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Pentax K-3 レビュー 番外編 Ricohの質を問いたい

2014年03月09日 00:00

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Pentax K-3, SMC DA17-70mmF4AL

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HOYA時代、(あくまでも噂だが)HOYAが十分に資金を調達してくれず、Pentaxのカメラ部門がお座なりだったと言われている。それをRicohが引き受け、ユーザーとしては良い兆しが見えてきたと思いきや・・・。

今日はK-3に対する不満点をもう一度おさらいしているので、K-3に興味のある方は、それを留意点として、量販店で操作、ユーザーインターフェースを確かめると良いと思う。本当はRicohの関係者にも読んで頂きたかったりするのだが・・・。

内部でどんな話が進展しているか知る術はないが、一般消費者として、HOYA時代と何ら変わりが無いように見えるのは私だけではないでしょう?。

DA18-55mmF3.5-5.6、DA18-135mmF3.5-5.6、DA17-70mmF4、これら3本の標準レンズがK-3のセンサーに対応出来ているとは到底思えない。

※誤解されると困るので書いておくが、これら3本のレンズ、A3ノビプリントまでならさほど大きな問題はないし、24mmを超えたくらいから等倍で見てもそこそこの描写になる、問題は最広角側が耐えられない事

20-40mmF2.8-4はK-3にセットしてもましな描写をしているようだが、私のように実利しか求めないカメラマンには外観に金を掛けているだけの金持ち限定レンズにしか見えない。絶対に買わないと誓える。

何だろう、フィルム時代、FA28mm、35mm、50mmと言った、(デザイナーは斬新だと思ったろうが)消費者からはセンスの無い糞デザインと罵倒され、反発を食らい、そのトラウマから見てくれをオールドスタイルにし、金を掛けちゃた?。何しろ今見ても、うちにあるFA28mmとFA50mmはカッコ悪いもんねぇ(笑)。

Limitedレンズの愛用者はLimitedレンズには味があると言うが、申し訳ない、私はレンズに味なぞ求めない。以前PentaxからDA21mmのLimitedレンズを借りて撮影した事がある。像面湾曲のせいだろうか?、広角レンズの癖にピントの範囲が狭いのに幻滅してから、以降Limitedレンズへの興味は失せた。

レンズの味、独特の描写を追求するのに文句は無い。そしてそれを欲する人がいるのも理解出来る。外観に拘る人だっているのだから、それらに対してあ~だこ~だ言うつもりもないし、そういうレンズが存在する価値はあるだろう。でもその前に、まともに写る実用レンズをラインナップするのが普通でしょ?。

20-40mm、切りの良い数字にしただけかもしれないが、上記3本のレンズの17mm、18mmの描写の悪さから、Pentaxには17mm、18mmから始まるズームレンズを作る技術が無いと邪推しちゃうのもしょ~がない。それを払拭する為にまともな広角からちゃんと使えるズームレンズを作ってよ、ユーザーの大きな叫び。

そう言えばRicohは世界に誇れるGRレンズを持っている。GRの称号が付いたレンズは光学的に満点のレベルだと言う。実際にGXRのGRレンズの28mmと50mmを何度か使い、私自身、それを信じている。特に28mmは凄いと思った。そしてRicohがPentaxを引き受けた時、多くのユーザーがPentaxのカメラでGRレンズが使えるとわくわくした筈だ。

でもそんな話、ちっとも出てこない。Petnaxレンズのロードマップを見てもGRレンズが出ないのが判る。なるほど、Ricohはフランジバックの長い一眼レフ用のレンズを作る技術がないのね、ユーザーは勝手にそう判断しちゃう。

かつてのRicohのKマウント用のXRレンズを2本所持しており、Ricohが一眼レフ用のレンズを作る技術がないとは考えていないが、GRレンズのような最高峰の描写をするレンズは作れないのでは?、と思っている。

RicohはGXRで大失敗したでしょ?。その失敗を今度はPentaxブランドでもやらかすんじゃないかと冷や冷やしている。Kマウント用のGRレンズが将来発売されても、きっとそれはZeissレンズクラスの超高級レンズになるだろうから、一般的ではないし・・・。

そう、LimitedレンズやGXRのような一般的でない商品を作るのは勝手だが、一般的な商品を先に開発するべきでしょ?、と言いたい。

結果、PentaxのKマウントレンズは一部のカメラマンが満足する程度のレンズしか作れず、一般はPentaxのカメラを使うのならSigmaやTamronのレンズに頼らざるを得ず、やっぱりHOYA時代とな~んも変化がないじゃないかと不満が出てきちゃう。

そしてそれだったらわざわざPentaxのカメラを使う必要性がないんじゃないの?、それが前回の記事の結論になる。

また、K-3は私個人の中ではAFの精度を除けば他社のAPS-Cカメラを全て上回った性能を持っていると感じているが、残念なカメラであるのも事実である。このカメラが旧Pentax体制主体で作られたとしか思えない内容だからだ。

勿論、マルチパターンホワイトバランスや、表には出ていない部分でRicohの技術が加わっているかもしれないが、少なくともユーザーインターフェースに関してはRicohの優れた血は注がれていない。Ricohのコンデジの使い勝手は最高の部類に入るのに、それを利用しようと何故思わなかったのか?。

K-7、K-5の型を流用したのなら判る。でもK-3は新たに型を起こし、縦位置グリップまでK-5、K-7のが利用出来なくなった。だったら何故ユーザーインターフェースにRicohの意見を入れなかったのか?。

近頃では当たり前になっているファンクションボタン。Pentaxカメラの場合、RAW/FXボタンがそれに該当するが、設定出来る機能が限られているし、あと2つくらいはファンクションボタンを設けるスペースがあった筈。

※今現在、RAW/FXボタンはK-5で可能だった電子水準器のオンオフが設定出来ない仕様になっているのも解せない、どうしてK-5で可能だった操作が後継機のK-3で不可能になる?

以前にも述べたがシャッター回りにある露出補正ボタンとISO感度ボタン、これを両端に0.5~1mm寄せれば真ん中にもう1つボタンを設けるスペースが出来るし、AFボタンとAELボタンの間にもスペースがあり、ここも位置を少し広げればボタンを付けられる。さらに何故こんな一等地にこれが?、意味不明の動画切り替えレバーがあり、誰か内部で反対した人間はいたろうに。

ファンクションボタンを複数設ければ多くのユーザーは楽になる。Ricohはこれを知っているのに、何故K-3でファンクションボタンの意義を唱えなかったのか?、だからこそ井の中の蛙でしかない旧Pentax体制主体で設計されたとしか推測出来ず、HOYA時代と変化のないPentaxブランドへの魅力は失われていく。

そして不思議とRicohの悪い部分を引き継いだのがユーザーモード。Ricohのカメラはモードダイヤルに複数のユーザーモードを割り当てていて、それがK-3に採用されちゃって、しかも5つあったユーザーモードが3つに減らされちゃったからもうお口あんぐり。

ユーザーモードが減ったせいで、撮影中、頻繁に撮影設定を変更する羽目に陥り、結果どうなるかと言うと、十字キーはそれら撮影設定の変更と、測距点移動の2つに使われ、その機能の切り替えに、測距点移動/カード切り替えボタンを使うが、それを押し忘れて、測距点を移動しているつもりが、ホワイトバランスやドライブモードを変更しちゃってあたふた・・・。

ファインダーを覗いて、シャッターを半押しし、十字キーで測距点の変更をしているのに、測距点が全く動かない・・・、びっくりするよ。

だいたい、シャッター半押しした状態で、撮影に入るのだから、十字キーが各種設定モードになっていたとしても、自動的にそれをキャンセルし、測距点移動モードにするのが普通でしょ。ファームウェアのアップデートでそれくらい出来ないのかな?。シャッターを半押ししたら、その時十字キーが撮影設定状態なら、測距点移動/カード切り替えボタンを押しているのと同じ動きをすれば良いだけなのだから。

だからK-5使いとしてはK-3は機能的にはほぼ満点を付けて上げても良いが、使い勝手、ユーザーインターフェースに世紀の大改悪が施されちゃっていて、不快でしかない。だから他社のカメラに目が移る。ぶっちゃけユーザーモードが3つしかないのだったら、2つしかないNikonでもいいのさ。だったら中古でお安いD600でしょ。そんな図式が脳裏を過ぎる。

来年以降、ユーザーインターフェースを改良したK-3IIなるカメラが出てくる気がしてならない。だってこんなしょ~もないユーザーインターフェース、誰も気に入らないでしょ?。未だに強気の高値であるのも事実だが、だから今すぐに買う気になれないんだなぁ・・・。

とにかく、K-3が次のカメラになる可能性が高いが、ファームウェアのアップデート情報をこの1年チェックし、またK-50の後継機種の気になる。それを考えながら次期メインカメラを考えたい。

それとK-3レビューの最初にお伝えした事を再度追及したい。それは添付される現像ソフトであるDigital Camera Utility 5について。

サムネイル表示のキャッシュが悪いのか、1つのフォルダに数百枚のRAWファイルがあったら怒りが出る程、待たされる。しかもその中から1枚を選択し、現像を終了し、サムネイル状態に戻っても一から表示を始めるので、再び待たされる。

こんなのは出荷前からおかしいのはアホでも判る。それを誰も指摘しなかったのだろうか?。この手のソフトは社内、社外に必ずテスターがいる筈で、不具合、要改善項目として必ず上がっていた筈だ。フリーソフトでも瞬時で表示出来る機能がそうじゃない。そしてK-3が発売されてから3ヶ月が過ぎてもDCU5は一度もアップデートされていない。

しかもファインシャープネスは装備されたが、エクストラシャープネスは未装備。カメラで可能な作業は添付される専用現像ソフトでも可能じゃないとおかしいでしょ。

そしてこのDCU5は現状ではK-3のユーザーしか利用出来ない仕組みになっている。なんてケチ臭い会社なんだ。百歩譲ってDCU5がK-3や、それ以降に発売されるカメラ専用としても、だったらK-5等に添付されたPDCU4のバグ取りとカメラの仕様を満たしていない部分を修正したアップデート版を用意するのが普通じゃないか?。K-5II、IIsは現行機種で、PDCU4が添付されているのだから・・・。

PDCU4にはホワイトバランスのCTEもないし、DCU5に装備されたファインシャープネスだって未だに使えず、ノイズリダクションはお話にならないくらいひどい。おまけにカスタムイメージはPentaxカメラの内部処理とは程通り代物で、DCU5でまともにはなったが、それでも色合い、コントラストに違いを見出せ、ユーザーを馬鹿にしているとしか思えない仕様になっている。

タイトルの「Ricohの質を問いたい」、これはまさにPDCU4、DCU5に集約されるし、その象徴とも言える。やっぱりHOYAと 体質は同じじゃないか。これだけ不評な現像ソフトに何のてこ入れも加えていない、これじゃぁ、まともなレンズだって出ないだろうし、K-3もきっと開発者達は完璧なカメラだと大きな勘違いしているのだろうな、そう思われても仕方が無い。RicohはこれらHOYA時代の負の遺産をすぐにでも払拭するべきだ。

悪口だけしか書かない性格の悪い奴と思われるのも癪なので、最後にもう一度、しつこいけど書く。主観でしかないが、これだけは皆さんに強調したい。

K-3は一部のレンズに対するAF精度と露出精度の悪さを除けば、他社の現行のAPS-Cカメラのどれを見ても取るに足りないと感じてしまう程の出来栄えだ。つまりAPS-CならK-3が最高だと感じている。これは提灯持ちでもなんでもない。3週間使って確信している。

そしてAF精度と露出精度は今後のファームウェアのアップデート何とかなる筈と踏んでいるし、3つしかないユーザーモードにしても、何らかの対策を施してくれると期待している。

PanasonicのGX7。このカスタムモード(Pentaxのユーザーモード)が私の理想だし、GX7が出来るのだからK-3も内部のソフトウェアを変更すれば同じように作用すると思うのだが・・・・。

そのカスタムモードは、モードダイヤルはC1、C2、C3と3つしかないが、C3にセットすると、C3-1、2、3と選べるようになり、都合、5つのカスタムモードを登録、利用可能ならしい。これはK-3のレビューで「こうなってくれれば・・・」と全く同じ事を書いており、それがすでに現存しているカメラでそのインターフェースが採用されていたのをつい最近知った。

いやぁ、Pentaxさん、やっぱりあなた達はちょっと遅れていると思う。井の中の蛙と言われても仕方がない。3つしかないユーザーモードをそれ以上にするのは、User3をGX7のC3と同じにするしかないが、それくらいパクッても誰も怒らないだろうし、むしろ喜ぶ人の方が多いと思う。

※本日の写真はRicohからモニターでお借りしたカメラで撮影している


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コメント

  1. Kan | URL | 30oPJyPA

    お久しぶりです。
    K-50も十字キーの扱いが今ひとつわからなくて(AF測距点の選択)、結局スポットAFに固定して使っています。それを理解して自分がカスタマイズ おっと、もとい(苦笑)。上手に付き合うという方もいらっしゃるし、人それぞれってとこでしょうか?。
    ま、良くも悪くもその癖の強いカメラづくりがPENTAXなのだと思います。この点は今後も変わらないんじゃないかと。(~_~;)
    私もなんだかんだと言うでしょうがPENTAXならではのいいところもあるので、気長に付き合いたいと思っています。

  2. BigDaddy | URL | -

    > Kan さん

    使い勝手への感想はホント、人それぞれだと思います。Nikon Dfなんて私はあんな使い辛いカメラなんて!、と悪口しますが、Df最高!、って人もいるんですから(笑)。

    Pentaxは保守的なのでしょう。無理に冒険して、従来のユーザーを怒らせたくない、そんな意識があるように見えてしまいます。それか上層部が余程の頑固者かでしょうね・・・。いずれにせよ、K-3はユーザーインターフェースに関しては残念なカメラです。

    ただ、問題は、結局はどのメーカーも一長一短で、K-3を糞呼ばわり出来るくらいのカメラが他メーカーに存在しないって事なのでしょうね(笑)。結果、文句を言いながらもK-3を使うしかないのかなぁと・・・。

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