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RawTherapeeでClasicc Chromeを作ろうと思ったけど断念した結果・・・ その2

2015年11月13日 00:00

峠のバス停

峠のバス停

Fujifilm X-E2, XF18-55mmF2.8-4

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



前回の記事からの続き・・・。




トップ写真はRaw File Converter EX2.0(以下RFC2)でクラシッククロームをセットした像。そして次の写真はそれを参考にRawTherapeeで作り上げた「オレのクラシッククローム」。

※本日掲載している写真は全てマウスクリック時に1200ピクセルに拡大する

2015-11-13-02


では次の2枚。これも同じ場所でX-E2とK-5で撮影した像。X-E2はRFC2でクラシッククローム現像、K-5はオレのクラシッククローム現像。どっちがどっちだかお判りになるだろうか?。やっぱりオレのクラシッククロームの方が色が転んでいるかなぁ~。


2015-11-13-03


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こうやって発色を真似ていると、発色以前にトーンカーブ、つまりコントラスト、写真にはそれが重要なのが判った。発色の傾向が異なっていても比較しない限り違和感はないが、コントラストが全く異なる写真は比較せずとも「これは違うな!」と思ってしまう。

RawTherapeeの優れているところはトーンカーブ補正が2つ、そしてLab調整の中にもLモード(輝度)のトーンカーブが存在し、それぞれが独立して働いてくれる。だから1つ目のトーンカーブでおおよそを決定し、2つ目、3つ目で細かく調整する、そんな手法が可能になる。

「オレのクラシッククローム」では2つのトーンカーブを使用し、1つは一般的になっているコントラストを強調するS字カーブを描かせ、でもそれだとクラシッククロームと比較するとミドルの落ち込みが激しかったので2つ目でミドル部分を山にした線を描いている。

そしてトーンカーブ(コントラスト)を上手く真似られればクラシッククロームに関しては彩度と自然の彩度を下げるだけでおおよそクラシッククローム風を作れてしまうんだ。そして発色まで真似たいのならHSLエディター(色相、彩度、輝度)を使って色を変更してやりゃ良い。

カラータブのHSLエディターを使って大きく発色を変えると色が破綻する時がある。そんな時は露出タブのLab調整で色ずれを回避し、LH、CH、HHカーブを使った方が良い。

またHSLエディターでおおよそを決定し、LH、CH、HHカーブで微調整するのが好ましい。
しかしこれらを行うには元になるファイルが必要だ。私は運良くX-E2のRAWファイルを2000枚以上も持っているので、その中から選べば良いが、そうでない方がクラシッククロームやベルビアを真似たかったら・・・。

なぁに簡単だ。海外のレビューサイトに行けばFujifilmカメラのRAWファイルはごろごろと転がっている。いちばん楽に探せるのは次のリンク。

Photography Blog

ここでFujiflmカメラのRAWファイルを片っ端から集める。そして次にFujifilmのサイトを訪れてRFC2をダウンロードする(Ver2以上を使うように、そうでないとフィルムシミュレーションが有効にならない)。そのRFC2でクラシッククロームやベルビアで現像し、TIFF16ビットで出力。

あとはRawTherapeeで元のRAWファイルを開き、TIFF16ビット出力したファイルのヒストグラムを見ながらコントラスト、発色を変更していけば良い。それをプロファイルに保存すれば入力時にそれをセット、HALD CLUTの画像ファイルに保存すればフィルムシミュレーションとして使えるようなり、今回のような写真を簡単に作れてしまう。

RawTherapeeは複数起動出来るのもミソ。1つはRFC2でTIFF出力した像、1つをそれを元に設定するRAWファイル、そうやって2つ開けば(Windowsなら)ALT+TABで両者を瞬時で行き来、比較出来るし、ヒストグラムの表示法が一緒だから楽に操作、変更が可能だ。

ヒストグラムはデフォルトでは輝度とRGBの4つのラインが表示されていて見辛いので、輝度調整の時は輝度だけを、Rチャンネル、Gチャンネル、Bチャンネルも1つずつ表示させられるので、非常に見易い。
とにかく発色よりもコントラスト。コントラスト調整さえそっくりに出来ればあとはどーにでもなる。ベルビアっぽいくしたいのなら彩度と自然な彩度を上げ、空(青)部分はブルーの輝度を下げたり、ちょいとマゼンタあたりを加えてやったり、午後3時以降の写真には全体に赤をほんのり乗っけてやりゃそれっぽくなる。ほんのちょっとした操作で「オレのベルビア」が完成する。

何度も書くけどFujifilmのフィルムシミュレーションとそっくりにしたいのならFujiflmのカメラを買うのが一番だ。他社のカメラでそっくりにしたいなんてそれこそ無駄に時間を費やすだけ。そうじゃなくそれを参考に「オレのベルビア」、「オレのクラシッククローム」を作るのが目的なんだ。

他社のカメラでもPhotography BlogからRAWをダウンロードし、同じ行程を歩めば「オレのNikon風景」とか「オレのSonyクリア」が作れるが、それはLightroomにすでに存在しているので、dcpToolを利用して自分のカメラにそれが使えるようにするだけで良い。

dcpToolについてご存じない方は、、、

Lightroomのカメラプロファイルを悪用する

をどうぞ。但し、MS-DOSやUNIX系のキャラクターユーザーインターフェースを理解していないと使えないと思うので、その辺は「dcpTool 使い方」で検索されてマスターするべし。それか・・・、RawTherpaeeはLightroomの全てのDCPファイルを読み込めるので、K-5にSonyのクリアを選べば良いだけ。

但し、Pentaxのカスタムイメージを真似る場合、残念ながらRicoh/Pentaxは一般に純正の現像ソフトを公開していない。なんたってPentaxユーザーでさえ、古い機種のユーザーは最新の現像ソフトを使わせてくれないあり得ないセコさ!。

K-5II、K-5IIs、645Dユーザーでさえ最新の現像ソフトを使わせてくれないんだ。そんなドチケでユーザーにもそっぽを向く会社が一般に公開する訳がない。

でもそんな人の為に以下のサイトでLightroom用のプロファイルを作られた方がいらっしゃる。

ZN Works | Camera Profiles

K-5IIsとK-30用ではあるが、これもdcpToolを用いてご自分のカメラ用に変更すれば使えるようになる。私も上のプロファイルを利用してK-5、K-7、K20D用を作成した。但し、この場合はカメラが違うのでそっくりにはならない。増してや他社のカメラだと・・・。でもそれっぽい絵にはなってくれるに違いない。

そう、そっくりじゃなくてもそれっぽい絵を見て「うん、この発色気に入った!」と思えばそれで良い。そんな私もfujifilmのクラシッククロームとそっくりではないけど、それっぽい絵になる「オレのクラシッククローム」を気に入っているからこうやって紹介している。

では最後に手持ちのカメラで「オレのクラシッククローム」をセットした写真を3枚お見せしたい。


2015-11-13-05

Olympus E-P3, 14-42mmF3.5-5.6


2015-11-13-06

Nikon D90, 16-85mmF3.5-5.6


2015-11-13-07

Pentax K-7, DA18-55mmF3.5-5.6AL With x0.7 Wide Conversion Lens



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コメント

  1. ハッセルじいちゃん | URL | lalX43Vc

    こんな停留所でバスを待つのですか?
    なんか変なバスが停まったりして 行き先に不安を感じますね。
    夜になると人影もないのに鐘がゴーン・・(汗

  2. BigDaddy | URL | -

    > ハッセルじいちゃん さん

    この辺りは棚田で有名な土地なので山間、峠道であってもそこそこの集落があるみたいです。
    崩れた昭和的なソファに曲がったトタン屋根の小屋バス停、いい感じですよね。
    確かに夜にこれがゴーンとなったらビビりますね(笑)。

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