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日本のレビューサイトが何の肥やしにもならず酷過ぎる話 &
   今更ジロー、今更Nikon D90・・・先ずはスペックだけで語っちゃう

2014年10月29日 00:06

廃工場

昭和廃工場

Nikon D90, 16-85mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



Pentaxに疑問を感じてる今、他メーカーの調査でもしようじゃないか!、来年のCP+でPentaxがまたお馬鹿をやっちまったら、真面目に考えなくちゃならない。そんな訳で、16-85mmのおまけに付いてきたD90を使ってみたさ。

とその前に、どうしても書かなくちゃならん!、と思った事。D90とは全く関係がないが、しばしお付き合い願いたい。

デジカメWatch 新製品レビュー PENTAX K-S1(実写編)

上の通り、やっとこさPentax K-S1の実写レビューが出てきた。でも内容を読んでガッカリ。K-S1にガッカリじゃなくて、レビュー担当者のお座なり具合と来たら・・・。掲載写真が「作例」にも「作品」にもなっていないし、読者に間違った知識を与えてしまう文章。

どこぞのちょっとデジタルに詳しい記者さんとかブロガーとかでなく、れっきとしたプロカメラマンが担当しているようだが、ちょっと酷いんじゃないだろうか?。

撮影の大半は東京ドームシティで行っているようで、ここは良く訪れるから判るんだが、カメラ、レンズレビューに最適な風景はごまんとある。中央から周辺部までの写りを比較するのだったら、ビル群を全面に入れた写真なんて簡単に撮れるし、しかもだよ!、隣には緑豊かな小石川後楽園(東京ドームよりも大きな日本庭園)がある。

東京ドームシティから200メートル歩いて小石川後楽園に行けば、センサー、画像処理エンジン、レンズのレビューに持って来いの風景ばかり。確かここは年中無休だったような気がする。はぁ、この人、小石川後楽園の入場料、たった300円を払うのも嫌だったんだろうな、そんなお座なり写真ばかりなんだ。

※花とシダの写真は小石川植物園かもしれない。もし小石川植物園での撮影なら、ここで細かい葉っぱの解像を見られる遠景を撮るべきでしょう、それとも長期レビュー用にその手の写真は温存か?、でもそんなせこい事しないよね

デジカメWatchのPentaxカメラのレビュワー、以前のK-3、K-5IIsの担当者もちょいと首を傾げる写真を掲載していたが、その方はまだ読者が知りたいネタを(長期レビューにおいては)放り込んでくるから記事としては価値があった。ところが今回の人はどうだい?。レビュー担当カメラマンって誰が決めるのか?、またデジカメWatch側は駄目出しとかしないのかね?。

記事中にモアレ云々なる文言があり、ローパスセレクターを使った方が良いなんて書いてあるが、ざっと見た感じ、色モアレじゃない。全く同じ場所で何度か撮影しているから判るんだ。

作例に出ているのは輝度モアレで、恐らくここまで縞が写っていたら撮影日には肉眼でもこのように見えているだろうし、ローパスフィルターのあるK-5でも出る。K-5で出るのだからローパスセレクターは関係ない。

ローパスセレクターで効果があるのは色モアレ。このレビューワーはモアレの基本的な知識すら理解してないのだろうと感じるし、カメラのレビューをするなら、メーカーの仕様をもっと知るべき。いずれにせよプロカメラマンなのだから色モアレと輝度モアレ、肉眼でも見えている干渉縞くらい判っていなくちゃ駄目でしょう。

輝度モアレは、この手の遠景の網や、皆さんの自宅にもあるレースのカーテンでも見る角度と日差しによって簡単に出るから。レースのカーテンが風でなびき、重なった瞬間など、確認出来る。

最近気付いたのが銀座のユニクロの10Fか11Fの窓から外の風景を見ると角度によって干渉縞がはっきり(肉眼で)見える。レビューワーはきっとこれもローパスセレクターで消えると思っているのだろうな。これらはローパスセレクターを使っても消える筈が無い。

写真を厳密に見ていないから、輝度モアレの他に色モアレが出ている箇所があるかもしれないが、ならば、読者に判り易いように、どこが輝度モアレで、どれが色モアレだと説明がなくちゃならない。結果、本人の知識に誤りがあるのだろうと思うし、明らかに読者をミスリードさせているでしょ、モアレ云々の部分は修正を加えるべきだ。

色モアレと輝度モアレを一番簡単に見分ける方法は、撮った写真をモノクロにして、縞が消えたり、見えにくくなったらそれは「色モアレ」と思っておおよそ間違いはなく、モノクロにしても縞がはっきりと写っていたら輝度モアレで、肉眼でもそれは見えていた可能性が高い。

この人に悪意を抱いてもしょ~がないとは思うが、著者紹介には「得意分野は都会のスナップ」とあり、「へぇ~~~~~~~~?、嘘だろっ?、4年前に写真の道に入ったうちの連れの方が上手いよなぁ?」と首を捻ってしまった。プロなら単なるレビュー記事の写真でもプロらしい写真を撮って欲しいし、読者をミスリードさせるような文章は書くべきではない。

※なんで作例で検証しようも無い青い空に単純なシルエット像を撮るんだ?、作例であればディテールが見えるようにもうちょっとプラス補正するだろ、普通は。皆さんもそう思わない?

また高感度テストに使用している被写体も頂けない。確かにノイズリダクションの傾向を知るにはこのような殺風景な被写体が一番良い。私も複数の現像ソフトのノイズリダクション比較をする場合は、大概自宅のカーテンを背景に極力単色の面が多い風景を撮っている。

でも実践はそうじゃない。東京の町だろうが、地方だろうが、廃墟だろうが、単色の面なんてほとんどなく、ノイズを消しつつ、ディテールを保持する、そんな相反する作用のテストにはごちゃごちゃした風景じゃないと何の意味も無い。

だからこの手の高感度テストをするのなら、ISO感度別比較写真では同一の殺風景な被写体は勿論の事、それに加えて、自由作例の部分で、複雑な風景を利用して何枚か現行のカメラならISO1600~6400で撮影された写真を掲載するのが優れたレビューワー。でも今回の人はそうじゃない。

海外のレビューサイトじゃないとカメラ、レンズの検証は無理だと再認識した。それほど日本のサイトの日本のカメラマンが担当したレビューはお粗末、もしくは提灯持ち記事しかないと言っても良いくらいだ。日本のレビューサイトは考える時期にあると思うぞ。

Panasonic Lumix DMC-GX7 review samples

これはDPREVIEWのPanasonic GX7の作例、42枚ある。DPREVIEWは細かくカメラをテストするサイトだが、このページ以外記事なんて一切見ていない。でもこのページだけで「GX7は買いだ!」、と思える質になっている。日本のカメラマンもこれくらいのクオリティの写真を示すべきだ。

サムネイルをクリックするとページが切り替わり、その中の2枚が下。

http://www.dpreview.com/galleries/reviewsamples/photos/2657057/p1030167?inalbum=panasonic-lumix-dmc-gx7-samples

http://www.dpreview.com/galleries/reviewsamples/photos/2737813/p1030158-acr?inalbum=panasonic-lumix-dmc-gx7-samples

「33mm、1/40sec、F5.4、ISO25600」、「28mm、1/25sec、F5.3、ISO12800」。ブレ補正があるから2枚とも、もう1段抑えて撮れるだろうが、絶対にブレない写真を撮るには妥当な値だ。少し下にスクロールし「Available size」の「Original」をクリックすれば等倍像が出てくる。

等倍で見ると、流石にマイクロフォーサーズのISO12800、25600はきついとは思うが(APS-Cでもきつい)、これ、騙されたと思ってA3でプリントしてみれば良い。そしてそれを他人に見せてどう評価されるか?。恐らく誰も「なんだよ、この汚ねぇ塗り絵みたいな写真は!」とは言わないだろう。

42作例、海外の美しい風景だから・・・、それだけじゃないでしょう。レビューワーはちゃんと遠景、近景、逆光、街風景、ネイチャー、ISO感度毎と色々と撮り分けていて、消費者が知りたい写真になってくる。

そして10枚くらいはISO3200以上の写真だろう。それを見れば、このカメラの高感度耐性の全てを理解出来ると言っても差し支えない。そして「うん、オレが撮る風景ならマイクロフォーサーズでも十分行ける!」と確信した。でもデジカメWatchのこの記事だとK-S1の何も知る事は出来ない。それだけ愚かなレビュー・・・。

そんな訳で怒りを抑えつつ本題へ・・・。

狙っていると言うか、NikonのAPS-Cを買うのならPentax K-5とほぼ同じ機能を持つ旧モデルのNikon D7000か、2400万画素ローパスフィルータレスのD7100、もしくはD5300であるが、来年Pentaxを全て捨てNikonに鞍替えするつもりはなく、バイリアングルモニター、GPSと言った便利ツールが付いているD5300が妥当な線かな?。

Nikon D90。Nikonのカメラはフィルム時代のF4Sしか使った事がない。だからNikonのデジタルカメラについてはK-5とライバルD7000、K-3のライバルのD7100、そして135の癖にお買い得なD610/D600の3機種しか知らず、D90の素性なんて手にするまで全く知らなかった。

どうやらD7000の前のモデルがこれみたい。となるとミドルクラスのカメラと言う事になるが、スペックを見る限り、エントリー機でしかない。Pentaxユーザーに判りやすく書くと、、、

「D90はK-x以上K-r以下のカメラ」

時期的に見ればK-7のライバルとも言う人がいるかもしれない。しかしそれはない。K-7はセンサーがアホだっただけでスペックそのものはミドルクラス以上の実力を持つ。

中にはD90は2ダイヤル、K-rはワンダイヤル、また肩液晶の有り無しで、2ダイヤル、肩液晶は高級機の証なんて言う人もいるだろうが、それは関係ない。単にNikonとPentaxのポリシーの違いだけで、私個人は両機ともエントリー機のカテゴリーだと思う。

センサーは恐らく同型のSonyの1200万画素を採用していると思う。だから汎用現像ソフトで出てくる絵はD90もK-rも大差ないのだろう。

超高感度がD90はISO3200(拡張でISO6400まで)、K-rはISO12800まで使えるが、センサーが同じだから大した違いはないと思う。勿論、同じセンサーと言ってもSonyがNikon向け、Pentax向けにチューン、デチューンを施している可能性も高いし、JPG像に関しては画像処理エンジンの実力も加わるので、より高感度に振ったK-rの方がもしかすると若干耐性が強いかもしれない。

但し、メーカーの純正ソフトで写真を仕上げた場合、D90は前回の記事で述べた通り、最新のCapture NX-Dを使え、K-rは糞にもならない一世代前のPentax Digital Utility 4(以下PDCU4)だから、軍配は確実にD90に上がる。

※ノイズリダクションは同じ市川製でもPDCU4のアルゴリズムは糞と言うか、古いと言うか・・・。新しい分、Capture NX-Dの方が良いだろう

要するにここなんだな。多くのユーザーはLightroomやCapture One Proと言った現像ソフトで、ガリガリと現像、レタッチするのは一握りのユーザー。多くはカメラが吐き出すJPG像を採用し、それに満足しなければ純正ソフトを利用する。

となると純正の現像ソフトの性能がカメラの性能とイコールになり、Ricohは大企業の癖にそれを未だに理解していない。Capture NX-DとPDCU4は同じメーカー、市川が作っているし、Nikonは旧機種ユーザーにも最新を提供し、Ricohはそれはしない。Ricoh、Pentaxはセコい、ケチと言われても仕方がない。

※でも汎用現像ソフトを使えばD90とK-rでは差はほとんどないだろう

K-rが優れている点を見よう。

AF測距点は両機とも11点、K-rはうち9点クロスだがD90は中央1点のみ。精度に関してはクロスか縦かはさほど関係ない。関係が出てくるのは縦、または横センサーだと、ピントが合わない被写体が出てしまい、運用上面倒な時がある。両機のAF性能はほぼ互角だろうが、K-rは9点もクロスセンサーがあり、撮影中ストレスがたまらないのは当然(D90は縦センサーと横センサーが混在しているね)。

連写スピードが6コマのところD90は4.5コマ、連続撮影可能枚数がJPG+RAWで12コマのところD90は7コマ。この差はかなり大きい。私は廃墟の暗がり撮影は手持ちで超高感度域を用い、コンポジット合成する為に4~8コマ連写するが、その点ではD90は廃墟撮影には向かない。

シャッターユニットはK-rが1/6000secまで使え、D90はNikonのポリシー、高級機以外は1/4000sec止まり。シンクロ同調がK-rが1/180secでD90が1/200secまでと若干D90が勝っているが、明るいレンズを使用した際、たかが半段、されど半段。K-rの方が万能か?。

他にダイナミックレンジの拡大機能やライブビュー使用時にどうか、その辺の事もあるから、一概には言えないが、PentaxユーザーならD90はK-rであると思って使っていれば間違いはない。

但し、Pentaxユーザーは「なんだ、D90はK-r以下なのね」と思っちゃ駄目。発売時期を考えてみよう。D90は2008年、K-rは2010年。要するにD90と同じレベルに到達するのに2年も掛かっているのがPentax。つまり2008年までのHoyaに買収される前のPentaxはホントしょ~もないメーカーだった訳だ。

それを考えるとHoyaと言う企業。Pentaxユーザーには悪い印象があるが、K-r、そしてK-5と645Dを発売してくれたのはHoyaなんだ。もしかすると感謝しなくちゃならないのかもしれない。Hoyaが手を挙げなかったら、Pentaxと言うブランド、アジア系海外企業に買収されたか、消滅していたか・・・。おおっ、コワッ!。

時に今更ジローの今更1200万画素。これをどう考えるか?。いつものようにA3ノビプリントで考えると240dpiで1420万画素が必要になり、1200万画素でA3ノビプリントをするのなら220dpiに落とさなくちゃならない。

240dpiと220dpiの差がどの程度か皆目検討が付かないが、プロラボの堀内カラーは以前、160dpiでも十分と言っていたし、D90の1200万画素の写真をPhotoshopを用いて240dpiの1600万画素に拡大したらどうなるか?。実は全く問題ないんだ。

まだD90で撮影した写真をA3ノビでプリントはしていないが、Photoshopで実寸表示させた限りでは無理矢理拡大した像には見えない。そりゃぁプリントして虫眼鏡で眺めれば粗が見えるだろうが、写真鑑賞が目的なら、Photoshopの拡大機能は3割増し程度なら十分に耐えられちゃう。1600万画素のK-5なら2200万画素くらい、240dpiでA2まで行ける。

実際、K-5やK-5IIsの像の全倍(90x60センチ)くらいの大きさのプリントを何度も見ているが、問題はない。これは140dpi相当になるのだから、D90の1200万画素でもA2までは十分に伸ばせる実力があるって事。

とにかく1200万画素あればA3ノビプリントが可能で、スペック上はトリミング耐性が画素数の多い最近のカメラに劣るってくらいのデメリットしかない。


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コメント

  1. masa | URL | qhVXTLRM

    おはようございます。

    懐かしく感じるお写真が多いですね。

    カメラにも詳しくて勉強になります。

    いつもありがとうございます。

  2. BigDaddy | URL | -

    > masa さん

    コメントありがとうございます。

    そうですね、テーマの1つに郷愁、やはり昭和時代の風景を見つけるのが楽しく写真を撮っています。勿論新しい物やお洒落な風景も好きなんですが(笑)。

    今後ともどうぞ宜しくお願いします。

  3. | URL | -

    え?

    じゃ、このブログは何かの役に立つの?

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