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ひょんな事からFujifilm X-E2を使ってみた その7 Pentaxのリバーサルフィルムと比較

2014年06月10日 00:00

やっぱり昭和家屋だよなぁ~

やっぱり昭和家屋だよなぁ~

Fujifilm X-E2, XF18-55mmF2.8-4

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事でFujifilmのフィルムシミュレーションをLightroomがサポートし十分使えると書いた。今日は変化球ネタを・・・。

とその前に、先に本日の写真の解説を・・・。

ある山中の廃屋で、光と影、これを表現したく、敢えてフィルムシミュレーションをコントラストが高いベルビアで丸ごと撮影した。でもやっぱり全てのコマでコントラストが高過ぎる。

でももし、私がX-E2を所有していてもカメラ内で再現像はしないだろう。Lightroomのカメラプロファイルで十分だからだ。

この風景、そのカメラプロファイルのプロネガハイやアスティアにしてコントラストを弱めても良いが、あえて再現像し、カメラプロファイルはベルビアのまま、ハイライト、シャドー補正を使ってダイナミックレンジを広げてみたのがトップ写真。

ちなみにこの廃屋で昭和62年の新聞を幾つか見つけた。これが最後の年であったら、30年近く前に無人になったと思われる。写真右下、しょうゆを見つけられる。これって30年前のもの?、ウゲッ・・・。

さて・・・。

Pentaxユーザーならお判りだと思う。カスタムイメージのリバーサルフィルムはベルビアを模倣している・・・。勿論、Pentaxは断言は避けている。でも彩度と言い、コントラストと言い、一般的なリバーサルフィルム模倣でなく、Pentaxは昔からネイチャー系のカメラマンが多かったからベルビアを目指したのは間違いないだろう。

んじゃぁ、そのPentaxのリバーサルフィルムがどれだけFujfilmのフィルムシミュレーションのベルビアに似ているか、チェックしてみた。

残念ながら撮影中にそれを意識して写真を撮っていた訳じゃないので、X-E2とPentax K-5を併用して使っていたが、同じ構図や同じ露出の写真がほとんどない!。まぁなんとか比較は出来るとは思う。

まず、露出が同じなのは例のグリーンハウスでのカット。以下、写真をクリックすると長辺960ピクセル像がポップアップする。

X-E2 K-5
2014-06-10-02 2014-06-10-03


お口あんぐり・・・。

ここまで違うとは思わなかった。コントラストの高さは類似しているが、K-5のリバーサルフィルムは彩度が高過ぎる!。むしろX-E2のベルビアが地味に見えて、そっちが間違っているんじゃないか?、と勘ぐってしまう。

これをベルビアを使った事のあるカメラマンにブラインドテストさせて、どちらがベルビアに近いですか?、と問うたら「ベルビアは彩度が高い」から、多くはK-5の写真がベルビアだと言ってしまうのではなかろうか?。

確かPentaxの提灯持ち氏が、カスタムイメージのリバーサルフィルムを見て、これは紛れもなくベルビアだ!、なんて過去に抜かしていなかったっけか?。いやいや、これは見過ごせねぇなぁ!。

このカスタムイメージのリバーサルフィルムはPentaxが自信を持って提供しているようで、他のカスタムイメージでは彩度、色相、コントラスト等を細かく調整出来るのに、こいつだけはシャープネスしか弄れない。でも彩度、高過ぎでしょ!。Photoshopで彩度を-20にしてようやく似ているか?、レベルになるんだから。

次に遠景を・・・。

X-E2 K-5
2014-06-10-04 2014-06-10-05


遠景は結構似ている気がする。でも空の青さがK-5では全く出ていない。この空の色は恐らくSigmaレンズのせいかもしれない。SigmaレンズはPentaxの純正レンズよりも発色が悪く、特に空色に色気を全く感じないのだ。

もう1枚チェックしてみよう。構図は大きく違っているが、露出は運良く一緒。

X-E2 K-5
2014-06-10-06 2014-06-10-07


なるほど。遠景だと傾向は似ているんだな。でも今度は緑の彩度が若干足りない気がするし、やはり空の色はSigmaレンズの影響か、K-5はくすんでしまっている。

まぁ、これくらいならこのJPG像を元に緑と青の彩度を上げるだけだからX-E2に十分似せられるが、困るのが、最初のグリーンハウスでは彩度が高過ぎたのだから、一律に彩度を上げ下げするだけじゃ似てくれない。結局、お手本がなければど~にもならないんだ。

ならば、最初のグリーンハウスのように近景で緑の多い写真を探した。露出はK-5の方が1/3段低い。

X-E2 K-5
2014-06-10-08 2014-06-10-09


うーん、やっぱりK-5のリバーサルフィルムは緑が構図上に多く含まれると、彩度が高くなる傾向にあるみたいだ。

結論・・・。

「PentaxのカスタムイメージのリバーサルフィルムはFujifilm(X-E2)のフィルムシミュレーションのベルビアとは似ても似つかないものである」

このフィルムシミュレーション、もうちょっと突っ込んでみたい。次回も続く!。


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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    屋根が抜け落ち 淋しさが倍増しますね。
    醤油の横の花柄の魔法ビンが懐かしいです。
    Z社の「押すだけ」で、カラーテレビが普及し始めたころの製品と思われます。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    毎年、廃墟探訪は虫やら植物やら熊やらで原則的に5月までに行うと決めているので、ちょうどFujifilmのカメラを使える機会もあり、今年は昨年の倍以上、気合が入りましたよ(笑)。

    仰る通り、押すだけ魔法瓶ですよね。うちにもありました。子供だったもので熱いお茶なんて飲まないのにてっぺんを押したいが為に家族にお茶を入れていたのを思い出します。なんで昔は魔法瓶もそうですし、電子ジャーも花柄だったんでしょうねぇ・・・。

  3. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    違いますね。

    どちらが好みとかはさておき、やはり発色は違いますね。空の色、カエデ?の色。一つ一つより全体を見渡すと、フジはやわらかい春っぽさ、PENTAXは夏の暑さを感じますね。コントラストと自然な彩度が違うのでしょうね。k-5はやはり赤が苦手? 空の色はフジはPLぽい感じで、本当にPLをつけるとどうなるのでしょうね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    あくまでも個人的な感覚ですが、今日12日の記事でも書いた通り、X-E2の発色は本物のフィルムとも違うと確信しています。そしてPentaxのリバーサルフィルムは緑の発色はこっちの方が好みですが、Sigmaレンズの影響なのか空に色気を感じず、

    本家X-E2の発色もPentaxのリバーサルフィルムも、Filmpack、Exposureと言ったソフト、どれも全てが「シミュレーション」であり、レタッチを施しているだけで、結局は自分が(過去の記憶を辿って)ベルビアやプロビアだと思った現像、レタッチをパソコン上で行うのが一番気持ち良い、そんな結論に達しています。

    デジタルカメラでPLをを付けると時折、彩度が高くなり過ぎて色が飽和するんですよね。少なくともK-5ではそうでした。秋の紅葉写真で見事に赤が飽和しちゃいましたよ(笑)。またシャープネスの線がやたらに目立つ写真に仕上がってしまい、シャープネス線は実際には存在しない風景ですから、その辺がPLとマッチしないのだろうかと考えており、以後、PLフィルターを使うのをやめました。他社のカメラだとどうなるかは何とも言えません。


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