にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

デジタル写真はすぐに過去になっちゃう

2015年12月17日 00:00

Autumn Leaves

Autumn Leaves

Pentax K20D, DA18-55mmF3.5-5.6AL

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



12月5日の記事ではフィルム時代、フィルム現像が出来てくるまでの時間の費やし方を述べた。今回は・・・。




リバーサルフィルムの場合、うちにはプロジェクターなる機器はなかったのでライトボックス上にフィルムを置いてそれを1コマずつルーペで確認しながらの鑑賞法。

だからフィルム10本、360コマを見るだけでも結構な時間を割いた。またその頃、フィルム1本36コマ中、必ず1コマは大きくプリントするなるルール(と言っても六つ切りワイド、ほぼA4サイズ)を自ら課しており、それを選ぶのにまた時間を費やす。フィルムが10本もあったら・・・。

だからなんだかんだと数日掛けてじっくりと己の写真を鑑賞していた。そりゃぁカメラマンたるもの、ナルシストだからして1コマ毎に「おお!、俺ってスゲェ」とニヤニヤしつつ・・・。酒のつまみなんていらない。撮影したスライドを見ているだけで良い。

またフィルム時代終盤はフィルムスキャナーで全コマをデジタル化していたから、なんだかんだとフィルムが現像から上がってきたら1週間くらいは毎日のように自分の写真と相対していたと思う。

だから今でも印象深い撮影に関してはあの時こんな写真を撮ったよなぁと記憶から風景を引っ張り出せるし、記憶から飛んでいても現存しているフィルムの最初の数コマを見れば「これはあそこであのカメラ、レンズを使って撮影した写真だ」、おおよそ思い出せちゃう。

デジタル写真になると同じ360コマだったらパソコンのスライドショーで15分もありゃ見られるのかな?。旅行等で1000枚以上撮影しても1時間で見終えられる。勿論、写真がデジタルになっても人間の中身には変化が無いからその1時間、やっぱり「おお!、俺ってスゲェ!」とニヤニヤしている訳だが・・・。

何だろう、デジタル写真はなんだかんだと時短に繋がるから、印象に残らない訳じゃないが、写真と対峙している時間に愛着度が比例するのだろうなぁ。またRAW現像すれば色合い、コントラスト、トリミングが自在でしょう?、だからそれを頭の中でシミュレーションしちゃって完結しているのだろう。だから写真を見終えた瞬間に過去のものと化している気がしてならない。

もう1つの写真ブログ、My Favorite Things ~写真生活~、最近全く外部に宣伝をしていないし、fc2の他の写真ブログに足跡も付けないものだから、1日の来訪者が30人に満たない時の方が多い。もう止めちゃってもいいかなぁと思うのだが・・・。

あっちのブログは過去のものと化した自分の写真を見つめ直す機会を与えてくれているとでも言おうか?。そうでもしない限り、ホント1ヶ月前の写真ですらもう見なくなっちゃう。そして見つめ直す事で新たな発見もあったりするんだ。

撮影対象やスタイル、好きな構図等は大きな変化はないにせよ、小さな変化は確実にあるんだ。それが進化しているのか退化しちゃっているのかは何とも言えないが(笑)、寄り写真に凝っていたり、引き写真にのめり込んでいたり、またすでに手放してしまったカメラ、レンズの描写を再確認したりと結構面白いんだ。

またRAW現像している写真を見ると、その頃ハマっていた発色を理解出来たりする。ある時期、やたらにローキー写真に凝っていた。今見るとなんじゃいな?、このドアンダー写真は?、と思うのだが、それはあくまでも撮って出しJPGを見ているから。RAWを見るとそこから如何に自分なりにカッチョ良くローキーフォトを作り上げているのか判る。

このネタを書くに当たってPentax K20Dで撮影したコマをサラリと眺めているんだが、一番変化したのはホワイトバランスかなぁ~。K20Dを使っていた頃は暖色に振っている写真が多い。意図して晴天なのに曇モードや日陰モードで撮影されていたり・・・。でも今は完全に寒色にバランスを振っているんだ。

またこれは以前にも書いたが、同じくK20Dを使っていた頃はPentaxカメラの緑の発色が大好きだったのに今では大嫌い・・・、とまでは行かないにせよ、時折見せるギラついた緑が気に食わないのなんのって(笑)。だから寒色系に振っているし、緑を消す為にマゼンタ寄りの設定をカメラに施していたりする。

笑っちゃったのが、今でも苦手な被写体。肉眼で見ている風景として好きなのだけど、フィルム時代から延々と挑戦し続けている、どうやって撮ればカッコ良くなるのか今も尚、見当が付かない風景がある。K20Dでも果敢に挑戦しているんだけど、やっぱりつまんないんだ。

雑木林や植林された杉林とかあるでしょう?。森ではなく林。なんとなく人の手が加わっているか?、そんな風景。人の手が加わっていたり、完全に植林された風景だから同じ種類の木で成長の度合いも同じなんだ。手前に直径30センチの杉があったら右も左も先も後ろも全部直径30センチの杉。

森は様々な木々が様々な形を成しているから、ポイントになる木や花、山間なら地形があればそれだけで絵になる。でもその手の林にはそれがない。そこが森との大きな違いで被写体として難しいと思っている。

広角でパースを強調したり望遠でボカしたり、上の話のようにローキーに撮ったりホワイトバランスを崩したりと色々とやっているけど単なる林なんだ。単なる林を撮っているから当たり前に間違いなくそこにある風景が写っているんだけど、そこを当たり前に写さないのが上手なカメラマンなんだが・・・。こうやって自分で自分を解説していて嫌になっちゃう。

唯一の安堵はネットで「林、風景」で検索するとやっぱり優れた写真は少ないんだ(笑)。それと半分くらいは林じゃなく森なんだな。そして林写真で「おっ!」と思うのは結局は光、コントラストなんだよね。一条の光が差し込んでいたり、逆光を上手く捉えていたり、朝霧をモノクロで表現していたり・・・。そういう風景を見つけられていない不運さ。そういう事にするしかないかな・・・。

皆さんは過去のデジタル写真を見直す機会を設けているだろうか?。プロカメラマンや他人の写真を見るのはセンス向上の近道であるが、自分の過去の写真を見つめ直すのもひとつの手だと思う。

それと皆さんだって写真を撮られているのだからきっとナルシストに違いない。中には「まだまだ修業が足りない」と謙虚な方もいらっしゃるだろうが、なんだかんだと自分の写真が好きだから写真と言う趣味を続けている筈。だったら尚更、己の過去の写真を肴に酒でも飲むべきなのだ。

本日の写真、この流れだったらそんな林の写真だろうが、そんな納得していない写真なんか掲載するものか!(笑)。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    やはり自分の写真の流れを見つめなおすことも大事なんですね。恥ずかしくて見れないなぁ。ローキーのくだりでますます見れなくなってきた。(笑)私など写真復活して四年ぐらいですから見る量も少なくて良いのですけれど。ちょうどデーターを整理するつもりなのでバッサバッサ捨てるかな。。苦

  2. taka | URL | -

    いやぁやってしまいました。
    デジタル写真はすぐ過去になっちゃう。ほんとに過去になってしまったんです。というのも、全写真ファイルを入れていた外付けハードディスクが壊れてしまったんです。サムネイル画像はのこっているんですが。元ファイルがなくなって、プリントさえできない。いやぁ・・・・・なんとも・・・ため息です。デジタル一眼にして6年、そのすべての写真がパァ!ほんとに過去になっちゃったんです。

    林の写真むずかしいかも。わたしは雪原に映る白樺林の影が好きです。地形によって影が直線にも曲線にもなって飽きません。やっぱり光と影なんですかね。

  3. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    なんと言うか自分の過去の写真を見つめ直すって楽しくないですか?。趣味として眺めつつ、反省も出来ると思っているんです。ローキーのくだり、これは自画自賛しているだけで一般受けするかどうかは判りませんよ~(笑)。

    のっぽ親父さんの場合、様々なメーカーのカメラやレンズをお使いでしょうから、プリントしてメーカー毎、レンズ毎に比較して楽しむとかきっと色々とあると思います。んで、お店で「どーだ、俺の撮った写真、凄いだろ!」ってやっても良いのではないでしょうかね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > taka さん

    ええ!、それはとんだ災難で・・・。ハードディスクは兆候もなし突然壊れる時があるので不安ですよねぇ。バックアップは取られていなかったのですね。ディスク復旧サービスとか受けられてはいかがでしょうか?。救える写真があるかもしれません。今後はバックアップは勿論の事、さらにjpgだけでもDVDやブルーレイなどに焼いておくと良いかもしれません。

    節減の白樺林、さぞ美しいでしょうね。そう言えば雪国に住まわれている方が雪も大変だぞと仰っていました。どこに行っても同じ風景に見えるって(笑)。となるとどうしても「光と影」、そこに行き着くのでしょうね。

  5. 型落ちハンター | URL | 4ARdecsc

    ライトボックス、懐かしいですねえ。ルーペで見るのは今で言う等倍鑑賞に近いものだったと思います。でも透過光で見るとすごく臨場感があるので引き込まれちゃうんですよね。モニターで見てもそういう感動はまったくないなぁ・・

    思うに36枚という枚数がちょうど良かったんでしょうね。そのくらいなら一枚一枚をじっくり眺められますし・・。今じゃ大量に撮り過ぎて見る暇がないんですよ。JPEGならまだいいですが、RAWだとLightroomのプレビューが表示されるまでえらい時間がかかるでしょ? それを待つのがじれったくて、ざっとサムネイルだけ眺めてめぼしいコマしか見てないんです。今は等倍鑑賞でニヤニヤする暇もなくなりました。(笑)

    本来なら容量節約のために全コマチェックして、無駄な重複を全部消すべきなんですが、いつかやろうと思いつつまったく手を付けられてません(苦笑)。それをやれば過去の写真を見直すきっかけになるんですけどね・・

  6. BigDaddy | URL | -

    > 型落ちハンター さん

    そうなんですよ、透過光の美しさは幾らデジタルカメラが発達しても勝てないでしょうね。駅ホームの透過光看板でさえ美しいと思いますもんね(笑)。そうそう、スキャナーで画像化する時に埃取りに時間が掛かりましたねぇ。突然思い出しました。そんな作業があるから200コマくらいでも1週間くらい掛かっていたんでしょう。

    私の場合、撮影後最初に見る時はFastStoneのImage Viewrを使っています。これはRAW内のJPG像を瞬時で表示出来る優れものでスライドショーもサクサク動くんですよ。ただ不思議とOlympusのRAWはE-P3の1200万画素でさえキャッシュするのがとっても遅いんですよねぇ~。かなり特殊なRAWなんじゃないでしょうか。

    んでそれで見つつ、裏でLightroomのカタログに取り込み、別のハードディスクにバックアップを取っています。一応時短って事で(笑)。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)