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RawTherapeeでClasicc Chromeを作ろうと思ったけど断念した結果・・・ その3

2015年11月15日 00:00

廃墟にて

廃墟にて

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



さらに前回の記事からの続き・・・。

今日はテキト~モードの「オレのクラシッククローム」の話を・・・。




前々回の記事にて、Pentax K-5のRAWをRawTherapeeで現像する際にPentax K10DのAdobe Standardをプロファイルに使うと発色が地味になり、ほんのちょっと彩度を変更するだけでそれっぽくなる、また、RawTherapee内のフィルムシミュレーションのKodachrome系を使うとこれまた地味な発色をしてクラシッククローム風になると書いた(この場合、どんなカメラでも地味な発色になる)。

Fujiflmのクラシッククロームを簡潔に表現すると「地味な発色でコントラストが強い」となり、ぶっちゃけLightroomでも彩度や自然な彩度を使って地味な発色にしてコントラストを高めればそれっぽくなる。

RawTherpaeeの専用掲示板(海外サイト)を見ていると面白い。勿論、全て英語で会話されているので完全に理解している訳じゃないが、あるスレッドで・・・。

「フィルムシミュレーションに是非ともFujifilmのクラシッククロームを入れてくれ!」なる要望があり、それに対して「クラシッククロームはそもそもコダクロームを真似ているからフィルムシミュレーション内のコダクロームをセットすればそれっぽくなるぜ!」と回答し、それに対し「いやいや、そのコダクロームは良く使っているが、クラシッククロームとは違うんだよ!」なる応答が・・・。

発色に対してやたらに神経質な人がいるのは日本も海外も同じみたいだ。確かに昔、フィルム時代、ポジフィルムをスキャナーで読み込んだらそれとそっくりにPhotoshopで加工する、そっくりじゃないと不愉快だ!、くらいに神経質だったから、彼らの気持ちは判る。

しかし、私個人はそういう糞面倒な時代を経ていたからこそ、発色なんて余程変な具合に色が転んでいなかったらどーでもいいぜ!、と思っちゃう人もいる(笑)。前回の記事の通り、発色よりも写真を決定付けるのはまずはコントラストだ!、そう考えている。

そして私個人はクラシッククロームの発色は素直過ぎると思っている。あそこまで地味な色になるのだったら色を少し転ばせて遊ぶべきで、空色はちょっと緑被りしている方が「らしい」と思ってしまったりする。だから発色なんて後からどーにでもなり、好き勝手に変えて良い。

目的はクラシッククロームではない。クラシッククロームを忠実に再現するのなら現像ソフトで時間を掛けるなんて無駄!。素直にFujfiilmのカメラを買うべきだ。

何故Fujfilmのカメラを敬遠しているか・・・。もう単純!、シャッターが1/4000secまでしかない、RAW保存がISO6400を超えると出来ない、この2つの仕様がある限り欲しいカメラのトップになる事は決してない。

それと、同じミラーレスで135センサーを搭載したSony α7の存在を知ってしまった。これを知ったらちょっとやっぱり・・・(笑)。

但し、2/3型センサーのX30は欲しいカメラの1つである。これは量販店で触っていいなぁ~と感じたカメラの1つ。だいぶ安くなったよねぇ。ただ同じようなカメラでPanasonicでm4/3のLX100の方がやっぱり画質は優れている。

そしてLX100だったらレンズ交換式のGM5の方がいいんじゃねぇか?、と思ったり、GM5は小さいよねぇ、使い勝手優先ならGX7だし、GX7ならSony α6000の方が良いかねぇ~、そう心が動きまくるのだった。結局、Fujifilmのカメラは脳から削除されちゃう。
そんな訳で素直にFujfilmのカメラを買う気がない私はやっぱりRawTherapeeで遊ぶのが一番だと結論を出しちゃったりする。

本日トップ写真、これはRawTherapeeのフィルムシミュレーションのコダクロームの中で一番発色が地味なKodachrome 200を使って、他は一切何もいじっていない。

この写真を見ている皆さん、Fujfiilmのクラシッククロームで撮影された像は見ていないので今は比較対象がない。となると「これってクラシッククロームだよ」と言われたらきっと「そうなんだろうな」と感じちゃう筈。あとはそれぞれがこの発色をどう見るか、好きなのか嫌いなのかでしかない。

次はRawTherapeeを使ってK-5の写真をあえてK10DのAdobe Standardを使い、コントラストはそのままに彩度、自然な彩度の2つを少し下げて整えたもの。

※本日掲載写真はマウスクリックで長辺1200ピクセルになる


2015-11-15-02


これらだと判りづらいだろうから、Fujifilm X-E2で撮影した写真をRaw File Conveter EX2でクラシッククロームで現像した写真と、RawTherapeeのコダクローム200、そしてX-E2に敢えてK10Dのカメラプロファイルを使った像とで比較してみよう(RawTherapeeで現像した写真はコントラスト調整は行っている)。

※マウスクリックで長辺1200ピクセルになる


Fujifilm X-E2, XF18-55mmF2.8-4

2015-11-15-03


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2015-11-15-05


こうやって比較すると全く異なる絵になっているのが判るだろう。

これでFujfilmカメラファンで発色に神経質な方は「いやいや、やっぱりクラシッククロームが最高でしょう!」となるのだろうが、私のように発色に無神経な人間は「うーん、どれでもいいや!」となっちゃう(笑)。勿論、実際にプリントするとなると、どの写真を使うにせよ、好みに合うようにコントラスト、発色調整をもう一度再考するが・・・。

※いや、真のFujifilmカメラファンはRFC2で現像した写真はFujifilmの発色じゃないと言い切っちゃうのだろう

最後にK-7で撮影した写真、Pentaxのカスタムイメージ「ほのか」をDigital Camera Utility 5で彩度を+1、コントラストを+2にし、他を全て0設定にした写真を紹介しよう。これもクラシッククローム風になっているでしょう?(彩度がちょっと高かったか?)。

同じく銀残しを彩度+4、コントラスト+1、他を全て0設定し、フィルターをグリーンからシアンに変更して現像したものも掲載しておこう。

ほのかや銀残しやはこうやって使っても良い。むしろデフォルトの設定は使いどころがほとんどないのだから、こうやって遊んだ方が遥かに勝手が良かったりする。そしてこれらはこれまた「クラシッククローム風」になってくれる。


Pentax K-7, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

2015-11-15-06


2015-11-15-07


もっとぶっちゃけちゃうと大半のカメラには「ナチュラル」と言う設定があると思う。これをリバーサルフィルム風にコントラストを上げて、そして彩度を少し下げてやるだけで「クラシッククローム風」になるんだ。

「単に地味になっただけじゃないか?」と思われたら色相をグリーン側にちょっと振ってやるだけで色が濁って程良い感じになってくれたりもするし、色を転ばせてから彩度を少し上げても面白い絵になる。

さすがに派手派手にしたらクラシッククローム系にはなってくれないが、その発色を気に入ったらそれはそれで新たな発色を生み出した事になる。

とにかく面倒が嫌だったらRawTherapeeのフィルムシミュレーションKodachorme 200を元にコントラスト、発色を変えるのが一番簡単だろう。それらは簡単に「それぞれのオレのクラシッククローム」になってくれるし、Pentaxユーザーならば「ほのか、銀残し」を駆使した方がオンリーワンなクラシッククロームを作れるだろう。


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コメント

  1. いやはや | URL | -

    X-T10の電子シャッター搭載について

    BigDaddyさん

    はじめまして。

    Raw Therapeeやその他現像ソフトネタ、
    大変参考にさせていただいています。

    富士フィルムのカメラで最近出たX-T10は、
    最短1/32,000秒の電子先幕シャッターが搭載されたらしく、
    漸く大口径レンズが昼間開放で使えるようになりそうです。

    ただ富士フィルムのメニューや操作性には大きく首を傾げることがあり、
    当面パナソニックのm3/4がメインになりそうです。

    暗所に強いAFと電子先幕シャッターで無音AEブラケット出来るのが便利で便利で…

  2. BigDaddy | URL | -

    > いやはや さん

    コメントありがとうございます。RawTherapaeeネタ、今後も充実させたいと思います。応援ありがとうございます。

    電子シャッター、もうそういう時代なんですね。かつてのスミアのような光源に対して変な筋とかは解消されたんでしょうが、色々とネットを漁っているとやっぱり静物でも歪む時があるみたいで、まだまだ過渡期って感じがします。

    メニュー!、確かにX-E2を数日借りていた時、メニュー内のカスタム設定だったか、とても間抜けな仕様にお口があんぐりしちゃった経験があり、そういう細かい部分を見ると電子シャッター以前の問題でカメラそのものももうちょっとユーザーの立場で設計して欲しいと感じてはいました。

    Panasonicのカメラ、量販店で触っている限り、意外に素敵ですよね。私は動画を撮らないのでそんな人にはOlympusの方が良いと言われていますが、私はPanasonicの方が性に合っている気がします。

    それでも今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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