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特にモノクロにのめりこんでいる訳じゃないけど・・・ その6

2015年05月05日 00:00

廃にはまだ遠い、空きテナントビル

廃にはまだ遠い、空きテナントビル

Pentax K-7, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



GW旅ネタがまだ纏まらず(笑)。1500枚くらい撮っているので何を掲載するか、それに時間を食っちまって・・・。そんな訳で今日もストックネタから。Lightroom CC/Ver6ネタとモノクロレタッチネタを共存させよう。

3月の初めくらいだったろうか?。海外でLightroom 6の噂が出始め、コンポジットが新機能として加わると書かれていた。コンポジットは合成と言う意味なのでHDRやパノラマもコンポジット。噂は当たっていた。

しかしコンポジット=ノイズ軽減の為の合成、そんな意識が強くあったので、実際にCC/Ver6が発表されて、それが無かったのにガッカリ。

LightroomのHDR合成は手持ちで撮影した際の構図のズレも補正してくれるのだから、ノイズ軽減のコンポジットはその構図のズレを修正し、平均合成すりゃいいだけ。何故搭載しなかったのか不思議。それだけ需要がないのだろうなぁ。

以前Pentax K-3のレビューをした際、K-3は構図のズレを修正しながら露出の異なる3枚の写真をHDR合成してくれるし、多重露出の平均合成は昔から備わっていた機能だから、どうしてこれを組み合わせてノイズ軽減コンポジット機能を付けなかったのか強烈に糾弾した。

ノイズ軽減のコンポジットをする人の大半は天体写真家だろう。私のように廃墟が好きで、屋内での撮影にそれを使うなんて人はほとんどいないのかもしれない。

※天体写真の場合、何十枚も合成する時があるらしく、メモリの問題で搭載しなかったのか?

まぁHDR合成、パノラマ合成は先日も書いた通り、グラフィックボートを積んでおらず、メモリに余裕がないとてんで使えない代物だから、ノイズ軽減コンポジットが搭載されたとしてもうちのパソコンではフリーズしておしまいなんだけど(厳密にはフリーズではないのだが)・・・。

いずれにせよモノクロ表現もLightroomでなくPhotoshopで行っているし、HDRもパノラマもPhotoshopやその他のレタッチソフトを使うので、どーでもいいっちゃどーでもいいのだが(笑)。

さて、そのモノクロ表現。何故LightroomでなくPhotoshopを使うのか?。

LightroomもPhotoshopもカラーからモノクロにする際、元々の色に従って輝度、コントラストの上げ下げをする。

Lightroomで制御出来るのは「レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、アクア、ブルー、パープル、マゼンタ」の8色。Photoshopは昔から「レッド、イエロー、グリーン、シアン、ブルー、マゼンタ」の6色。

これだけを見ると細かくコントラスト調整が出来るLightroomの方が優れていると思うでしょう?。確かに細かく調整が出来るようなのだが、こいつの欠点はPhotoshopにインポートした際に、色情報が全て奪われてしまうんだ。

RGBカラー、16ビットは保持しているが、Photoshop上で、「あっ、もうちょっとコントラストのバランスを考えるべきだった!、空が黒く落ち込みすぎた!(ブルーを下げ過ぎた)」、そんな時にブルーのスライダを幾ら動かしてもすでに像はモノクロになっているのだからそこにブルーなんて存在しせず、な~んの変化もない。

つまり色情報を用いたコントラスト調整のやり直し効かないんだ。PhotoshopからCamera Rawを呼び出しても同じ。やり直すには一度その像を破棄し、Lightroomに戻ってからじゃないと駄目。

LightroomとPhotoshopは連動しているとは言え、機能、用途の異なるアプリケーションだから当たり前なんだが、最終的にPhotoshopでレタッチをするのなら、その煩わしさがあり、Lightroomでモノクロ化する意味が無いんだ。Lightroomでモノクロ化する場合は、Lightroomだけで作業を終えられる写真に限る。

またPhotoshopには独特の焼き込み、覆い焼き処理がある。Lightroomも段階フィルター、円形フィルター、ブラシを駆使すれば同じような作業が可能となるが、元々の質が異なるから、Lightroomのそれはモノクロ表現での焼き込み、覆い焼きには全く向かないんだ。

Photoshopの焼き込み、覆い焼きの特徴は、ハイライト部、中間部、シャドー部の3つの輝度(濃度?)にそれぞれが作用する点。

ブラシでなぞった部分にハイライト、ミドル、シャドーが入り乱れていても、シャドーのみを覆い焼きしディテールを出したり(全体に露出を上げちゃうとコントラストが低下する)、ハイライトとシャドー部はそのままでミドルだけを焼き込みたい(同じく全体に露出を下げるとコントラストが低下する)とかが出来ちゃう。

Lightroomの段階フィルター、円形フィルター、ブラシは、フィルムから印画紙へのプリントと言った従来のモノクロフォトにかなり近い結果が出る。でもPhotoshopのブラシを利用した焼き込み、覆い焼き処理は、従来のモノクロフォトでは(熟練者は出来るのかもしれないが)ほぼ不可能、それを超えた写真を作れちゃう。そしてこれが出来なければデジタルのモノクロ表現なんて糞つまんねぇんだ(笑)。

焼き込み、覆い焼き処理をしたいからPhotoshopを使う。Photoshopを使うから上に挙げたようにLightroomでモノクロ化はしない。

焼き込み、覆い焼き処理はローカルコントラスト(面のディテール)の上げ下げとして使える。今日の写真、子供の日にアンマッチな風景で、全体に染み、汚れ、錆が大きく浮き出ている。でも実際にはここまでコントラストがついた汚さではない。前回の記事の最後の廃校の水場写真も同じ。

覆い焼きでハイライト部を上げ、シャドー部を焼き込む、またミドル部を覆い焼いたり焼き込んだりし、染みや汚れのコントラストを強烈に上げているんだ。Lightroomでも明瞭度を上げ、トーンカーブを駆使し、ブラシを使えば似たような像になるが、Photoshopで仕上げた方が遥かに楽チン。

これをカラー写真でやっちゃうとレタッチしまくり、大嘘写真、某歌姫のようにPhotoshopがないとジャケット撮影も、雑誌にも掲載出来ない・・・、そんなんじゃつまらない。

でもモノクロ写真ってガリガリと作り込んだ超~大嘘写真の癖に嘘に見えないから面白い。「実はそんなに汚れていないだよ~」と種明かししなければ、こういう風景が存在しているとみんな思うに違いない。路面も濃くなっているから、雨上がり?、とか・・・。

モノクロ写真で素晴らしい写真とは、、、

「大嘘を吐いているのにそうは見えない、実物もこうなんだろう」
「この風景は作り込んだ像なのか、それとも肉眼でもこんな感じなのだろうか?」

そう思わせるものを指すんだろう。決して、今まで言われているような「物の質感」だとか「色を排除した事によって想像力を搔き立てる云々・・・」じゃない。増してや今の時代、「ドキュメント性、記録性」を重要視するのならカラーに越した事は無い。


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