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猫しかいない団地

2015年07月12日 00:00

フック星人が出そうな団地

フック星人が出そうな団地

Sony α7, FE28-70mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



本日、Sony α7 四方山話はお休み・・・。でも写真は全てSony α7!。

東京DEEP案内だったか、他の下町好きのブログだったか、足立区に上沼田団地ってのがあり、ここが建替え寸前で過疎化している!、そんな情報をずっと以前に得て、数年前に訪れたのだが、あまりにも普通の団地過ぎてつまらなかった記憶があった。

でも再訪したんだ。




これもどこかのブログで「無人化した」なんて書かれてあったので、おっ!、だったら以前訪れた時の「つまんねえ!」、その感覚が変わるかも!。

古い団地ってとってもゾクゾクする。ウルトラセブンにて、団地の住民に宇宙人(フック星人)が化けて云々なる物語があり、その夜のシーンが怖かったのなんのって。


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昭和時代の団地、夜ともなればグレー一色の階段の踊り場の蛍光灯が劣化していてパチパチと点滅している。そこに大きな蛾が体当たりをしている、そんなイメージが強くあり、そしてフック星人が化けた無表情で死人のような顔立ちの住民とすれ違う・・・、嗚呼、恐ろしい・・・。

その割には怖いもの見たさとでも言おうか?。そういう団地を見つけたら写真を撮っている訳だ。まぁ昼ならへっちゃら!。

原宿団地。ここは訪れるのが一歩遅かった。3年前だったかな?。原宿団地に行くぞ!、と出掛けたらすでに取り壊し中で柵で囲われて中も見えない。数ヶ月遅かっただけ!。悔しかったなぁ~。

その代わり、そこから歩いてすぐの場所に霞ヶ丘アパートなる団地があり、そこでパチパチしていた。でもここも2020年の東京オリンピックのせいで今後数年のうちになくなっちゃうみたいだ。

赤羽台団地もまだまだ古い昭和40年代頃に建ったのであろう建物は残っているが、ここも訪れた時はその中でも一番古いであろう見応えのある棟はすでに工事用の柵で覆われており、遠方からの撮影を余儀なくされた。もう今頃はかなりの数、解体されているんじゃなかろうか?。

今年は戸山ハイツを訪れた。ここは東京で限界集落と言う珍しい場所と言う事で訪れたのだが(陸軍の遺構もあるし)、あまりにも普通過ぎて、しかも閑散としているなる情報だったのに仰山人がいたぞ!、一部公園になっているので若い人も大勢いた。

足立区では以前、団地名は覚えていないのだが、道に迷っていたらたまたま遭遇し、そこはすでに多くが退去していた場所で「そうそう!、こういうのが撮りたかった!」と感動したのを覚えている。道に迷って行き着いたので、今もその場所がどこか良く判っていない。

そこで今回の上沼田団地である。

戸山ハイツが空振りだったので久々に団地撮影で満足した!。建物は想像したよりも朽ちておらず霞ヶ丘アパートよりも綺麗だったかもしれない。しかし立替予定の団地の恐らく全てが無人なんだ!。着いたのが午後5時を回っており一画しか歩いていないが10棟くらいは建っていたと思う。その全部が無人!。

夕方で散歩している人や、買い物帰りのお母さんがショートカットで周辺を歩いていたりもしたが、日が落ちたら街灯くらいは防犯の意味で点いているにせよゴーストタウンになるのは間違いないだろう。機会があったら夜に訪れてみたいと思うが怖いよね、絶対にフック星人がいるよねぇ(笑)。


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一棟の団地を少し探索。上のような状態。どうやら平成21年から閉鎖が始まったみたいだ。えっ?、6年前?。私が以前ここを訪れたのはすでにPentaxのデジタルカメラを使い始めていたから4年くらい前だったと思う。と言う事はその頃からすでに代替の団地への引越しが始まっていたんだ。


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駐輪場には買い物カートに車椅子。この団地はお年寄りが多かったのだろう。しかしならば何故カートや車椅子などが放置されているのだろうか?。引越しの際に東京都から新品を貰ったのか、それともこれらは遺品?。

猫は仰山いたなぁ。10匹くらいは写真に収めていたと思うから、異なる棟や植木などに隠れているのも含めるとかなりの数いるんじゃないか?。そう、ここの住民は人間でもなくフック星人でもなく、ニャンコだったんだ!。

こうやって写真だけを見ると可愛く、猫天国のように思えるが・・・。


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何しろ住民がいないでしょう?。平皿が幾つかあったので餌をやっている人はいるらしいが、この日見た猫の半数は痩せていて毛並みが良くない。ボランティアの方にどうにかして貰いたいと切に思うのが、何かしらの病気や怪我でかなりの状態になっている猫がいる。このまま放置していたら・・・。

写せなかった子猫がいた。カメラを通してだけでなく直視でも心が痛くなる。無残だった。適うことならこのまま連れて帰り、動物病院に預けたかったくらい。

あれだけの猫がいるのだから地域のボランティアの方達も現状を把握していると思うのだが・・・。


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不思議なのが上の写真。これはバス通りを挟んで新たに建設された団地。恐らくあっちに行けば餌にももっとありつけるだろう。病気の猫を介抱してくれる優しい人に巡り会える可能性だって、無人の団地群よりはあろう。でも猫達はテリトリーがあるからねぇ。道路を渡って人の多いあっちには行かない、行けないのだろうなぁ。

せめて病気や怪我している猫だけは誰か保護してやって欲しいなぁ。家路に就いた時、神社を見掛けた。普段通りすがりの神社にはお参りをしないのだが、この日は別だった。あの子猫、そして団地の今の住民である猫達がもっと良い環境で生きられますようにと願ったのだった。

最後、このようにすでに更地になっている場所もあり(奥は新しく建てられた団地)、今回見た10棟くらいも近いうちに柵で覆われて、すぐに更地になってしまうのだろう。昭和団地ファンは行くなら今しかない!。


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猫達の事を考えるとちょっぴり憂鬱な昭和団地探索の旅だった。


本ネタに掲載している写真は全てSony αアンバサダープログラムのモニター企画にてSonyからお借りした機材で撮影しています。

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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんばんは!
    昭和の団地ってどこも同じような形をしていたのですね。
    こちらの千里や仁川と錯覚してしまいそうです。
    ひもじそうなネコ 言葉がでませんね。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    公営で同時代の団地の場合、コスト削減で同じデザインなのかもしれませんね。もしかすると業者も同じでかつては物凄い談合があったのかもしれませんね(笑)。

    猫は本文の通り、祈るのみです。いつもは可愛いい、可愛いと野良猫を撮影していますが、これも現実なんですよね。

  3. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    無人になっただけで近くには人がたくさんいるでしょうにはかなさを感じます。メータの写真や手押し車の写真に子供の頃に福岡で住んでいた団地を思い出します。団地という単語も不思議な気がします。一団の土地に集団の建物なんでしょうね。人の代わりに猫の集団。その猫たちもいずれは追い出されるのでしょうか?ちょっと可哀想です。

  4. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    子供の頃、叔母が一時期団地に住んでおり、何度か遊びに行って、子供ながら不思議な空間だと感じていました。年代的に日活の「団地妻」、これは外しており、団地の思い出と言うとその叔母の住まい、そして本文の通り、ウルトラセブンの団地なんですよねぇ(笑)。

    団地に限らず役目を終えた建築物って仰る通りはかなさを感じます。私の中では昭和団地は廃墟と同じ位置づけなのかもしれません。

    普段、廃墟探訪していて、ここの人達はどうなったのだろうとは思いますが、それは単なる興味で楽しく妄想するのですが、この日は・・・、手押し車が残っている、えっ?、これは持ち主がもうこの世にいないのか?、と感じたり、猫達の劣悪な環境を見ると、久々にカメラをそれらに向けるのをためらいました。

  5. | |

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  6. BigDaddy | URL | -

    > 鍵コメ さん

    うちの記事だけでこうやって立ち上がって頂ける人がいらっしゃる、ありがとうございます。個人の力では救える猫は少ないのかもしれませんが、それでも救われる猫はいるんですよね。コメントを頂き、少しほっといたしました。

    健康体の猫でしたら解体が始まれば他へ移住するなりするでしょうが、問題は怪我や病気の猫達でしょうか。またあの日出会った猫達の多くが去勢、不妊マークの耳の目印がなく、こうやって解体が始まる以前からあそこは見放されている気がしていました。

    クラウドファンディンクを利用して数百万以上の資金を調達し、治療代などに加え、沼田団地に保護した猫カフェをオープン、運営、世話する人々はボランティアの方達含め、地域のリタイヤされたお年寄りや子供達。沼田団地の猫だからこそ沼田団地、もしくはその近くに猫カフェをオープンする。

    これは可能性はありますが、お近くの猫ボランティア団体の方達はこれに関してはやられた事はないのでしょうか?。大人だけでなく子供達、学校などで広めていく・・・。仮に猫カフェをオープン出来たらそこでお年寄りと子供達の交流も生まれ地域活性に繋がる、とにかく子供(学校)とお年寄りの力を借りて、彼らの声をクラウドファンディングで世間に訴える。地域猫の保護、イコール、地域の活性化、それを訴えるんです。

    私はあまりにも悲惨な状態の猫達の写真を撮れませんでしたが、その為に病気や怪我をしている猫達を写真を元にそういう活動をされてみる、1つの手だと思います。上手く行けば短期間でかなりの資金の調達が可能です。

    勿論失敗の可能性(目標金額に達しないと1円も貰えません)もあります。むしろ失敗のほうが率が高いでしょう。こんな事は全国でやっていますから。でもこれがどんな形にせよネットからテレビなどの媒体にてニュースになれば良いんです。行政や団地管理会社も動かざるを得ません。団地の一角くらい提供してくれるかもしれません。だからこそ表現が悪いのですがメッセージ性が強くなる子供、学校、お年寄りを巻き込むんです。

    これを成功させるにはしっかりとしたプランが必要なのでボランティア団体の方と一度話し合われてみては如何でしょうか?。すでに実施している団体も多いかと思いますので(成功したにせよ失敗したにせよ)色々とヒントを下さるかもしれません。

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