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桜散歩をして思う

2015年04月21日 00:00

桜の木

桜の木

Nikon D90, Nikkor 16-85mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



モノクロネタその3を書く前に、そろそろ今年の桜写真を掲載しないと・・・。

そうそう、先に書いておかないと誤解されるので・・・。今日ココに掲載している何枚かの写真、「自転車のある風景」を除いてLightroomで再現像したもの、モノクロ化はPhotoshopで行っている。
東京に住んでいるサラリーマンにとって今年の桜の開花時期はとっても微妙だった。東京の満開は確か3月29日の日曜日だった。おいおい、微妙どころか最高じゃないか!。でも・・・。

その日は昼から雨が降りやがったんだなぁ。午前中は晴れていたから朝から撮影出来れば良かったのだろうが、朝早く起きてまで桜だけの為にお散歩写真する気力がない(近所に植わっている桜は記録として撮影したけど)。

従来ならば、3月末は有給休暇消費旅と題してどこかを旅行しているのだが、今年は事前に有給休暇を使い果たし、休めたのはその翌日の30日だけ。

でもこれが良かったんだ。今年は最近マイブームになっている早稲田周辺の神田川の桜を見に行った。早稲田ではこの日が満開だった。そして平日、それも月曜日だから、地元のじいちゃんばあちゃんが大半でまぁ人が少ない事、少ない事。


ホント、歩いている人がいない

ホント、歩いている人がいない

Nikon D90, Nikkor 16-85mmF3.5-5.6


平日に東京で写真を撮る事がほとんどないので、ちょっと新鮮だった。と言うのも・・・。

年度末の月曜日に神田川沿いにいる人々って、近所にお住まいのじいちゃん、ばあちゃんと昼休みのスーツ組を除けば物見遊山の花見客ではなく、「桜の写真を撮るに来ているカメラマン」しかいないの!。

学習院下辺りの新目白通りでは都電と桜を一緒に撮れるから、三脚をおっ立てた白レンズのバズーカカメラマンがいたし、神田川沿いには一眼レフだらけ!。いやぁ、短時間でこれほど一眼レフ(もしくは一眼レフっぽいミラーレス)を持っている人を見たのは初めてかもしれない。

大半がNikonとCanonユーザーで、Fujifilmのカメラは全く見なかったのだが(笑)、OlympusのOM-Dの人は何人かいたな。Sonyのα7系ユーザーを見掛けたし、お弁当箱タイプではPanasonicユーザーを2人見た。一人はGX7、1人はちょっと遠目だったけど、昨秋発売されたGM5かLX100か。我がPentaxは・・・。うーん、Fujifilmと同じ、いなかったねぇ(笑)。でもQ7のおじさんが都電に乗っていたな。

コンデジなんだけど一人、えっ?、こんなカッチョエェ、コンデジあるんかいな?。流石にまじまじと見る訳にも行かず、確認は出来ていないが、恐らくLeicaだと思う(Leicaの場合、コンデジでもPentax K-3を2台、3台買えるくらいのプライス)。

この日見たメーカー比率が実際の売り上げと比例していると言っても良いんじゃなかろうか?。この日だけじゃなく、Sonyならα7系の人はこの半年でどんどん見るようになったし、Panasonicも同様。意外とOlympus PENな人って最近見ない。

Olympus PEN系を見なくなったのって恒例になっていた投売りを止めたからだろうと思う。E-P5を買うくらいならOM-Dを買うだろうし、他メーカーのAPS-C、特にSonyを狙うんじゃなかろうか?。今なら素直にα6000を買うし、人にも薦める。

Pentaxは今年の紅葉時期くらいからちょこちょこ増えてくるんじゃないかな。今は大ポカの高値設定で撃沈しているK-S1とK-S2がその頃にはきっとお手頃価格になっているだろうし、両者悪いカメラじゃないだけに売れても良い筈なんだ。

※K-S1はキットレンズを見直すべきだろうなぁ

デジタルカメラは時期が来れば必ず安くなる、すでに消費者はみんな判っている。だから投売りをしなくなったOlympus PENが売れないし、初期価格を高値にしたK-S1、K-S2なんて売れる筈もない。

また「デジタルカメラもフィルムカメラと同じ、本体じゃねぇな、レンズだよ、レンズ!」、これを私も含め、ようやくそれぞれが理解し始めた気がしている。だからK-5が壊れなければ当分K-5でいいんじゃねぇ?、そう思い始めているんだ。


神田川の桜並木と椿山荘

神田川の桜並木と椿山荘

Nikon D90, Nikkor 16-85mmF3.5-5.6


そう言えばこの日は連れも有給を取っての桜お散歩写真だったが、後から写真を見てびっくり。連れのK-5二号機のホワイトバランスの暴れが半端じゃない。西日を浴びている訳じゃないのに何枚かに1枚、いきなり強烈なアンバーになっていたんだ。

私専用のK-5一号機は買った当初よりもCTEを使っている際に確実にアンバーが強くなっており、ホワイトバランス調整でブルー、マゼンタ寄りに再セットしており、K-5二号機でも変な現象が出てきたか?、それでも同じ構図でブルーになったりアンバーになったりはおかしいだろ!、おいおい、壊れたか???。

こういうのはメーカーに文句を垂れる前に全てをチェックした方が良い。もしやと思ったんだ。撮影前日、AF測距点が動かなくなった!、と騒いでいるから、ど~れ見せてご覧!・・・、はっ、やっぱり!。そう、測距点セレクトスイッチが中央1点になっていた。

きっとありとあらゆるボタンを押してあーだこーだやっていたろうから、AF測距点を変更しようと思って知らないでホワイトバランス設定モードで何かやらかしたんだろう。

ほ~ら案の定。ホワイトバランスがフラッシュになっていた。彼女はこの日300枚くらい撮影していたが、全てホワイトバランスをフラッシュで撮影していたんだ。

フラッシュは常に同じ色温度の発光をする。恐らく6000K前後の色温度の筈なんだ。だから日向と日陰でブルー、アンバーに暴れるのは判る。

でも多少のずれはあってもほぼ同じ構図で撮影したコマでホワイトバランスが大きくアンバーに傾くのはあり得ないないと思うんだが・・・。

それとも日中シンクロも考慮してフラッシュの届かない部分の色温度も分析したりと複雑なプログラミングでもしているのか?
桜と新緑

桜と新緑

Pentax K-5, Tamron AF70-300mmF4-5.6Di


さて・・・。

早稲田周辺の桜は神田川に沿って並木になっている。神田川と言っても護岸がコンクリートで固められて風情なぞ皆無。でも桜の威力は半端じゃない。満開の桜がそこにあるだけで日本人の原風景が思い起こされるとでも言おうか?。

人間の脳はとても優れている。見たくない風景を記憶から排除してくれちゃう。己の感性にマッチさせる為に歪曲させ、見たい、見たかった風景だけを残してくれる。

東京の真ん中で写真を撮っているのだから、背景には日本の原風景から掛け離れたビル群が見えちゃう。嗚呼、有給が残っていたら旅に出ていれば桜の背景は山々の緑と青い空だけだったのに・・・、と思いつつも、人の脳はグレーのビル群をLightroomやPhotoshopの修復ツールよりも簡単に排除してくれちゃう。

勿論、写真にはしっかりとつまらない東京の背景が写り込んでしまうが、それはそれで「2015年にそこにいた」・・・、そう記録として残るだけで記憶には残らない。そこが面白い。

また脳は己の経験の中から導き出した想像力にも長けており、名曲「神田川」、この詩が作られた時代に思い馳せる。当時の神田川、見た事すらないから私の記憶には当然存在しない風景。でも・・・。


名曲「神田川」をイメージ出来る家屋

名曲「神田川」をイメージ出来る家屋

Nikon D90, Nikkor 16-85mmF3.5-5.6


己の子供時代の自宅近所の昭和風景、ソメイヨシノの寿命が60年前後だと言う事、2015年の神田川の桜の木を見て、その頃はまだまだ若くて細い桜並木であったろうと想像し、40年前にタイムスリップし、そこを歩いている自分を想像する。写真を趣味としていたら・・・。

調べてみるとNikonはF2の時代。CanonはF-1。そしてPentaxはと言うと、なんとまだKシリーズは作られておらず、M42スクリューマウントのESの時代だった。自分はどれを使っているだろうか?。意外と保守的なのでやっぱりNikon F2だったろうな。

フィルムはリバーサルを使っていたろうか?、それともネガフィルム?、70年代だとまだモノクロフィルムも一般的だったろう。Nikon F2(勿論フォトミックが望ましい)にモノクロフィルム、うーん、カッコイイじゃあ~りませんか!。想像を通り越して妄想の域に達する。


桜/心象

桜/心象

Pentax K-5, Tamron AF70-300mmF4-5.6Di


時代を今に戻して・・・。

その日、Nikon D90にNikkor 16-85mmを、K-5にTamron 70-300mmを装着しての桜撮り。ここでいつものように愚痴(笑)。D90とK-5のシャッターフィーリングが違い過ぎる!。

D90が軽く、K-5が重いからK-5を使った直後にD90で撮ると、シャッター半押し、AFを作動させようと思った瞬間にシャッターが下りている。昨秋にD90を買ってから何度も同じ過ちをやらかしているのに未だに学習していない自分がアホなのは判っていても、ついついイラッとしちゃう。この日も10枚くらい「あっ!」ってのがあった。

まぁデジタルだから失敗しても削除すりゃ良いだけだし、静物を狙っている限り、ミスをしてもまたカメラを構え直せば良いのだが、動体を狙う、シャッターチャンスを常に伺う、もしそんな撮影を強いられたら、サブカメラは同じメーカーが望ましいし、もっと言えばメインと同じ機種じゃなきゃ意味がない。

そのD90、昨秋、買ってすぐに気付いていたけど、その時の行ったレビューを見て、「おやっ!、あれについて全く触れていないじゃないか!」。その「あれ」とは・・・。

当たり前と言えば当たり前だけど、Pentaxの吐き出す絵と全く異なる時がある。Pentaxカメラ、うちではK-m、K10DのCCDカメラ、そしてK20D、K-7、K-5のCMOSカメラと使ってきたが、CCDからCMOSに変わっても、画像処理エンジンが上手く動作しているのだろうか、「明らかに違うよね!」なんて絵は出力しない。良くも悪くも昔も今もPetnaxの絵なんだ。

CCDとCMOSの絵は実際には大きく異なるらしい。でも私は鈍感だから判らないと言うか気にしていないと言うか・・・。そんな鈍感人間がD90を使ってすぐに「おっ!、これは明らかにPentaxと絵作りの傾向が違うね!」と判っちゃう。

D90で利用しているピクチャーコントロールは「風景(風景以外使った事がない)」。そして最近はアクティブD-ライティングを「強」設定をデフォルトにしている。

何て言えば良いのかな、ダイナミックレンジが広いながらも高コントラストな絵になっていて、風景によって一見「絵画?」そんな感じに見える時があるんだ。

普段Pentaxで利用しているのがSigmaレンズ、こいつはどんな風景でもあっさりとした淡白な絵にしちゃうのもあろうが、D90とNikkor 16-85mmのセットは色乗りが良いと言うのか、こってりしているんだ。K-5とSigmaのセットが水彩画、D90と16-85mmのセットは油絵、それくらい違いが出る時がある。次の写真はまさにそんなこってり油絵風に写った風景だ。


自転車のある風景

自転車のある風景

Nikon D90, Nikkor 16-85mmF3.5-5.6


Pentaxでは使った限り、DA18-135mmの色乗りがとても良い。色が濃いんだ。Sigma 17-70mmを使った後にDA17-70mmを使うと、「嗚呼、Pentaxの『鮮やか』ってこれが本来の色なんだな」と思う。でもDA18-135mmはさらにそこから色が乗るイメージ。

晴天で順光の風景ならPentaxもNikonも似たような発色になるが、その色が濃くなるDA18-135mmを持ってしても曇り日とか日陰の絵は明らかにNikonの方がこってり(言い換えると「べたぁ~」と)している。これがたまらんのだなぁ。ローカルコントラストの設定がNikonの画像処理エンジン、もしくはレンズ描写によって強いんだと思う。

勝手な印象として、K-5にSigmaレンズよりは、色が濃くなってくれる時があるD90に16-85mmで「風景、Dライティング強」にした方が特に曇り日にはコントラストがしっかりして綺麗に見える気がしている。

発色の違いとしてはもう1つ。

D90はK-5よりもオートホワイトバランスを使うと色温度はK-5よりもブルー寄りになる事が多いものの、色被りで大半がグリーン側に振られている。これはK-5の逆。K-5は大半がマゼンタに傾くんだ。増してやK-5一号機の現在の設定はB2M2とさらにマゼンタになるようにセットしているので、一号機と比較するとD90の日向の風景はほぼグリーン寄りに被っていたりする。


春の神田川

春の神田川

Pentax K-5, Tamron AF70-300mmF4-5.6Di


Lightroomの色かぶり項目でチェックする限り、K-5一号機ではホワイトバランスの設定をB2M2にしているのでおおよそマゼンタ側に+10~+20。上のK-5写真では+15、その為、K-5写真ではソメイヨシノの花びらの色が肉眼よりも色気のある発色をしている。br>
そしてD90のデフォルトのオートホワイトバランスのまま、Lightroomの色かぶり項目を見るとグリーン側に0~-15くらい、だから最大で25もD90はK-5一号機よりもグリーンに被るんだ。特に日向の桜は色が濁って見えてしまう。下はLightroomで見ると色かぶり補正量が-11になっていた。


春の神田川

春の神田川

Nikon D90, Nikkor 16-85mmF3.5-5.6


このようにD90では順光でグリーンに大きく振られる時が多いようなので、この傾向が「Nikonのカメラは黄色っぽい」と言う評判に結びつくんじゃないかと勝手に想像している。

確かに桜主体の写真なら、ここまでグリーン側に色を被らせる必要はないと思うんだ。K-5一号機は無理にマゼンタ被りさせているので大袈裟としても、どちらにも振らない、0設定が基本なんだと感じる。この写真で-11になる必要性がない。

次回D90を使う際にはホワイトバランスの微調整でマゼンタ側に2くらい振ってテストしてみようと思う。Nikonユーザーも黄色い!、とか叫ぶ前にカメラで微調整が出来るのだから、(Nikonの色被りがホワイトバランスだけの問題ならば)自分でブルーとマゼンタに振れば良いのにと思っちゃう。

せっかくだからとPentax K20Dのオートホワイトバランスではどうだったかチェックすると晴天での多くのコマでLightroomの色かぶり補正値は-5~+5、なんと0設定がかなり多い。つまり極力どちらにも転ばせないプログラミングになっているようだ。

Nikonのピクチャーコントロールの設定もあるのかなぁ。「風景」では緑を写す事が多いからマゼンタに被せるよりもグリーン側に被せるプログラミングになっているのかもしれない。「ポートレート」とか使えばグリーン被りはなくなるのかも・・・。

話を桜散歩に戻そう。

早稲田周辺の神田川沿いの桜並木は明治通りが交わる高戸橋から江戸川橋の手前くらいまでしかなく、2キロくらい桜を楽しめるが、桜を芸術的に撮ろうとはあんまり思っていないから、だいたい500メートルくらい桜並木を歩いていると飽きちゃう(笑)。

本当は江戸川橋まで歩こうと思っていたが、「もう、先に行っても同じだよね!」、そこで都電に乗って王子の音無川に向かった。この時点で午後4時くらいだったのかな。音無川は板橋区に入った辺りの桜はそりゃぁお見事で、毎年訪れているんだが、なんと!、そこへ行くまでに廃屋群を見つけちゃって・・・。

結局、板橋区まで行かず、王子の赤レンガ酒造工場(周辺に桜の大木が何本もある)とその廃屋を撮っておしまい・・・。

おっ!、廃屋見っけ!

おっ!、廃屋見っけ!


おっ!、廃屋見っけ!

Nikon D90, Nikkor 16-85mmF3.5-5.6


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コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    良いですね

    一枚目、二枚目私の大好きなパターンでございます。特に幹を落としたコントラストが好きです。桜/心象も良いですね。。水辺の桜も良いものですね。
    桜終わっちゃいましたね。腰でうーうー言っている間に季節が過ぎてしまう。全く写真が撮れません。(笑)まっすぐ立ってカメラを構えて息が止めれません。爆 次の一手を考えなくちゃ。

  2. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    ありがとうございます。老木、大木だったら幹の質感も欲しい時があるでしょうが、こういう場合はガツンと幹は落としちゃっても良いでしょうね。

    「桜/心象」、これはタイトルに救われており、本当は「untitled」にして、それでも桜に見えなくちゃいけないのでしょう(笑)。

    急性のぎっくり腰の場合、1日中寝ているのが一番なんですよね。のっぽ親父さんはそうも行かないでしょうから、長引いちゃうでしょう。過去の私で一番ひどかった時、2週間以上立てませんでした。あとここ数日の気温の変化も腰に悪いのかもしれません。お大事に!。

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