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単焦点、Ricoh Rikenon XR50mmF2

2015年01月13日 00:00

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Pentax K-5, Rikenon XR50mmF2

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



1月9日の記事からの続き。今日はRicohのXR50mmF2を紹介したい。

だいぶ前にも本ブログで紹介したレンズだが、今回はその記事を参照せずに、敢えて、今このレンズを使ってどう思っているかを書こうと思う。

まずこのレンズ、初期型じゃない。初期型は当時プロカメラマンからZeissレンズに匹敵すると言われ、プレミアが付いているらしいが、うちのは後期型、XR50mmF2S、恐らくRicohの一眼レフのXR-Sと同じ時期、1981年から84年くらいに生産されたレンズだろう。

光学系は絶賛された初期型と大して変わらないらしいが、最短撮影距離が45センチから60センチに伸びたのと、軽量、小型化によって造りは安っぽい。当然鏡胴はプラスチック。だから光学系は同じでも1枚1枚のレンズの質(研磨も含め)とか落ちているんじゃないかと勝手に思っている。

年末これで写真を撮った。AF、各種AEが使えるFA50mmF1.4があるのでこのレンズを使うのは久し振り。ホントに日干しだ(笑)。

焦点距離、50mm。これをPentaxのAPS-Cカメラで使うと約76mmの画角になる。普段利用している17-70mmの最望遠側をずっと利用するのと同じ。そして17-70mmの70mm側を使うのは2通りしかない。背景を排除、もしくはボカしたい時、そして被写体が遠い位置にあって近寄れない(近寄るのが面倒な)時。

そう考えるとAPS-Cで50mmレンズだけで写真を撮る行為は無謀に近い。とは言え、ワーキングディスタンスを理解、要するに慣れちゃえば、余程狭い場所で無い限り、所詮は50mm、APS-Cだと画角は狭くなるけど、素直な描写をするので何とかなったりもする。


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Pentax K20D, Rikenon XR50mmF2


そう、「何とかなる」、これが50mmレンズの利点。1月9日の記事にも書いた通り、「写真は50mmに始まり50mmに終わる」とか「素直な描写をする反面、特徴が無く結果、表現が難しい」とかカメラマンが発言しちゃ駄目だってばさ。素直な焦点距離なのだから見たままを素直に撮りゃいいだけと思うんだ。

50mmレンズをAPS-Cで使うと中望遠レンズになる・・・、そうではなく、50mmは50mm、そう思うようにしている。だからやたらめったら絞りを開けてボカしまくったりせずに、しっかりと絞って被写体を構図全面に綺麗に写すのに努めていたりする。135で50mmレンズを使う感覚で二、三歩下がるだけ。

また画角が狭い分、本日トップ写真のような心象的な風景も切り取り易い。但し、万能レンズだ!、なんて言うつもりは毛頭ない。なんだかんだと中望遠レンズ扱いになる訳で、狭い道では通用せず、年末散歩、路地をウロチョロした際は、流石にこりゃぁ狭すぎるわいと24mmレンズに交換している。

なんだかんだと万能なレンズは「135での50mm」であって、APS-Cだとそれが35mm前後のレンズになる。K-5を買った時にFA35mmF2を売却しちゃったのがほんのちょっぴり悔やまれるが、その後、意外と活躍してくれたのがFA28mmF2.8。135換算で43mm相当、標準よりもちょっと短い分、狭い場所でも行けちゃうので、「今日は単焦点を堪能しよう!」なんて時は(極まれだけど)、いの一番にバッグに放り込む。

本当は28mmと35mmの真ん中、そう、Sigmaで30mmF1.4なんてレンズがあるけど、このレンズに関しては今後また書くとして、一段暗くても良いので一回り小さい30mmF1.8なんてレンズが存在していたら最高なんだけど・・・。

話をXR50mmF2に戻そう。冒頭に書いた通り、うちのは後期タイプなので歴代の名レンズには入っていないが、そこはかつての標準レンズ。おおよそどんなメーカーでも50mmに限って、しょ~もない描写をするレンズなんてない。

優劣を付けるのはスペックだけと言っても良いくらい。どれだけ明るいレンズを造れるか、ボケを綺麗にする為にどれだけ絞り羽根を増やすか(円形絞りを採用するか)、どれだけ最短撮影距離を詰め、描写も維持出来るか・・・。

Canonは大口径レンズ大好きだから、50mmF0.95とか50mmF1.0があったし、RicohのKマウントレンズでも55mmF1.2なる超~カッチョいいレンズもあった。

となるとこのXR50mmF2、絞り開放は暗く、絞り羽根は(当時では当たり前だが)6枚でちょっと絞っただけで点光源は六角形。最短撮影距離はお粗末な60センチ、そして同じ50mmF2のスペックでは手元にあるSMCM50mmF2よりも大きいんだから、スペックだけでは何の取り得も無い糞レンズなんだ。

それでも描写を見ると納得するんだな。明らかにSMCM50mmF2よりも解像感は高い。絞り開放では収差の影響で光が滲むものの輪郭ははっきりしている。SMCM50mmF2は絞り開放では周辺部は輪郭が崩れるから、絞りを開けても安心なのはXR50mm。最短撮影距離が長いけど、夕暮れ時など、絞り開放のF2が使えるのは便利だ。


絞り開放

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Pentax K20D, Rikenon XR50mmF2


上、絞り開放で撮影している。ブログに掲載したサイズでは判り辛いだろうが、ソフトフォーカスのような光の滲み(ハロ、球面収差)を体感出来る。以下にその部分の等倍像を示そう。また同じ風景を(恐らく)2段絞り込んだF4の等倍像も合わせてどうぞ(是非マウスクリックでご覧あれ!)。

※電子接点のないレンズはEXIFに絞り情報が記録されない、また現像はLightroomで行いシャープネスはデフォルトのまま


絞り開放

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絞り(多分)F4

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A4プリントだと見た目像が縮小されるので光の滲みは若干薄れるものの、確実に開放と絞り込んだ像の区別は付く。絞り開放の面白さはここにあると思う。

背景をボカす、その為にわざわざ絞り開放を使う必要が無い。一般的なレンズなら1段絞っただけでこの光の滲みは消えてくれる。だったらピントの合っている部分はシャキッとさせるべきで、背景をボカすだけなら絞り開放なんぞ使わない方が良いし、少なくとも半段は必ず絞るべきだ。

大口径レンズの絞り開放はこの光の滲みが美しいのだ。私がそれを知ったのはPlanar 85mmF1.4(AEタイプのドイツ製)にて。記憶に間違いがなければこのレンズはF2までは光の滲みを確認出来た。しかもKyoceraのContaxはMFの癖してファインダーが腐っているから集中してピントを合わせないと若干のピンズレを起こすからそれも手伝って滲みがよりエライコッチャになっちゃう。

そしてみんなが「プラナーってスゲェ!、開放はソフトフォーカスのような写り、でもF4まで絞るとカリカリになる!」とか言っていた訳だ(笑)。

そして勘違いをした我々は「絞り開放馬鹿」と変身して行くのだ。この人種が勘違いすると、どんな風景でも絞り開放で撮り始め、曇天や日陰でも馬鹿の一つ覚えの「男は黙って絞り開放!」。

この滲みは主に光が当たっているからそうなるのであって、また光があるからこそ、コントラストがついてピントに芯が出る。だから日陰部分にピントがあったら(しかもそれが前ピンだったら一層に)それが微妙な滲みになり、見ようによっては単なる軟調の眠たい写真にしかならない。

また先にA4プリントでこの滲みを確認出来ると書いたが、それよりも小さい写真だとここに掲載した写真と同様に、レンズの特性を知らない一般人にはピンボケ写真にしか映らなかったりもする。だからどんな天候でも、どんなサイズのプリントにも使えるように多くのカメラマンは「1段は絞れ!」と言うのだ。

※私は保険を掛けて絞り開放を使う際には必ず1段、2段絞り込んだコマも撮影するようにしている

(恐らく)F4で撮影した写真が下。如何だろうか?。このサイズで鑑賞する限り、上の絞り開放写真はピンボケにしか見えないでしょう?(まぁ実際に確かにほんの少しピントがずれているんだが(笑))。


絞り(多分)F4

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Pentax K20D, Rikenon XR50mmF2


ここで誤解されるかもしれないので一言。

この手の光の滲みの多くは球面収差によるものだが、如何に何十年前のレンズであってもその頃、すでに写真用レンズの技術は確立されており、絞り開放の描写が常に本日トップ写真のようになる訳じゃない。

まず光の加減。順光ならここまで滲まないし、被写体が日陰にいればコントラストがない分、滲みは目立たない。また、強烈に滲んでいる写真の多くは実は僅かなピンズレである時も多々。

本当のピント位置、これは1点、ごくごく薄い面、極端に言えば二次元、平面にしかピントは合っていない。でも被写界深度によってその二次元の面が三次元の立方体になる。

フィルム時代、レンズに詳しい知人談として、その本当のピント、面の部分で光はほとんど滲まない。滲むのは被写界深度内の他の部分である・・・。だからピントを合わせたい位置そのもので光を滲ませたいのならわざと、極僅か後ピンにするべし。

※最後の「極僅かな後ピン」の部分、これが前ピンだったかもしれない、興味ある方は試してちょ!

だから、今も述べたようにPlanar 85mmF1.4で、おお!、美しい滲み!、なんてのはピントがズレているだけの可能性がとっても高いし、上の自転車の絞り開放写真も僅かにピントがズレているのだろう。

この話を踏まえ、機材マニアはレンズテストが大好き。でも時折、そんなテストをしてもあんまり意味がないんじゃねぇの?、と思う人もいる。

レンズテストする時、自宅で数メートル先の壁や新聞紙なんか狙ったって何の意味も無い。アホなズームレンズだって近距離の解像感はそこそこ高いし、自宅では強い光がないので特に絞り開放のテストをしても滲みがどれくらい出るか判別が不可能な時もある。

しかも壁や新聞紙なんて面でしかなく、周辺部の描写が悪いのは(周辺部だけに滲んでいたりする場合)、像面湾曲のせいか、球面収差を含め、他の収差のせいか判断が付かないのではなかろうか?。

まぁ自宅だと常に同一条件でテスト出来る利点もあるし、周辺部の描写がどの程度落ちるかくらいのテストにはなるだろうから否定はしないが、それだけでこのレンズはあーだこーだ言うのはおかしい。

例えばPentaxのあるレンズ、聞いた話、私が実際にテストした訳じゃないので受け売りでしかなく、詳細は書けないのだが、数値で見るテストでは上質のデータになるのに、遠景を撮ったら他の数値の低いレンズよりも解像感が薄れてしまう、そんなのもあったりし、無限遠を使う星撮影には向かないレンズだなんて言っていた。

解像感のテストは屋外、50メートル以上先の風景で順光、逆光、半逆光の全てでテストをするべきだし、レンズによってコントラストに違いがあるので、曇天、日陰でどう解像するかもテストするべき。日陰でもカリッとしているレンズはコントラストが高いレンズと思って良く、そういうレンズが優秀だと考えている。

※フィルム時代、そのコントラストの強いレンズがZeissだと言われていた

私は常に80メートル先の風景でテストしている(自宅のベランダから近所の風景をパチリするとそれくらいの距離になる)。絞り開放を含め浅い絞りでは光が当たっている場所(手すりとかの金属で反射していると最高のテスト風景)とそうでない場所でどの程度滲みが異なるか・・・、そういうテストをしないと何の意味も無い。

さて・・・。

うちのXR50mmF2。状態は無茶苦茶良い。外観の傷は当然ないし、レンズ内の埃もほとんどない。これを買った時、お店に人も「限りなく新品に近いオールドレンズです」なんて言っていた。SMCM50mmF2はそれなりのヘタリがあるから(周辺にカビも生えているし)、解像感の違いは状態の良し悪しもあろう。

とにかく50mmレンズとして当たり前に安心して使えるレンズ。2段も絞っておけば遠景でも周辺部までキッチリするし(それでもF5.6、F8を使うが)、一部のPentax現行レンズのように像面湾曲や各種収差はほとんどないと言って良い。

後期型でスペックは平凡以下と言われようが、こういう描写に特徴の無いレンズこそ重宝する。以前にも述べたが普通に写るレンズが欲しいんだ。ピントが1点に合っていれば良い、そんなポートレートレンズは別にして、各種収差は取れるだけ取るべきで、それをあえてしないで「味がある」なんて言われているレンズなんぞ不要!。

※だから本当は絞り開放で光が滲むってのも駄目なんだな(笑)

なんだっけかなぁ、どこかのサイトでSigmaのレンズ開発者のインタビューが掲載されていて、ミラーレス用の19、30、60mmの単焦点レンズあるでしょ?。「新技術を使って普通に作れば描写が良く、かつ安価なレンズを提供出来る」なる発言をしていた。嗚呼、Pentaxのレンズ開発者に聞かせてやりてぇ!。

味のあるレンズを作るのは良い。外観をカッチョ良くしただけのようなボッタクリレンズだって買う人がいる。でもそういうレンズに文句を付けるんじゃない。Pentaxには普通のレンズも多くラインナップしてくれよと言いたいんだ。

勿論、あるにはある。DA35mmF2.4、DA40mm2.8、DA50mmF1.8、DA17-70mmF4、そして昨年秋に発表されたDA16-85mmF3.5-5.6、この辺は私好みの「味の無い描写」をしてくれる。でも他はどう?。スターレンズは置いといて普通に写ってくれるレンズってないんじゃないか?。

以前DA21mmF3.2を借りて使った事があるけど、四隅はズームレンズ程ではないにせよ「はっ?、F値をこんなに抑えているんだし、単焦点だったら浅い絞りでももっとカリッとしろよ!」とゲンナリした。F5.6、F8まで絞ってキレがあるなんて、ズームレンズでも出来るわい!。

普通に写って普通の外観で小型軽量の18mmF3.5とか90mmF3.5って作れると思うんだな。仮に旧Petnax陣営の開発者がアホでも30年前のXR50mmF2がこんなに良い描写をしているんだ。Ricoh陣営が主体となってレンズを作れないものかねぇ。

18mmはどうなるのか良く判らないけど、中望遠レンズなんてフィルム時代の85mmF1.8を見れば判る。135対応の85mmF1.8でさえあんなに小さく出来るのだから(Canon NFD85mmF1.8は小さい)、APS-C限定ならもっと小さくなるだろうよ。

DAレンズには70mmF2.4と言うアホみたいに小さなレンズがある。しかも一時期4万円くらいで販売していてお買い得レンズの1つだった(今は何故か5万超え)。これが作れるんだからもうちょい望遠の90mm、100mmくらいの焦点距離の小さいレンズも作れると思うんだよなぁ。

ついでだからDA40mmについても書こう。DA40mmF2.8 Limited、もしくはDA40mmF2.8XSは理想の「普通に写る味の無いレンズ」だ。後者はPentaxから2度借りて使った事があり、惚れ惚れするくらい周辺まで解像してくれる。この2本、画質に大きな差はあんまりないんじゃないか?(前者はSMCからHDになっているのかな?)。

2本の違いはデザインもあるが、それよりもクイックシフトフォーカスが使えるか否か。Limitedがクイックシフトフォーカスが使え、XSが使えない。調べてみると差額は5千円程度。微妙な価格だよねぇ。HD、クイックシフトフォーカスの代金が5千円と考えるとLimitedの方がお買い得?。

この40mmの2本、Pentaxの中で名レンズ(普通に写ってくれると言う観点で)だと思っている。135換算で61mmの画角で、135の50mmレンズ相当として使うと長いとは思うが、一歩ちょっと後ろに下がるのかな?、頑張ればなんとかなりそうだし、絞り開放では35mmレンズよりも少しはボケが強い筈できっと面白いに違いない。

そう、Pentaxで一番欲しいレンズがDA40mmF2.8XSだったりする(DA35mmF2.4は安価で良いとは思うがFA28mmF2.8があるので是非にも欲しい訳ではない)。Pentaxの40mmはホントお勧め!。

K-01とセットで40mmF2.8XSを作ったのだから、この時に18mmF3.5XSとか90mmF3.5XSくらいを一緒に作るべきだったんだよね。そんな3本セットがありゃこれだけPentaxのレンズをアホ扱いしないし、この3本を買ってお散歩写真に活かしていたろう。この辺のメーカー悪口はいずれまた(笑)。

話を50mmレンズに戻そう。

今後SMCM50mmF2、SMCP55mmF1.8もネタにするので詳細はその時述べるが、画質だけを見ると一番はSMCP55mmF1.8。これは周辺の隅の隅まで解像する。XR50mmF2は浅い絞りだと若干四隅が弱いんだな(等倍で確認出来る程度なのでA3ノビなら両者同じ質になるだろう)。

出動回数はSMCP55mmF1.8よりもXR50mmF2やFA50mmF1.4の方が多い。それは「たかが5mm、されど5mm」。それぞれPentax135換算で76mm、84mm相当になり、中望遠域でも8mmの差は結構大きい。ワーキングディスタンスは半歩も違わないとは思うが、下町の狭い路地ではこれまた「たかが半歩、されど半歩」なんだ。

※だから「今日は広い場所ばかりを撮るぜ!、なんて時は写りがパーフェクトのSMCP55mmF1.8を持参する

またこれは好みによるのだが、RicohのXR50mmF2と、PentaxのSMCP55mF1.8とSMCM50mmF2では大きな違いがある。それはピントリングの駆動量。Pentaxレンズの方が回す量が多いんだ。

XR50mmF2の最短60センチから無限遠まで4分の1周しかしない。でもSMCP55mmF1.8もSMCM50mmF2も60センチからでも半周するんだな。だからPentaxの方がそれだけ細かいピント調節が可能なのだが、私はスッと回してスッと合うのが好きなのでRicohレンズの方が扱い易いし、ピントも決まるんだ。

APS-CでMFの50mmレンズ(55mm含め)を使っていて楽なのは、画角が狭くなる分、現在のデジタル一眼レフの腐っているファインダー、スクリーンでもピントの山が判り易い点。またおおよそのカメラにはフォーカスエイド機能も付いているから、絞りや被写体までの距離によって異なるにせよ、意外とピントを外す事は少ないんだ。

※24mmレンズなんてK-5のファインダーでフォーカスエイドの力を借りずにピントを合わせるなんて不可能だ

下の写真、絞り開放で撮影している。


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Pentax K20D, Rikenon XR50mmF2


ワーキングディスタンスは1.5メートルくらいだったろうから、これくらいはフォーカスエイドを使えば楽でしょ!・・・、うん、確かにその通りだが、実際にはフォーカスエイドを使わず、スクリーンのマットでしっかりとピントを合わせている。

と言うのもピントを合わせている部分が構図のかなり上の方。そこの等倍切り出し像を下に(クリックで等倍)。


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そう、カマキリにピントを合わせている。残念ながらこいつが日陰部分にいたから眠い像になっているが、一応、ピントは合っていると思う。

ただ、一発で決められた訳じゃない。6枚撮影して、ここまでピントが来たのは2枚だけ。まぁK20Dのファインダーでフォーカスエイドを使わず33%の確率だったから良い方だとは思う(笑)。

ただ、不思議なのが、この時、絞り開放のテストをしていた訳でもなく、他のコマではちゃんとレンズを絞り込んでいるから、何故このカットで絞り開放を使おうと思ったのか?、かつての己の思考が理解出来ないでいる・・・。

とにもかくにもこのレンズは描写も素敵だし、うちにあるMFレンズの中で一番ピントを合わせ易いのでフェイバリットレンズの1つとして挙げても良いだろう。

先に書いた通り、最近は楽をしたくてAF、AEの使えるFA50mmF1.4を使っているが、今年はこのレンズも沢山使ってやろうと考えている。

このレンズはお勧めか?。マニュアル露出(ハイパーマニュアル)で、ISO感度やブレ補正用焦点距離設定を自分で設定するのが面倒でなければ市場に出回っている数が少ないものの、見つけられれば4~6千円くらいで買えるのでお買い得。

但し、すでに中古のFA50mmF1.4で2万円を切る品が出ていたり、AEが使えるA50mmF1.4、F2が1万数千円で見つけられたりもするので、余程のマニアでない限り、後期型は出して6千円、発売当時プロカメラマンが絶賛した前期型も1万円を超えていたら手を出さない方が良い。使い勝手も含めFA50mmF1.4の方が遥かに優れているんだから。


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コメント

  1. ふてくされパン屋 | URL | -

    これまた恐ろしくタイムリーな話題で、まるで話を合わせているかのようですが自分もDA40mm F3.8 xsを買おうと、正に数日前から思っていました(笑)
    話を無理矢理合わせている訳ではありませんので今後ともよろしくお願い申し上げます。(笑)
    18-135mmと16-85mmを入れ替える為に色々使っていない物を処分し、資金を作りながら16-85mmのレビューや作例をチェックしているとDA35mm F2.4と変わらない描写とのレビューもあり、確かに雪が降ってから最近使ってないな〜と処分を考えていたらたまたまDA40mm F2.8 xsが目につき、そういえば以前のこちらのブログで、薄過ぎて装着し辛い、ピントリングの角度が90度で狭い、逆光に弱い、撮影距離によってAFがピントが合ったフリをする、絞れば解像ってズームでも当たり前、という割と糞扱いを受けていましたが(笑)、改めて作例をくまなく探しまわっていると見た目は厚めのチャーシューみたいなレンズのくせになかなか自分好みの写り、しかもDA35mm F2.4よりもかなり好みの描写でしたので、DA35mmは16-85mmの軍資金ではなくDA40mm F2.8 xsと入れ替えを。。あんな薄いレンズは他メーカーでも見当たりませんのでPENTAXを使っているならコンパクトさと写りの共存する珍しいレンズだと思いますので持っていても損もないだろうし、邪魔にならないでしょうし、何よりPENTAXならではのレンズだと思いました。
    自分もこちらのブログで様々な情報をもらうだけでなく、情報(ブログネタ)を提供出来るようになるべく、楽しみながら向上していくつもりであります。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ふてくされパン屋 さん

    わぉ、うちのブログを良くお読みで!。ありがとうございます。

    そうなんですよ、私が借りた40mmXSは最初はK-01とセットで、その後、別件で単体で借りて自分のK-5に装着し、どっちの時も結構ピントを外していたんですよねぇ(笑)。それがピントリングの駆動量の狭さではないかと勘ぐっていました。

    あとフードなど付けていませんから、逆光や半逆光でも光が無駄に入り込んできますので、そこで誤測距するんじゃないかと勝手に考えていました。でもその場合は、AF測距時だけ太陽を手でさえぎれば逆光時のコントラストの低下が防げ、上手く行くんじゃいかとも推測しています(レンズが小さい分、簡単に手で覆えますしね)。

    2メートルの位置の被写体に向かって撮影し、次に5メートル先に狙ってもピントリングは一切動かず、不思議に思いながらシャッターを押すとやっぱり5メートルの方がピンボケしているんですよねぇ(笑)。私個人はクイックフォーカスの出来るlimitedの方が良いかと思いますが、レンズ構成、光学上は40mmF2.8limと恐らく同じなので描写はさほど問題はないかと思います。

    うちのレビューはあくまでも使用感であり、そこには客観性も主観性もなく、起こった出来事をそのまま書いています。だから個体差の可能性もありますが、そうなると今度は生産や検品でのクオリティを疑い、そこから先がの悪口大会になり、100%主観、感情で書いていますけど(笑)。

    ブログ製作、頑張ってください。

  3. ななし | URL | -

    DA40mmF2.8 Limitedは私も好きなレンズです。
    k-rをメインに使っていたときはつけっぱで持ち歩いておりました。
    (どうも私は視野?視界?が狭いらしく35mmだとどうも余計な物が入り、
    40mmがちょうど「見たまんま」だったせいもあります)

    描写は書かれているとおりで、私は解放からいけるイメージですね。
    DA35無印と比べると高コントラストなのか線が太く出てしっかりした描写という印象でした。

    というのもK-3をメインに据えてから、K-3との重量バランスがどうもしっくりいかなくなってしまい、
    使わなくなってしまいました。せっかくなので今度久々に持ち出そうと思います。

  4. taka | URL | -

    K-01、マーク・ニューソンというデザイナーの名前で買ってしまいました。そのキットレンズの40㎜は、自分にとっては使いづらく、21㎜Limitedを常に装着しています。40㎜の印象は周辺部のフリンジがよく出るといったところです。
    このK-01、ミラーレスとしては重いし、カメラとしても中途半端な感じなのですが、デザインが気に入ってるのと、出してくる色がきれいなので手放せずにいます。

  5. BigDaddy | URL | -

    > ななし さん

    limitedレンズはその名の通り、何か普通のレンズとは違うのでしょう。DA40mmはレンズ構成枚数が少ないので、どう考えてもDA35mmの方が各種収差を補正し、しっかりした描写をする筈なんですが(笑)、恐らくDA40mmのlimは解像力だけ重視したレンズなのでしょうね。XSモデルと逆光耐性を抜きにしてどの程度違いがあるのか知りたいところですね。

    私の場合、普段利用しているのがズームですから、どんな単焦点でも「おお!、いい描写だねぇ」ってなります(笑)。Limレンズを使われていないなんて勿体無いです!。

  6. BigDaddy | URL | -

    > taka さん

    情報ありがとうございます。

    お気を悪くされないでくださいね。私はK-01も21mmLimもあんまり好きじゃないんですよ。そもそも背面液晶だけのカメラは家電でしかないと常に言い切っていますから(笑)。21mmは周辺部の描写がどうもしっくり来なかったです。40mmはフリンジですか!、これは気付きませんでした。

    まぁ完璧なカメラもレンズもなく、あとはユーザーがどう使いこなすかですよね。

  7. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    「XR RIKENON 45mm F2.8」 と 「XR RIKENON 28mm F3.5 ASPERIC」、ricoh のパンケーキレンズを手に入れました。
    28mmはクモリがありますが、Lightroomでちょっとカスミを取れば実用的に問題ありません。
    調べてみるとcosinaのOEMで1993年くらいに発売された、あまり高いレンズではありません。
    取り合えず所有しているK-50に付けてテスト撮影しましたが、久しぶりのマニュアル撮影でピンボケ量産です。
    でも、ピントが合えばそれなりの画像は結ぶので、お遊びには面白そうなレンズです。

  8. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    45mmはパンケーキなんですよね。以前新宿の中古屋さんで見た事があります。結構高かったのを覚えています。

    クモリレンズの場合、ピントを合わせられるかってのが難点なのでしょうね。APS-Cで使うと28mmは43mmくらいですからF8まで絞って距離固定って訳にも行かず、なんか大変そうですね(笑)。

    この手のレンズはいずれPentaxから使えるミラーレスが出てくるのを我々ユーザーが祈るしかないでしょう(笑)。出してくれなかったら全員がα7に行けば良いですし・・・。

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