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十人十色

2014年11月14日 00:00

醤油の町での一コマ

醤油の町での一コマ

Olympus E-P3, 14-42mmF3.5-5.6II R

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今更ジローのNikon D90レビューを連発し過ぎちゃって、ちょっと遅いネタになってしまったが、ちょうど一ヶ月前、海外でPanasonic LX100のレビューが出てきた。今日はその像を見て「人それぞれ、十人十色だなぁ~」なるお話を・・・。

その海外のサイトは下。

Panasonic Lumix DMC-LX100 Full Review - ePHOTOzine

下にスクロールすると作例がある。1枚1枚を選択し、High Resをクリックすれば等倍表示され、幾つかはRAWファイルをダウンロード出来るようになっている。

JPG等倍像を見る限り、まぁ1200万画素の絵ならこんなもんだろう、驚きも、反対に不満もない、それが率直な感想。ところが、この記事を紹介していたのが噂大好き人間御用達の「デジカメinfo」では・・・。

デジカメinfoの該当記事ページ

ここのコメント欄を見てびっくり。ざっと見て3分の2くらいの方が、これらの像を評価していない。カッチリしていない、眠い写真と思われているみたい。一体この人達はデジタル写真に何を求めているのだろうか?、ちょっとビックリ。

1600万画素のセンサーをマルチアスペクトで4:3写真では1200万画素にトリミングされる、この仕様が判っているのだから、必然的にプリントに最適なサイズはA3だと判る(240dpiで1113万画素あれば良い)。少しdpiを落とせばA2までは行けるだろう、でもそれ以上大きなプリントはしないだろうね、デジタル写真を知っている人間なら仕様がわかった時点で判断出来ている筈。

もしかするとJPG像は強烈なシャープネスが掛かっているのか?、カメラマンの中には強いシャープネスを嫌う人もいる。そこでRAWをダウンロードしてRawTherapeeで現像してみた。RawTherapeeのデフォルト像はシャープネスを一切掛けず、また発色、コントラストもこれ以上にないくらいの地味だからレンズとセンサーの解像感を把握するのに丁度良い。

確かにモヤッとしている。彼らはこういう像を見ているいて文句を垂れているのか?。でもソフトウェア側でシャープネスを一切掛けないと、ローパスフィルターレスと言えどもどのカメラもおおよそこんなもんではなかろうか?。

今年初めにRicohから借りたPentax K-3に手持ちのFA28mm、FA50mmを装着すると、たまげる程にカリカリになってくれるが、RAWでシャープネスを0にするとやっぱりボヤッとする。K-3は解像感に関してはネットでの評判は良いのに、それでさえもボヤッとしているのだから・・・。

中にはK-3は2400万画素だからそりゃぁ等倍で見たら・・・、なんて言われるのもムカつくので、うちにある1200万画素のOlympus E-P3、そして先月手に入れたばかりのNikon D90の両方で同じようにシャープネスをゼロにした像を見る。同じく当然ボヤッとしている。

私が知らないだけで、この世には、シャープネスをゼロにしてもカリカリな描写をする超高級カメラ、超高級レンズが存在するのだろうか?。

おっと待てよ、うちにはこれまたRicoh(当時はHoyaかな(笑))から借りた事があるPentax 645Dで撮影した写真もあるんだっけ、RAWファイルもハードディスクに残っている。

おお!、確かに細かい葉っぱも1枚1枚しっかりと解像している。それでもコントラストも何も調整していていないRawTherapeeのデフォルト設定で等倍で見ると1枚のベールをそこに挟んだかのように眠い。今回のLX100の像を見て、駄目だって言っている人達は645Dの像でも不合格だと言い張るのか?。

デジカメinfo内でLX100の像に不満をぶちまけている人達は、元々Panasonic使いで、「今までのPanasonicの像じゃない!」と言いたいのかもしれないし、OlympusはE-P3の像を見る限り、カメラ内の画像処理エンジンのシャープはきつく、普段は-1設定にしているので、Olympus像と比較しているのかも。

でもLX100のセンサーそのものは現行マイクロフォーサーズカメラに付いている1600万画素、もしくはそれに類似したものが搭載されている筈だから、RAWベースで比較すれば大して変わりはない筈。だとするとやっぱり彼らはJPG像を見て、不満を漏らしている気がしてならない。

DPREVIEWからのLX100のサンプルを下にリンクした。

Panasonic Lumix DMC-LX100 Samples Gallery

各写真をクリックし、「Available sizes」で「Original」を選択すれば等倍写真を見られる。確かに遠景の細かな木々、葉などはボヤッと感が強い。それでもPHOTOzineレビューも含め、のLX100のJPG像に大きな不満はない。

※逆光には結構弱いレンズなのかもしれない

等倍で鑑賞、カッチリしている像を見るのが好きだから、人よりも解像感に対しては煩い方だと思っていたが、いやはや、上には上がいるもんだ。「6年前のD90に16-85mmF3.5-5.6、そんな暗いズームレンズの描写が素敵だ!」、なんて言っているくらいだから、デジカメinfoの常連さん達とはきっと話が合わない。

ノイズに関しても昨年までは自分はかなり煩い方だと思っていた。しかし上手くノイズリダクション処理を施せば手持ちのカメラでも及第レベルなのを知り、また2400万画素のPentax K-3も超高感度域はK-5IIsから進化していないと思っていても、この程度なら特に不満はなかったりする。

ならば何故K-3を買わないか・・・。

それは他の仕様、特にユーザーインターフェースが改良ではなく、その正反対、「改悪」されている点と、また2000万画素センサーを積んだK-S1の超高感度域が優れている情報を耳にし、そりゃぁ優れているセンサーに心が傾くのは当たり前で、今後それを積んだミドルクラス以上のカメラが発表されるに違いないから。超高感度は良いに越した事はない。


このレビューを見てLX100の像が悪いと訴えている人達に対して揶揄しようとは思っていない。タイトルの通り、人の感性、写真を見る目は十人十色だなぁと改めて感じている次第だ。

ただ1つだけ!。LX100の像を否定している彼らの中で、どれくらい実際に手持ちのカメラ、レンズでプリント行程まで進めているだろうか?。上述の通り、4:3フォーマットだと有効画素数が1200万画素だからA3、大きく伸ばしてもA2くらいが前提のカメラであり、それを考慮しての発言なのか?。ここが「等倍マニア」が馬鹿にされるか否かのボーダーライン。

デジタル写真を等倍で見る、これは「等倍で見られる」のだから等倍で見るのは当たり前の行為。それを否定している人々の脳味噌の構造を理解出来ない。同じくパソコン上で等倍鑑賞しているだけで、気に入った写真すらプリントしないカメラマンの脳味噌構造も変だと思う。

撮影した写真を等倍で見てクリアだったらそりゃぁ誰でも嬉しい。だから時代はローパスフィルターレスなのでしょう?。

ちょうどデジカメinfoがこの記事を紹介したくらいに、あるプロカメラマンがブログで「等倍鑑賞は不要だ」と結論付けていたが、それは違う。等倍鑑賞が不要ならローパスフィルターを排除して(色モアレ、偽色のリスクを負いながら)解像感を上げる必要もなく、また1本10万、20万もするレンズだって不要。そこらに転がっているズームレンズで十分だ。

増してやユーザーの煩い目が光っているからこそ、カメラ業界は今後も進化する。進化しないメーカーは淘汰されて然り。我々ユーザーが哀しんだり、危惧する必要もない。

だから等倍鑑賞を否定してもしょ~がないんだ。でも等倍マニアも馬鹿にされないように、アマチュアであってもそれだけ画質に拘るのなら目や思考はプロカメラマンと同じ、ならばプリントしようぜ、そう言いたい。

本日の写真、記事中のLX100の写真と比較する為に、手持ちのOlympus E-P3の写真を眺めていて見つけたコマ。記事の主旨とは全く関係ないが、これは皆さんにお見せしたくて!。

トップ写真だと小さくて判らない。では部分的に切り出したのを下に。


2014-11-14-02

凄いでしょ?、この色モアレ!。E-P3は解像感を増す為にローパスフィルターを薄いものにしているらしい。色モアレなのでRAWから現像すればモアレは除去出来るが、JPGだと綺麗に出ちゃっている(笑)。

確かに解像感は高いように感じるが、OlympusのJPG像はシャープネスがきつくA3プリントを想定するとカメラ側のシャープネスを先に書いた通り-1に設定している。そしてその代償としてこの色モアレ。E-P3は結構色モアレが出るんだな。


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