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人ぞれぞれざんすねぇ~

2015年01月29日 00:00

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Pentax K-5, SMC M50mmF2

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



このところレンズネタがずっと続いている気がする。興味ない人は全く興味の無い話で、一応は来訪者数や拍手数、ぶろぐ村クリック数を気にしているので(笑)、類似ネタを続けるよりも日毎に全く異なるネタを仕込んだ方が来訪者は増えるんだな。

そんな訳で今日は機材ネタではない。

プロカメラマンの那和秀峻氏のブログ、徒然なるままに1月9日の記事を読んで・・・。

まず始めに、今回のネタは那和秀峻氏の意見に反論する気は丸でない。タイトルの通り、ああ、人それぞれなのだなぁ、そう感じつつ、話を膨らませて行きたい。

氏の記事の一部を下に引用したい。

フィルムカメラで育った人間としては、コーティングが未発達でフレアが壮大に出る時代を経験し、ハレ切りを学び、コーティングの進歩、そしてデジタルカメラになって、イメージセンサー面からの反射防止などの対策によって、フレアは大幅に少なくなった。しかし、おもに古いレンズを使い、レンズフードを付けずに、ある一定の角度で画面外から強い光を入れて、わざわざフレアを出す「技法」は個人的にはまったく興味がない。


この部分を見て、なるほど、もし氏がフォトコンテストの審査員だったら、この手のわざと光を入れてフレアーやゴーストを出した写真は全く評価されない可能性があるのだろう、そう思った。

フォトコンテストの審査員ともなれば、己の主観100%で評価する事無く、その時にトレンドに従い、写真を取捨選択するのだろうが、それでもこうも断言されちゃうと、この人が審査をしていたら、無理だろうな、と思うアマチュアカメラマンもいるんじゃなかろうか?。

1月9日と言えばちょうど私がカビ有りレンズを使って構図中に光を入れると強烈なフレアに見舞われ、それはそれで面白い写真になると書いていた時だから、ちょいと反応しちゃったんだな(笑)。しかも氏は、余程にこのフレアーだのゴーストが大嫌いなのだろう、10日後の1月19日の記事でも否定している。

勿論、人それぞれ、先に書いた通り、氏のこの考えに対してあーだこーだ言うつもりは毛頭ない。私だって本ブログで100%主観で物を書いているのだから。そしてブログとはそういうもの。

ふと思い出した事があった。映り込み写真ってあるでしょう?。ショーウィンドウに写り込んだ風景とか、凪っている水面に映り込んだ風景とか・・・。私はそういう写真が大好きなの。

でも世の中、これが全くと言って良い程、評価されない。まぁ私のその手の写真の質が悪い可能性もあるにはあるが、フィルム時代を思い出したんだ。

仲間と写真を撮りに行けば年月が経つと似たもの同士だけで集まるようになる。だから周囲には映り込み大好き人間が多かった。そしてやっぱり同じ事を言うんだ。評価されないねぇって。

そして、プロカメラマン名はちょっと忘れてしまったが、その仲間内の一人が、写真雑誌で活躍しているプロ氏とお近づきになったとの事で、その手の映り込み写真が何故評価されないのか尋ねたそうだ。すると、、、

「確かに綺麗な映り込みや、ユニークな映り込みは心を引かれる。しかし、映り込み写真は被写体に真っ直ぐに目が向いていない。真摯に被写体と対峙していない点がマイナス」

そんなような事を言われたんだそうだ。なるほどなと思った。一理あるっしょ?。だって完全にそっぽを向いて写真を撮っているのだから(笑)。

今も昔も評価されるのはストレートフォトグラフィーであり、キャンディッドフォトなんだな。小手先のアートじゃ駄目なんだ。

でも突然この話を思い出しちゃって、じゃぁ、コンデジ、ミラーレス、iPhoneでもいいかな、背面の液晶でパチリしているカメラマンってなんなの?、と首を捻っちゃう。

誰が見ても素晴らしい迫力のあるキャンディッドフォト、人物スナップがあったとしよう。でもそれが背面液晶しかないカメラで撮られていた。これって被写体と全く向き合っていないよね?。

だって背面の液晶の画面を見ているだけでしょ。エロビデオを見ながら、ここがエロい!、と言って静止ボタンを押しているのと同じ。だから背面液晶だけのカメラはカメラではない、風景コピー機であり、家電でしかないといつも本ブログに書いている。

人の視線って物凄く強いでしょう。見られていたらすぐに判る。フレームの中に視線が来ている人物がいたとする。それが光学ファインダー(OVF)であれ電子ファインダー(EVF)であれ、光軸に向かってと言うのかな?、ファインダー越しに自分の目で覗き込んでいたら、その人物の視線とガチンコの勝負になる。睨み合いだ。目を逸らした方が負け。

でも背面液晶はそうじゃない。人の視線を何とも思わないで写真を撮れちゃうツール。テレビの中からヤクザ役のおっかない顔の俳優さんがお茶の間に向かって視線を向けても誰も全くひるまないのと一緒だし、エスカレーターでiPhoneを取り出して女の子のパンツを盗撮しているのと同じような気がしてならない。

ノーファインダーと言う写真テクニックがある。広角レンズを用いてレンズを絞り距離を固定しファインダーを覗かずに感覚だけでパチパチ写真を撮る手法。特にLeicaなどのレンジファインダーはシャッター音が小さいから、ターゲットに限りなく近付き、頃合を見てシュート!。

でもこれも被写体と直接対峙していない。ほぼ盗撮、構図中に表情が写っているか、パンツが写っているだけの違いでしかない。だからこのノーファインダーも本来は評価が落ちるのではと考えている。

でもフィルム時代、ノーファインダー撮影は一定の評価を受けていたし、時代が変わり、背面液晶しかないカメラが仰山ある中、私のようにあれはカメラじゃねぇよ!、と言うのも少数派でしかないだろう。ならばだ!、何故映り込み写真が被写体と直接向き合っていない、その理由だけで駄目なんだ?、と思っちゃうんだなぁ(笑)。

ただ、本ブログでは「写真は結果が第一であり、過程を論じるべきではない」と良く書いている。JPG、RAW論争もその1つだし、廃墟に侵入したら住居侵入だから云々なんて見知らぬ奴に説教されたくもないし、どんな手法で撮影されていても写真としての出来が素晴らしかったら評価すべきと説いている。

だからノーファインダー撮影だろうが、背面液晶しかない風景コピー機で撮影されていようが、気にしちゃ行けないのは判っている。それは知らなければ良いの。Photoshopで大胆にレタッチして、「ここにあった電柱と電線を消したんだ!」、「この可愛いモデルさん、実は肌の荒れや小じわやが半端じゃなかったからPhotoshopで加工したんだ!」とか言われちゃったら、ガッカリするでしょ?。

知らぬが仏であり、その究極が「アイドルはうんこをしない!」とか「アイドルは永遠の処女」でしょ(笑)。情報として背面液晶だけのコンデジで撮影されたとか判っちゃうと、そこで私はゲンナリしちゃう。そして写真ブログの多くは写真のキャプションに撮影機材を掲載していいるから、それを見ちゃうんだ(笑)。

映り込み写真の評価されない理由と、撮影過程、機材云々の話は別と感じられるかもしれないが、被写体に向き合っていない点では映り込み写真と背面液晶の風景コピー機で写真を撮っているのとでは全く同じだと思っている。

さて、話を纏めよう。

そんなわざとフレアを入れ込む写真がお嫌いな那和秀峻氏と、予期せぬフレアやゴーストが大好きであろう田中長徳氏(氏のブログ、PHOTOMENTARY チョートクカメラ日記昨年12月19日の記事を参照あれ)とが審査員のフォトコンテストがあったらどちらの自我が強く、審査に影響を与えるのだろうか?、とっても興味があったりする。

あとは映り込み大好きなプロカメラマンを探さねば・・・(笑)。

本日の写真、当然、映り込み写真だ。


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コメント

  1. taka | URL | -

    コンペについて

     コンペとかコンテスト、審査員によって出す出さないを決める。これって、出品者に審査員が選ばれているっていうことですね。でも自分が選ばれるであろうと、自信をもって選んだコンテストに出品して落選したときのショックはとても大きいしょうね。わたしは学生時代に、恩師からおまえの作品―写真ではありません―は絶対入選するから出品しろ、といわれて出しましたが、落選した経験があります。とてもショックでしたねぇ。(後日、その恩師は審査当日欠席だったということを知り、しばらく恩師不信になってしまいました)
     ちなみに、コンテストとかコンペには、たとえば美術では美術団体などが継続開催しているものと、専門の団体ではなく実行委員会のような組織が主催者となって、あるテーマをもって開催しているものとがありますね。前者の場合は専門家の登竜門といわれてきて、実際多くのプロを輩出してきました。でも昨今の特徴は後者のコンペが写真や美術に限らず全国いたるところで行われるようになったことです。後者のコンペは、審査員が入れ替わったり、まったく畑違いの著名人だったり、あるいは一般の素人だったりします。素人が観る分には圧倒的に後者のほうが面白い・・・と私は思うんです。
     今日の写真きれいです。空間のイリュージョンとでもいいますか。特に下部の青がきれいですね。

  2. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    いろんな人がいろんなことをおっしゃってるわけで、言いたい放題の世の中ですよね。情報過多だし写真も溢れていますし。やはりできた写真の波長が合えばいいと思いますね。ノーファインダー、カメラ逆さま、フレア大好き。逆光なんて気にしたことがない。(だから写真が上達しないのかな (笑))自分が気に入れば平気でブログに出すし。コンテストもおっしゃる通り、スポンサーが希望する景色が撮れなければ目もくれないでしょうし、審査員の考えで決まるのですよね。僕は気にしないことにしています。
    都会での写真は映り込みっていいですよね。

  3. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    写りこみも何かを直視しているので大好き~!
    あとはプロカメラマンになること?
    後期高齢者だから先が無いなぁ~

  4. tsunomagari | URL | -

    BidDaddy様、こんばんは。

    映り込みの評価のお話、直視しているかどうか、なるほどですね。

    以前、ノーファインダーで撮った写真をある写真家の方にレビューして貰ったことがありますが、そこまで酷評はされませんでした。もちろん、絶讃されたわけでもありませんけど。

    何れにせよ。今回の内容はストンと自分の中に落ちて来たので、今後の撮影に活きてくると思います。ありがとうございます。

  5. BigDaddy | URL | -

    > taka さん

    空間のイリュージョン!、お褒めの言葉、ありがとうございます。

    恩師が審査をしていたら入選間違いなし、それは身内に甘い、出来レースのようなコンペだったって事でしょうか?。写真の世界でも師匠が審査していたら甘くなるんですかねぇ。以前、二科展がそうだって何人もから聞いた事がありますが、検証した訳でもなく・・・。

    木村伊兵衛賞とかキヤノンの写真新世紀とかって時折、へぇ、こういう写真が優れているんだ?、これがトレンドなのか?、と首を傾げるのがあったり・・・。とは言え、入選者の写真を見て感動しないって事は自分がトレンドに追いついていないって思うようにしています。

    まぁ私の場合は決して負け惜しみでなく、自己満足で十分だと思っています。その日歩いた感動を家でもう一度味わいとでも言いましょうか。

  6. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    ネット社会になって「共有」と言う言葉が頻繁に使われるようになりました。仰る通り、それぞれが波長が合う写真ってあるんですよね。情報の共有ではなく、感性、知性の共有とでも言いましょうか?。簡単に言えば同志でしょうか。そういう人達との出会い、これがブログなどの面白さだと感じています。だからこそオブラートに包まず、言いたい放題が適しているんでしょうね。

    以前ネタに書いたかどうか、ブログに平気で水平が取れていない写真を掲載している人が結構います。私の中では水平が取れていないのが写真として一番恥ずかしいと思っており、結局、「人それぞれだなぁ」となっちゃうんです(笑)。

    都会での写真は映り込み、有る意味、映り込んでいる風景が溢れているから、余程の優れた写真で無いとプロは認めないよって事なのでしょうね。

  7. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    写真の場合、小説とは違って、一目見て、瞬時で好き嫌いを判断出来ますよね。洋服と同じ感覚なんじゃないかと思う時あります。俺は古いと言われようがGパンにGジャン、足元はアディダスだぜ!、そんな意識って時にアマチュアはあるんと思うんです。それで良いんだと思います。ファッションモデルになりたい訳でもないのと同じく、写真でも自分のセンスを疑わない、これが楽しむコツなのかと。

  8. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    映り込み写真って変化球ですから、ダルビッシュのスライダーじゃないと誰も空振りしてくれないんでしょう。映り込みでもアウトコース低めのココしかない!、そういう写真はきっと評価も高いんだと思いますねぇ。

    また、凄いスライダーを持っていてもコンビネーション、緩急があり、初めて打者を打ち取れるのであり、直球をしっかり投げられるかどうか?。もしかするとプロカメラマン、審査員は、映り込み写真の変化球だけを見て「こいつの直球は大した事ないな、こいつの直球はスゲェぞ!」、そんな思考で判断しているのかもしれませんね。

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