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Sony α7 レビュー四方山話 その4 色々と設定を変更してみた

2015年06月22日 00:00

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Sony α7, FE28-70mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



本ネタに掲載している写真は全てSony αアンバサダープログラムのモニター企画にてSonyからお借りした機材で撮影しています。
おおよそ、問題点は提起したつもりだ。そろそろ悪口を止めて実際の運用について書いて行こうかな。




Sony α7はカスタムキーが3つ、コントロールホイールの左右下中央ボタンの4つ、AF/MFボタンにAELボタン(この2つはボタンは1個しかなく、レバーによって切り替える仕組み)の合計9つのボタンに様々なキーを割り当てられる。これはFujifilmのX-E2よりも自由度が高く、評価に値する。

では6月12日時点のセッティングを紹介したい(このネタが掲載される頃には変化していて、それはまた後日改めて)。

カスタムキー1 ISO感度
カスタムキー2 画質(RAWだのJPGだの)
カスタムキー3 押している間AEロック
左ボタン ドライブ(デフォルト)
右ボタン ホワイトバランス(デフォルト)
中央ボタン フォーカスエリア
下ボタン クリエイティブスタイル
AF/MFボタン 押す間AF/MFコントロール
AELボタン フォーカスモード


改良の余地はある。Sony α7 四方山話 その3で述べた通り、α7はフォーカスセット(測距点の移動)で誤った操作をしてしまう可能性を秘めている。

それを解消するには測距点の移動にホイールの十字ボタンを使わずにシャッター回りの前後ダイヤルを使えば良い。しかしそうなると現在中央ボタンをフォーカスセットのトリガーにしているが、それは前後ダイヤルの近くになるC1に変更するべきだ。

そう言えばα7IIはカスタムボタンが1つ増えて4つになった。シャッターボタンを軍幹部からグリップ部に移動させた事で、そこにスペースが出来、C1の横に追加されているんだ。これがとっても羨ましい。

本ブログでは今後もα7のレビューは続くが、もし皆さんの中でα7に興味を持たれたら必ずα7IIと比較するべきだ。メーカーによっては新機種の方が改良ではなく改悪されてしまい、使い勝手が悪くなったりもするが、各種レビューを見る限り、α7IIはα7よりも全てにおいて優れている気がする。

5軸手振れ補正は大きな武器になるし、デザインも貧相なα7よりも精悍になった。Sonyはα7IIでようやくレンズに負けないデザインを手に入れたと言えよう(でもまだカッコ悪いけど)。

いずれにせよ、値段と大きさが気にならないのならα7IIを買われるべきだろう。
では続いてユーザーモード(メモリー)。

「MR1」は動体撮影用としてAF-C、ロックオンAF、シャッター優先AE、連写、フォーカスフレキシブルスポット(L),ISO12800までのISOオート、ノイズリダクションは弱。

「MR2」は廃墟でのノイズ軽減コンポジット用素材で絞り優先AE、AF-S、ISOオートの上限をISO25600まで上げ、連写、ノイズリダクションはオフ、フォーカスフレキシブルスポット(S)、クリエイティブスタイルは「スタンダード」と「ニュートラル」の二種を試している。

そして通常モード(私なら絞り優先AE)ではAF-S、ISOオート上限は12800で、フレキシブルスポット(M)、ノイズリダクション弱、そんな設定だ。

勿論、どのモードもRAW+JPGで、「MR2」以外クリエイティブスタイルは今のところ「風景」と「クリア」を交互に使っている。但しクリアはコントラストが高過ぎるのでいずれそれを下げる予定だ。

余談だが、Fujifilm X-E2のユーザーモード(カスタム登録)は7つも登録出来る。これはX-E2に軍配が上がる(Sonyさん、ホント、ユーザーモードを増やすべきだ!)。しかしFujifilmのユーザーモードに大いなる欠点がある。設計段階の大ポカと言って良いだろう。

なんとコイツはドライブモードと画質モード(RAWとかJPGとか)を記憶出来ないんだ。だから例えば動体用としてユーザーモードを1つ用意してもドライブモードを記憶出来ないので丸で意味がない。カメラを知らない人間が設計したのか?、と呆れてしまう。

時に、SonyのカメラにはマルチショットNRなる機能がある。これはノイズ軽減コンポジットをカメラ内でやってくれちゃう。しかし制限があってRAWは使えない。JPG保存モードにし、ISO感度設定にてマルチショットNRを選ばないとならない。

ユーザーモードがもう1個あればそこにこのマルチショットNR用の設定を登録するのにそうは問屋は卸さない。

でもここで裏技を発見しちゃった!。

先ず通常のモード(私なら絞り優先AE)の時にISO感度をISOオートにする。次にRAW+JPGにセットしていた画質をJPG(X-Fine)にセットし直す。するとISO感度の設定でマルチショットNRを選べるようになるのでそれに変更。最後に画質をRAW+JPGに戻してやる。

そうするとISO感度設定を見るとたった今セットしたマルチショットNRが選択出来ない状態になり、自動的にISOオートが選択された状態になる。

これで完了。

マルチショットNRが画質モードによって使えなかった場合、1つ以前に設定したISO感度に勝手に変更される仕組みだ。だからその1つ以前の設定がISOオートでなくISO6400ならISO6400に戻るのでここは注意が必要!。

マルチショットNRを使いたい時は(私の場合は)カスタムキー2を押して画質を呼び出し、RAW+JPGをJPG(X-Fine)にセットすると自動的にISO感度にてISOオートがマルチショットNRに切り替わってくれる。右手の人差し指に仕事をさせた後、通常撮影に戻す時もカスタムキー2でJPG(X-File)になっているのをRAW+JPGに変更すれば勝手にISOオートに戻ってくれる。

良く画質モードを変更すると戻し忘れる事があるでしょう?。でも上の方法だとJPGのままなら必ずマルチショットNRが働くので連写が始まるんだ。だから戻し忘れて何枚もRAW保存しなかった!、そんな失敗は決して犯さない。

高感度画質に関しては今後ビシバシ語る予定だが、このマルチショットNR、試した限りISO6400まではほぼ完璧な描写をしてくれる。これはかなり使い勝手がある。フルオート(撮影枚数を選べない)なのが残念だが、どうしてこういう既存の技術だけで賄え、かつ優れた機能をPentaxは盛り込まないのか不思議でならない。

これに関してはSonyの思考が遥かに高貴で偉い。何が必要か?、何があったら便利か?、それを開発陣が理解している。

電子音の間抜け仕様と、相変わらずAFが合焦する前にシャッターを全押ししちゃう時がある。こればかりは慣れるのは無理かもしれない。ここはSonyさん、AF-Sで合焦しない限りシャッターを押せない、そんな機能を追加するべきだ。

とりあえずこれで私が最低限やりたい事がα7で出来るようになった。これは嬉しいね。もうだいぶα7に慣れてきたから、俄然使い易くなった。

※6月22日掲載の本記事であるが、書いているのはその10日前・・・


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コメント

  1. やす | URL | -

    どうもお久しぶりです。

    フジ機はX-M1/X-A1のようにモードダイアル式の機種以外は、ユーザーモードではトーンとかほんの一部の登録しかできなかったのでは?
    フォーカスに関する部分が登録できるようになれば動体用として使えるので、俄然使い勝手がよくなるんですけどね~。

    α7、合焦してないのにシャッター切れるのは変な仕様ですね。
    α57ではAF-SでもAF-Cでもその場合シャッター切れないんですよ。
    フォーカス・レリーズ優先の選択が上位機種でもまだついてないんですか。
    困ったものです、ソニーさん。
    出し惜しみしている状況ではないんですけどね。

    あ、それと、Lightroomでカメラプロファイルを偽装する方法以前書いていただきありがとうございました。
    フジがどうも青が薄いし、赤が薄いわ彩度低いわで困っていて、ソニーのカメラプロファイルを当てはめて何とか(それでもまだまだ実際の色とは違う)使えるレベルまでにはなりました。

    フジに比べるとソニーは全色きちんと色と彩度出してますね。
    下位機種まで出し惜しみせず周辺まできちんと解像するレンズそろえれば、ソニー人口増えると思うんですけど、なかなか難しいそうです。
    頑張って欲しいですね。

  2. BigDaddy | URL | -

    > やす さん

    X-M1やA1は知らないのですが、恐らく機種毎にユーザーモードの仕様が変化するとは思えないので仰る通りだと思います。Fujifilmは本文の通り、カメラを道具としてちゃんと使っていない人が設計しているとしか思えないですねぇ。

    これはSonyも同じなんですけどね(笑)。とにかくAF-Sの件と、EVF、モニターの明るさが撮影した写真と異なる件の2つは馬鹿仕様と言い切って良いと思います。どうしてこれをユーザーが許しているのか、これも不思議です。ユーザーが許してくるから発売から期間が経っていてもSonyはそれを直そうとしていないんですもんね。

    レリーズ優先?、何だろうと思ったらSonyのカメラにはAF時、レリーズ優先、フォーカス優先ってちゃんと選択肢が与えられているんですね。知りませんでした。となるとα7は普及機以下の入門機でしかないって事になりますよね。全くSonyは何を考えているのか不思議です。

    LightroomのSonyのプロファイル、結構使えますでしょう?(笑)。私もPentaxカメラでSonyのプロファイル、特にクリアを使う事が多かったりするんです。フジの青が薄い、私もそう思います。それでフィルムと異なると思っちゃうのかもしれません。

    青がスゲェのはOlympusなんですが(言い換えるとえげつない発色(笑))、LightroomのプロファイルってOlympus用ありましたっけ。古い機種のはあったかもしれません。Olympusのプロファイルがあったらちょっとdcptoolでやってみようかなぁ(笑)。独特のOlympusブルーが出るかもです。


  3. ふく | URL | -

    はじめまして。

    K-3とsony RX-100を1,2,3と所有しています。
    K-3の購入時に検討していたところ、こちらを参考にさせて頂きました。

    α7も気になっていたのですが、BigDaddyさん同様、デザインが嫌で…(妻は、デザインだけで魅力無しと言い切っていました。)

    今回、投稿させていただいたのは、sonyカメラのメニューの分類法と項目名が判り辛い、煩雑にものすごく共感したので、いてもたってもいられなくなりました。
    取扱説明書を読んでもわからないことが多いのです。RXの使い初めには本当、これなんですか?と独り言を連発していました。さらに、最近のsonyのカメラにはアプリなるもので機能を増やせるようで、これにチャレンジしたものの、インストールが上手くいかず。サポートに電話をしてもたらい回しされた経験があります。
    それでも、RX100は気に入っているのですが、ソニーさんこの辺是非改善してほしいですね。
    色々とぼやきましたが、BigDaddyさんの、四方山話シリーズ楽しみにしています。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ふく さん

    コメント、またK-3、購入時、本ブログを参考にして頂き、ありがとうございます。

    RXを3台も!。私よりも遥かにSonyに詳しいのではないでしょうか?。

    α7のデザインは試作品レベルで評価に値しませんが、7IIでかなり良くなったと感じています。あとはボディジャケットを着せれば何とかなるのでは?。是非とも奥様を説得されてくださいませ(笑)。ワインレッド、赤茶系の革のボディジャケットでも奢ればきっと奥様も!。

    メニューの分類、項目名、取扱説明書の文章など仰る通りです。しかもα7に至っては現時点で2箇所の取扱説明書に誤り、言い換えると「嘘」がありますし、機能として存在しているのに具体的に記述されていないのも幾つか・・・。Sonyのこの手の担当者は日本語が出来ないんじゃないと疑ってしまうくらいですよ。

    サポート(お客様相談口)も駄目ですね。自分とこのカメラを全く理解していない、これは後日、徹底的に糾弾しますので、詳細は控えますが、とにかく駄目、酷いもんです(笑)。

    Sonyの悪口を積極的に書く気なんて毛頭ないのですが、本体そのものも叩かなくちゃならない仕様があったり、説明書やらサポート体制やらが所詮家電メーカーの1つの部門に過ぎないんだなぁと思わざるを得ませんねぇ。

    本シリーズ、予定では8月の初めくらいまで続きます。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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