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Lost community - 失われた集落 その3

2014年04月12日 00:00

廃集落・・・春

廃集落・・・春

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



4月2日4月4日の記事では、探索日、時間がなく、半分しか探索出来なかったと書いた。

マムシとスズメバチが嫌だから、次の探索は半年以上先。うーん、これだと欲求不満が溜まる。そこで急遽、再度、残り半分の探索に出掛けたのだった。

一昨年まで何度か訪れていた某県某所、そこは超~限界集落が1つに近くに2つの廃集落があり、ここは恐らく廃墟マニアにもほとんど知られていない(ブログ等で紹介されているのを見た事が無い)。そしてそう言ったところの方が、やっぱり探索し甲斐がある。

今回紹介したLost communityと題した廃集落も結構な規模な割には全国的には知名度は低い。ネットをウロチョロしていて偶然見つけた場所で、知る限りここを訪れブログ等で公開しているのは数名に過ぎない。

土地勘が無くても場所の特定は簡単だった。そして本ブログをご覧の方も私からは場所を明示しないが、ここ数日、そして今後の幾つかのネタを見れば(つまり何県のどの辺りを旅したか)、おおよその位置は判る筈。

あとは他のブログで幾つかの情報を補充し、Googleなどの航空写真で確認すりゃピンポイントで特定出来てしまうだろう(流石にストリートビューは無かった(笑))。

本当はこういう場所を特定されるのは、マナーの悪い廃墟マニアも訪れちゃうから困るのだが(そういう奴はマムシかスズメバチに刺されりゃいい)、こればかりはしょ~がない。私だってそうやって場所を知り得たし、自身、マナーが良いとは言い切れないのだから・・・。

この廃集落は谷戸になっていて、太古の昔はリアス式海岸だったのだろう、簡単に説明すると3つの山(丘)の合間の2つの谷のかろうじて平地になっている部分に家々が密集していると言えば良かろうか?。

前回訪れたのは奥の方だったのでエリアBとしよう。何故手前側でなく奥を攻めたのか?。うーん、これは情報収集不足、エリアBの方が大規模な集落だと勝手に思い込んでいたからだ。そしてエリアBを制覇すりゃ満足するだろうと思っていた。

ところがどっこい。実は手前のエリアAの方が規模が大きいのを探索翌日に知ったのだった。そして4月4日の記事では、ここはマムシとスズメバチの宝庫だから、次に訪れるの冬だ!、と書いた。

でも運が良い事に、先週末、予定していたイベントがキャンセルになり、丸一日ぽっかり開いた。だったらエリアA、行こうじゃないの!、って事で本日のネタだ。

何故ここがこんなにも放置されているのか。管理していた企業が倒産したから、そのままになっている訳だが、前回、昨年破産したらしいと書いたが、正確には今年初めに破産している。但し、権利が宙ぶらりんにはなっておらず、今は破産管財人が管理している。

この先10年以上、この廃な状態が続くかもしれないし、来月にでも新たな投資家が現れて、一瞬にして更地になってしまうかもしれない。廃墟とはそういうもの。だからこそ一期一会、半年も待てなかった。


エリアAも踏み切りを渡ると異次元の世界へ

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かなり獣道化している

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エリアBは幾つかの家屋にまだ人が住まわれているからなのか、ある程度整備(清掃)されていて、そこを歩いている限りマムシになんて合わねぇなと余裕で歩いていたが、エリアAはメインストリートから外れ、山へ登る道は上写真のようにほぼ獣道と化していて、どう考えても冬眠から覚めている気候、本気でマムシの心配をしてしまった。

そして廃屋が密集している道は下の通り。これでしょ!。これぞ廃集落の路地である!。


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では廃屋の幾つかをご覧頂こう。ここまで植物に侵食されていると、仮に玄関が開いていたり、窓が割れていても、入る気がしない。真性廃墟マニアには決してなれない自分・・・。


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間近で撮影出来る戸数はエリアBの倍近くあろうか?。エリアBは道沿いの家屋の奥に幾つかの家屋が密集していて、それらは肉眼でも「うん?、あの植物の中に建物があるのか?」と言うくらい蔦などに侵食されていて、写真に撮ってもど~にもならない風景が多かった。


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そして下の最後の写真のように先へ行くほど、道は狭くなり、最近誰も歩いていないであろう状態になる。恐らく、ここを上り切って、そして下るとエリアBに続くのだろう。


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廃墟を探索していて一番楽しいのは、そこがプロカメラマンの写真集や、ブログ、ホームページで既に紹介されていても、ほとんどの撮影で、自分一人しかその時間、その場にいない事。お散歩写真や、景勝地、観光地と違って、通行人を含め、他人に邪魔をされないのは勿論の事、全ての風景を、その時だけは独り占め出来る。

これは諸刃の剣であり、万が一、マムシやスズメバチに襲われたり、家屋の崩壊で怪我をしたら頼みの綱は携帯電話しかない。昨年訪れた山梨県の廃ホテルでは、前日周辺に熊が出たと言われ、しかもハチに追いかけられて、ハチの種類は確認出来なかったが、勇気ある撤退、それは正しい行動だったと思っている。これらリスクさえ背負えば、探索中は楽しくて仕方が無い。

そして、ここまでブッシュ化していると、一人だと先に進む気を無くす。先日も述べたが、この周辺はマムシが生息しているからだ。マムシは人の歩く道にとぐろを巻いているなんて滅多にない。だから通常の廃墟探索で、マムシに咬まれるなんて考えもしないが、ここまでブッシュ化した道だと、奴らがどこに潜んでいるのか、洒落にならん。

何年か前、中伊豆の山里をお散歩していた時の事、歩いていた真横のでっかい枝がボトッと落ちた。と思ったら、その枝が後方へ一直線。それがヘビだった訳。色や大きさからしてアオダイショウ、咬まれてもせいぜい腫れる程度で特に心配は無いが、それでも目の前に落ちてくるなんて心臓が止まる!。

※マムシは地面にいて、アオダイショウは木にいる事が多い、これは正しいのか?

それとヘビは動物園で個体だけを見ると派手ですぐに判るが、自然の中だと保護色になっていて、遠目では判らないらしい。山中の廃墟で自分だけの世界だ!、と酔いしれる反面、リスクも大きい。当然、無許可で他所様の土地へ侵入する時だってあり、こうやって廃墟写真を掲載していても、積極的に廃墟は楽しいぞ!、とは言えないのだった。

とにかく今回紹介した集落、場所を特定され、行ってみよう!、そんな方は今の季節からマムシに注意し、来月下旬からはスズメバチに気をつけなくちゃならない。もしくはどちらもいない冬に訪れるべきだ。


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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    東京湾にこんな島が存在していたなんて 知りませんでした。
    規模は違えど 長崎の軍艦島へは制約がありますが、ここは船便もけっこう有り、僕から見ると 東京見物よりも絶対行きたいですね。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    恐らく1つ前の記事へのコメントかと思いますが、念の為、この記事の廃集落は島ではありません。

    軍艦島、ここがただの観光地に成り下がってしまうのにそう時間は長く掛からない気がします。そうならない前に訪れたい地ですねぇ。竹田城もそうですが、日本人ってブームになった途端、それしか目に映らないと言うか、節操がないと言うか(笑)。結果的に価値のある遺構が単なる観光地化し、手すりやらロープやら、この猿島のようにボードウォークまで作ったり・・・。安全を考えると仕方ないのかもしれませんけどね。

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