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Sony α7 レビュー四方山話 その19 AFはどうよ?

2015年07月30日 00:00

巨人戦がないと魂が抜けてしまうジャビット君

巨人戦がないと魂が抜けてしまうジャビット君

Sony α7, FE28-70mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



本ネタに掲載している写真は全てSony αアンバサダープログラムのモニター企画にてSonyからお借りした機材で撮影しています。
AFに関してはちょこまかと書いているが、今回はAFのみに焦点を当てよう。




1、精度

誤測距はほとんどないのではなかろうか?。安心して使える。一眼レフタイプのカメラの場合、AFが合った振りをする。ファインダー上で「うん、合っているな」と思っても実際には全く合っていない、そんな事が多々ある。

またミラーレスカメラでα7は設定効果を反映させていると(それがデフォルト)EVFや背面液晶のライブ像が実絞りになるので被写界深度もAFを起動した瞬間に理解出来るのが良い。

その代わり7月14日の記事の通り、ライブ像と撮影された写真の明るさが異なってしまう大きな欠点があり、また憶測でしかないが実絞りなので暗い場所でレンズを絞り込んでいるとAFの精度は確実に悪くなると思う。

唯一何度やってもAFが決して合わなかったコマが本日のトップ写真。魂が抜けているジャビット君にピントを合わせようと測距枠の大きさを一番小さな「S」にしても手前のシャッターにしか合わなかった。

この時は是が非でもジャビット君に合わせようとは思わなかったが、どうしても合わせたかったらMFすればピントは合い、特にDMF(AFとMFをダイレクトに切り替えられる)にセットしておけば楽勝だから、こういう風景で絶対に合わないから駄目!、とは言い切れない。

ただ・・・、褒められる点はこの精度だけ?・・・。

2、暗所にとっても弱い

トップ写真、就寝中のジャビット君、1/90sec、F5.6、ISO6400のEV5.5の風景で、この辺りからα7のAFは動作が鈍くなる。とにかく暗所に弱いんだ。合わせる速度も一昔前のコンデジですか?、くらいに遅さになるし、AF補助光をオンにしているのに合わない風景は徹底的に合わない。

これもMFにすりゃいいじゃないか?、と思われるだろうが、この程度の暗さ、しかもAF補助光を照射しているのにAFが信頼出来ないとそもそもAFの意味が無く、「オールドレンズの母艦にしか使えないカメラ」と言う結論しか導き出せない。

Pentax K-5も暗いとAFは合わないが、AF補助光を付けてさえいれば5メートルくらいまでの風景にはISO12800を必要とするEV1~3くらいの明るさでも合う。α7はAF補助光が弱いのか直線的な光になっているのか、とにかく補助光の意味がほとんどないような気がする。

但し、1ヶ月使っていて、何をやっても全くピントが合わなかったのはこのジャビット君だけだったので、暗がりでも上手くコントラストのある部分を探し出せば何とかAFは機能してくれる。勿論、コントラストのある部分を探し出すのに何度も測距する場所を変えるのでイラッとするけど・・・。

例えば下。これはF3.5、1/60sec、ISO2000のEV5.3の風景。この写真を見て実際に皆さんだったらどこにピントを合わせる?。私は一番コントラストがあるであろう首輪?、の縄の部分を狙ったんだが、全く合わないんだ。それでどこだったか覚えていないが、あっちこっち測距したのを覚えている。


2015-07-30-02

Sony α7, Sonnar 55mmF1.8


3、AFロックオン?、丸で意味なし

もともとα6000のTVCMを見て、スゲェ!、Sonyのカメラはこんな事が出来るのか!、とカルチャーショックを受け、この機能、かなり楽しみにしていたんだ。でも何度か使ってα7のそれは全く使い物にならないと結論付けた。

次の写真、ちょっと判りづらいかもしれないが、中央に2羽のカモがいる。カモの泳ぎは速くは無いが、ちょこまか動くのでこのAFロックオン機能には最適な被写体だと思ってカメラを向けたけど・・・。


2015-07-30-03

Sony α7, FE28-70mmF3.5-5.6


まぁ、何度やっても駄目。一度はロックオンするんだ。でもカモが少し動いただけで、ロックオンの枠が全く関係のない水面に行っちゃうんだ。この程度の動体でそうなっちゃうのだから使えないと断言しても良いだろう。取扱説明書には被写体が小さ過ぎるとロックオン出来ないと書かれていたが、この程度でロックオンしないのだったら駄目でしょう。

他にも今回、やたらとお散歩写真中に猫と出会ってそのうちロックオンAFを3度かな?、試したところ全く駄目。横にゆっくりと歩いている猫程度ならロックオンしてくれるが前後に動くともう駄目。ロックオンが間に合わず、他の訳の判らないところにロックしたまま動かなくなってしまう。

ただ、規則的に動いてくるものにはギリギリ使える。そんな写真が下。


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Sony α7, Sonnar 55mmF1.8


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ロックオンAFは被写体の形までおおよそ判断してくれるみたいで、この撮影の時は横長のロック枠が表示された。但し、4枚目まではちゃんと先頭をロックオンしていたが、最後の5枚目の時点でロックオンが追いつかず実際には1両目と真ん中から2両目にロックオンしている。被写界深度で先頭もなんとかピントが合っているってだけ。

この撮影距離と列車のスピードならおおよそ使えるから、私のような似非鉄道マニアにはギリギリセーフの機能とも言える。私が普段撮る動いている列車は地方のゆっくりと走ってくる列車だから(笑)。

でも猫とかカモとか、人間が動きを予測出来ないような被写体だとα7のロックオンAFは限りなく信頼度が低いと断言する。

本来、ロックオンAFって人間が予測出来ないからカメラにやって貰おう!、そんな機能なのだから力不足は否めない。α6000のあのCMは嘘八百なのか、それともα6000のAF機能がα7の遥か上を行くのか・・・

4、しつこいけどAF-Sの問題

取扱説明書のAF-Sの項目にはこう書かれている。

「シャッターボタンを半押ししてピントが合うと、ピントはそこで固定される」

確かにピントが合っていないとシャッターが切れないとは書かれていない。しかし・・・233ページの「困ったときは」の中の「シャッターがきれない」と言う項目を見ると、、、

「オートフォーカスのときにはピントが合わないとシャッターは切れません。」

と書いてあるんだ。これの意味するところはAF-SだろうがAF-Cだろうがピントが合わない限りシャッターが切れないと言う事。しかし実際はそうじゃない。ピントが合わなくてもシャッターは切れる。

もう一度書こう。

AFがピントを合わせに行っている、AFが作動している時は確かにシャッターは決して切れないんだ。しかし何らかの原因でAFがピントを合わせるのを諦める時がある(被写体に十分なコントラストが無かったり、レンズの最短撮影距離よりも近付いていたり)。要するにAFの動作が止まる、その瞬間から自在にシャッターが切れてしまう。

これは仕様としてはあり得ないでしょう?。しかも取扱説明書にはピントが合わないとシャッターは切れないとしっかりと明示されているのだから。

おおよそのカメラはAF-C時にはレリーズ優先とフォーカス優先を選べるようになっている。でもAF-Sでレリーズ優先のカメラなんてこの世にある?。少なくともフィルム時代から様々なカメラを使ってきたが、そんなカメラに出会った事は一度も無かった。

どうやらSonyのカメラの幾つかではAF-S時にレリーズ優先とフォーカス優先をカメラマンが設定出来るらしい。はっ!、って事はα7ではその機能が省かれているんだ。なんだよ、結局α7って入門機じゃねぇかよ!。

これってα7IIでもそうなの?。何故ユーザーが文句を言わないのか不思議でしょーがない。

5、総合すると・・・

結論を書こう。α7のAFは通常のお散歩写真で使う分には問題は無い。4のAF-Sでピントが合っていないのにシャッターが切れる、これも百歩譲って運用で解決出来るから我慢したとしよう(合焦マークが出るまで決してシャッターを押さない)。でも暗所でのAF性能の悪さは現行のカメラとしては恥ずかしい。

暗所撮影をするのならα7Sを買えって事だろうな。そういう戦略なんだろうね、Sonyは・・・。

それとデジカメinfoだっけかなぁ。α7Rの方がAF性能が高いなんて書かれていたけどそれって本当なのか?。


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