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目指す写真を見つける努力

2015年03月26日 00:00

色褪せネイチャーフォト

色褪せネイチャーフォト

Nikon D90, 16-85mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



うちのブログは事ある毎に、と言うよりも定期的にと言った方が正しいだろうか?、オールドフィルムの風合いに関するネタを書いている。今回も、、、

「Exposure 7、Filmpack 5と言ったフィルムシミュレーションソフト発売を知った記念」

とし、オールドフォト、オールドフィルムについて。ほとんど過去の記事の繰り返しになっちゃうけど・・・。

Fujifilmのカメラに「クラシッククローム」なるフィルムシミュレーションが加わった。これがかなり評判が良いようで、世の中、オールドフォトの風合いを望んでいた人が大勢いたんだ!、と己のトレンドアンテナが正しいと知り、ならばPentaxのカメラで似たような事をするにはどうするか?、そんなネタを作った。

それがカスタムイメージの「ほのか」を使って「ほのかクローム」を、「銀残し」を使って「クールクローム」を、「風景」や「ナチュラル」から「クリアクローム」なる、カスタムイメージを弄り倒したのが2014年10月1日の記事だったが、意外と反応がない、おやおやっ?。

※別記事で娘さんがその設定で写真を撮り発色を気に入られたなるコメントを頂いたくらい

「オールドフォトの風合いは素晴らしい!」、そんなネタは何故かうちではコメントが付かない(笑)。そうなると、Fujifilmユーザーもクラシッククロームが搭載された当初は珍しく使っていただけで、結局普段使いはプロビアやプロネガ辺りなんだろうなぁと思わざるを得ない。

確かにPentaxの「ほのか」や「銀残し」と言ったカスタムイメージをそのままで使うには用途が限られ、それをデフォルトにしているカメラマンなんていないだろう。クラシッククロームも同じで色物扱い?。色褪せたオールドフォルムの像なんて一般は望んでいない!、って事なのかもしれない。

これはモノクロ写真にも通じる。フィルムカメラ、暗室からデジタルカメラ、デジタル暗室となり、エアコンの効いた部屋で、覆い焼き、焼き込み処理さえもマウスでチョイチョイするだけで簡単にモノクロ写真が作れ、多くが万歳三唱した筈なのに、写真系でモノクロ中心のブログやデジタルモノクロフォトに特化したサイトってほとんど見掛けないでしょう?。

前回の記事で以下のように締めくくった。

「自分がどんな写真、発色を目指しているか、これを明確にするべき。一番良いのは、市販の写真集でも、ネット上のプロ、アマの写真ブログ、特に海外のサイトはアマチュアであっても発色に関して高品質な写真が多いので、それらを飽きるくらい見て、己の好み、方針を定める事」

私自身、それが明確になったのは5年前。コダクローム64の渋い発色を目指したい、でも本当にコダクロームは渋い発色をしていたのか?、そんな疑問を投げていた。

コダクロームは本当に渋い発色なのか?

この時点で自分が欲しい発色はコダクローム64ではなく、コダクロームでもエクタクロームでもフジクロームでもフィルムの銘柄は何でも良く、要するに経年劣化したフィルムの風合いが欲しかったんだと理解した訳だ。

これをほぼPhotoshopだけでそのような発色を作れるのが判ったのが、、、

Photoshop Elementsでビンテージフォトを作ってみる

そして、Photoshopで作ると写真、風景毎に色々と微調整が必要になり、流石に面倒臭く、何とかならんかと探し出したのがAlien SkinのExposureだった訳だ。

コダクロームで行き着いた先 - Alien Skin Software Exposure 4

その頃、参考にしていたサイトが下(本ブログを昔からお読みの方はもう飽きているだろうリンク先)。

Early Kodachrome Images
Photos: America in Color from 1939-1943
Kodachromes

これらのサイトを見つけた時、これだぁ!、と部屋の中を槍でも持ってウッホッホと歓喜のダンスをしたくなるくらい小躍りしていたのを覚えている。今見返してもこれらの写真を美しいと感じてしまう。

最近はさらにマニアックにデジタルカメラのホワイトバランスは綺麗過ぎる、気持ち悪い!、とリバーサルフィルムの主に日陰での青被りを模倣したりしちゃっている。それが下。

フィルムに似せるには? ~デジタル写真は綺麗過ぎる その1
フィルムに似せるには? ~デジタル写真は綺麗過ぎる その2
フィルムに似せるには? ~デジタル写真は綺麗過ぎる その3
フィルムに似せるには? ~デジタル写真は綺麗過ぎる その4

Pentaxカスタムイメージの発色が好きだからPentaxカメラを使っている・・・、Fujifilmのフィルムシミュレーションで大満足している・・・、そんな人も多いだろう。

オールドフィルムの風合い、リバーサルフィルムの色被りを研究しよう!、そんな話でなく、たまたま私がそういう趣向があると言うだけで、皆さんも「本当に己が好きな発色とは何か?」、それを再考しても良いのではなかろうか?。

例えばだ。ネットで写真関連の掲示板を流していると、どうも日本のカメラマンの風潮として、色を正確に出す事を望んでいる人が多いように思える。Nikonのデジタルカメラが黄色いとか、Canonは青いとか、忠実色とか記憶色とかその辺の話。

それがさも世界標準であるかのように言われている節があり、色が正確でない=駄目カメラ、駄目写真、そんな風潮。これには納得が行かない。文化の違いがあろうが、海外だと標準なんて存在しない。オンリーワンの世界で、高コントラストでド派手な写真や、そんな色ありえんだろ!、と思うのが好まれていたりもする。

ネットの情報を鵜呑みにし過ぎているんじゃないか?、そう警鐘を鳴らしたい。今日見てきた桜の色と写真に写った桜の発色が違うじゃないか!、ではなく、「俺の桜色はこれだ!」、くらいの意識で良いと思うんだ。

人って無駄に悩んだり、無駄に努力する方が面白かったりする・・・。散々レタッチに手を染めて、結果、「やっぱりPentaxの鮮やかは最高だね!」、「なんだかんだとFujifilmのプロネガハイが一番だぜ!」で結構じゃないか。如何に「己の好み」を確信するかだ。そこに到達するまでの回り道は敢えてするべきだろう。

本日のトップ写真、勿論色褪せたオールドフォト風に仕上げている。今回はExposure 7で「ヴィンテージコダクロームII-シアンシフト」プリセットを使い、トーンカーブでシャドーの起点だけを持ち上げミルキーブラックで色褪せ感を大きく出し、全体にさらにシアンを加えている。

Lightroomで普通に現像すると下のようになる。


2015-03-26-02


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コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    自分の色目

    発色がいじれるようになった現代のデジタル現像すごいと思います。私なんかいい加減にチョチョっと好みに仕上げているだけでカラーの発色の好みを作り上げるなんてとんでもないです。。ただ、トリミング云々、極端な色をいじることに抵抗を持っていらっしゃる方沢山いるんですよね。
    僕の拙いブログの写真はFlickrにリンクしていますが僕の写真にたまたまgood をつけてくれる方(ヘルシンキの方なのかな 不明ですが)の写真を見ると恐ろしいぐらいの綺麗なカラーです。こんな色の景色ってあるんだろうか?と思うぐらいです。でも見て綺麗で透明感があるから僕はアリだと思います。これを先の方たちはどう思うのかちょっと気にはなります。

  2. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    フィルムをスキャンしてphotoshopでレタッチしていた頃は、如何にポジ像に似せるか、それを考えていましたが、今は自由気ままにやっています。とは言え、仰る通り、今も尚、大幅な発色の変更を嫌う人もおり、今後も相容れない状態が続くのでしょうね。仮にいい加減にチョチョっといじってもそれが好みの発色になれば良いのではないでしょうか。

    海外の写真はやっぱり文化の違いでしょうね。突出するのが苦手な日本人、オンリーワンが大好きな欧米人(笑)。私はせっかく大幅に色変更も出来るし、モノクロもデジタル暗室で自在に作れるので、やりゃにゃ損、そんなタイプなので、以後もトレンドにならないような発色でも好き勝手にやっていこうと思っています。

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