にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

RawTherapeeでLightroomの明瞭度や霞の除去っぽい作業を・・・

2015年09月14日 00:00

野道

野道

Pentax K-7, Tamron AF70-300mmF4-5.6Di

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



RawTherapeeのウェーブレットタブはシャープネス、ノイズ軽減、色度変更と様々な作業が可能だが、単に写真にメリハリを付けるだけだったらそれらを一切いじらずに「最終調整」だけ触ってやると、見た目の解像感が上がる。

今日はそれを含めて・・・。

2017年6月11日追記

以下の記事も合わせてご覧下さいませ!。

RawTherapeeのRetinexでDehaze(かすみの除去) 基本編
RawTherapeeのRetinexでDehaze(かすみの除去) 実例



A4~A3ノビプリントにおいて、実際に大きく影響するのはエッジを強調するシャープネスではなくLightroomで言うところの明瞭度や霞の除去(dehaze)だと思っている。シャープネスを足さずともこの2つを+方向に設定すればクッキリ、ハッキリ、見た目の解像感が一気に上がってくれる。

でもRawTherapeeにはそれがない。そこで代用するのがコントラスト調整。

下の写真。RawTherapeeでLightroom用のPentax K-7 Adobe Standardをカメラプロファイルとして読み込んだだけの像。当然シャープネスも一切掛けておらず、ブログに掲載する程度の大きさならこれでも構わないだろうが、等倍だとLightroomのデフォルト像よりも眠い絵になっている(Lightroomのデフォルト像はシャープネスが掛かった状態だから)。


2015-09-14-02


ここでA4~A3ノビを想定して仕上げる場合・・・。

※ブログ掲載用の写真だと実際にプリントしたようにはならないが、おおよその目安にはなるだろう

私が使うのは露出タブの「シャドウ/ハイライト」。それを下のようにセットすると次の写真のようにLightroomで明瞭度を上げたようなメリハリがついてくる。


2015-09-14-03


シャドウ/ハイライトだけで明瞭度

2015-09-14-04


アンシャープマスクもRLデコンボリューションもオフ。単にシャドー、ミドル、ハイライトがシャキッとするようにコントラスト調整しただけ。

これとほぼ同じ事を今度はディテールタブの「ディテールレベルのコントラスト」で調整してみる。これはプリントサイズ(センサーの画素数も関係するだろう)によってどの部分を強くするか大きく変化するので最終的にはPhotoshopで実際にプリントサイズ表示をし確認する。

今回は適当にやっているが、A4~A3ノビの場合はディテールの2番と3番を強くするだけでLightroomの明瞭度と同じような働きをすると思って良いだろう。


2015-09-14-05


ディテールレベルのコントラストだけで明瞭度

2015-09-14-06


そして色々とやっていて「こりゃいいぞ!」、なんとウェーブレットタブの「最終調整」だけを利用するとLightroom Ver6/CCで搭載された「霞の除去(dehaze)」っぽい絵になってくれたんだ。

下がその設定値で本日トップ写真がそれ。


2015-09-14-07


結果、ローカルコントラスト、もしくはディテールレベルのコントラストでメリハリを付けられ、それは「明瞭度」の代替、ウェーブレットの最終調整だけを利用して「霞の除去」の代替となるのが判った。

そしてA4~A3ノビの場合、無理に従来のシャープネスを使わなくても(勿論、ある程度は掛けるべきだろうが)おおよそ満足する写真に仕上がるだろう。イコール、Pentax K-7のように強めにシャープネスを掛けたり、コントラストを高めるとシャドー部にノイズが浮いてしまうような古いカメラでもそれを気にする事はなくなる。

当然、高感度ISOで撮影されて極力ノイズを排除したい場合も従来のシャープネスよりもこの手のコントラスト調整の方が画は劣化しない。

また、ちょっとピントが甘い、もしくはレンズがしょぼくなんとなくぼやけている写真があったとしよう。解像感を高めようと従来のシャープネスで仕上げると画質が大きく悪化してしまうような半失敗写真。それも無理にシャープネスを上げないでこの手のコントラスと調整だけでなんとかなる場合もあるだろう。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    勉強になります。Lightroomは写真のファイル管理に徹して使い、現像はRawTherapeeでいけますね。Big Daddyさんのように実際に使いながら変化を見せていただけるのは嬉しいです。今はまだまだ使い切れてないですが出先でノートにインストールして使うなんてことも出来そうですね。 以前のRawTherapee特集も見比べながら見させていただいてます。

  2. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    RawTherapeeはユーザーがほとんどいないようでこうやってコメントして頂くと嬉しい限りです。

    私も最近Lightroomは写真管理がメインでしょうか。ただRawTherapeeだと出来ない事もあり、ブラシ、フィルターを使った複数個所への部分修正はRawTherapeeにはないですし、大量の写真に同じ作業をする場合もLightroomの便利さを知ると他の現像ソフトは使いたくないですよね(笑)。

    またゴミ取りもRawTherapeeでは出来ないので最終的な細かい調整はPhotoshopに移してからCamera Rawを呼び出してって感じでやっていますねぇ。写真によって得意、不得意があり、今後のネタになりますが、ハイライト補正なんかはRawTherpaeeの方が良い気もするんです。

  3. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんにちは~
    このアップダウンのある道って素敵ですよね。
    道の両脇にぶっとい杭がありますが、これ以上入ると不法侵入罪なのかな?
    でも 奥まで入りたい風景ですね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    こういう風景って北海道にしかないと思っていましたが、近くにあるもんです。
    ここは集落の外れで、その先は進入禁止ではなく、休耕田のような場所に続く道だったかと思います。
    何にもないんですよ(笑)。奥の森の先は地図で確認する限り、川に出ちゃうんです(笑)。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)