージやファインシャープネスと言った高機能レタッチ技術を盛り込んだの関わらず、それを制御するハードウェアがK10Dのままだから、処理速度が一気に落ちちゃった。

K20Dも当時のPentaxの置かれている立場を考えれば十分に名機と言え、K-7を買うまではK10Dの軽快さは捨て難かった。

K-3は2400万画素になってもK-5系を遥かに上回る処理速度を持っており、イラつく事はまずない。全ての処理でサクサク動いてくれる。K-5だとシャープネスをファイン、もしくはエクストラにセットしていると、デジタルプレビューの表示に1秒掛かるが、K-3は瞬時で背面液晶に表示される。これだけでもストレスは堪らない。

だから、値段は二の次で、K-5II、K-5IIs、K-3とで悩まれている方は、2400万画素は云々と巷では言われているが、素直に最新のK-3を買うべきだし、K-3しか選択肢がないと言っても良いだろう。

そんな訳で・・・。

「今後のファームウェアのアップデートをチェックし、機能の全てが安定した時点からK-3を購入対象にしようと思う」

これが私個人の結論だ。


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