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Sony α7 レビュー四方山話 その5 実際の撮影 シャッターフィーリング

2015年06月26日 00:00

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Sony α7, Sonnar 55mmF1.8

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本ネタに掲載している写真は全てSony αアンバサダープログラムのモニター企画にてSonyからお借りした機材で撮影しています。
今日は実際の運用で感じたシャッターフィーリングについてだけ述べる。




AF合焦前にシャッターが押せちゃうのは頂けないものの、α7のシャッターフィーリングは非常に良い印象を受ける。

先ずシャッター音。Pentax K-5ユーザーからすると馬鹿でかい。Nikon D90と同じくらいだろうか?。音質はD90の方が甲高く、α7はちょっと低い。でも安っぽい音ではない。とは言え、最近のミラーレスカメラなのだからサイレントモードがあって然るべき。

嘘のような本当の話・・・。

先日、昭和団地を撮影するのでα7を持ってウロチョロ。近くの商店街で猫を見掛け、追い掛けていたら美容室の裏手に入って行った。そこで4枚撮影したのかな?。すると美容室の方が何事ぞ!?、そんな勢いで店から飛び出してきたんだ。店から出てきたのではない、飛び出してきたんだ。

向こうはガチャガチャと裏手で音がしているから驚いて出てきたようだが、こっちの方がびっくりした(笑)。そんなにこいつって煩いんだと思った。シャッター音が響かないPentax K-5では考えられない話(そう言えばK-3IIってK-3よりもシャッター音が煩くなった気がする)。

「猫を撮っているんです、ほらっ、あそこにいるでしょう?」
「あらっ、そうだったの、びっくりした、変な音がしたものだから・・・。私、猫嫌いなのよ」
「そうなんですか、それは申し訳ない。では!」

そんな会話をしてそこを立ち去った。シャッター音は通常に撮影している分には気にならないし、こういう「撮っているぞ!」なる音は昔の手巻きカメラを思い出し、個人的には好き。しかし下町の路地ではかなり気を使う音なのも確か。

次のエピソード、以前も書いたような気がするが、、、

昔、Canon NewF-1AEにワインダーを付けて路地裏を撮影していたら、窓がガラリ!、と開いてオッサンがこっちを見たんだ。そう、当時のカメラはワインダーを付けたらとんでもない音がするんだ。ガチャン(シャッターが落ちる音)、ウィーン(フィルムを巻き上げる音)。

連続で撮影していたら「ガチャン、ウィーン、ガチャン、ウィーン・・・」。撮っている側はそれに酔えても辺りが静まり返っているとかなり目立つ音だ。

α7と言うカメラ、135センサーが奢られている、1/8000secまでのシャッターユニットを持っている、防塵防滴、それを見ると高級機と思ってしまうが全くの勘違い。メカ部分、カメラそのものの質は普及機、もしくは入門機でしかなく、シャッターのサイレントモードなんて付く筈もない。お値段を見れば判る。

だって素人が考えてもミラーレスってくらいだからミラーがない分、ショックが少ない、イコール、一眼レフよりも音を小さく出来る筈、でも馬鹿でかい。これはどこかで手を抜いている証拠。高級機はこういう部分にこそ手を抜かない。酔える音質を残しつつ、音量を下げる努力をする。

だからこのカメラを手抜きの普及機、入門機だと思えば、欠点にも目を瞑っても良いかなとほんのちょびっと思っちゃったりもする。

次にシャッターボタンのフィーリング。

Pentax K-5やNikon D90のシャッターは0と1のオンオフスイッチだ。特に不快ではない。しかし好き嫌いで言えば明らかに嫌い。こういうのはシャッターボタン、レリーズボタンと呼んではならぬ。シャッタースイッチ、レリーズスイッチでしかない。

でもα7のシャッターは半押しからの押し込みがとても深く、シャッターが切った後も人差し指が下に埋もれていく。

これが好み。これぞ理想のシャッターと言え、これこそが「シャッターボタン」なんだ。右手の人差し指がそんなシャッターを押したくてウズウズしてしまう程(だからAF合焦前にシャッターを切っちゃうのだな(笑))。

これはフィルム時代から「シャッター浅いのが好き派(スイッチ派)と「深いのが好き派(ボタン派)」に完全に二分されていたが6:4、あるいは7:3で前者の方が多かった気がする。

動き物を連写して撮るようなタイプのカメラマンは前者を望んでいたろうし、またシャッターが深いと強く押し込むからブレる原因になると嫌う人も多かった。

確かにシャッターが深いと人差し指に必要以上の力が入る時があり、それでブレたりカメラの水平を保てなくなったりもする。しかし、写真入門書に必ず書かれているであろうお作法を励行すればそれはあり得ないと考えている。それは、、、

「シャッターは人差し指を立てて押すのでなく、寝かせて指の腹で押す」

人差し指をフックのように曲げて立てちゃうから力が入るんだ。そうじゃなくカメラ右側の面に沿って人差し指をL時に曲げ、指の腹でシャッターを押すようにするとそれらは確実に軽減されるだろう。

最近のデジタルカメラ、コンデジから一眼レフまで、主流はスイッチタイプみたいだ。だからα7のこれは貴重かもしれない。フィルム時代はシャッターフィーリング(音も含め)だけでカメラを選んでいた人もいたくらい。

だから浅いスイッチタイプではなく、深いタイプのボタン派の方はα7を一度量販店で触って頂けたらと思う。こういうところに惚れてα7を買っちゃう、そんな人も出てくるかも・・・。

※私はパソコンのキーボードもノートパソコンのような浅いタイプは大嫌い。デスクトップの深いタイプのキーボードを好む。

但し!、シャッターが深いと難点があるのも確か。それは連写時において。シャッターが深い、これは実際にシャッターが切れる位置よりも深く指を押し下げている事になる。

8枚で連写を終えようと思った。カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャと7枚切れたところで人差し指に掛けている力を緩めても8枚で止まってくれず9枚目、ひどい時はもう1枚、合計10枚撮ってしまうんだ。

しかも自分の中では8枚で終了と思っており、9枚目のシャッターが下りる頃にはすでにカメラの構えを解いているからとんでもない構図のブレブレ写真が保存される時がある(笑)。

ならば5枚切ったくらいから指を緩め始めようと意識をすれば8枚で止まるか?。違うんだ。意識し過ぎて今度は7枚で止まってしまう。

シャッターが深い仕様の場合、右手の人差し指の感覚を研ぎ澄まさないとならない。これは慣れの問題なので自宅で常に連写の練習をしていればいずれ8枚だったら8枚、10枚だったら10枚とピタッと止められ、事実今はおおよそそれが出来るようになっている。でも実際に撮影に出掛けると色々と気を配っているので、やっぱり8枚が9枚になってしまう事が多い。

普段連写でそんな事を考えないと思うが、ノイズ軽減コンポジット用の素材を撮影する際は、ISO6400だったら6枚、ISO12800なら8枚合成、そんな自己ルールがあり、性格的に6枚だったら6枚、8枚だったら8枚でピタッと止めたいんだ。

連写時に枚数制限を設ける、これはハードウェアでなくソフトウェアの問題なので簡単で実現しそう。AEBとかマルチショットNRはそうやって枚数に制限を設けているのだから。

ドライブの連写設定において、メモリの許す限り無制限に連写するモードをデフォルトとし、その他に4~16枚を任意に設定出来る、設定したら押しっ放しでもそれ以上シャッターは切れない!、そんな機能があったら面白い。


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コメント

  1. taka | URL | -

    ワインダーの音「ガチャン、ウィーン、ガチャン、ウィーン・・・」を読んで思い出しました。
    いまから25年ほど前の話。職場の後輩職員の結婚披露宴、わたしは発起人代表で簡単な挨拶をしたあと、スナップ写真も担当。使ったのはシャッターを押すだけの簡単カメラで、フィルムの巻き上げが自動のタイプ。写してる時の巻き上げ音はシャッターを押すごとなのでそれほど気にならないんです。
    宴も順調にすすみ、新郎新婦の関係者の挨拶となったときフィルムがきれてしまい、そのとき私は不覚にも巻き上げボタンを押してしまったのです。あとは自動の悲しさ、一瞬の静けさのなかにカメラのフィルム巻き上げ音が「うぃいいいいいいいいいいいいいいいーん」と会場に鳴り響きました。衆目を集めたことはいうまでもありません。あの時間のながかったこと。その音とともにわたしはしばし宴会場から出てフィルム交換をしたのでした。自動巻き上げは途中で止まらないのです。いやぁ恥ずかしかったですねぇ。

  2. BigDaddy | URL | -

    > taka さん

    一眼レフの場合、自動巻取りは大きな音はしませんが、小型のカメラはモーターが唸りますからね、フィルム1本分ウィーンと(笑)。確かに私もその場にいたら逃げるかもです。

    結局高級カメラは何が高級なのか、シャッターが1/8000secあるから高級なのか?、それもありましょうが、α7に限ってはシャッター音の静音化出来なかった時点で、takaさんが恥を掻かれた小型カメラと同じなんだと思います。

    デジタルカメラは電子シャッターで逃げる手もありましょうが、あそこまでシャッターが多いと音もそうですが、シャッターショックが結構あるでしょうから、ブレたりもしましょう。だから機械的に静音化する事で、シャッターショックも軽減され、それこそがスペックに現れない高級機の証なんだと思います。

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