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ひょんな事からFujifilm X-E2を使ってみた その6 フィルムシミュレーションをシミュレーション

2014年06月08日 00:00

光と影

光と影

Fujifilm X-E2, XF18-55mmF2.8-4

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



Fujifilmのフィルムシミュレーションは何年も前からコンデジにさえ採用されているので今更語る必要はないだろうが、Lightroomの最新バージョンでこのフィルムシミュレーションをカメラプロファイルで再現しているので、それを中心に語って行きたい。

フィルムシミュレーション、玄人っぽいカッコイイ名前だけど、要はPentaxならばカスタムイメージ、Nikon、Canonではそれぞれピクチャーコントロール、ピクチャースタイルと同じ。

とは言え、過去にフィルムカメラでリバーサルフィルムを使っていた、もしくは今も使っている、そんなカメラマンはプロビア、ベルビア、アスティアと言った銘柄に弱い。リバーサルフィルム愛用者なら誰もが一度は使った事のあるフィルムだからだ(コダック派でも比較の意味で使った事がある筈)。

それにつけこんで、現像ソフトやレタッチソフトと言った類いではフィルムをシミュレートした設定を利用出来たりする。でもプロビア、ベルビアは何せ今も販売している自社製品、それをFujifilm自身がシミュレートしているのだから、誰もが興味を持つ。

そして2ヶ月くらい前だったろうか?。LightroomがこのFujifilmのフィルムシミュレーションをカメラプロファイルとしてサポートした。しかもFujfilm自身がそのノウハウを伝えたそうで・・・。

じゃぁ試してみるべ!。以下、クリックすれば長辺960ピクセルとなる。「160NS」はプロネガスタンダードのフィルム名だ。

プロビア
X-E2撮って出し Lightroom
2014-06-08-02 2014-06-08-03


アスティア
X-E2撮って出し Lightroom
2014-06-08-04 2014-06-08-05


ベルビア
X-E2撮って出し Lightroom
2014-06-08-06 2014-06-08-07


160NS
X-E2撮って出し Lightroom
2014-06-08-08 2014-06-08-09


如何だろうか?。

さすが、本家がレクチャーしただけあって、かなり似ていると思う。変化があるとすれば空。Lightroomの方がおおよそ階調がより出て、明るく写っている。この辺はさほど気にせずとも良いだろう。気になったら空の部分だけブラシや段階フィルターで調整してやりゃいいだけ。

人工物も1枚・・・。

プロビア
X-E2撮って出し Lightroom
2014-06-08-10 2014-06-08-11


これを書くに当たって20枚くらいチェックしたが、どれも首を傾げるような事はなかった。時折、空の明るさが異なるくらいで、ほぼ同じ色相、彩度、コントラストである。これだけ模倣しているだから十分に合格点を上げても良いだろう。

どこかの掲示板でLightroomのこのカメラプロファイルもカメラ内現像と全く違う!、なんて書いている人がいたが、確かにヒストグラムを見ると微妙にずれる。でもじゃぁ、その微妙をブランドテスト出来るか?、まず無理だろう。いずれにせよ私はそこまで神経質じゃない。

ところでここで「X-E2に添付されている現像ソフトではシミューレート出来ないのか?」なる疑問を持たれるだろう。

添付ソフト、Raw File Converter EX Powerd By Silkypixと言うが、うん、Powered By Silkypixに期待しちゃ駄目よ、駄目、絶対駄目。

インストール最中、この「Powered By Silkypix」って文字を見ちゃってゲンナリしちゃった。どうせPentax用と同じく、過去の古い画像処理エンジンを使ってんだろ?、ノイズリダクションなんて使い物にならないんだろ?・・・。はぁ、天下のFujifilmがねぇ・・・、とブツクサと呟いてしまった。

このソフト、画面を見る限り、Silkypix Developer StudioのFujifilm版でしかないようで、フィルムシミュレート機能があり、一応、ベルビア、プロビア、アスティア、コダクローム等があるようだが、あくまでも「~風」でしかない。多分、PentaxのK-30やK-50に添付されるSilkypix Developer Studio For Ricohとほぼ同じ機能なのだろう。これに関してはまた後日!。

それにしてもこのRaw File Converter、Fujifilm専用なのにEXIFデータは一般項目しか表示されない。そのファイルがどのフィルムシミュレーションで撮られたかが皆目見当がつかない。うーん・・・。

どうすんだよ?、いや、待てよ?、この現像ソフトをインストールした時に、他に変なソフトが一緒にインストールされたな、もしかしたらビューワーソフトで、それでFujifilm独自の項目が見られるのか?。果たしてそれはMyFinePix Studioと言ってその通りだった。

このMyFinePix Studio、使い勝手は糞である。まずビューワーの癖して起動が遅い。これ一発でアウト。ビューワーは瞬時で起動、これ当たり前。コンデジ用に開発されたお座なりソフトって感じがしたね。でも写真の撮影モードを見るには恐らくこれを使わないとならないのだろうから、Fujifilmのカメラを買ったら常にこの糞ソフトと付き合うようになるんだろう。

さて、LightroomのカメラプロファイルがこれだけFujifilmのフィルムシミューレーションを忠実にシミュレーションしているって事は、Pentax独特のカスタムイメージもRicohがAdobe側に情報を提供すりゃいいだけでしょ?。何を渋ってんのかなぁ、Ricohさんは?。Lightroomで雅(miyabi)や銀残しが使えたら楽だぜぇ~。

最後に。本日のトップ写真。これは元々プロビアで撮影していて、撮影時、EVFで眺めていた時は、結構黒く潰れていたのでそのままシャッターを押したが、暗部が思った以上に明るく写ってしまった。そこでLightroomのカメラプロファイルでベルビアにした。

この像ならプロネガハイ(160NC)でも良いと思う。プロネガハイはベルビアに匹敵するくらいにコントラストが強い。ベルビアを街中で使うと彩度が高過ぎると感じる時がある。そしてプロビアやアスティアは当たり前過ぎる・・・、そんな時のプロネガハイ、街中のお散歩写真はプロネガハイも(特に光が回っていてコントラストの弱い曇り日には)面白いかもしれない。

そして当然、廃墟を撮影する際はコントラスト弱め、色合いも渋めのプロネガスタンダード(160NS)が最も適していて、インパクト重視ならアスティアが良いと思う。

いずれにせよ、Lightroomでこれだけフィルムシミュレーションをシミューレーションしてくれちゃっているので、撮影後に如何様にも変更が可能なのは嬉しい。カメラプロファイルをベルビアにし、部分的にコントラストや彩度を弱めたりも出来ちゃうのだから。

Fujifilmカメラをお使いで、RAW現像派でもLightroomをお持ちでない、そんな方はまずはLightroomのお試し版をインストールされてみると良い。またJPG派の方でも一度はFujfilmのフィルムシミュレーションのシミュレートしたLightroomを体験されるべきだ。


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コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    綺麗ですね

    Lightroom使っていますが、プロファイルそのものもあまり使い切れておりません。というより使っていません。好みだけであちこちいじって出しています。爆 写真の発色、切れ味もとても綺麗ですね。ほとんど違いがわかりません。カメラ内現像でJPEG出しでこれだけ出るなら楽しみです。PENTAX用のプロファイルを作ってみたいですが私には無理そうです。

  2. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    PanasonicとPentaxだとLightroomのプロファイルはadobe standardしかないので私も好みでいじっているだけです。でもなんだかんだとプリセットのポジフィルム調や冷調辺りが具合が良く、そこから細かく調整する事が多いです。

    Fujifilmのフィルムシミュレーションを見る限り、実は色は地味ですね。NS160やアスティアは元々発色そのものは地味でしょうから良いのでしょうが、プロビアとベルビアは後のネタにもなりますけど、私個人は本物のフィルムとは明らかに異なると感じています。コントラストが丸で違うと思っています。

    Pentax用のプロファイルはあれば良いですねぇ。でもmiyabiはこの前、Lightroomの幾つかの項目を適当~にいじっていたらそれっぽい発色になりました(笑)。なんだ、これで十分じゃないかと思い、もう少し煮詰めて、ホントに似ているのなら、ネタとして掲載しようと思っています。

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