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手振れ補正について

2015年11月01日 00:00

廃な集落にて

廃な集落にて

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



OlympusとSonyが5軸手振れ補正ってのをボディに内蔵してきた。またPanasonicはボディとレンズでなんと6軸手振れ補正を実現していると言うではないか!。

おいおい!、ボディ内手振れ補正の先駆者のPentax、やってけんのかい?、と思っちゃう。今日はこの辺について・・・。




1600万画素のPentax K-5とSigma 17-70mmF2.8-4(旧型)のセットでボディの手振れをONにしていると気合と根性と精神力にて、、、、

17mm(135換算約26mm)だと1/4secが限界
24mm(135換算約36mm)だと1/6secが限界
35mm(135換算約53mm)だと1/8secが限界
50mm(135換算約76mm)だと1/10secが限界
70mm(135換算約107mm)だと1/15secが限界

※最近、己のカメラのホールディングを再考した結果、限界が上がったんですなぁ

これは8枚連続して単写(連写モードでなく1枚1枚シャッターをしっかりと押す)した際に半数の4枚がブレていないのが条件。

そして5枚以上連続して「単写」し、1枚でもブレていないコマが撮れたらそれを良しとする、色々とテストした結果、8枚以上撮っていれば必ず2枚は使えるコマが出てくる、これが条件なら次のようにさらに半段落とせる。

17mm(135換算約26mm)だと1/3secで撮れる
24mm(135換算約36mm)だと1/4secで撮れる
35mm(135換算約53mm)だと1/6secで撮れる
50mm(135換算約76mm)だと1/8secで撮れる
70mm(135換算約107mm)だと1/10secで撮れる

連写モードにするとPentaxカメラの場合、一眼レフのミラーのバタバタのせいなのか、何度やってもここまで遅い速度にすると逆にブレが大きくなる(確率が下がる)。だから連写モードの場合で6枚以上撮影し、半数以上ブレなコマにするのなら反対に半段速くして限界点に達する。

17mm(135換算約26mm)だと1/6secが限界
24mm(135換算約36mm)だと1/8secが限界
35mm(135換算約53mm)だと1/10secが限界
50mm(135換算約76mm)だと1/15secが限界
70mm(135換算約107mm)だと1/20secが限界

そしてコンポジット用(ノイズ軽減の為の合成処理用)で連写する場合は全コマブレちゃ駄目、その場合はさらに半段速くセットする必要がある。

17mm(135換算約26mm)だと1/8secが限界
24mm(135換算約36mm)だと1/10secが限界
35mm(135換算約53mm)だと1/15secが限界
50mm(135換算約76mm)だと1/20secが限界
70mm(135換算約107mm)だと1/30secが限界

※実際には人は一度フラッとしたらすぐには止まらないので10枚連写して2~3枚ブレる時がある

結果、私と言う人間、そしてこのカメラとレンズのセットでは通常の撮影を考えると通常は2段、頑張って2.5段のブレ補正が望め、何枚か撮影して1枚でも止まっていれば良い、そう考えれば最大で3.3段の効果があるのが判る。

Pentax K-5の公称では「最大で4段」である。私のカメラの構えはそれほど下手って程でもないのでだいたいこの手の仕様、公称値ってのは大袈裟だから上のような結果が普通だと思う。そして「絶対に100%ブレない!」、それを目指すのなら(焦点距離によって)1.5~2段の効果しかないと思っている。

だから通常の写真では連写をせず1枚1枚シャッターを押しているので手振れ補正オンで17mm(換算26mm)で1/10sec、35mm(換算53mm)なら1/20sec、70mm(換算105mm)では1/45secが限界となる。そしてK-5は感度のアップポイントをスローにするとそこからおおよそ半段上がった値で出てくるのでまずブレる事はない。

またPentaxのボディ内補正は広角になればなる程効果が薄いようで、ボディ内補正をオフにしてSigma 17-70mm側のレンズ内ブレ補正をオンにすると上のテストを行うと17mm側で1/3secで半数はブレない写真を撮れるが、レンズ内ブレ補正はPentaxと逆で望遠になるに従って悪くなるんだ。

どうもSigmaのレンズ内ブレ補正は安定しない気がし、全ての焦点距離でおおよそ計算出来るボディ内ブレ補正を利用するのがPetnaxユーザーとしては正しいと思う。

これはPentax K-3でも同じだった。K-5よりも手振れ補正の性能が良くなったと言われているが、800万画素増えた分、等倍で見た際のブレが目立つので相殺されていると思って良く、上とほぼ同じ結果が出ている。

一般に画素数が増えればブレは目立つと言われている。勿論等倍で見た時であるが、センサーフォーマットは異なるにせよ、2400万画素のSony α7、Pentax K-3、K-3II、そして2000万画素のPentax K-S2を使った限り、1600万画素から400万、800万画素増えた程度では等倍にしてもブレがK-5よりも目立つとは思えなかった。

勿論、そこに新しいカメラだからこそブレ補正が強化されているなる注釈が入るのだが、ではブレ補正のないα7とZeiss 55mmF1.8とのコンビではどうなんだろう?。使った限り、1/30secでは半数以上でブレを確認。でも1/45secではブレない確率が高かった。これはフィルム時代の「焦点距離分の1のシャッタースピードだとブレない」とほぼイコールの結果になっている。

また過去に2度、4000万画素のPentax 645DをPentaxから借りて使ったが、このカメラにはブレ補正機能は無く、やはり「焦点距離分の1の法則(135換算にして)」に一致している。75mmレンズ(135換算約60mm)使用時、1/30secはほぼアウト、でも1/45secだとブレていない写真も多かった。

画素ピッチの問題や5000万画素オーバーしたらと考えると一概には言えないが、少なくとも2400万画素クラスのカメラならブレに関しては神経質になる事はない。1600万画素のカメラを使っていたのと同じ感覚で利用出来る。

画素ピッチと言えばAPS-Cの1000万画素と135の2400万画素のピッチはほぼ同じだからPentax K10Dのブレ補正をオフにしたのがα7と思っていれば良いのでやはり2400万画素だからブレが目立つってのはありえない。

さぁ、ここで問題。冒頭に書いたOlympus、Sony、Panasonicの5軸、6軸の手振れ補正。これがメーカーの言う通りなら5段分のブレ補正を期待出来る事になる。

Sonyは135なのでちょっと脇に置き、m4/3で考えてみよう。メーカーの言葉を鵜呑みにせず4段の補正が可能だったとして・・・

135換算28mmは1/2secでブレない
135換算50mmは1/4secでブレない
135換算135mmは1/8secでブレない

これでもホントかよって思う。確率50%ならあり得るのかな?。海外のサイトを含め、色々と探ってみると焦点距離に関係なくやっぱり1/3sec~1/2secが限界で、1/2secだと確率が悪い、そんな結論を見出した。勿論何枚か撮影してそのうち1枚でも止まっていれば良い、そう考えるのなら最大で5段はあり得るかもしれないが、それってただの冒険でしかなく評価は出来ない。

確実に50%以上確率では補正出来る、それを考えると5枚撮影したら3枚成功しないとならない。少しでもカメラマンが集中を失ったら50%を割れてしまう。5枚中2枚の成功率、これは駄目。

1/2sec、カメラ、レンズがどうであれ、人間そのものが静止出来る限界を超えているのだろう。そして人は我慢すればする程、体は大きく揺れ、カメラ、レンズのブレ補正の範疇を超えてしまう、そう思える。

だから幾らカメラが頑張ったところで人は大きく揺れ出したら止まらないのだから5軸ブレ、6軸ブレ補正が優秀でも1/2secが限界、かつそれは100%ではない、判る気がする。

勿論、それでもPentax K-5と比較すると1段は上と見て良いだろう。となると被写界深度も加えるとK-5よりもOM-D EM5mkIIの方が暗がりでISO感度を2段も下げられる事になる。K-5で35mm(換算52mm)でF5.6、1/15sec、ISO6400の像はE-M5mkIIでは25mm(換算50m)でF4、1/8sec、ISO1600で撮れてしまう。

APS-CのISO6400とm4/3のISO1600のどちらの画質が優れているか。色再現、コントラストは無視し、ノイズだけに言及すれば多分現行品に付いているセンサーならm4/3の方が優れている気がする。

勿論、これはAPS-Cセンサー搭載のカメラのレンズを絞り込んだ場合に限る。Sigmaの17-70mmF2.8-4は21mmまでF2.8開放、24mm~43mmまでF3.5開放だし、FA28mmF2.8も良く使う。m4/3ならそれよりも1段明るいレンズを使わなくちゃならない。12-40mmF2.8ズーム、もしくは17mmF1.8、20mmF1.7、25mmF1.8のいずれかのレンズが必要になる。

だから意外と描写が良くてびっくりしているM.Zuiko 14-42mmF3.5-5.6II Rを使う限りでは5軸手振れ補正の恩恵しか与れず、K-5でISO6400のところE-M5mkIIではISO3200、頑張ってISO2500だろう。この差は実に微妙だ。

ホント、今ねぇ、Pentaxを見限るかどうかお悩み中なんだ。私が撮るような風景では「一眼レフでなくちゃならない」訳じゃない。ミラーレスカメラで十分切り取れる。一眼レフの利点はバッテリーパワーだけと言い切っても良いくらいだ。

K-5になくそれ以降のPentaxカメラで欲しい機能はたったの3つ。中央の測距点のF2.8光束、-3EVの暗さに耐えられるAF機能、そしてデジタルプレビューの即時表示だけ。デジタルプレビューを無視すればK-3じゃなくてK-5IIs、もしくはK-5IIで十分。但し先日も書いた通り、思った以上に手荒く扱われている中古が多いと言うネックがある。

現行品のK-3IIにはどうしても魅力を感じない。私には不要な機能ばかりで、欲しい内蔵ストロボが削られている。だからK-3IIならばOlympusのOM-D E-M1かE-M5mkIIを買った方が幸せだろうなと思う。

でも・・・(笑)。

冒頭の数値をもう一度ご覧になって頂きたい。本気でカメラを構えれば今までISO12800で撮っていたのをISO6400以下、ISO6400ならISO3200以下に抑えられる。それはOlympusやPanasonicでも同じだが、上述の通り、1秒がブレないってんなら話は別だが、所詮限度は1/2secなのだ。

カメラの出た目のISO感度で撮影していた以前の写真と、最近の面倒でもISOオートを解除し、自分の限界点で撮影した風景とでは同じ場所で撮影していても平均して今現在の方が1段以上も感度を抑えられている。それでいてブレ写真は少ない。

絞りも考慮している。以前はF5.6で撮影していたところを半段開けてF4.5。そうなるとカメラをしっかりと構えていれば1.5段もISO感度を稼げてしまう。

だから最近は屋内、廃墟を撮影しても本当に光のないところは別にしてISO6400を超えて撮る事はほとんどないし、屋外でも夕方の暗い路地ともなるとカメラの言うがままだとISO3200になる時もあるが、それがISO1600以下で撮れちゃう。

そうなるとPentax K-3が一番最適なんだろうなぁと思ったりね(笑)。また、せっかく買ったNikkorの16-85mmF3.5-5.6をもっと活躍させるのならNikonのAPS-C一眼レフの線もあるんだ。どうやらNikonのカメラはPnetaxカメラよりもほんのちょっとだが高感度耐性が上みたいだし・・・。




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コメント

  1. tsunomagari | URL | -

    BigDaddy様、こんばんは。

    手振れ補正は広角〜標準域だとカメラ本体側が良さそうですね。
    NIKONはレンズ側手振れ補正なので、VR無しレンズ使用時は、焦点距離分のシャッタースピードは確保しています。
    純正24-70がVR付きでリニューアルされフィルター径82mmだとか。PRしてるプロはそれほど重くなってない、バランスが良いとか仰ってますが、流石に普段使いにはデカいし、重いだろうと思ってます。価格も25万円ほどしますんで、α7Ⅱにマウントアダプターでお釣りが来ます。
    とあるプロはクライアント向けにデカいレンズの方が説得力があるので使ってるけど、写りもさほど変わんないし、小さい方がいいよね、何て本音も。
    コンパクトなシステムを望めば、カメラ本体に手振れ補正機能が欲しいなぁと思う今日この頃です。

  2. むーみんぱぱ | URL | hlU7JFps

    5軸手振れ補正

    BigDaddy様、こんばんは。私はK-5と初代E-M5を持っていますがやはりE-M5のほうが1段程度手振れ補正がよく効く印象があります。ペンタックスも来春でるフルサイズ機では5軸手振れ補正を搭載しているとのうわさもありますので、フルサイズ機がでるまで様子をみられたらいかがでしょうか。フルサイズ機に
    5軸手振れ補正がのってくればK-3後継機でも期待できると思います。
    マイクロフォーサーズも良いのですがE-M1などはミラーもペンタプリズムもなくてK-3よりコストはかかってないはずなのにぼったくり価格なので手がでません。E-M5は中古で3万以下になったので購入しました。

  3. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    PentaxもK-3になってからブレ補正がかなり良くなったとされていますが、K-5までは微妙ですね。主観では広角側が弱いと感じています。

    フィルター径が82mmですか!(笑)。300mmF4よりも太いんですね・・・。まぁこの手のレンズはナショジオ系のジャングルの奥地とか秘境とか、レンズ交換なんて出来ないようなシチュエーションでしか利用出来ないでしょうね。

    持論ですが私のような写真を撮る人間はズームならAPS-Cカメラで十分と思っています。手持ちのNikkor16-85mmなんてかなり優れていると思いますしね。もっと言えばm4/3で十分だったりします。そして135カメラならボカしてナンボなので単焦点中心に揃えるのが適当でしょうかね。いつかはD610かα7IIですねぇ。ブレ補正と他社の様々レンズをと思えばα7IIでしょうか。

    クライアント向けのデカレンズ・・・。これは実際に使うのでなく、首からぶら下げる大きなアクセサリーなんですよ、きっと(笑)。

  4. BigDaddy | URL | -

    > むーみんぱぱ さん

    情報ありがとうございます。初代E-M5でも被写界深度を考慮するとK-5から2段余裕があるって事ですよね。となるとmarkIIならばさらに半段強くなるかもしれず、海外の情報通りですね。

    Pentaxのフルは買う気はないです(笑)。やはり本命はα7IIでしょうね。一眼レフは東京オリンピックの時に買い換えるのが一番だと思い始めています。つなぎにK-3くらは必要なのでしょうが。

    ミラーレスのボッタクリ、最近さらに激しくなりましたね。アホノミクスのせいもありましょうが、Olympusに限らず、PanasonicのGX8もあの値段はねぇだろって思いますもん。m4/3のは型落ちじゃないと魅力でませ四よね。GX7も安くなっていますし、そうですか初代E-M5はもう3万切りですか。とは言え一番のお買い得はやっぱりSonyのα6000なのかなぁと。Sony推しではないんですけどね(笑)。

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