にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

田中長徳と言う旗艦を失ったm4/3オールドレンズ軍団

2015年12月09日 00:00

骸骨もサンタに

骸骨もサンタに

Olympus E-P3, 14-42mmF3.5-5.6II R

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



ちょうど昨年の今頃、田中長徳氏がOlympusからNikonへなるネタを書いた。そう、チョートク氏は1年くらい前からネット上では一切Olympusのカメラを使っていない・・・。




それに対してどーこー言うつもりはない。これがスポンサーありきのプロカメラマンの真の姿なのだろうから。

とは言え実際にどうなのかなぁと思っちゃう。Olympusがスポンサーだった頃はデジタルカメラ中心の記事を書かれていたチョートク氏、今では記事の大半がフィルム、そしてLeicaを含めオールドカメラで占められており、時折Nikonのコンパクトカメラが出てくるだけ。

チョートク氏だって写真集や執筆作業だけで食えているとは思えず、広告系の写真も撮られているだろうから、もしかしたらそれには今でもOlympusのデジタルカメラ、E-M1辺りを使用しているのか?、またはNikonから宛がわれたコンパクトカメラカメラで処理されちゃっているのか?。それともクライアントへの信頼感を保つ為に、こっそりとその手の仕事では135センサー搭載の馬鹿でかいデジタル一眼レフをちゃっかり利用しているのか?。

さて、チョートク氏は2009年くらいからOlympusのデジタルカメラを使い始めている。そしてスポンサーがOlympusになってからは撮影機材を記事中に記すようになった。これは明らかにスポンサーであるOlympusの意向であろう。

2009年と言えば私が本格的にデジタルカメラで写真を撮り始めた頃。まだフォーサーズとマイクロフォーサーズ(以下m4/3)の違いすら理解出来ていなかった時。調べてみると2009年7月にOlympusのE-P1が発売された。だから私同様にm4/3ってなんぞや?、って人の方が圧倒的だった筈。

そんなミラーレス創生期に大きくて重い一眼レフを全否定して「これからはミラーレスの小さなカメラが最適だ!」とチョートク氏が語り始めた。そしてチョートク氏と言えばオールドレンズ。PENデジタルにマウントアダプターを装着してオールドレンズを楽しまれていた。

世界初のレンズ交換式のミラーレスカメラはPanasonicのDMC-G1だそうだ。確かにそうだ!。なんとなく覚えている!。それが2008年との事。

Panasonicが広告展開をミスったなぁと思った代物だ。ほらっ!、「女流一眼」なるキャッチコピーで樋口可南子を起用しちゃった。品性のある美しい方だが、若い世代が彼女を見てもただのおばさんだろうし、男性からすると「女流一眼」なんてカメラ、誰が買うか!、ってなるっしょ?。

そしてOlympusがE-P1を出した。PENデジのデザインも含め、起用されたのは宮崎あおいだからして、そりゃぁ老若男女、G1じゃなくてPENデジに飛びつくよね!。

最初のレンズ交換式ミラーレスカメラでOlympusにリードを許してしまったのだからPanasonicの広告関連部署の罪は重い。またコンデジに使っていたLumixと言う名称をそのまま使ったのも駄目だったと思う。

それにしてもミラーレスカメラの歴史ってまだたったの7年なんだなぁ。それがもう主流になりつつある。デジタルカメラの世界はいやはやなんとも・・・。
当然、その手のマニア、チョートクファンは食らい付く。チョートク氏の影響でPENデジタルや後のOM-D E-Mシリーズを購入された方も多いだろう。

確かにレンズ交換式のミラーレスカメラはマウントアダプターを介しておおよそどんなレンズでも装着可能だ。そしてそれに目を付けたチョートク氏は手前のオールドレンズを装着し続けた。

本日のタイトルは「田中長徳と言う旗艦を失ったm4/3オールドレンズ軍団」である。つまり、あれだけE-M1や歴代PENデジにオールドレンズを付けて遊んでいたチョートク氏がいともあっさりとOlympsuからNikonに鞍替えしちゃったでしょう?。

元々m4/3規格に135用のレンズを装着したって中央だけをクロップしただけの像でしかないのだからオールドレンズの魅力なんてほとんど味わえない。なのにチョートク氏やその手のモノが好きなプロカメラマン達がこぞってm4/3カメラにオールドレンズを付けちゃったからアマチュアも勘違いしちゃったのだろう。

確か本ブログでも昔からm4/3にオールドレンズを付けたって意味がないって書いていたと思う。だって50mmレンズが100mm相当の画角になっちゃうんだ。オールドレンズ以前の問題で用途が異なるレンズになっちゃう。こんなもの誰が楽しめるのだろうか?、勝手ながらそう思っていた。

他人の趣味をとやかく言っても仕方ないが、50mmF1.4が100mmF1.4になる!、なんて話は意味がない。被写界深度はF2.8並みだし、F1.4の明るさも当時のm4/3カメラの大半が1/4000secまでのシャッターしか持っていないのだから、ピーカンでは絞り開放が使えない。

それでも中には暗い場所でも100mm相当F1.4の明るさがあるからISO感度を上げなくてもブレないと言い出す人も出てきた。確かにその通りだが、当時のm4/3カメラなんて(一般的思考では)ISO800でも糞扱いされていたのだから、これまたわざわざm4/3に100mm相当のレンズを装着する意味も無い。

それでもマニアに絶大な影響力を持つチョートク氏が使っているから彼らも自信を持ってm4/3にオールドレンズを装着して遊んでいた訳だが、すでにチョートク氏は少なくともブログ上ではそんな遊びは展開していない。m4/3オールドレンズ軍団はチョートク氏と言う旗艦、心のよりどころを失ったのだ。

そして・・・、Sony α7の登場である!。

オールドレンズマニアの多くがm4/3カメラからα7に移行しているだろう。50mmレンズを50mmとして使えるし、無印α7は10万円を切るお買い得感。当然FD、Nikkor、K、MD、M42、L etc・・・、ほぼどんなレンズでも装着出来ちゃうし、ブレ補正がなくてもネイチャーを除けばISO3200くらいまではおおよその人が我慢が出来る画質を持っているのだからオールドレンズの母艦としてはm4/3よりも勝手が良い。

m4/3カメラにオールドレンズを装着する、そんなブームは終端を迎えたと言って良い。但し、だからm4/3は廃れる訳じゃない。m4/3は機材を小型化出来る、この利点はAPS-C、135搭載カメラは適わない。α7は十分に小さなカメラだとは思うが、最新のレンズを付けると大型化してしまうでしょう?。

m4/3はそんなオールドレンズじゃなくてm4/3用のレンズを普通に使うべきなんだ。再度重ねるがM.Zuikoの14-42mmF3.5-5.6II Rと言うレンズ。これはおもちゃだ。アホみたいに小さく軽い。踏んづけたらぺっちゃんこになっちゃうんじゃないかと思うくらい。それでも1600万画素程度のm4/3カメラなら綺麗に描写してくれる。

m4/3システムでもF2.8通しのズームレンズがあり、これはやっぱり大きくて重い。m4/3を持ってしても画質や機能を最大限優先させると大型化してしまう。でもそんなレンズを持つ必要があるカメラマンは極少数でしかない。

今後も手持ちのOlympus E-P3を使うし、いずれPanasonicのお弁当箱、ファインダー内蔵のカメラを買うと思うが、レンズは普及タイプのズームレンズに最近発売されたばかりのPanasonicの25mmF1.7だけでどうにでもなると思っている。

純正レンズやズームレンズを使わず、SigmaのDN3兄弟、19mm、30mm、60mmF2.8(換算38、60、120mm)だけで遊ぶのも面白いと思う。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. 型落ちハンター | URL | 4ARdecsc

    お久しぶりです。RawTherapeeの話題ばかり続いて突っ込み処を失っておりました。(笑)
    なんかすごくタイムリーなお話だと思ったので・・

    田中長徳氏がNikonに移行してからのことは全く知らないのですが、確かにm4/3の黎明期において氏の果たした役割は大きかったと思いますね。
    当初「女流一眼」のキャッチコピーで登場したG1ですが、実際には長徳氏に感化されたおっさんが飛びついて女性にはまったく売れなかったとか。その後もGシリーズはおっさんにしか売れない伝統があり、その証拠に黒以外のカラーばかりが売れ残るんですよね・・(笑)
    m4/3本来のターゲットであった女性層への浸透には失敗し、すべてOlympusに持って行かれた感がありますね。PanasonicはFujiと傾向が似ていて、おっさんが飛びつきそうなカメラばかり出してきます。(笑)

    確かにm4/3にオールドレンズを付けてもあまり意味はないですね。うちにも大量にありますが、結局使ってないですから・・(笑)。単にめんどくさいということもありますが、ただでさえでかいのにマウントアダプターの厚みがあるから余計でかくなってしまい、それだけで使う気なくなっちゃいます。やはりm4/3はm4/3用のレンズで使うのが一番なのでしょう。

    M.Zuiko 14-42mmF3.5-5.6II Rは超安っぽいくせにほんとに良く写るんですよね。いくらF2.8ズームがもっと良いと言ったって、あのでかさじゃm4/3の意味がなくなってしまいますしね、第一ボッタクリ価格で買えません(笑)。やはりm4/3は小さいことに意義があるので、でかくして使うもんじゃないと思うのです。Panaの25mmF1.7も気になりますけどね、いま本気でm4/3に移行するべきか悩んでいるところです。(笑)

  2. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    すっかり出番が少なくなったGX7 最近は小さなズーム二本とずた袋に入れて緊急用に持ち歩いています。おっしゃる通りで、28mmが倍の焦点距離では辛いのです。唯一、鳥など望遠では焦点距離2倍が頼もしい。。α7はみごとにオールドレンズの楽しみを体感させてくれますし、ここしばらくはメイン機種になっています。それも、BigDaddy さんのおかげ(笑)ですね。
    次期ペンタックスフルサイズをどうするか悩みは尽きません。

  3. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    野鳥撮影にはマイクロフォーサーズのカメラが、レンズの画角が2倍になるのは有利なはずなんですが、近所の野鳥撮影仲間の方は圧倒的にAPS-Cカメラが多いです。
    使用するレンズはフルサイズ用で1.5倍の画角を使う人が多いですね。まあ、マイクロフォーサーズでは野鳥撮影用のいいレンズがないのが一番のネックなんですけど。
    SigmaのDN3兄弟は持っているのですが60mmがなかなか使えません。

  4. BigDaddy | URL | -

    > 型落ちハンター さん

    お久し振りです。今、ブログを拝見したら再開されていますね!。また悩まれているみたいですね(笑)。今日は時間が無いのでそれに関してはまた後日と言う事で・・・。

    G1はおっさんが飛びついた!、これ知りませんでした。当時、知り合いが(マニアじゃなく家族の記録と仕事用として)G1を考えていたんですが、CMのキャッチコピーで「女流って男が使えないじゃないか!」と言って結局、CanonのEOS40Dだか50Dを買っていたので(EOS KissもKissってネーミングが嫌だって(笑))、てっきりおっさん世代からも見放されていたと思っていました。

    仰る通りm4/3の利点は小さいってだけと言っても良く、だからこそ今度のPanasonicのGX8がAPS-Cのα6000より一回りでかいってなんぞよ?、と思っている人、仰山いると思います。だから増してやオールドレンズ付けて・・・、チョートクファンのマニア以外はやりませんよね(笑)。

    最近、岩合さんが高級レンズ付けたTVCMが流れていますが、高級レンズはプロやアマチュアでも何かに特化した撮影しか使わないのでしょうね。勿論、私も財力が貧弱なのもありますが、安レンズで行くでしょうし、m4/3は安レンズでも十分写りますからね。

    ただ、手持ちのE-P3のキットレンズの17mmF2.8、これってどうやら根っからのOlympusユーザーから不評みたいで、私は単焦点として普通にしっかりと写ると思っているので、彼らは何を求めているのか結構不思議だったりします。多分そういう人は14-42mmも駄目レンズなんでしょうね。

  5. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    もし私がGX7を買ったらメインシステムに昇格すると思います。Pentaxは廃墟専用になるかもしれんです。まぁのっぽ親父さんはα7を入手されているし、他にSigmaとか使われているのでずた袋入りは必然かもしれませんね(笑)。

    私もいつかはα7と思っています。そうしたらやっぱりオールドレンズ母艦になっていくのでしょう。次期ペンタのフルは・・・、うーん、買わない度100%です(笑)。ボディが大きいのは使い勝手が良くなるので気にならないのですが、レンズがでかいのが・・・。今までのようにしょぼいレンズなんて出してこないでしょうからね。きっと単焦点でも大きくなると思っているんです。

  6. いやはや | URL | -

    最近の機種はピーキング機能でピントが確実に合わさられる分、
    マニュアルレンズを使うのもレフ機より圧倒的に使い勝手がいいですね。

    最近G7を買い、
    12-42mm F3.5-5.6Ⅱとパナライカ25㎜F1.4、42.5mm F1.7使っていて、
    最初と最後のレンズは圧倒的なコスパだと思います。

    42.5mm F1.7は手振れ補正付ですし皆フードも付属してます。
    (オリンパスはこういうとこケチでフードは別売りで呆れる程高いと思います)

    それと先日別の記事でコメントさせていただいたEOS=Mのレンズに附いては、
    EF-M11-22mm F4-5.6の存在が大きいです。

    換算18-35mmの超広角レンズながら手振れ補正付で220グラム、
    標準ズームよりシャープに写って実売3万円台半ばと、
    知人が使用しているのを貸してもらった際に大変驚きました。

  7. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    どんな野鳥を撮るかなんですかねぇ。動体を撮るとなるとまだまだ一眼レフの方が優れているでしょうし、画角から考えると1.5倍のAPS-Cが最適なのかもしれません。そういう人達って普通に500mmクラスのレンズをお持ちでしょうからね。

    私はデザインも含めm4/3は街撮りが一番似合っていると思っています。先日、Pentaxの一眼レフを持って銀座を歩いたんですが、中国人に間違えられるんですよ!(笑)。今、東京の繁華街で一眼レフを持っているのは中国人ばかりですから・・・。それもあり、お弁当箱タイプのカメラの欲しい度が次第に増してきているんです。

    60mm、換算120mmですから確かに使いどころが微妙ですよね。昔は28、50、135mmの3本セットですけど135mmは滅多に出番はなかったですし。先日100mmレンズを入手し、APS-Cですから換算150mm、いやぁ、買ったは良いものの・・・(笑)。

  8. BigDaddy | URL | -

    > いやはや さん

    一眼レフのピントなんて信用出来ませんからね(笑)。特にPentaxなんて動体AFが微妙ですから一眼レフの意味が本当にあるのか?、とすら思っています。

    42.5mmF1.7!、本当だ!。びっくりするくらい安いですね!(笑)。なるほど、将来m4/3を本格的に使うようになったら考えてみたいレンズになりました。情報ありがとうございます。マウントアダプターを付けて手持ちの50mmを100mmとして使うって手もあるんですけど(笑)。

    換算18-35mm、広角に興味がないので特に欲しいとは思わないのですが、広角好きからするとAPS-Cの広角単焦点レンズなんてどこのメーカーも出さないでしょうから、描写が優れているのなら広角付きカメラとしてEOS-Mも選択肢に入ってくるのでしょうね。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)