にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

妥協すれば写真生活が楽になりまっせ~

2015年12月25日 00:00

公園にて

公園にて

Pentax K20D, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



あっという間にクリスマス。クリスマスにはクリスマスにちなんだネタを?・・・。うーん、ない!。

いや、ひとつだけクリスマスっぽい話がある。我が家にサンタさんがプレゼントを持ってやってきたんだ。ただこのサンタさんのプレゼント、期限付きで春になったら消えちゃうんだけど・・・。それでも嬉しいニュースだ。お判りでしょう?。またあるカメラをモニターする事になったんだ。詳細、レビューは年が明けてから!。




では本題へ。

解像感、写真を見て「シャープだなぁ」と小躍りしたり、「眠いなぁ~」とため息を吐いたり・・・。

これはセンサー云々よりもローパスフィルターの有無、AFの精度(もしくはMF時の人間の目の確かさ)、レンズの性能、そしてシャープネスやローカルコントラスト調整と言ったソフトウェア(撮って出しJPGの画像処理エンジンを含むRAW現像)によって成り立つ。

そしてこの解像感、どう感じるかは人それぞれで、カリカリの硬調が好きな人もいればそうでない人もいる。また写真を何で見るか、プリントなのかパソコンなのか、成果物のサイズによって基準が大きく変化する。そもそも解像感の基準なんてないのだろう。

当たり前だけど2Lくらいの小さなプリントならどんなに糞なデジカメ、レンズを使ってもそれなりに見える。うちの800万画素程度のシーラカンスコンデジだって2Lならとっても綺麗に描写されているし、糞にも満たないと糾弾し続けているDA18-55mmF3.5-5.6だって2LどころかA4サイズでも「えっ?、このレンズのどこが糞未満なのさ?」と実は思っている。

本ブログでは何十回も言い続けている事、デジタル写真は等倍像を見られるのだからその像で一喜一憂するのは当たり前。見た目シャープでコントラストが高い写真の方が気持ち良いのも当然。だからA4プリントなら全く問題のないDA18-55mmF3.5-5.6をけなし続けている。

問題はそれはあくまでも「等倍で見た時だけ」なんだ。例えばだ。おおよそのズームレンズはデジタル補正を掛けないと歪曲が目立つ。広角では樽型に、望遠では糸巻き型に像が歪んでしまう。そして良くこんな言葉をネットで耳にするでしょう?。

「デジタルの歪曲補正は像を縮めたり引っ張ったりするからその部分の解像が悪くなるから嫌だ!」

3000万画素オーバーのカメラを使って、それを等倍で見ていればその引っ張ったり縮めたりしている部分の解像に違和感を持つかもしれないが、プリントして果たして人間の目がそれに気付くか?。余程の馬鹿でかいプリントをしない限り、判らないだろう。

最近は大型テレビのモニターで写真で観賞するのが一般的かもしれないが、40インチを超えると(全倍プリント程度に匹敵する)もしかするとじっくり見れば変な像に見える可能性があるが、写真、風景として鑑賞する分には誰もそんな補正に気付かないと思う。

財力が許せばカメラ、レンズに100万、200万掛けたって良いが、国民のほとんどはカメラ如きにそんな大金出せないだろう。大半の人はどこかで妥協しなくちゃならない。私なんて10万、20万出すのにも四苦八苦し、なんだかんだとPentax K-5を4年も使っている。これを妥協と言わずになんと言おう?。

まぁ何を買うにせよ帯に短し襷に長しで本気で欲しいカメラが見当たらないとも言えるのだが、いずれにせよ今後カメラ、システムを新調してもそれは妥協の賜物でしかないのは事実だろう。Sony α7II、スペックだけなら妥協にならない。今、私が最も欲しているカメラ。でもあの試作品レベルのどん臭いデザインを受け入れるのは妥協以外のなにものでもない。

またα7IIを買ったとしてもそれに使用するレンズがFE28-70mmF3.5-5.6だったらこれまた妥協なんだ。このレンズ、特に悪い描写をするとは感じないが、そりゃぁZeissの単焦点レンズを知ったらSonyユーザーの中で糞と言われるのは仕方がない。

そう、ズームレンズを使う時点で画質において我々は妥協している。幾らPentaxの最新のズームレンズであるDA16-85mmF3.5-5.6の画質が優れていると言われていても「Pentaxのズームレンズの中では」と言う注釈が付く。そりゃぁ単焦点レンズの方が良いに決まっている。

なんて言うのかなぁ、プライドと妥協が心の中で葛藤しているんだ。プライドがあるから本当は単焦点レンズを使いたい。Zeiss 55mmF1.8が欲しい!。でも標準レンズであの値段はねぇよなぁ~、やがてそんな思いになり、プライドを捨てる。プライドを捨てたら妥協しても気にならなくなる。

小学生の頃、自分より足が速い生徒が一人いた。小学校1年から6年生まで常に彼が一位、私が二位。記憶が曖昧だが、6年生の時に50メートルを7秒くらいで走っていたのを覚えているから、当然その彼は6秒台だったろう。

6年間、ずっと悔しかった訳。ところが中学、地域を離れて私立に入ったんだが、いやぁ、びっくりしたねぇ。てっきり自分がナンバーワンかツーかと思っていたら、まぁ上には上がいるもんだ。それでも学年でベスト10には入っていたとは思うが、中学3年にもなると100メートル走で12秒前半で走る奴が何人もいるんだからびっくり。

この段階でプライドがなくなったんだ。とりあえず10人の中に入っている、自分の後ろには250人もいる!、な~んて楽観的になっちゃう。だって短距離走って持って生まれた資質でしょう。どうする事も出来ない。それを悟った時点で楽チン。そう、写真でも妥協した瞬間に物凄く楽になるんだ。

持って生まれた資質って面白い。私は追い込みタイプの足を持っていた。だけどそれが実に中途半端。90メートルくらいから1段ギアをアップさせたようになるので100メートルには向いていないんだ。かと言って200メートルとなると失速する(笑)。世の中に120メートル走ってのがあったら持って生まれた資質を最大に発揮出来たろう。

自慢してもしょ~がないがハードル走だけはダントツで速かった記憶がある。他の人が歩幅で苦労しているのに感覚だけで問題のない処理していた。これも持って生まれたものだろうが、それはそれでまた上には上がいるんだろうねぇ。
そして楽になったと言えば手持ちのSimga 17-70mmF2.8-4(旧型)。このレンズ、広角側(だいたい17~20数ミリ)で激しい像面湾曲の傾向がある。これがパソコンで等倍像を見る度に不愉快で不愉快で・・・。像面湾曲が激しいDA18-55mmF3.5-5.6が嫌でたまらないから解像感に定評のあるSigmaにしたのにまた同じ現象で悩まされちゃった。

本ブログを以前からお読みの方はご存知だろう。この像面湾曲のせいで周辺部が解像しないのを何とか解消しようとカメラのAF微調整を利用し、わざと後ピン設定にし、中央部の解像を少し犠牲にして周辺部の解像感を出す、そんな試みを何度もしている。

しかしつい最近、3ヶ月くらい前かな?。そうやってAF微調整した時とゼロ設定に戻した時の比較テストを行ったんだ。当然等倍像で見れば後ピン設定した方が周辺部の解像は良い。でもA3ノビにプリントすると、これがびっくり。ブラインドテストしたら良く判らんではないか!。

※近視なものだから裸眼では写真に20センチくらい近寄って見れちゃう、違いが判るのはその時くらい

えっ!、まじかよっ!。DA18-55mmF3.5-5.6の時代からこの像面湾曲で悩んでいたのにA3ノビプリント程度だったら判らない?・・・。この時点で多少の像面湾曲くらいどーでもいいんだなぁ~と思い始める。これが妥協であり、妥協する事でこんな事で悩まなくて良い、楽が出来る!、とホッとするのだった。

但し!。レンズの欠点で一番嫌いな現象が像面湾曲であるのは変わりない。だからDA18-55mmF3.5-5.6は今後も尚糞にも値しないと言い続けるし、Sigma 17-70mmF2.8-4も広角側が糞描写だと疑わない。

レンズそのものに解像力がない、センサーに分厚いローパスフィルターが付いている・・・、これは像面湾曲さえ無かったらシャープネスを強めるだけでどーにもでもなるんだ。でも像面湾曲は周辺部が被写界深度に入らないから輪郭が全く無くシャープネスが使えない。

本日の写真、Sigma 17-70mmF2.8-4(旧型)を購入直後に撮影したコマ。柄にも無く17mmの絞り開放F2.8で撮っている。ほらっ、Sigmaレンズって解像力がある反面ボケが煩いなんて言われていたから、そのテストをしたコマ。そんなに煩くはないよねぇ~。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

  1. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    17mm開放ですか?綺麗な感じです。ボケもピントも良い感じです。シグマボディで使っている17-70ですが素晴らしく良い写りではないけれどメタクソな写りでもない。いや、結構良い感じで写ることが多々あります。だから今でも手放せず新しいレンズも買えないです。(笑)

  2. 南米パパ | URL | -

    始めまして。古い記事から最近の物まで色々と読ませて頂いています。
    EOS40DをEF35mmF2のみで現像はRawTherapeeといった感じで長年使い続けてきたのですが、ついに寿命を迎えた為思い切ってマウント変更(安さに負けただけですが)して中古K-5とDA35mmF2.4を購入しました。

    私にとって有用な情報が多く、ちょっと辛口だったり理屈っぽい感じの考察も読んでいて面白いです。

    RawTherapeeネタも書いている方が少ないので参考にさせてもらっています。
    CANONのJPEG撮って出しのピクチャースタイル「忠実設定」が好みだった為、K-5のRAW用に近い感じになるRawTherapeeプロファイルを模索中です。またコメントさせていただきます。

  3. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    新宿の飲み屋のマスター(70歳)とカメラ談義、と言ってもマスターは数年前までバリバリのプロカメラマンだった人。
    マスターは人物撮影が主で、大型カメラやら中型カメラがメインのカメラマンだったようですが、カメラマンを辞める頃には流石にデジタルカメラもやっていたけど、NikonD300あたりでリタイヤです。
    画素数の話になりましたが、マスターは600万画素でA3は大丈夫と言って、最近のデジカメはオーバースペックだと言っておりました。
    まあ、センサーが高感度なのはいいけどねとも言っておりましたが。
    我が家にあるカメラだとNikonD70に単焦点ならとモニターを見ながら600万画素でA3はいけるかなと思ったりしております。

  4. BigDaddy | URL | -

    > 南米パパ さん

    コメントありがとうございます。辛口で理屈っぽい(笑)、そうですね、飲み屋の写真、カメラ好きがくだを巻いている、それがコンセプトなので正にその通りだと自分でも思っています。

    EOS40DからK-5へは画素数がアップしている分、ちょっとしたトリミングも可能なのでレンズ1本でも意外と何とかなるんですよね。

    AdobeからDng Converterと言う各社のRAWファイルをDNGファイルにする無料ツールが出ているんですが、それをインストールすると何故かLightroom、Camera Raw用のカメラプロファイルとレンズプロファイルも一緒にインストールされるので、そこでEOS40Dのnatural設定のDCPファイルを見つけ、それをRawTherapeeのカメラプロファイルに当てればEOS40Dの忠実設定に近い像になるかと思います。

    ですからまずはAdobeが勝手に提供してくれている各社のカメラプロファイルを色々とセットし、好みの発色を見つけ、さらにRawTherapee用のフィルムシミューレーション、最近の機能ではRetinexを使用すればオンリーワンの発色を作れるかと思います。

    私もK-5で撮影された像をRawTherapeeを使ってLightroomのNikonカメラ用のLandscapeカメラプロファイルを当ててる事が多いです。

    今後もどうぞ宜しくお願い致します。

  5. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    そういう、あるものを追求し続けた方がマスターをしている飲み屋さんって面白いですよね。私は以前は音楽系に詳しいマスターのいるお店に入り浸っていたりしました。決して知識を押し付ける訳でもなく、お客のウンチクもきっと知っているんだろうけどウンウンと頷いて聞いてくれる・・・。

    A3の場合150dpiで約550万画素でも学術的な写真は別にして全く問題がないそうです。確かずっと以前それを検証したサイトってのがあったんです。トリミングさえしなければ十分なんでしょうね。しかも今はPhotoshopを含め、画像拡大のアルゴリズムが発達していて1.5倍、600万画素なら900万画素程度になら十分に大きく出来ますからね。

    135が2000、ASP-Cが1600、m4/3が1200万画素、これくらいが本当はちょうど良いのかもしれません。3000万画素以上になるとパソコンを買い替え、ハードディスクを大きくしと機材以外に金が掛かった馬鹿馬鹿しいんですよねぇ。

  6. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    そうです、17mmの開放です。F2.8の開放なのでもっとラグビーボールの口径食が出るかと思ったらそうでなかった、イコール、ボケはそこそこなんだろうと思っています。まぁ構図全体がイルミネーションだったら部分的にラグビーボールが出てくるんでしょうけど(笑)。

    Sigma17-70mmの欠点はこの像面湾曲ですが、現行モデルはある程度抑えられているそうで、かなり安くなっている17-50mmF2.8と現行の17-70mmか、今後悩みそうです(笑)。あと17-70mmの欠点として逆光時、AFが迷う点でしょうか。これはSigmaに2度調整に出しましたが、改善されなかったので個体差ではないと思っています。運用上ハレ切り、AF時レンズを手で覆えば問題ないのであんまり気にしていませんが(笑)。

  7. tsunomagari | URL | -

    BigDaddy様、おはようございます。

    久しぶりにゆっくりと拝見しています。
    妥協ですね、妥協。財布が許せば、機材は何でも欲しいですが。
    最近は、機材を新品で購入なんてありえません。
    Gレンズじゃなくて、Dレンズで十分。画素数も1000万画素でOKです。

    ただ妥協できないのは、スマホでの人物写真、特に画面の端っこの歪曲した顔。
    歪んでるの気付いていない人が多いんでしょうね。
    人様のお顔だけはなるべくキレイに撮って残してあげたいのです。

  8. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    何事も経験しかなく、135でも2400万画素のα7ならキットレンズの28-70mmF3.5-5.6で十分に解像力があると確認出来たので高画素カメラ云々はどーでも良くなりました。恐らくNikonユーザーでもGレンズ、Dレンズとで悩まれている方もいらっしゃるでしょうが(DとGの違いをあまり判っておりませんが)、ほんのちょっとだけ妥協するだけできっと楽になるんですよね(笑)。

    スマホ・・・、私なんて記録、メモ用にしかスマホで写真を撮らないので、これは妥協以前の問題でしょうかね(笑)。ただやっぱり便利だと感じたのは実家をプチリフォーム中(だから本来カメラなんて買う余裕がないんですよ~)、業者さんに現状写真を撮ってメールで送り、暫定見積もりを貰うなんて事をしており、これはスマホが楽だなぁと思いましたね。でもこのプチリフォームも妥協の連続だったりします(笑)。何せDIYショップや業者の言いなりになっているとアホみたいに金が飛んでいくものでこちらも知恵をつけざるを得ず、でも結局はある程度妥協しないと工事が全く進まない訳で・・・。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)