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Raw現像の薦め 3、写真管理はLigthroomとBridge+αを併用すべし

2015年03月28日 00:00

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Pentax K-5, SMC pentax 55mmF1.8

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



AdobeのLightroomは定番の現像ソフトであると同時に超高性能の写真データベースの機能がある。ぶっちゃけちゃうともしデータベース機能が無かったらLightroomなんて不要とさえ言い切って良い。今日はそんなお話を・・・。

Lightroomを使われていない方へ先ずはおさらい。Ligtroomは検索機能に特化している。例えば・・・。

「10万枚ある中、2012年と2013年にPentax K-5とOlympus E-P3に単焦点レンズで撮影され、ISO1600~ISO6400までの絞りF4とF8、かつシャッタースピードが1/30secよりも遅い写真」

こんなのがマウスでチョチョイで瞬時で結果を得られるんだ。またGPSデータもEXIFから参照出来るので、予め写真にキーワードを入力、例えば廃墟を撮影した写真の全てに「廃墟」と言うキーワードをセットすれば上の条件に「さらに千葉県内で『廃墟』と言うキーワードが付いている写真」を探し出せちゃう。

うちのようなブログを書こうと思うと、内容に沿った写真を掲載する訳で、Lightroomが無かったから、写真を探し出すのに時間が掛かり、2日に1回の更新なんて無理。

Lightroomを敬遠する人の大半は、現像をする為に予め写真をLightroomに読み込ませなくちゃならない煩わしさを理由に挙げている。でもデータベースってそもそもそういうものでしょう?。スーパーのレジシステムでも店員がユニークなバーコードをキーに商品名や価格を入力して初めて機能する。

また写真を最初に登録するのもフォルダを指定してやるだけ。あとは取り込みコマ数とパソコンの処理速度によってどれだけ時間が掛かるかであるが、数万枚と言った大量の写真を取り込もうとすればそりゃぁ下手すると丸一日シャカシャカとハードディスクが動きまくっているだろうが、それはそれでしょうがない。寝しなに取り込みを始めれば、翌日会社から帰宅した頃には終わっているだろう。

要するにLightroomが不快に感じる1つの原因は実はパソコンの遅さなんだ。ハードウェアが対応しきれていないだけのお話。これから大量の写真をLightroomに読み込ませたい、そう思われるのなら、どうせ今後も新しいカメラは高画素化して行くだろうから、Windwos VistaやWindows 7の32bit版の環境でパソコンを使われているのなら、Lightroom導入と同時にパソコン環境も一新された方が良いだろう。

※LightroomとPhotoshopを同時起動させる場合は8GBは積んでおくべし

Lightroomに近いデータベース環境を提供してくれるのがPhotoshopに付属するファイル管理ソフトのBridgeだ。私もLightroomを本格的に導入するまではBridgeで写真を管理していた。

BridgeはLightroomと違って写真を単にフォルダ管理しているだけなので最初に写真を読み込ませる必要がない。言い換えるとPhotoshopを買うとただで付いてくる極々一般的な写真閲覧ソフトって訳だ。

勿論、フォルダを指定するとフォルダ内の写真をキャッシュに溜め込み、恐らくキャッシュ管理はLightroomと同様なのだろう、1枚1枚のプレビューを作成するので、キャッシュする為の時間はかなり掛かるが、プレビュー作成中でも他の作業は可能なので、そもそもファイルそのものはフォルダ管理なのでLightroomよりはとっつきやすいだろう。

そしてこのソフトも写真のフィルタリングが比較的容易に出来る。Lightroomが複数のフォルダに跨ったフィルタリングが出来るのと同じく、Bridgeも「表示メニュー」の「サブフォルダ内の項目を表示」をチェックしていればフォルダ以下全てのフォルダでフィルタリングが可能だ。

このBridgeは単体販売はしておらず、Photoshopを買わないとならなないが、今ではフォトグラフィプランで月々980円でPhotoshopとLightroomのセットが使えるので、ユーザーは写真管理をケースバイケースでLightroomから行ったり、Bridgeで行ったり出来るようになった。

Bridgeの良さはそれだけではLightroomのデータベースソフトが独立したものであるが、Lightroomよりもメモリを使わないので、メモリを圧迫されているならBridgeからCamera Rawを呼び出すのが良い。Photoshopを起動させずともCamera Rawで現像だけが可能になっている。

※但し、キャッシュされていないフォルダを含んでいると画像を表示させるだけでも時間が掛かるので、その手の複数フォルダに跨る検索をする場合は、事前に暇を見て、全てのフォルダをキャッシュする事をお勧めする

うちのパソコンはメモリを8GB積んでいても2GBを仮想マシンに当ててWindows XPやUnix系OSを走らせている事が多く(XPにしか対応していないハードウェアや仕事上でどうしてもXP、Unixが必要なのだ)、Windows 7で使えるのは6GB。

そしてPhotoshopに3GBを割り当てており、そうなるとLightroomで2GB近く使われ、さらにWEBブラウザなどを立ち上げていると、メモリがギリギリなんだ(笑)。だから仮想マシンが起動している時は必然的にメモリ消費量の少ないBridgeを使うしかない。

またサブで使っているノートパソコンはVistaマシンなのでこっちにはLightroomすらインストールしていないし、Photoshopも古いCS5のまま。

せっかくなのでここでBridgeの特徴的な使い方を幾つか・・・。

1、CTRL+N

Bridgeは複数立ち上げられるので複数のフォルダを同時に見る事が出来る。同じ場所に何度か通って撮影した場合、フォルダが異なっていてもBridgeを複数立ち上げれば済む問題。

※Lightroomでは複数のフォルダを選択すれば良いだけだし、親フォルダを選択すればそれ以下に含まれている写真を全て表示出来る

2、スペース

選択した写真をフル画面表示してくれ、フル画面表示中マウスをクリックすると当倍表示してくれるので、ピントチェックに便利。

3、CTRL+B

レビューモードに切り替わり、写真を1枚1枚捲るような画面になってくれる。ここでは虫眼鏡ツールを利用すると部分的に等倍表示をしてくれ、これもピントチェックが可能。

4、CTRL+L

スライドショーでフォルダ中の写真を再生してくれる。CTRL+SHIFT+Lでスライドショーのオプションを設定出来る。

5、ダブルクリック

選択した写真上でダブルクリックをすると設定したソフトにファイルを引き渡してくれる。デフォルトではPhotoshopになっており、環境設定で変更出来る。

6、CTRL+F

Bridgeのフィルタリングは上述の通り、選択しているフォルダ内のみをフィルタリング(検索)してくれるだけだが、CTRL+Fは「検索機能」として、検索対象フォルダ以下全ての写真を検索設定の通りに見つけて来てくれる。

但し、全て手入力なので、これを使うのなら素直にLightroomを立ち上げた方が良い。

7、マウス右クリック

マウス右クリックをすると選択した写真を対象に、ファイルのコピーや移動、リネームなどが出来る。不思議とこれはLightroomでは出来ないんだ。Lightroomで出来るのは写真の削除だけだったような気がする。

8、表示メニューから「サブフォルダ内の項目を表示」をチェック

先に述べた通り、選択フォルダ以下のファイルを全て表示してくれる機能。おおまかな検索(フィルタリング)する際にはこれをオンにするとLightroomとほぼ同じ感覚で写真を見つけ出せる。




とまぁこんなものかな?。ちなみに私は5のダブルクリックで起動のはPhotoshopではなく、Faststone Max Viewと言うフリーソフトに設定している。

このMax ViewはこのBridgeのスペースを押した時の機能である全画面表示をしてくれるツール。勿論全画面表示中にマウスをクリックすると当倍表示もしてくれるし、ホイールを前後させれば前の写真、次の写真への表示を切り替えてくれる。

だから知らない人が見たらMax Viewが起動しているなんて判らない。何せ起動した瞬間から全画面表示をしてくれるのだから、まさにBridgeの裏でmax Viewが動いているとは思わない。

何故素直にスペースキーでBridge側の全画面表示機能を使わないのか?、わざわざMax Viewを起動させるかと言うと・・・。

とにかく無精者で、全てマウスで処理をしたいからスペースを押すと言う実に簡単な作業でも煩わしい。右手でマウスを使っていて、左手では珈琲を飲んでいたり、お菓子を食っていたりする訳なんだな(笑)。

お菓子を食っていない時は左手で頬杖を付きながらモニターと睨めっこしているから、その状態で左手をキーボードのスペースキーに持っていくなんぞ、面倒だし不愉快極まりない。そう、左手は忙しくてキーボードのスペースを押す役目を担えないのだった。

※Bridgeは最終的にはPhotoshopやCamera Rawに渡すのが役目だが、それはマウス右クリック時のメニューから渡せる

このMax View。最新のVer2.8はシェアウェアになっちまったので、わざわざ古いVer2.1を見つけてきてインストールしていたりする。それでもPentax K-3やFujifilmのX-E2のRAWを読み込んでもちゃんと表示してくれるので、そのまま使っている。

そのFast StoneにはImage Viewerと言うサムネイル形式の画像ビューワーがある。こちらは何故か最新版でもフリーだったりする。これが不思議なんだよねぇ。Image Viewerにも全画面表示機能はあり、Max Viewはその機能だけを切り取ったソフトなのだから(笑)。

このImage Viewerは皆さんにもお勧めしたい。と言うのもどの市販ソフトよりもキャッシュを作るのが早く、写真をフォルダ毎にチャッチャッと見たいだけだったらわざわざLightroomやBridgeを起動する必要を感じないんだ。

勿論、最初にフォルダを読み込む際、例えばその中に1000枚も写真が入っていたら、パソコンによっては結構な時間ハードディスクがカリカリ鳴っているが、それでもBridge、Lightroomや他の現像ソフトのキャッシュ作成よりも速く、画像閲覧ソフトはImage Viewer以外あり得ないと言い切っても良いくらいだ。

純粋に写真だけを見たり(スライドショー機能もある)、あらかじめ使いたい写真が判っていたら、わざわざLightroom、Bridgeなんて起動しない。Windowsのエクスプローラーを触っている感覚で写真を選び出し、外部プログラムにPhotoshopを指定しておけばそれがRAWファイルなら勝手にCamera RAWが立ち上がってくれる。

FastStone



Image ViewerとMax Viewは海外のソフトだから特にImage Viewerは設定など判りづらい部分があるので、インストールしたら日本語化をしよう。下のサイトから日本語化ファイルダウンロードするのが良いだろう。

TiltStr::不定期版: FastStone

Bridgeのダブルクリック設定を古いバージョンのMax ViewでなくImage Viewerにしても良い。ただその際、Image ViewerからBridgeに戻る際に右クリックでメニューを出し、終了を選ばないとImage Viewerが起動したままになってしまう。

さて、、、

LightroomとCamera RAWに違いはあるのだろうか?。

ユーザーインターフェースがほんのちょっと違っているだけで、現像項目についてはほぼ同じと言って良いだろう。

勿論違いは幾つかあり、全てLightroomが機能は上回っている。それを挙げていこう。

1、ヒストリ

Camera RAWにはヒストリー機能が無い。あるのはデフォルトに戻す機能のとヒストリーに近いスナップショットのみ。スナップショットとは現時点の状態を暫定保存するとでも言おうか?。よって大掛かりな修正を行う場合は、要所要所でスナップショットを保存しないと結局デフォルトに戻してやり直し・・・。

2、設定のコピー

Camera RAWは1枚の写真に対してだけの処理しかしてくれない。勿論、Lightroomも同時に複数の写真は処理出来ないが、設定をコピーし、他の写真にペーストする事が出来る。大量の写真を処理する場合はLightroomの方が遥かに効率が良い。

3、プリセット

Lightroomには幾つかのプリセットが予め用意されているが、Camera RAWにはそれがない。よって「普通」にCamera Rawから現像する場合は一からセットしていかなくちゃならない。

Camera Rawにもプリセット機能はあるんだ。でもデフォルトで用意されておらず、新規で作るか、誰かが作ったプリセットをインストールするしかない。

困るのは同じAdobeの製品の癖にLightroomのプリセットとCamera Rawのプリセットでは互換性がないんだ。前者の拡張子は「lrtemplate」、後者は普通のサイドカーファイル「xmp」となっている。

でもここでため息を吐かなくても良い。世界中にはCamera Rawでもプリセットを使いたい!、そんな人達の為にボランティアでせっせと無料のxmpファイルを公開している人達が仰山いる。数で言えばlrtemplateの方が圧倒的に多いのだが、探せばCamera Raw用のプリセットも相当数ある。

「camera raw presets dowload free」、「lightroom lrtemplate download free」、そんなキーワードで検索を掛ければ、まずは日本のサイトでこれらを紹介しているページに当たるので、それを参考に世界各国のフリーで使えるプリセットを見つけられるだろう。

フォトグラフィプランなどでLightroomも使っているのなら話は簡単だ。Lightroomで編集し、プリセットをセットし、それを改めてCamera Rawで読み込み、スナップショットタブで「設定の保存」をすればlrtemplateの中身がxmpにコピーされる。あとLightroomと同じプリセット名をファイル名にすりゃ良いだけ。

Lightroomのプリセットに「ポジプリント調」と「冷調」ってのがある。この色合いが結構好きで頻繁に使っているので、これをセットしたRAWファイルをCamera Rawで読み、上の通り「設定の保存」でファイル名を「LR-ポジプリント調.xmp」、「LR-冷調.xmp」にして使っているのだった。

またシャープネス、これはカメラや風景、ISO感度、プリントサイズによって値が大きく変わり、これをいちいちセットするのが面倒なので幾つかのシャープネスだけを調整したlrtemplate、xmpを作っている。

適用量50、半径0.8、ディテール50、マスク30だったら「My Sharpness-50-0.8-50-30.xmp」、超高感度での写真だと適用量50、半径1.5、ディテール0、マスク50で「My Sharpness-50-1.5-0-50.xmp」としてプリセットを保存している。

だから私は世界中のlrtemplateを集め(多分500くらい集めていると思う)、その中から良く使うのだけ、そしてシャープネス、ノイズリダクションと言った独自のテンプレートを上の方法でCamera Rawでも使えるようにしている。




とまぁこのようにLightroom、Bridge、そしてその他の画像ビューワーを加えて、ケースバイケースで上手く使い分ける事によって作業効率が確実に上がってくれるんだな。

これらにCapture One Pro、DxO Optics Pro、RawTherapeeと言った現像ソフトも利用し、Photoshop、Lightroom用のプラグイン(主にフィルムシミュレーション系)も含め、私の写真管理、デジタル現像、レタッチライフはとっても楽しいものになっている。これだけ揃っているとホント、飽きないよ~(笑)。カメラを新調するよりもソフトを充実させた方が面白い。

本日の写真は普段皆さんがやらない方法、Lightroomだけで仕上げていて、たった3点をいじっただけ。

まずLightroomカラープリセットの「ブリーチバイパス」を選択。ただこれは名ばかりで単に彩度が下がっただけに見えてしまうので、「コントラスト」を上げ、ホワイトバランスの「色被り補正」を目一杯グリーン側に寄せて出来上がり。

ミソは「色被り補正」。これは微調整で少しグリーン側へ、少しマゼンタ側へ・・・、そうするのが一般的だが、そこを敢えて目一杯グリーン被りにしちゃう(笑)。なんか「古ぼけた感」があるっしょ?。

これはPhotoshopのカラーフィルターでグリーンを使ったりするのとほぼ同じ効果になり、それがLightroom単体でこの色になるのだからわざわざPhotoshopで行う必要もない。

あとこのグリーン被りはネガフィルムで極度の露出不足の時に無理にプリント時に露出を上げた際に時折起こる現象でもあり、カラーネガフィルムの色被りを模倣するのにも使えるのだった。


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コメント

  1. ハル | URL | -

    LightroomとPhotoshopでショートカットキー統一してくれるとうれしいんです。

    ところでWindows8.1を使ってるのですが、直近のWindowsUpdateでLightroomのグリッド表示が重くなった感じなのですが、そんなことありませんか?
    タスクバー問題はアプデして解消したはずなんですがいまいち調子が悪いんです。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハル さん

    フリーソフトで良いのなら「Keyboard Butler ~鍵盤の執事くん~」と言うアプリケーション毎にキー設定が出来るツールがあります。既存のショートカットキーなどを別のキーに割り当てたりが可能です。私はFirefoxとChromeで同じ操作をしたく導入しています。

    Lightroomが重くなる原因と言えばキャッシュが溜まり過ぎてなんて時があり、カタログの最適化をして回復するかどうかでしょうか?。いずれにせよ、きっともうすぐLightroom 6が出るかと(笑)。

  3. ハル | URL | -

    うわっ!そんなソフトがあるんですね!
    しらなかったです。ありがとうございます。

    Lightroom6でたらLightroom mobileに移行してウハウハしたいですw

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハル さん

    鍵盤の執事君はかなり細かな設定が出来ますので、面倒でも1つ1つのキー操作を確認しながらセットして行くと、どんなソフトでも使い勝手が向上します。常駐型ですがメモリもほとんど食いませんし、これがないと私はやって行けませんねぇ。

    Lightroom 6はどんな新機能があるんでしょうかね、ワクワクします。

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