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小湊鉄道の旅、廃線を歩く・・・、って歩けねぇじゃんかよ!

2015年05月07日 00:00

里見砂利山線跡

里見砂利山線跡

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



廃墟好きよりも廃線好きの方が多いかもしれない。廃線跡は遊歩道になっていたりするし、また廃墟マニアに加えて鉄道マニアも廃線を好むタイプもいらっしゃる。

私は鉄っちゃんではないが、やっぱり「廃線」と言う言葉は妙に惹かれてしまう。

そして行ったさ!。

「里見砂利山線(万田野線)」廃線跡をゆく!

上は小湊鉄道内のサイトだ。スゲェ!、首都高速中央環状線と、圏央道が木更津より先が完成したお陰で渋滞さえなければうちから1時間半も掛からないところに廃線跡があるんだと!。しかも小湊鉄道そのものが整備しているから、不法侵入ですらない!。そりゃぁ行くわな。

小湊鉄道のサイトを見る限り、線路や鉄道関連設備が残っているのは極々一部でしかないようだが、城跡もそうだけど、何にも残っていなくてもそこに堀や土塁があるってだけで、後は脳をフル活性させ当時を想像する。脳内で補填をしながら当時の風景を「創造」するんだ。

城と言えば、近々これまた千葉県であるが、国の史跡に指定されている本佐倉城(佐倉城とは別)を尋ねる予定。建物なんて一切残っていない。でも国指定だから、そりゃぁあっちこっちにそこが砦であった痕跡がある。

日本の城は一般に平地に築かれた平城、丘に築かれた平山城、そして山に築かれた山城があり、一番面白いのは地形を上手く利用した山城であるが、これはほぼ登山で結構大変だったりする。そして平城にはさほど興味が無く(姫路城ですら興味がない)、山城の雰囲気を持っていて、体力も大きく使わない平山城ってのが城探索には最高だったりする。

山城である桧原城跡(東京都桧原村)に一昨年に登った。山城の中では小さな部類に入り、高低差も全く大した事がない。でも真夏、しかも一番暑い日に行っちゃったものだから、地獄でしかない(笑)。汗ビッショリのゼェゼェハァハァ、これが堀切だね、曲輪だね、なんて落ち着いて見てられない・・・。

※山城探索は雪の降る地方を除けば、暑さで体力が失われる事が無く、また植物が枯れる(より遺構を見られる)冬の季節が良く、それは廃墟探索と同じだ

そんな訳で人工物がなかろうが、地形として遺構が残っていれば、写真としての力は薄いにせよ、それはそれで楽しいのだ。


里見駅からスタート

里見駅からスタート


駅前の野原が・・・

駅前の野原が・・・


里見砂利山線は里見駅からスタートする。この駅前の野原、昔はここの複数の線路が敷かれていたそうだ。ここが廃線跡と知らなければ単なる野原でしかなく、な~んの興味も湧かない風景かもしれない。でもここに何本ものレールがあったと思うとワクワク!。


トップ写真の反対側

トップ写真の反対側


良く見ると線路が!

良く見ると線路が!


結論を先に言うと、一番判り易い、一番廃線跡っぽいと感じるのはこのビニールハウス前後の堀。真冬ならば草木が枯れ、線路がむき出しになる筈なのでここで大いなる感動に味わえるだろう。

ここから廃線跡は少しの間、一般道と並行して走る。


ところが!

ところが!


人の背以上のブッシュ!

人の背以上のブッシュ!


しょ~がないので並行して走る一般道を歩く

しょ~がないので並行して走る一般道を歩く


この一般道、途中から林道と言うか、今でも企業が砂利を運搬している作業道路になり、ずっと未舗装が続く。

まぁこの先、どこかで廃線跡に入れる横道でもあるのだろう。そう思ってずんずんと進んでいくが、まぁどんなに歩いても廃線跡に合流する道がない!。結局駅から2キロ以上歩いたろうか、下のような採石場にぶち当たった。


えっ?、ここ違うよね?

えっ?、ここ違うよね?


どう考えても廃線跡の終点がココって事はあり得ない。里見駅の駅員さんは「廃線跡の終点は何にもないよ!」と言っていたし・・・。

ふと後ろを振り返ると、おやっ?、なんかそれっぽい道があるぞ!。もしかしてこれを戻ればいいのか?


これかな?

これかな?


どっこい、違ったんだな。結構な距離を歩いたけど、これが別の砕石場に行く作業道路でしかないのが判った。へっ?、あの森の中の廃線跡はどこよ!。

とにかく全くそいつを発見出来ず、ここまで来て・・・。しょ~がないのでその採石場、立ち入り禁止の札が一切無かったので、周辺の設備をパチパチし、時計の針は4時を大きく回り、探索を断念。

来た道を戻る事にする。でも運が良かった。ふと森の中を見ると、それらしいのを発見した。竹薮を掻き分けて数メートル登ると果たして!。

おっ!、見つけたぞ!

おっ!、見つけたぞ!


あった、あった!。これだよ、これ!。でもこの心地良い空間も20メートルくらいかな、前後は藪。しっかりした装備で探索していたならブッシュを掻き分けてある程度は進んだと思うが、この日は軽装備だったからして無理。まぁとにかく森の中にそれらしきものを発見したから良しとしようじゃないか!。

後日、小湊鉄道に電話したさ。

ビニールハウス先から森へ入ろうとしたが、ブッシュで進めなかったけど、ホームページには整備したって書いてあったよね、それともその日見つけられなかっただけで、採石場までの作業道路から森に入れる道でもあるのか?、と問うてみた。

どうやらだいぶ以前に整備をしたようで、現在は人手不足で放置してあると言う。保線区の方達が無理に時間を割いて整備作業をしており、再整備をするつもりだが、それがいつになるかは未定との事。

うーん、地方のローカル線だからしょ~がないっちゃしょ~がない。でも1つだけ文句を言いたい。現在は未整備で整備予定も立っていない、ならばそれをホームページにしっかりと記すべきだ!。人手不足でもそれくらいは出来るだろ!。

今回、無駄足だったとは全く思っていないが、これがもし夏場だったら話は違う。相当怒り狂っていた筈だ。Google Mapで確認したらちゃんと整備されていれば往復2キロ、3~40分の散歩で済んでいたのを往復で5キロくらい歩いていたんだから。

もしこれに興味を覚えて、この廃線跡を歩いてみたい、そんな方は事前に小湊鉄道に問い合わせた方が良い。また、この手の散策は植物が枯れる冬場が良いと思う。今年の冬、もう一度訪れてみよう考えている。


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コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    廃線って言葉だけでドキドキします。トンネルなんてあれば飛び上がって最高ですよね。(笑)それにしても1500枚とは凄いです。流して見るだけで大変でしょうね。先日お会いして話したバリバリプロの方は全てJEPGのみで撮影だそうでRAWなんてやっていられないという言葉にかなり衝撃を受けました。
    駅前の写真 雰囲気いいですね。草が初夏の雰囲気で発色も好きです。

  2. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    駅前写真、パッと見ると洒落た高原の駅っぽいですよね(笑)。でもここ、工事用の鉄柵とかで囲まれているんですよ、ホントは(笑)。

    さて、残念ながら廃線にトンネルはありませんでしたが、近くに手掘りのトンネルが幾つかありましたね。観音堀りとか言う手法みたいです。あと道じゃないのですが、千葉は川廻しと言う川の流れを変える為に手掘りのトンネルが仰山あります。昨年、幾つか見てきました。適当に歩けば廃屋があったりと千葉県は凄いです(笑)。

    プロカメラマンでもJPG派とRAW派に分かれるんじゃないでしょうかね。広告系の人はおおよそRAWを使うでしょうし。JPGだけで商売が出来ているのなら効率を考えてJPGだけってのもありなんでしょうね。発色はちょっと色褪せたオールドフォト風にしています。

  3. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんにちは~
    お宝(廃線跡)は そう簡単には見つけられない って見本ですね。
    ブッシュだからこそ ゴミも少なかったのではないでしょうか。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    仰る通りです。俄かマニアじゃ駄目ですね。今はネットである程度の情報は収集出来ますし、今回の探索もネットで調べた訳ですが、知らなくちゃならないのは1ヶ月以内の最近の情報なんですよね。これは廃墟でも同じで、情報を仕入れていざ行ってみたらただの空き地だったとか(笑)。

    人が入れる状態じゃなかったので確かにゴミは無かったでしょうね(笑)。

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