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ほのかクローム、クールクローム、そしてクリアクローム

2014年10月01日 00:00

漁港にて

クールクローム

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



9月25日の記事と、9月27日の記事にて、Pentaxのカスタムイメージの設定を変更し、「ほのかクローム」、「クールクローム」を作ってみた。でも全く反応が無かったので悔しくてしょ~がないぜ!、って事で今回もそれに関して(笑)。

そもそも何故デジタルカメラは自分の好みの発色をパソコンなどからカメラに記憶出来ないのだろうか?。詳しくは知らないがCanonとSonyがそれに似たような事をやっているのかな?。でも少なくともPentaxやFujifilmのカメラはそれが出来ない。

アナログからデジタルへ移行したのは何もカメラだけじゃない。楽器の世界、エレキギターやエレキベースの世界もデジタル化されている。デジタル機器が内蔵されているアンプも多いし、エフェクター(様々な音を作り出す機械)も、今ではマルチエフェクター、アンプシミュレーターと言ったデジタル機器が主流だ。

利用しているマルチエフェクター&アンプシミューレーターはそれぞれの設定をパソコンから行える。勿論、ゼロから自分の好みを作る事は出来ず、プリセットされた内容を変更して作り上げていくのだが、設定項目が多岐に渡り、ゼロから作っているのとほぼ同じイメージだと思って良い。

Pentaxのカスタムイメージはどうだろう。K-5には「鮮やか」、「ナチュラル」、「人物」、「風景」、「雅(miyabi)」、「ほのか」、「銀残し」、「リバーサルフィルム」、「モノトーン」と9種類かり、それ以降のカメラには「ポップチューン」が加わっている。

おおよその風景はこれだけあれば十分と言っちゃ十分だし、各カスタムイメージは彩度、色相、コントラストなどを変更出来、結果、オリジナルの「ほのか」や「銀残し」とは似ても似つかない発色を作り上げられる。

しかし何故かカラーバランスの変更が出来ない。カスタムイメージ設定画面は右側には六角形のレーダーチャートが見られ、それぞれの頂点には「R、Y、G、C、B、M」が表示されており、各カスタムイメージの傾向を掴める。

初めてPentaxカメラを使った方は、レーダーチャートがあるんだから、それをある色に対して外側に引っ張ったり、内側に狭めたり出来そうだと思うでしょ?。でも出来ないんだ。このレーダーチャートは色の傾向を表示しているだけ。

これが解せないんだ。このレーダーチャートを自在に動かせる事が出来れば、ゼロから自分の好みの発色を作れるのに、それはPentaxが許さない。何故だろう?。

内蔵メモリの関係もあるだろうが、プリセットされているカスタムイメージを含め、上限10種類のイメージを作れますよ、だったらメモリ容量は関係ない気がする。私は「人物」や「モノトーン」は使わないので、その2つに代わり自分なりのカスタムイメージをインストールしたい。

屁理屈をかませば「カスタム」って改造って意味でしょう?。Pentaxカメラに標準で装備されているそれは改造じゃない。だから「プリセットイメージ」の方が正しい。「カスタムイメージ」なるややこしい名称だから好みのイメージをここに加えられるんじゃないか?、と思考しちゃう。

確かに先に書いたようにそれぞれのカスタムイメージは彩度、色相、コントラストなどをユーザーの好みにセット出来るのでそれでカスタムなのだろうが、それは「プリセットイメージをカスタムする」訳でしょう?(笑)。やはり「カスタムイメージ」じゃないよね。

冒頭に書いた通り、Canonはサイトから複数のピクチャースタイルをダウンロード出来るが、それもプリセットされたイメージでしょ?。そうじゃなく、将来のデジタルカメラはPentaxならカスタムイメージ、Canonならピクチャースタイル、Fujifilmならフィルムシミュレーションをパソコン上でゼロから自在に作り上げられるようにならないと業界として恥ずかしいでしょう?。デジタルなのに何故それが出来ないの?。どうしてそういう思考が生まれないのか不思議でならない。

現時点でそれらが出来ないので文句はこれくらいにしよう。って事で本題へ・・・。とにかく今、出来る事を全てやってみよう。

ではおさらい。「ほのかクローム」はカスタムイメージの「ほのか」の各項目を変更した「ほのか改」で、「クールクローム」は「銀残し」を変更した「銀残し改」のイメージ。

※今回は面倒なので全ての処理をPentax Digital Utility 4で行っており、カメラ本体のそれとは全く異なる絵になるのをお断りしておく。またクリックで長辺960ピクセルに拡大する

次の6枚、上段左がPentax標準の「鮮やか」をデフォルトで現像した写真、右が「ほのか」のデフォルト。中段の1枚は銀残しのデフォルト。下段2枚が実際に私が多用しているほのか改の「ほのかクローム」、銀残し改の「クールクローム」である。

今回の「ほのかクローム」は「彩度+3、色相-4、キー0、コントラスト+1、コントラストハイライト+2、コントラストシャドー-2」とし、「クールクローム」は「銀残し」を「彩度+4、調色シアン、キー0、コントラスト+1、コントラストハイライト+4、コントラストシャドー0」に設定した。

※くれぐれもこれはPDCU4を使った時の値で、Pentaxカメラ本体で同じような像を得ようとすると値が変化し(つまりPDCU4が糞って事だ)、私が実際にK-5で利用している「ほのかクローム」の彩度は+2で色相は-2だったりする


鮮やか ほのか
鮮やか ほのか
銀残し
銀残し
ほのかクローム クールクローム
ほのかクローム クールクローム



時に、FujifilmのフィルムシミュレーションでPRO160NSを再現したと言われるプロネガハイがある。これが事の他カッチョイイ発色をしている。ベルビアやプロビアよりも好み。調べてみるとスタジオフォトやポートレートに多く活用されているようだが、白の抜け、黒の締まりがとっても良く、街風景に一番マッチしている気がしている(判るかなぁ、作られた発色でなく、生っぽい色で、かつ忠実色とはまた違うんだよねぇ)。

傾向は異なるが、クラシッククロームよりも遥かにプロネガハイの方がコダクローム64に近いと思っているのは私だけじゃないと思う。そしてこれまた勝手にプロネガハイをPentaxで作るとこんな風になるんじゃないかと思って作ったのが下。

これはカスタムイメージの「ナチュラル」から作っていて、これを実はコダクローム64だと思い込み使っていたりする(思い込む、それが大切)。

今回は「ナチュラル」だけじゃなく「鮮やか」や「風景」からも同じようにプロネガハイ&コダクローム64風(と勝手に思っている)像をPDCU4で作ってみた。

上段がデフォルトで「ナチュラル」と「風景」、下段がそれぞれから作成したプロネガハイ&コダクローム64風と題して「クリアクローム」(笑)。

「風景」では彩度-3、色相-4、キー0、コントラスト+2、コントラストハイライト+4、コントラストシャドー0で、「ナチュラル」は彩度-1、色相+4、キー+0、コントラスト+3、ハイライトコントラスト+4、シャドーコントラスト+4で現像した。

※再三申し訳ないが、PDCU4のカスタムイメージはカメラ内のそれとは風景によってはかなり異なるのでカメラの画像処理エンジンで作ると値が違ってくるので注意が必要


風景 ナチュラル
風景 ナチュラル
クリアクローム(風景から) クリアクローム(ナチュラルから)
クリアクローム(風景から) クリアクローム(ナチュラルから)



今年5月に数日間、FujifilmのX-E2を使ってから、好みが変化したとでも言おうか。それまではPentaxのカスタムイメージでは「雅(miyabi)」を多用していたのが、こいつの緑の発色が気に食わなくなり、「鮮やか」か「風景」をメインで使っていて、Lightroomの「ポジプリント調」の発色が好きで、それを元に幾つか項目を変更して使っている。

そしてずっと以前からオールドコダクロームの発色が好みなので、廃墟風景や下町路地風景ではそれらカスタムイメージは派手過ぎるので、わざとシアン被りのオールドコダクローム風にしたレタッチに仕上げる事が多く、それをお遊びでPentaxのカスタムイメージで作り上げたのが今回の「ほのかクローム」、「クールクローム」、「クリアクローム」だったりする。

まぁこれは私が勝手にそう名付けているだけで、皆さんの好みに合うか何とも言えないところだが、カスタムイメージの彩度、色相、コントラスト設定を大幅に変える事で、劇的に絵が変化するのだけはご理解頂きたい。

とにかく彩度の高いカスタムイメージは彩度を落とす、反対に低いものは彩度を上げる。そして色相は+か-を有無を言わさず最大をセット(これで嫌味な濁りを感じたら+2か-2)。これでかなり違ったイメージになり、あとは好みでキーやコントラストを弄れば良い。

例えばFujifilmのコントラストの弱いプロネガスタンダードっぽくするのなら例えば「風景」を使い、彩度-1、キー+1、コントラスト-1、コントラストハイライト+4、コントラストシャドー+4を目処にセットにすりゃ良い。それが下。これよりもシャドー側のコントラストをもっと弱めたいのなら、シャドー補正をオンにして1~2にする。


プロネガスタンダード風


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