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Sony α7 レビュー四方山話 その6 実際の撮影 いつでもどこでも・・・

2015年06月28日 00:00

廃工場の一角

廃工場の一角

Sony α7, Sonnar 55mmF1.8

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本ネタに掲載している写真は全てSony αアンバサダープログラムのモニター企画にてSonyからお借りした機材で撮影しています。
今日は実際の運用で感じた色々を書いていこう!。




何度も書いているので冗長かもしれないが、メーカーが考えを改めてくれる可能性が少しでもあるのから、こういう事をしつこく書くべきだと思っている。それは一番のネックはミラーレスカメラ全体に言えるバッテリーだ。α7は仕様ではCIPA準拠でファインダー使用時に270枚とある。

撮影方法によって「頑張れば450枚」、これがネック。常に450枚撮れるのなら良い。しかし撮影によってそれが350枚で終わっちゃう時もあるんだ。これは一眼レフであり得ない訳。一眼レフだったら450枚だったら常に450枚撮れるんだ。

撮影した写真を再生したり、各種設定に数分掛けたりするだけでどんどんとバッテリーは消耗していく。他にも1時間に50枚撮影するのと100枚撮影するのとでも大きく変化する。何回か撮影に出掛けて試している限り、今の時期なら350枚~450枚と言ったところだ。

またとても不安なのが、ある日、350枚の撮影でバッテリーの残量が20%になった。単純計算をすればあと80枚、合計430枚撮影出来る筈だ。

しかしその直後、いきなりエンプティマークに変化した。えっ?、どういう訳だ?。ほんの10秒前まで残り20%%だったのに!。

説明書を見るとこのエンプティマークは電池がなくなったのではなく、限りなく消耗していますよ、なるマークらしい。となるとあと20枚?、30枚?、それくらいと思うでしょう。でも実際にはそれから100枚、なんと合計450枚以上も撮影出来たんだ。

説明書には「使用状況や環境によっては正しく表示されないとある」、うん、これはしょうがないだろう。Pentaxの一眼レフでも全く当てにならないから(笑)。α7のパーセント表示はかなり信頼出来る。何しろ1%刻みで表示してくれるのだから。だからそれを信じて撮影しているんだ。

しかしせっかく良質なパーセント表示をしているのだから20%を切っていきなりのエンプティマークはないだろう。10%未満、いや5%になって初めてこのマークを出して欲しい。

20%の時点で逆算であと80枚は撮れると感じているのにこのエンプティマーク。Sonyは人の心理を丸で理解していない。このマークが出たら撮影をセーブしてしまうと言う心理を・・・。

事実、このマークがこれまで3回出ていて(どちらも20%を切った瞬間だった)、うち2回はなんだかんだとそれから結構な数を撮影出来たのだが、1回はこのマークが出てすぐに電池がなくなってしまった。多分30枚も写していないんじゃないかな。

結果、コイツが表示された瞬間に撮影をセーブしちゃうんだ。30枚しか撮れないのか80枚撮れるのか判らないから、あのエンプティマークはそれほどカメラマンにストレスを与える。

本当はこのカットで5コマ消費したいのに我慢して2コマしか撮らない、この風景撮りたいけれど、やっぱりやめるか・・・、そしてそれを続けていると「あれっ?、まだ撮れるのか?」と思う。やっぱりあと何十枚も撮れるんじゃないか?、そう感じてもまだまだセーブしちゃう。

結果、「なんだよ、やっぱり100枚くらい撮れるんじゃないか。あそこでセーブせずにもっと粘れば良かった、あの風景を撮っておけば良かった」と後悔するし、反対に「あっ、なんだよ、もう電池切れかよ!」と怒り心頭・・・。。

予備のバッテリーを持っていればこんな事に悩まないぜ!。ご尤も!。しかし予備のバッテリーを何本も持っていようが、それが最後の1本になったらこの思考になるでしょう?。

そして不思議なのがこのエンプティーマークが出ない時もあるんだ。上の例では20%を切ったら突然そのマークが出たが、残り8%でもそのマークが出ない時もある。この違いは何よ?。だから余計に不安になるんだ。

さて、一眼レフユーザーは電源をまめにオンオフする作業はきっと不快だろう。私もそうだった。でもE-P3で慣れてしまったんだ。ミラーレスカメラはそういうものだ、オンオフするのが当たり前、文化!、いずれそう感じるようになる。

その文化に慣れても、私の撮影なら旅行に出掛けるとバッテリー4個体制で充電器も買わなくちゃならない。となると本体価格がせっかくお安いのに+3万超え。おやおや?、また書いちゃうぞ!。

「だったらNikon D610でいいんじゃね?・・・」

D610は縦位置グリップ(これが高いのだけど)を買えばアルカル乾電池も使えてしまうので付属の純正バッテリーに手持ちのエネループを使えば良いし、縦位置グリップを使わずとももう1本バッテリーを買えば2000枚くらい撮影可能だ。

α7にはバッテリーを2つ搭載出来る縦位置グリップがアクセサリーとして存在している。しかしこれはアルカリ乾電池は使えない。これはα7IIにも言えるんだ。Nikon D610でいいんじゃね?。

さぁ、ここからSonyさんを持ち上げなくては!。

α7のボディは横幅、高さはAPS-Cの一眼レフとほぼ同じで、奥行きはミラーボックスがない分とても薄い。キットレンズの28-70mmも大きいとは思うがギリギリセーフ。単焦点レンズも思ったよりは小さかった。それを考慮するとお散歩写真でも旅行でももはやでっかくて重い一眼レフは不要か?、そう思える時が多々ある。

少なくとも我々夫婦は5年後には一眼レフは使っていないだろう。余程の技術革新があり、Pentaxの135一眼レフがα7と同じくらい大きさ、重さですよ!、となれば思考に変化が起こるものの、それはあり得ない。

だから今メインで使っているPentax K-5に替わるカメラ、そこでもし一眼レフを選択したらそれが生涯最後の一眼レフになるだろうし、K-5が壊れないであと2年くらい頑張ってくれれば、次に買うのは100%とは言い切れないもののミラーレスの可能性が高い。そしてK-5は頑張ってくれそうなんだ。

K-5以降のカメラ、その候補が現行機種ならばSony α6000だった(2、3年後となるとα7000かな?)。だから今回のキックオフミーティングでα6000が使えると思い込んでいたからショックだったの(笑)。なんで俺がカッチョ悪いα7なんか使わなくちゃならないんだ!・・・。

ところがこのカッチョ悪いα7。使えば使う程味が出て・・・、いえいえ、やっぱりカッチョ悪いものはカッチョ悪い。見慣れてもカッチョ悪い。誰が何と言おうがカッチョ悪い。でも出てくる絵はやはり135フォーマットなんだ。

APS-C、135に優劣を付ける気は全くない。私の撮る風景はどちらを使っても同じ。それでもこの大きさで135フォーマットは魅力的。Nikon D610の方が性に合っているのは否めないものの、将来を考慮すると(カメラの将来でなく己の老い、これ以上腰痛が悪化したらカメラシステムを小型化せざるを得ない)、α7に軍配を上げても良いのかもしれない。

カッチョ悪いのは本革のカメラジャケットを奢ったり、シボ革キットみたいを購入し、ボディにペタペタ貼り付ければ何とかなるだろう。もっと言えばα7を買わなければ良い。α7IIを買えば少しは撮っている自分に酔える。

1つ困った問題があり、仮に!、今後Nikonアンバサダーミーティングなるものが催され、それに当選してD610を1ヶ月借りる事になったとする。それはそれで「やっぱり一眼レフだよね、カッコイイもん!」と書いている自分を容易に想像出来るんだ。
α7は防塵防滴仕様だ。またFEレンズにもそれが施されているらしい。だから今回お借りしているα7、28-70mm、Sonnar 55mmは多少の雨、雪はへっちゃら。だから旅行にも使えるし、旅行だからこそ、このサイズは大きなメリットとなろう。

また、もし自腹でα7、もしくはα7IIを購入したらPentaxの一眼レフにもNikonの一眼レフにも不可能なお遊び、そう、マウントアダプター経由でオールドレンズを含め、他社のレンズを装着するレンズエンスー(enthusiast)になれる。

望遠ズーム。現時点でα7で使える望遠ズームは70-200mmF4だけだと思う。これは間違っても買わない。自信を持って言える。デカいし高いし・・・。でも今はそれしかないみたい。SigmaもTamronもFEレンズコンパチは作っていないし、作る気もないみたいだ。さてどうするか?。

うん、うちにはKマウントのTamron、Sigmaの70-300mmがある。2本とも135で使えるイメージサークルを持っているし、絞りリングも付いている。AFは機能しないにせよ、Kマウントアダプターを介せば当面は出費を抑えられる。あとはSonyが安価な、庶民に優しい70-300mmF4-5.6クラスのレンズを発売してくれるのを私待つわ、いつまでも待つわ。

これは単焦点レンズにも言える。後日ネタにするがSonnar 55mmF1.8は確かに素晴らしいレンズだ。しかし標準レンズ如きで実売8万円は高い。8万円もあったらPentax K-3を買うわい!。そこでマウントアダプターでFA50mmF1.4を付けちゃう。うちには他に24mmや135mm、200mm単焦点があるから、当面はα7のズームレンズキットを買っておけば十分に遊べる。

135センサー搭載の割には小さくて軽い。一部レンズはとてつもなくでかいが、多くは許容範囲。そしてたった今述べた通り、マウントアダプターを介せば、MF専用、絞りリング付きレンズでないと使えない制限はあるものの他社のレンズも装着出来る。

α7IIにもなればボディに手振れ補正を内蔵しているから他社のレンズでも手振れが軽減される。これほど面白いシステムはないかもしれない。決して提灯持ちに成り下がるつもりはないが、色々な可能性を秘めている、それがSony α7系のシステムではなかろうか?。カッチョ悪いのだけ目を瞑れば楽しい写真生活が待っている気がする。

いつでもどこでも持ち歩ける135センサー搭載のカメラ。他社はまだこの領域に踏み込めていない。フィルム時代はコンパクトカメラでも135のフィルムを通していた。レンズ付きフィルムだって135だ。ここにα7の優位点がある。

先に申し上げた通り、135がAPS-Cよりも優れているとはちっとも思っていない。マイクロフォーサーズだって数値化した性能面では劣るものの、丸で性格、用途が異なる。だからこそ駆逐されず、今後も生き残っていくだろう。

カメラとは今も昔も用途に合わせて使っていく。フィルム時代、コンパクトカメラのKonica Big Miniで写真を撮っていたプロカメラマンだっていた。今も尚ポラロイドカメラで己を表現する人もいる。動画ならデジタルでなく8mm、16mmフィルムを使う洒落たカメラマンもまだまだいるらしい。

今後135センサー搭載のカメラは他社からどんどんと発表されるだろう。でもα7だから使う、そういうユーザーも少なくはないだろう。Sonyだからじゃないんだ。あくまでもα7だからなんだ。α7が様々な用途にマッチすれば(私の場合は、135でこのサイズなら十分使い道があり)、Sonyが好きだの嫌いだの、デザインがカッチョ悪かろうが、そんなのど~でも良くなる。

今までSony α7、何度も発言を繰り返し、冗長と言われても仕方ないが、カッチョ悪いから丸で眼中になかったんだ。でも実際使ってみると「この大きさで135センサー、んで実売11万だろ、スゲェよな、」と目から鱗なんだ。膝を打つってこういう事を言うんだ。

そして思い出す・・・。Canon NewF-1AE、Pentax LX、Contax G2を使っていた頃を。同時にCanon EOS-1NRSやContax AXと言った馬鹿でかいカメラも使っていたけど、お散歩写真のメインはやっぱり前者なんだ。小さければ良いんじゃない。程良い大きさだから良いんだ。それは今のα7にも言える。

しかもα7にはチルトタイプの背面モニターがある。これは将来バリアングルになる事が想定されているのだろう。これからの時代はバリアングルモニターだ!。それまではα7のチルトで我慢・・・。

だからボディはこれ以上小さくする必要はない。小さくすればする程、使い勝手が悪くなる。そうなるともうシステムカメラとは言えなくなる。今のサイズを維持しつつ(レンズの小型化は必要だろう)、さらなる使い勝手の向上に精進して頂きたい。

最新のα7IIは手振れ補正を内蔵した分サイズが嵩んだようだが、それで良い。小さなボディが必要なカメラマンは素直にマイクロフォーサーズを選ぶ。私も、より小さいシステムカメラが欲しかったら素直にPentax Q、いやいや、違った、Qはカメラじゃないもんね、もとい!、Panasonic GM5を選ぶ。


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コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    私ごとき素人の発想で1年程前まではペンタックスが135を出すならK-1をベースにミラーレスで出すのではないかと考えておりました。もちろんEVF付きですが。しかしその夢も潰れ大きなボディーサイズのフルサイズになるならきっと買えないな。。K-3もシャッター音の上品さと連写の速さなどAPSCではまとまりのあるカメラだと思い始めました。一時期はKマントからは撤退かとも思っておりましたが その気持ちも薄れています。なんにせよ新しいものはいいですね。(笑)

  2. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    先日、のっぽ親父さん程ひどくはないのですが、急性の腰痛(慢性が悪化した?)になってしまい、今も足を一歩踏み出す度に腰にズシンと来るんですが(だから昨日、靴に入れる衝撃吸収のソールを買ったんですがそれでもズシン!)、そうなると135の一眼レフとなるとレンズも大きくなるので、もう軽くないと駄目かなぁと。

    Pentax、本格的なミラーレス出すんでしょうかね。Ricohブランドで出してくれればとは思うのですが、マウントがまた増えますからねぇ(笑)。α7の軽さ(レンズとセットで小指で持てます)を知ると時代はもうミラーレスだと思うのですが・・・。

    ただ、今後ネタにしますが、135センサーを実際に使い、さほどAPS-Cからの優位性が見られなかったのも事実で、だったら今買うならK-3(IIではなく)が一番だなと思っています。

  3. のっぽ親父 | URL | -

    あれあれそれは大変です。ぜひお大事になさってください。

    まだ病院通いより。

  4. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    ありがとうございます。

    腰って気を付けていてもやっちゃうんですよねぇ。α7を借りていたのでいい気になってアホみたいにお散歩写真をしていたのが悪かったのかもです。

    先程、整骨院に行ってきました。当然すぐに直る筈も無く、来月はかなり通う事になりそうです。


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