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Nikonユーザーでない俺がNikon D810の白点問題を考える

2014年08月18日 00:00



涼

Olympus E-P3, 14-42mmF3.5-5.6II R

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お盆前、Nikonから鳴り物入りで発売されたNikon D810が大きな問題を抱えている!、そんな話題をネットで目にした。それが長時間露光での白点ノイズ。ご存じない方は「D810 白点」で検索されると良いだろう。

この長時間露光での白点。これって恐らくどんなカメラでも発生する筈。だから長時間露光用のノイズリダクションがある。普通のカメラマンはこれをオンにしているから、ほとんど気付かない。K-5でも発生するだろうけど、夜景を撮らないから長時間露光なんてした事もない。

問題視しているのはその頻度、数なのだろう。Nikonユーザーではないので、流し読み程度であるが、、、

D800ではここまで酷くない
長時間露光でなくとも白点が出る時がある

どうやらこの2つの理由でNikonユーザーのお怒りを買っているみたい。加えて少し前にD600ダスト問題があって、結果、ダスト問題が解消されないD600を無償でD610と交換すると言う前代未聞の出来事に発展したのだから、この記憶があるんだろうね。

私も長時間露光で頻繁に撮影するようなカメラマンでNikonユーザーだったらもしかしたら騒いでいたかもしれない。ではこの手の不具合が発生した際、他社はどうしているか?、考えてみよう。

まずPentax。Pentaxはこんなんばかりだからね(笑)。

K20DからK-7へ移行した際、同じセンサーを使っているのにK-7の方がノイズが多い。K20Dだと風景によってISO2200を使えたけど、K-7はその半段下、ISO1600が限度で、ISO800を超えたら使えないと言うカメラマンも現れた。

この時点でPentaxから離れたユーザー、非常に多いと思う。だって当時APS-CではすでにISO1600は当たり前、ISO3200でも問題なく使えるカメラが仰山発売されていたから・・・。

だからこそ高感度に強いK-5を少し早めに発売した訳だが、今度はSonyセンサーをPentax陣営が上手く使いこなせず、いわゆる「馬鹿露出問題」が物議を醸した。分割測光の癖にあるシチュエーションでRAWからでも救えないドオーバー写真になり、ほんのちょっと構図を動かすだけで1段以上も露出が暴れる。

そしてこの馬鹿露出は「現行の」K-5IIsでも引きずっている。Pentaxはこの馬鹿露出に関しては理解している。でも治せない。ハードウェアの問題だったら筐体にスペースがない、ファームウェアの問題ならメモリにスペースがない、もしくは技術そのものがPentaxにはないか・・・。

もしこれがNikonのカメラだったらどうなる?。きっとリコール問題に発展したと思う。でもPentaxユーザーは騒いだ事は騒いだが、Pentaxが何もやってくれないからそれを運用でカバーした。分割測光を測距点連動にするか、分割測光を捨て私のように中央重点測光しか使わないか・・・。

ちなみにPentax K-5の中央重点測光は、どちらかと言えばCanonの中央部分測光に近く、あまり周辺部に敏感でない。かと言って部分測光ではないから、最初は戸惑った。でも慣れちゃえば周辺の明るさをさほど考慮する必要が無いと判り、、暴れまくる分割測光よりも具合の良い露出で撮れる。

そして分割測光を測距点連動にすると、今度はそれが部分測光とスポット測光の間、そんな仕様になり、これも慣れないと最初は大変だが、測距点の明るさだけを見れば良いので、頻繁に露出補正を強いられるが、慣れればやはりこっちの方が楽。

K-7、K-5系で問題になったと言えば電子水準器と自動垂直補正。これが個体差が大きく、うちのカメラでもK-7とK-5一号機で水準器が狂っていた。しかもこれは国内では修理出来ず、生産工場はタイだっけ?、そっちに送らないと駄目と言われた。

結局どうしたか?。K-5もK-7も工場送りし、修理されて戻ってきたけども、結局、なんだかんだと最近は電子水準器は使っていない。カメラに勝手に曲げられるよりも、自分が曲がったら仕方ない、そう思うようになった。

最新のK-3ではK-5の馬鹿露出は流石に修正されたが、実はまだ問題を含んでいる。私がRicohからカメラを借りていた今年正月のファームウェアの状態で、日没前後の日陰、暗い場所での露出精度がとても悪い。-3EVは当たり前、風景によっては-4EV、-5EVの露出補正を強いられる。

これはあまり問題になっていないので、個体差、借りたカメラだけの現象かもしれないが、Pentaxはこの現象に気付いている。そして「時折、露出が大幅に振れる時、カメラがある」、と教えてくれた。

今はこっそりファームウェアで修正されているかもしれないが、いずれによせ、色と形を見分けると大々的に宣伝していたRGB測光センサーが正月の時点で、カメラにおいては日没前後の風景で上手く働いていなかったのは事実で、これもカメラがNikonだったらもっと大きな問題に発展していたと思う。

でもこのK-5系の馬鹿露出と、K-3の個体差かもしれないけど風景によって露出精度が怪しくなってしまう現象は運用でカバー出来る。ではOlympus E-P3の場合はどうだろうか?。

E-P3は2つの大きな欠点を抱えている。

まずはJPG像にて、暗部に恐ろしい程のノイズリダクションが掛かる「暗部モヤモヤ現象」。これはどうやらE-P3だけの問題のようで、同じセンサーのE-PL2ではこの現象は発生しない。要するにE-P3の画像処理エンジンだけが特殊なんだ。しかもこれはノイズリダクションをオフにしても変わらない。

そしてE-P3だけでなく、当時のOlympusカメラのほとんどに出ていたであろうブレ問題。これは1/90~1/125secくらいで撮影した写真に多く見られる現象。ブレ補正をオンにしていて、レンズの焦点距離を考慮しても絶対にブレる筈もない写真でブレる・・・。

同じようなシチュエーションで1/30、1/60secで撮影したコマは全くぶれていないから、カメラの構えが悪かったとは考えにくい(だいたい、大半のコマでブレたのだから、カメラの構え云々はあり得ない)。

この2点はOlympusにカメラを送り徹底的に調査して貰った。

まず前者について。最初に問い合わせた時の会話、未だに覚えている。「当社のカメラはプロも絶賛する程の画質を誇っており、そんな報告は今まで一度も上がってきていない」、と豪語してくれちゃったんだ。

でもカメラを送って態度は一変。現象は確認出来、結果、どうなったと思う?。「仕様です」と言い放った。しかも「ノイズリダクションではない」と妙な事を言う。では何なの?、と問うと「仕様ですから詳細は言えません」の一点張り。

Olympusと言うカメラメーカーを一切信じるのをやめようと思った瞬間で、以後Olympusカメラは買わないと誓った日でもあった(PENにEVFが内蔵されたらちょっと考えちゃうけど(笑))。

続いて後者。これも最初はブレ問題は報告されていないと嘘を吐かれ、うちのカメラで現象を確認後、似たような現象でブレ問題が報告されていたと、子供のような言い訳をしている。もはや信じるに値しないサービス。結局、原因究明はなされず、今後も頻繁にこの現象が起きたらまた相談してちょ!、なるペンディング。

ただね、これが不思議なの。相談をしたのがちょうど1年前だけど、それからこの問題がほとんど発生していない。勿論、ゼロになった訳ではないが、あの時は1/125sec前後の大半でブレていたのが、今はほとんど見られなくなった(ほぼ正常に動作している)。

勝手な推測だが、点検だけしたとOlympusは言っていたが、ハードウェアの修理、交換、もしくはファームウェアで何か施されて戻ってきたんじゃないかと思っているんだ。

まぁ良い状態で戻ってきたから文句は言わないが、これもOlympsuへの不信感に繋がるでしょ?。これを言っちゃおしまいだが、粉飾紛いの決算をする会社だもの、ユーザーに嘘を吐いていると考えるのは仕方ない。

1年前のブレが大量に出た日、この日は猛暑日でE-P3をずっと使っているとグリップ部分がかなり熱くなっていた。触れないくらい熱いわけではないが、使っていて不快に、そしてこれ以上熱くなったら危険なんじゃないかと気になる熱さ。だから熱暴走も考えたのだが、Olympus曰く、猛暑日を再現し、カメラの各箇所で温度測定をしたが、熱暴走は起こしていないとの事だった。

要するにブレた原因が判らないと匙を投げられちゃった。だからペンディングだったんだな。この2点も、もしNikonだったら大変な騒ぎになっていた筈だ。それを考えると、Nikonユーザーは厳しいなと思うのだった。PentaxやOlympusユーザーが優し過ぎるとも言えるのだが・・・。

NikonもPentaxもOlympusも、そしてその他のメーカーでもこの手の問題は常に抱えている。要するに日本メーカーのカメラでも日本製じゃない。これが一番の原因なんじゃないかな?。製造工程もそうだが、一番のお座なりは品質管理でしょう。

「たられば」を語っても無意味だけど、もし日本製だったらどのメーカーもこんなに多くの不備は出なかったろう。でもその分、人件費、部品コストが上がり、あんな糞カメラでしかないE-P3でもきっと15万を超える価格設定がされるし、K-3も初期値は20万円を下らないだろう。

海外で造られたカメラを騙し騙し使うか、高くても諸問題が解消されるカメラを望むか・・・。我々はどちらが幸せなんだろうか?。


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コメント

  1. たくあん | URL | HfMzn2gY

    「当社のカメラはプロも絶賛する程の画質を誇っており、そんな報告は今まで一度も上がってきていない」
    ↑の言葉を見て某ケーブルテレビ会社の言葉を思い出しました。
    「そんな事は有り得ない。あなたのような素人でないプロが言うのだから間違いはない」と言われたんですよ。

    まだアナログ時代のテレビで、同軸ケーブルをビデオデッキを通して見ると他の局の映像も見えてしまう現象になったんですよ。テレビに直接繋げば問題ないけどそれでは当然ながら録画が出来ない。
    それのクレームと言うか困ったと報告した時の回答です。

    カチンときてそれなら来て見てみろ!と呼び出してみたら「こんな事もあるんですね」でおしまい(笑)
    何も出来ないまま帰っていきましたよ。


    他にもビデオデッキの症状で何度修理に出しても異常無しで返却されるので、メーカーと直接話しをしましたが「そんな事は有り得ない」と言われ、確実に症状が出やすいビデオテープと細かく書いたレポートを添えて送るとしっかり修理されて帰ってきました。
    2ヶ月もやりとりしてたのでその間にもう1台買ってましたけどね(笑)

  2. BigDaddy | URL | -

    > たくあん さん

    うん?、すみません。ちょっと判らない部分があります。「そんな事は有り得ない。あなたのような素人でないプロが言うのだから間違いはない」、この部分、「あなたのような素人にプロが言うのだから」とかではないんでしょうか?。

    前後を読むと恐らく私が受けたOlympusの人同様に、メーカー側が「けっ、そんな事、あるわけねえじゃんか」と高飛車な態度だったのに、実際に現象を確認したら、ぐうの音も出なかったという事でしょうが、全メーカーがそうだと言いませんが、一部、社内確認を取らずに担当者一個人の思考で電話応対している時ってありますよね。

    しかも電話だと言った言わないになるので、その後のやりとりはメールで行ったのですが、メールの最後に「メールの内容を転載したり二次利用するな」とか平気で書いて、さらに「今回はプロの技術者がテストした上での回答である」と、テスト結果に文句を言うな、そんな内容のメールを寄越しているOlympusって一体・・・。

  3. たくあん | URL | HfMzn2gY

    あ、ちょっとわかりにくい表現ですみません。
    そうですね、プロの言う事に間違いはないと言う意味です。

    このケーブルテレビ会社とは何度もバカなやりとりがあるんですよ。
    営業担当は技術的なを全く知らないくせに、こちらの言い分を全く聞かず技術部門をよこさせ結局何もやる事がなかったり(呼ぶ必要は無いと言ったのに)、メールの対応でも見当違いな回答しかよこさないし。

    会社の体質もあるとは思いますが、個人的な事で会社の評価を落とす事もありますね。
    こんな時の対応次第で評価を上げるチャンスでもあると思うんですけど、勿体無い事も多そうですね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > たくあん さん

    人の話を理解していない、理解出来ないアホっていますよね(笑)。

    今、うちは光TVにしていますが、それにする際、ケーブルTVにしようかと営業の人にうちに来て貰ったりとしたのですが、なんでしょう、たくあんさんの経験された事を含み、ケーブルTVの会社ってやる気ないの?、と思える節がありますねぇ。約束の時間に来なかったり、名詞をくれずに帰ったりと(笑)。それに対して「おたくの営業いい加減だぞ!」とクレーム付けると、「別にうちと契約しなくてもいいですよ~」、勿論そうは言いませんが、そんなニュアンスだったりと。

    過去の記事で、Pentaxを使い続ける理由としてサービスの人が親身になってくれるからを挙げていますが、結局、商売って最終的には人対人なんですよね。

  5. GENTAX | URL | uPF/Aa4I

    はじめまして
    K-5、K-5IIsユーザーです。K-5IIsは、K-3とどちらにするか迷っていて、こちらのブログを参考にしつつ、1ヶ月程前に購入しました。それから、価格が下げ気味なのがやや悔しいですが。

    K-5の露出の問題とか、参考になる情報があって助かります。私の場合は露出を外しても、機材よりも自分に問題があったのかと思ってしまうことが多いので、あまり気にしていませんでした。(お馬鹿?)
    確かに、思い当たるところがあります。

    ただ私の場合は、30年近くPENTAXを使っていて、今更他メーカーへは行かないかなあ。もちろん愛着とか、レンズ資産の問題もありますが、面倒ってのもあったりします(笑)

  6. BigDaddy | URL | -

    > GENTAX さん

    コメントありがとうございます。

    主観でしかありませんが、Pentaxの方向性が良く判らない今、K-5IIsで正解だと思います。K-5系の露出はひどいものですが、これは運用でカバー出来ますので慣れればなんとかなりますよね。

    私もGENTAXさんの心情に似ていて、これからレンズやサブカメラを含めて、メインシステムを他社に乗り換えるのは正直面倒でもあり、またカメラやレンズの品質管理に対してPentaxには大いに疑問を持っていますが、運良く、私の担当のサービスの方が、これでもかってくらいに良くしてくれ、結局は商売は人対人で、これも他社に乗り換えると新たにコネクションを作る必要があり、面倒なんですよね(笑)。

    とりあえず来月のフォトキナでPentaxが何を出してくるか、エントリーモデルと言われているK-S1、2000万画素センサーの実力を見たいところです。

    今後もどうぞ宜しくお願い致します。

  7. GENTAX | URL | uPF/Aa4I

    >BigDaddyさん

    >私の担当のサービスの方が、これでもかってくらいに良くしてくれ

    羨ましい関係ですね。私は転勤が多いので(東京は5年目)、そういうのは難しそうです。
    新宿へはかなり行かれるのでしょうか?
    今週末からグループ展をしていますので、ついでがあったら見てやってください。
    二つやっていますが、下手な方です。(笑)

  8. BigDaddy | URL | -

    > GENTAX さん

    反対に東京にいる今、新製品が出たらコンデジでも見に行き(笑)、故障してなくともセンサーの清掃、定期点検で新宿を訪れ、その際に名刺でも貰っておけば、将来転勤されても何かあったらその人を指名で電話で不具合を報告し、カメラ、レンズを送付して修理を依頼すると、良い関係を築けるかと思います。

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