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ひょんな事からFujifilm X-E2を使ってみた その18 結局使えるカメラなのか?

2014年07月02日 00:00

光と影

光と影

Fujifilm X-E2, XF18-55mmF2.8-4

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わぉっ!、X-E2レビューネタだけで6月を乗り切って7月になっちまった!。季節が過ぎるのは早い。ついこの前、ゴールデンウィークだ、わいわい!、とやっていたのに、あと1ヶ月もしたら夏季休暇でまたどこかを旅する・・・。

そんな訳で纏めよう。

単純な話、欲しいか欲しくないかと聞かれたら「とっても欲しい」と答える。価格もこの手のいわゆるミラーレスタイプのカメラの中ではボッタクリ度はさほど感じない。妥当な金額だろう。

今、手元に10万円の泡銭があったらレビューを書き終えた今なら100%、XE-2をゲットする。10万じゃレンズまで手が出ないから、まずはKマウントアダプターを買って手持ちの単焦点レンズで遊び、夏のボーナスで18-55mmF2.8-4を買う!。

但し、Pentax K-5に替わるカメラになるか?、と問われると自信を持って「ノー」と言える。Fujifilm独自の?、間抜けなユーザーインターフェース、仕様にはどうしても納得が行かない。あくまでもサブシステムとしてなら大いに力を発揮してくれるカメラ、そんな位置付けで見ている。

※勿論、個人の感想において。Fujifilmのカメラが最高だって人もいるだろうし、Pentaxのどこが良いんだ?、なる意見もあるだろう。それはそれで否定はしない

一番注目していたネットで評判の「高感度域ならダントツの画質」、これが検証の結果、ノイズリダクションを-2に設定したJPG像は確かに群を抜いている。K-5だとなんとかISO3200で抑えたいと思う風景でも遠慮なくISO6400を使える。

また「実効感度が一段低い」、これは少なくともPentaxカメラとの比較では間違いだと判り、素直にX-E2の吐き出すJPG像はAPS-Cセンサーを持つカメラの中ではトップだと思う。

だからJPG派のカメラマンで、比較的高感度を多用し、APS-Cセンサーで満足出来るのならX-E2を含め、Fujifilmのカメラを選択するのが最も賢い。言い換えるとそんなカメラマンならFujifilmの一択しかないと言い切っても良い。

今回、連れもX-E2で1000コマ以上シャッターを切っていて、彼女は廃墟の暗~い屋内なんて撮る趣味がないものだから、高感度を使う場面は日没時の路地くらい。おおよそそれはISO3200で賄え、しかもキットレンズの18-55mmF2.8-4が絞り開放から使えるので、X-E2と18-55mmが吐き出すJPG像には感心していた。

しかしRAWレベルの話となると、ISO3200を超える感度を多用する私が見ると、K-5より半段程度のアドバンテージしかなく、「(高感度域の半段は大きなアドバンテージでもあるのだが)Capture One Pro 7で現像する」、それを前提とすると、その差は縮まり、A3~A2程度のプリントならどちらも同じ・・・。だからその程度でレンズを含めて買い換え、Pentaxから移行する、これは難しい。

何せCapture One Pro 7は普通の人なら使わないであろうPentax K-7やOlympus E-P3のISO3200の写真でもそれなりにしちゃう能力があり(勿論風景にもよるけど)、となるとX-E2に性格的に似ているPanasonic GX7、これならISO3200は当たり前に使用出来る筈。

※Capture One Pro 7のノイズリダクションは独特で、最大に効かせてもノイズを消せない。言い換えれば解像感(シャープネス)を落としてまでノイズを処理しない、だからその絵は好き嫌いに分かれ、私個人はK-5、K-3ならISO6400未満、E-P3はISO1600までならLightroomの方が良いと思っている

そしてGX7もK-5に替わるカメラではなく、サブシステムとして楽しむカメラとして欲しているので、これで廃墟を撮ろうとは思わず、夕暮れ時の路地裏でISO3200が十分に活用出来れば特に文句は無い。

だからあと数ヶ月もしたら、このX-E2熱は冷める筈で、そうなると私にとってX-E2のライバルは、PentaxのK-5IIsやK-3ではなく、GX7だ。APS-C、マイクロフォーサーズと言ったセンサーの違いなんて関係ない。

E-P3、このカメラから「お洒落」を抜いたら糞しか残らない。それでも面白く使っているのはK-5と出てくる絵が全く異なるから。アスペクト比だってK-5の3:2に対して4:3であり、この違いを楽しんでいる自分がいる。

そしてK-5に替わるカメラはK-5IIsかK-3しかないと思っていて、だとするとE-P3に替わるカメラは同じマイクロフォーサーズでEVF内蔵のGX7、その方が用途をしっかりと区別出来、しっくりする。

巷ではFujifilmのカメラ、レンズは機能は素晴らしいのに爆発的には売れていないと言う。結局、今、挙げたように理由なんだと思う。自分が使っているメーカーのカメラ、レンズを捨ててまでFujifilmに移行する価値があるのか否か・・・。

Fujifilmが本当に今後もAPS-C中心で行くのか、デジタルカメラに精通している消費者は様子を伺っている時期でもあり、FujifilmのXマウントレンズはZeissを除けば安い方だと思うが、それでも一から揃えるのにはそれなりにお金は飛ぶ。いきなり来年になって「これからは135に力を入れます!」なんて言われた日には・・・。

2マウント、3マウント体制のカメラマンなんて数少ない。ほとんどの人はこの手のレンズ交換式ボディ1台に数本のレンズ、それで事足りているのだ。

そしてこれから写真を趣味にしよう、そんな人にはデザインのインパクトが足りない気がしてならない。やっぱり見た目がおっさん臭いカメラなんだな。私でさえ、X-M1、X-A1のシボ革の方が洒落ていると思っていて、張替えサービスでもしてくれれば・・・。私ならブラックボディにレッドかブラウンのシボかな。

じゃぁこれからの人にはX-M1、X-A1を薦めれば良いのか?、いやぁ、どうかな。これからの人ってのはコンデジやスマホからのステップアップを意味するでしょう?。だったらEVF内蔵のX-E2の方が長く楽しく使えると思う。X-M1もX-A1もすぐに飽きちゃうんじゃなかろうか?。

X-E2のファインダーは実に素晴らしい。X-T1はさらに進化させた機能を持っているファインダーを内蔵しているようで、Fujifilmのカメラをメインにしようとするのなら、まずはEVF内蔵のカメラを選択するべきだ。

勝手な解釈かもしれないが、X-M1とX-A1は、すでにX-E2やX-T1を持っているユーザー、もしくは私のように他社のカメラですでにシステムを組んでいる、そんな人達のサブカメラ、そんな位置付けが一番お似合いな気がする。

だから外見のオッサン臭さが気にならない方は是非ともX-E2を入手するべきだろう。この手のカメラ初めての人なら、ここで再三文句を垂れている意味不明の間抜け仕様にもすぐに慣れると思う。

X-E2のシステムカメラとしての弱点・・・、これはFujfilm全般に言えるんだが、単焦点の望遠レンズがロードマップにない点。6月初めのロードマップが正しいとすれば、平成27年まではそんなレンズは出ない。

キットレンズの癖に優れているものだから、18-55mmF2.8-4の1本だけでも十分に楽しめるとは思うが、サブシステムとして機能させるのなら、フィルム時代を懐かしんで単焦点中心に使いたい。

フィルム時代、お散歩写真には28、50、135mm、これが定番だった。

※カメラマンによっては24、35、85mmだったり、35、85、200mmだったりと様々ではあるが、基本は広角、標準、望遠の28、50、135mmだ

広角は18mmF2(135換算27mm)がある。標準は35mmF1.4(換算53mm)がある。でもこの後ろの望遠単焦点がないんだ。56mmF1.2(換算85mm)も60mmF2.4(換算91mm)もちょっと足りない。だから70~90mm(換算105~135mm)の開放F2.8~F4の単焦点レンズがあれば完璧なんだが・・・。

マウントアダプターを利用して、他社のその手のレンズを装着しちゃえば済む問題でもあり、X-E2にマッチすると言えばCosinaのApo Lanthar 90mmF3.5なんて最高だが、すでにカタログ落ちしている。とは言え、Fufifilmのレンズ交換式のカメラの手振れ補正はレンズの方に付いているから、特に望遠レンズはサードパーティのものよりも絶対に純正を選びたい。でもそんな単焦点がないから・・・。

連れは「もし手元にE-P3がなかったら、X-E2を考えたかもしれない」と言っている。これは「X-E2が欲しい」ではなく、「E-P3があるのだから、X-E2は要らない」と翻訳するべきだ。

X-E2とE-P3を同じ土俵で語るなんて、Fujifilm、そしてX-E2にとても失礼な行為でしかなく、あり得ない話だが、画素数も高感度描写も使い勝手も特に気にしていない人にとっては「お洒落なミラーレスカメラ」と言う同じ土俵、ジャンルでしかない。

E-P3とキットレンズのセットの方が、VF-2を装着すると出っ張りが気になるものの、X-E2よりも少し小さく、軽くもあるのかな?。女性にとって無駄に大きなバッグを背負う必要もなく、さらにうちのE-P3はホワイトボディだからそこそこお洒落感がある。結局、X-E2のオッサン臭いデザインがE-P3に負けたって事なのかもしれない。

※連れは私と同じくのぞき穴タイプのファインダーのないカメラはカメラだとは認めていないからX-A1やX-M1には全く眼中にない

E-P3がボーナス前に壊れてくれれば、まだX-E2熱が冷めていないからX-E2がうちにやってくる可能性が出てくるけど、ボーナス期を過ぎたら、熱は冷める筈で、となるとGX7との一騎打ち。機能はX-E2、デザインと価格はGX7。GX7のレンズキットはそろそろお買い得感が強くなっているから・・・。

X-E2の弱点はデザイン(特にカラーリング)だろうな。フラッグシップのX-T1、そしてマニアックなX-Pro1は別にして、X-E2、X-A1、X-M1は戦略上、売れなくちゃいけないカメラで、マニアよりもスマホやコンデジからのステップアップ組がターゲット。

だとすると、Olympus、Panasonicのマイクロフォーサーズ軍団や、なんで売れているのか良く判らないCanonのEOS-Mに対抗するには、もうちょっとお洒落なカラーリング、デザインを施すべきだ。やっぱり何度も書いているけど、特にX-E2は加齢臭なカラー、デザインなんだ。私のようなオッサンが持つにはちょうど良いけど、スマホステップアップ組の若い世代は余程、クラシックスタイルが好きでないと手が出ないと思う。


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