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前人未到だと思う廃集落

2014年08月10日 00:00

これも今年の雪が原因か?

これも今年の雪が原因か?

Fujifilm X-E2, XF18-55mmF2.8-4

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



8月3日の記事冒頭にて「誰も撮影していない風景を撮影出来た、これは、こんなところで自慢するのは恥ずかしくもあるが、どうしてもお鼻が膨らんじゃう」と書いた。今回もそんな風景を。

今回紹介する廃物件は今年春に撮影したもの。ちょうどFujifilm X-E2を借りていた時期で、可能ならば廃を撮りたいなと思っていたら旅先で偶然に見つけちゃったのがここ。

※今回は全てフィルムモードはプロビアに設定している

集落と言って良いか微妙であるが、Google Mapで確認する限り、十数戸が密集しているので1つの集落と呼んで良いだろう。しかも短い時間の探索であったが、人が消えてから最低でも10年以上は経過しているであろう、そんな良い物件だった。

まずそれぞれの家屋、子供の頃に良く見た昭和半ばの造りをしていて、少なく見積もっても築50年以上は経っているだろう、そんな家屋ばかり。テンション上がるよ!。

昭和も50年以降になると木造家屋でも和洋折衷、洋風建築が多くなり、郷愁を感じない。やはり純和風の家屋でないと廃として魅力は薄い。下の写真のように玄関が西洋式の扉ではなく引き戸である、この時点で合格だし、地面をご覧頂きたい。未舗装だ!。


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先に偶然に見つけたと書いたが、この偶然性が物凄い!。こんな事があるのか?、と思うくらい。ある場所から次の撮影地まで距離があり、撮影日は春の癖に夏日で、歩くのが面倒だったので(この頃、強烈な腰痛に見舞われていた事もあり)バスで移動しようと思った。

時刻表を見ると・・・。1時間以上も来ない。うーん、しょ~がねぇ、暑さと腰痛を凌ぐ為にタクシーだ!。そして昼飯時だからと車中で気が変わり、運転手さんに「美味い飯を食わせるところで下ろして欲しい」とお願いした。

下ろされたのが和食屋さん。ここが有名店のようで、すでに満席、並んでいる人が仰山いるんだ。有名だろうが美味かろうが並んでまで頂こうとは思わず、じゃぁ小一時間周辺散策をしよう、そしてウロチョロしていたら・・・。

「おやっ?、あっちにボロ屋があるぜ!、うん?、狭い路地があるねぇ、あれれっ?、奥がスゲェ事になっているぞ!」

そうやって見つけた廃物件。バスが30分以内にやってくるのだったらバスに乗っていたし、タクシー内で気が変わらなかったら、また運転手さんがその店を選ばなければそこで下ろされなかった。また飯屋が混雑していなければ周囲を散策していない。

この手を話をすると大概は「やっぱりさぁ、日頃の行いが良いからだよね」、そう締めくくってしまうが、私の性格、日常からして日頃の行いなんて良い筈もないし、反対にこんなラッキーな事があると、運を使い果たしちゃったんじゃないかと心配になってしまう程。


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キッチンシンクはタイルや石でなくステンレスと一般的な昭和風景で、トイレも水洗であるが、トイレの扉を見て欲しい。昔ながらの木戸だ。うちの実家も昔はまさにこれ。となると確実に昭和30年代~40年代の住宅だ。嗚呼、郷愁を感じちゃう。


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これだけ朽ちているから、てっきり廃な人々やヤンキーな人々で荒らされているだろうと思ったが、全くそんな気配がない。誰かが入り込んでいたらすぐに判る。まず壁などに悪戯書きが皆無、そして廃な人々にありがちな、物品の移動もない。

屋根が崩れ落ちてオープンカフェ状態になっている家屋を除けば、作為的に戸や窓を蹴破った形跡も無いんだ。住人がここを出て行ったままであろう風景がそこにあった。

ここは通り沿いのボロ屋さえ見つけられれば誰もが気が付く廃な家屋群。当然、その土地の人々はそこが廃だと知っている筈だし、廃墟マニアは日本全国どこにでもいる訳で、どうしてここが前人未到、ブログなどで一切紹介されていないのか不思議なくらい。

とにもかくにもラッキーだった。Fujifilm X-E2で廃墟を撮る事も出来たしね。ただ、ミラーレス、そしてEVF搭載カメラの欠点、撮影中にバッテリー切れ!。ここに来る前に300枚程撮影していたから、まぁしょ~がない。将来、ミラーレス、EVF搭載カメラを買ったらバッテリーは最低でも2本は必要だ。


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コメント

  1. tsunomagari | URL | -

    BigDaddy様、こんばんは。

    黒電話に玄関のすりガラスに時代を感じます。
    トイレの電気のスイッチ(と思われる)のコードが柱に沿って延びてるあたりに味がありますね。スイッチ自体も1個だけですし。
    私は廃マニアではありませんが、ここにお邪魔するうちに感染してきてるような気がします。

  2. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    確かにtsunomagariさんから頂いたコメントを拝見すると、廃関連のネタに集中していますよね(笑)。いやぁ、きっと潜在的に廃マニアになる素質がおありかもしれませんよ。

    他所様の土地に勝手にお邪魔するので、聖人君子じゃ廃墟探索は出来ませんし、山間部ともなると、蜂やヤマビル等でエライコッチャになる時もあり、素直にどうぞ廃の世界へ!、とは言えないのですが、共感者が一人でも増えれば楽しいです。

    黒電話写真がお好みなら、きっと明日更新の1枚目も気に入って頂けると思います!。

    トイレの電気スイッチ!、良くぞ指摘下さいました。昔は壁の中に電気配線を入れずに、こうやって表に廃線を出して、それが直接、ブレーカーとかに繋がっていたりしたんですよね。これぞ郷愁の風景と言っても良いかもしれません。

  3. たくあん | URL | HfMzn2gY

    知らない物件を色々な偶然から発見してしまう事ってやはり出会う運命だったって事ですよね。
    興奮してしまう感情は僕もよーくわかります(笑)
    おおーこんなところにレンガが~と心の中で良く叫んでいますから(^_^;)

    この建物の写真はあってもこのアングルは見た事ないな~、ここを撮ってる人はいるの?もしかして誰も撮ってない?なんて色々と妄想しながらの撮影は楽しいものです(^^)

  4. BigDaddy | URL | -

    > たくあん さん

    郊外へ出掛ける際は、一応、ネットで周辺に廃物件がないか調査するのですが、この時はそんな情報が一切無く、この廃群を見つけた瞬間に「もしや、これはネット初出になるかも!」と思いながらパチパチしていました。

    既出の物件でも異なるアングルを見つけた時も仰る通りワクワクしちゃいますよね。これはレンガや廃屋だけでなく、ネイチャーな風景でもそうですし、例えば富士山なんてもはやどのアングルから撮影しても既出でしょうが、それでもカメラマンは少しでも異なる絵を撮りたいとみんな頑張っているんですよね。そしてそれが楽しいわけで!。

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