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Raw現像の薦め 6、馬鹿やっちゃうのもオモロイ

2015年04月05日 00:00

進め~!

進め~!

Pentax K20D, SMC pentax 55mmF1.8

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



まぁ上の写真をご覧頂ければ「馬鹿」の意味が判るかと。

肉眼に忠実な発色を?、そんなもん知らん!、馬鹿になって大胆に現像しちゃおう!。

「トイカメラ、ロモ、ホルガ、ローファイ」

この辺で検索すると、本記事で何を言わんとしているかお判りになると思う。ローファイだけで検索すると音楽系のサイトばかりが出ちゃうので「ロモ ローファイ」、そんなキーワードで検索されたし。

ローファイ、簡単に言うと、「汚ねぇ写真」だ(笑)。オーディオの世界でのハイファイは高音質、ここから造れた言葉ならしい。ハイファイに対するローファイ、最低の絵って事。

クロスプロセスやトイカメラ風のトンネル写真なんかもこれに入ると言って良いし、超ハイキー、超ローキーで彩度が高いポップな写真、粒子、ノイズバリバリのラフモノクロ系も同じ。またフィルムカメラ時代、カメラが壊れていて光線漏れを起こし、フィルムに変な光が入り込んだ写真なんかもローファイだ。色褪せたオールドフォト風レタッチもローファイと言う人もいる。


2015-04-05-02


トイカメラ、クロスプレス、ラフモノクロなどは最近のカメラに標準で装備されていたりするが、これはメーカーがプログラミングしたお仕着せ使用だから私は全く使わない。OlympusのE-P3でも入手してすぐはアートフィルターが面白く使っていたが、今じゃあまりにも普及し過ぎて俗物化しており、毛嫌いしている。

この手のローファイ写真は自分で作るから面白いんじゃないかと思っている。今日は幾つか写真を散りばめていて、全てLightroomだけで、またRAWではなくJPG像から現像(JPGの場合レタッチと呼ぶべきか?)している。どれも元々は失敗写真でいつハードディスクから削除しようかと思っていた代物。

じゃぁ皆さんもやってみよう!。と言ったところでこの手の写真が好きな人ってあんまりいない。だから・・・。

誰でも失敗写真ってあるでしょう?。露出ミス、ブレちゃった、構図がつまらない、そもそも何故その風景にカメラを向けたのか判らない・・・。

こういう写真を削除する前に遊んでみよう!。

トップ写真、これは完全に露出をミスってローキーどころかドアンダーだった。RAWからですらここまで露出に失敗した写真を救おうとは思わない。

でもそれを「あえてJPGから」大幅に露出を上げ、フレアーやゴーストをより強調し、水は白く飛ばす。また左と右でホワイトバランス、発色を変化させて汚ねぇ写真に作り変えてみた。おお!、意外と面白いんじゃないか?。


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気に入っている写真をこの手のローファイにするのは好きな人じゃない限り抵抗があると思うんだ。でも失敗写真、どうせゴミ箱行きなのだから、珈琲でも飲みながらチョイチョイとマウスで色々と遊んでみようぜ!。

しかも大胆に発色やコントラストをいじるので、Lightroom、レタッチのお勉強にもなる。彩度をアホみたいに上げたらどうなるか?、コントラストと明瞭度をガツンと上げたらどうなるんだ?、普段やらない作業を行う事で、学習にもなる。

特に「肉眼に忠実に!」、そんなタイプのカメラマンは明瞭度、コントラスト、彩度などをガツンと上げるなんてとんでもないと思っている筈だ。だからやった事すらないでしょう?。だからやってみる!。


2015-04-05-04


最近びっくりした事があった。

現像ソフトの多くはホワイトバランスに2つの設定項目がある。Lightroomなら「色温度」と「色かぶり」と言う名になっている。この「色かぶり補正」を色温度の単なる微調節だと思っている人が多いみたいなんだ。

「色かぶり補正」は色温度ではなく、マゼンタとグリーンを補正するツール。フィルムカメラでリバーサルフィルムを使った人だとすぐに「ああ、例えば蛍光灯や水銀灯の光だよね」と判るのだが、デジタルから写真に入った人は、蛍光灯の光で何故マゼンターとグリーンを操作するんだ?、とちんぷんかんぷんなのだろう。

フィルム時代、レンズの先端に付けるフィルターを混同する人なんていなかったろう。色温度フィルターはLBフィルター(ライトバランス、LBAはライトバランスアンダー、LBBはライトバランスブルー)だし、色かぶりフィルターはゼラチンフィルター、もしくはCCフィルター(カラーコンペンセイティング)でしかなかった。間違いようがない。

※CCフィルターはストロボの発光部に装着して、肌の発色を良くしたり、ストロボ光と背景とのマッチングにも使う

色温度と色かぶりはPhotoshopなどのRGB毎に変更出来るトーンカーブで調節すると一番判り易い。RラインとBラインの上げ下げが色温度でGラインの上げ下げが色かぶりだ。この事からも色温度と色かぶりは全く別物と思って良い。

だからこそ普段使わなかったり、使っていても軽く調節していた項目を大胆に変化させる事でRGBとは一体なんなんだ?、そんな事を学習出来る。

女性の肌を綺麗に出す為に(清楚+色気とでも言おうか)薄めのマゼンタのCCフィルターをレンズに当てる人が多かった。木陰では顔が緑っぽく映る場合だってあり、そんな時もマゼンタのフィルター。だから今ならそれをするのなら「色かぶり補正」でマゼンタ側にスライドさせれば良い。これを他のカラーツールでやろうとするから訳が判らなくなる。

Pentax独自のホワイトバランスのCTEはこの色かぶり補正を大胆に使うタイプのようで、良く青空がシアンやマゼンタに被るから好きじゃないと言う人がいる。でも私は逆で空をマゼンタに少し被らせる事で色気ある青空が出ると思っていて、CTEを使っていない場合でもLightroomなどでマゼンタ側に色かぶり補正をする時が多い。

※CTEの欠点は風景によってマゼンタに傾くかグリーンに傾くか良く判らないところ。グリーンに傾くと空の色はシアン寄りになり、上手く調整するとFujifilmのクラシッククロームが表現する渋い空の発色になったりする

またPentaxのカスタムイメージの雅(miyabi)と現行機種にあるポップチューンはシアンも強調されるみたいだから、空が深い青空になる。落ち着いていてかつ派手な空になってくれるんだ。

ポップチューンは他の色もかなり強調するから通常使おうとは決して思わないだろうが、Digital Camera Utility 5で試した限りでは限りなく通常で使えるモードに変身させる事が可能だと判った。

カスタムイメージのコントラストとキーを下げ、またカラー微調整ツールを使い、イエロー、グリーンの彩度、明度を少し落とせば雅に風景に勝るかもしれないスーパーランドスケープカスタムイメージに変身する(勿論、色かぶり補正でマゼンタ側にほんの少し色を偏らせる)。詳細はいずれまたDigital Camera Utility活用とか題してネタにしたいと思う。

話を本筋に戻し、纏めよう。

他所様が「うげっ?、なんだこの色使いは?、神経を疑うぜ!」、こういう写真を作り上げる馬鹿っぽさ、これを楽しむのもRAW現像、もしくはレタッチの面白さでもあり、そのキーワードが「ローファイ」なんだ。

JPG撮って出し派、JPG原理主義者とでも言おうか?。そういう方達を寝返らせよう、そんな気は毛頭ない。Fujifilmのカメラを使う人に「Fujifilmのフィルムシミューレーション以外の発色も楽しもうぜ!」と説いたところで、Lightroomでしっかりそれを模倣していたり、各種フィルムシミュレーションソフトのベルビアの発色を見て、「これらはFujifilmの発色じゃない!」と言う人達は貸す耳を持たない。

とは言え、直球勝負だけじゃつまらない時がある。上述したOlympusのアートフィルター。俗物以外の何物でもないが、一世を風靡した。このアートフィルターは他社もパクった程。流行を追えまでは言わないが、流行を知るのも写真表現には大切な気がしてならない。

Fujifilmのベルビアでなく、フィルムシミュレーションソフトなどで色々と作り込んだマイベルビアを楽しむのと同じく、Olympusのアートフィルターじゃなく、マイアートフィルターを馬鹿になって作り出すのも愉快だぜ!、そう進言したい。


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