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何を今更、SMC PENTAX-DA 16-45mmF4ED AL

2016年01月16日 00:00

Tokyo Station

Tokyo Station

Pentax K-5, SMC DA16-45mmF4AL



2016-01-16-06

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



今更ながらDA16-45mmF4ALを入手した。今日はそのお話を・・・。




おおよそのレンズは(スペックが似ていれば)新しいものの方が良い描写をする。Pentaxでは標準域をカバーするAPS-C専用の普及タイプ、そしてOEM製品を除けば最新ものから遡ると次の通りになる。

DA18-50mmF4-5.6 DC WR RE
DA16-85mmF3.5-5.6ED DC RE
DA20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR
DA18-135mmF3.5-5.6ED AL DC WR
DA17-70mmF4AL SDM
DA16-45mmF4ED AL
DA18-55mmF3.5-5.6AL WR(II型、DA-L含)
DA18-55mmF3.5-5.6AL

(描写力は無視して)多少前後あるかもしれないが、多分こんな感じだろう。つまり今回入手したDA16-45mmはかなり古いレンズでなんと発売が2003年、1000万画素のPentax K10Dの発売が2006年との事だから600万画素時代のレンズ。

600万画素時代のキットレンズがDA18-55mmF3.5-5.6AL(初期型)とTokinaとの共同で作られたスターレンズのDA16-50mmF2.8ED ALとを繋ぐ役割を持ったレンズがDA16-45mmだ。そしてその後継機種がDA17-70mmであり、最新がDA16-85mmF3.5-5.6。だから世代で言えば3つ前のレンズ。

普通はここまで古いと評価はたかが知れている。中古市場も手持ちのDA17-70mmが2.5万~3万くらいに対してDA16-45mmは1万円も安い1.5~2万。一部のプレミアの付いたオールドレンズを除き、中古市場の値札に間違いは決してない!。その程度のレンズなのだ。

ところが何故かこのDA16-45mmは評価が高い。中にはその後継のDA17-70mmよりも描写力は高いと言う人までいる。本当かよ?(笑)。

結論を先に述べちゃおう。DA17-70mmと比較した結果、ほぼ同程度の性能を持っていて、四隅に限り、現行のDA17-70mmの方が絞り開放では像の流れは少なく、F8まで絞れば周辺部、四隅はどっこい。イコール、テレ側が70mmまで伸び、SDM化された現行のDA17-70mmの方が総合力では確実に上だ。

と言う事は・・・。

私は上のレンズリストで使った事がないのがDA16-85mmF3.5-5.6とDA18-50mmF4-5.6の2本だけ。他は全て利用しており、DA17-70mmとどっこいって事はDA18-55mmF3.5-5.6(I型、II型、DA-L、WR型含)、DA18-135mmF3.5-5.6より格段の良く、DA16-85mmF3.5-5.6からは劣る。そう書くと非常に判り易いでしょう?。だから悪いレンズではない。

言い換えるとSDMやDC機能なんて要らない、70mmや85mmと言った望遠も不要、そんな方は安いDA16-45mmで(1600万画素のカメラなら)ほぼ満足の粋に達する筈だ。

※以前Pentaxから借りた2400万画素のK-3とうちのDA17-70mmは相性が悪くピント精度に難があったのかどうも良い印象はなく、だとするとDA16-45mmも2400万画素カメラと組み合わせると微妙かもしれない

唯一気になる点はSDM、DC機能がないボディ内モーターを利用したAF機構の為、ピントを合わせる際にキュッキュッと音が鳴る。屋内や静かな場所でこれを使うと辺りを気にしちゃうかもしれない。そんなベラボーに煩い訳じゃないが、このレンズの購入を検討されている方はネットショッピングでなく、中古ショップでAF駆動音を確かめた方が良い。

またユニークな点として45mmにした時の鏡胴が一番短く、広角に行くに従って鏡胴が伸び、16mmにセットした時に一番長くなる。とっても不思議な機構を持つ。

もしかすると繁華街をスナップするには有効かもしれない。カメラを少しでも知っている人なら、大半は鏡胴が伸びていたら遠景を狙っていると思うだろう。でも実際には鏡胴を目一杯伸ばした瞬間に16mmの画角(135換算約24mm)になり短い距離を狙っているからだ。

望遠側が45mmと中途半端、12年の前のレンズだからAFがキュッキュッと煩いと幾つ仕様の面で欠点があるが、とにかく(しつこいけど1600万画素センサーなら)安心して使えるレンズなのは間違いない。

では一番気になる隅の像をご覧頂こう。遠景でなくともこういう構図で写せば四隅の状況は良く判る。どこぞのお宅で多数のドラちゃんがいたので16mmでパースを強調して(四隅がより流れるように)F4、F5.6、F8と3枚撮ってみた。等倍切り出し像は左下隅。

※等倍切り出し像はクリックで1000ピクセルサイズでご覧になれる


全体

2016-01-16-02


F4の左隅

2016-01-16-03


F5.6の左隅

2016-01-16-04


F8の左隅

2016-01-16-05


まぁズームレンズの16mm側なんておおよそこんなもんでしょ。流石に絞り開放だとこれだけ近い距離だから被写界深度からも少し外れてしまうのもあるのだろう、ドラちゃんが流れている。でもF5.6でおおよそ解消され、F8まで絞ればそこそこのでっかいプリントでも十分な描写になっている。

これを見れば遠景でもどうなるか判断が付くだろう。むしろ被写界深度が深くなる分、四隅の描写は絞り開放でもボヤッとはするが大きく流れはしない。

いずれにせよズームレンズのワイド側を利用し、絞り開放で遠景を撮影するなんてどうしてもシャッタースピードを稼ぎたいイレギュラーな時だけであり、F5.6、F8まで絞るのは当たり前の作業なので開放描写の甘さは気にならないし、「600万画素時代のレンズである!」、「中古価格で2万円を切っている!」、この2つで多少の欠点は無視出来る。

とにかく広角側ではF8まで絞れば周辺四隅まで解像する。中央部より画質が劣っていても輪郭が出来てくるのであとは現像処理、シャープネスやローカルコントラストを加えるだけで良い。

おしまい!。

えっ!?、ドラちゃん写真だけでこのレンズを語る終えるのか?、とびっくりされる方もいらっしゃるかもしれない。しかしこのレンズで撮影された写真群をサラリと眺める限り、20mm~30mm辺りや最望遠の45mmのどれも像面湾曲のないズームレンズで、特にカリカリしている訳でもなく、普通の描写、大きな特徴はない。

※レンズは被写界深度内の風景に輪郭がしっかりとありゃどーにでもなる

あとはDA17-70mmと同じくK-5よりも高画素な2000万画素、2400万画素センサー搭載のK-S2やK-3で納得出来る像を結ぶか否か・・・。

まぁDA17-70mmが今も尚現行レンズであるから2400万画素のK-3(K-3II)にも耐えられるとメーカー側は踏んでいるのだろうから、それとほぼ同じ描写性能を持つDA16-45mmもギリギリセーフなのかもしれないなぁ~。

ただ、あくまでも主観だがK-S2やK-3(K-3II)には最新のDA16-85mmを使うべきだとは思う。

「最新のカメラには最新のレンズが一番合う!」

実際、昨年春にたった数時間であるがK-3IIとK-S2にDA16-85mmを使う機会恵まれ数百枚を消費した。うん!、グッド!、解像感バッチリ!、そう頷ける描写力だった。


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コメント

  1. ド素人志向 | URL | CjlWd7YA

    遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

    以前ご相談したレンズをgetされましたか(笑)
    コレクターなのでシリアルなしでも手に入れれば満足なのですが
    昨年秋の紅葉にk-rの相棒としてほぼ付けっぱで活躍しました。

    写欲は減退したまま年明けは春まで冬眠ですが、APS-C機は一段落し
    年齢的に重い機材に辟易し、生きているうちに買えるか怪しいフルサイズ機の動向を横目で見ながら
    某氏のブログに触発され昨年秋にパナ機デビューしてしまいました。

    きっかけは20mmのGF1付中古で現在G5、GX1ときて
    次のターゲットは本丸のOM-D無印もしくは型落ちのGX7です(爆)
     
    本年もどうぞ宜しくお願い申しあげます。

  2. tsunomagari | URL | -

    BigDaddy様、こんにちは。

    ドラちゃんの写真は分かりやすいですね。
    F8あたりはくっきりと見えます。
    萌えキャラのフィギュアの比較は良く目にしますが、ドラちゃんだと和むのは年齢のせいでしょうか?(笑)
    年齢と言えば、最近、老眼が進んで、マルチフォーカスのコンタクトレンズを購入してみたんですが、モニターの歪みが気になってどうしようもないです。

  3. BigDaddy | URL | -

    > ド素人志向 さん

    こちらこそ本年もどうぞ宜しくお願い致します。

    そうか!、いやどなたかが16-45mmを買われたんだよなぁ、そこまでは記憶にあったのですがド素人志向だったんですね。

    レンズは、特にズームレンズは新しいに限る、と思っていましたが、機械的な部分はSDMやDCモーターがないなどと古いですが、描写に関してはその概念を覆されました。

    Panasonicはデザインは好みですね。カメラの第一はデザインじゃないか!?、そう思っているくらいですから、私も余裕があればPanasonicカメラを1台欲しいところです。まぁSonyサンタさんがα6000を送ってこなかったら今頃GX7レビューしていたんですけど(笑)。

    Panaの20mmはAFがトロいと言う欠点がありますが(何度か量販店でGX7に付けて確認しました)、それ以外は焦点距離も含めて、本当は私一番マッチするレンズじゃないかと思ってます。135換算40mmってかなり使い易いと思うんです。

  4. BigDaddy | URL | -

    > tsunomagari さん

    絞り開放が悪いのはズームレンズだからしょ~が無いって事でおおよそ満足しています。どのみち開放絞りを使う時ってシャッタースピードが足りない時と言う非常時と廃景などをボカす時だけなので周辺部がどーなろうが気にしてしませんしね(笑)。

    ドラちゃんは万人が好むキャラクターなのでしょうね。アニメの内容には好き嫌いがあるでしょうが(のび太の駄目振りにイラッとしたり)、ドラちゃん本体は素晴らしいデザインですよね。このお宅はドラちゃんの他にウルトラセブンとか様々なキャラクターを飾り付けていました。

    そうだ!、ウルトラマンが人間の時のハヤタ隊員人形を見つけて撮影したので後日掲載しますね!。これこそ年齢によって興味ある、なしに二分されるかと。

    なるほど、遠近両用をマルチフォーカスって良い表現ですね!(笑)。ただ、私も以前からマルチフォーカスコンタクトにしていますが、慣れてしまったのか、全く違和感はないです。私の場合、ファインダーを覗く時、むしろ乱視の方が災いを招いているようでミラーレスでMFアシストで拡大しても時折、本当にピントが合っているのか判らん時があります。

  5. 南米パパ | URL | -

    年末年始の登山用にこの16-45と18-135とで悩んだんですが結局簡易防塵防滴に釣られてしまい・・・

    普段35mmF2.4を付けっぱなしな私にとっては18mmでもかなりの超広角なんですが山頂に立つと16mm欲しくなるんですよねぇ。どうせ16-85か16-50☆買うんだからそれまではこれで我慢だと自分に言い聞かせてます。

  6. BigDaddy | URL | -

    > 南米パパ さん

    登山用でしたら18-135mmの簡易防塵防滴機能は必須でしょうね。18-135mmを選んで良かったのではないでしょうか?。確かに山頂とか大海原なんて広角が広ければ広い程面白いですが、ある意味、そこを18mmで上手く切り取る技術を身に付ける時間が今、と思うのが精神衛生上良いかもしれませんよね(笑)。

    あくまでも私見ですが35mmF2.4をお持ちなので16-85mmと16-50mmスターでは16-85mmの方をお勧めしたいところです。あとはどの程度の防塵防滴を必要とされているかでしょうね。ドシャブリだと流石に簡易機能のWRでは怖い気がします。

    これにDFA100mmマクロWRがあればゴージャスな山仕様になるかもしれんです。

  7. 南米パパ | URL | -

    「撮影の為の登山」というよりは「登山ついでの撮影」な為、基本的に山でのレンズ交換はしていません。標準コースタイム10時間のところを頑張って9.5時間で歩いて浮いた30分を撮影に当てる様な感じです。日暮れ前には下山しなければなりませんし・・・

    そう考えると仰る通り16-85mmあたりが幸せになれそうですね。
    土砂降りなら安全面も考えてカメラ仕舞って下山を選ぶと思いますし、そもそも雨確定なら登山自体中止です。

    いつか1泊とか2泊で撮影メインにつっくり山に行ける時間の余裕ができたら拘りのレンズ数本持って山に行ってみたいですね。

  8. BigDaddy | URL | -

    > 南米パパ さん

    なるほど!、本格的登山のついでの撮影となると機材は最小にしなくちゃなりませんよね。土砂降りで撮影されないのなら16-85mmの方が山以外にも使い勝手がありますが、山にしか使わない、望遠は不要、それならばスターレンズの方が後悔はしないかなと・・・。

    そう言えば18-135mmが発売になった頃、海外在住の登山家カメラマン、K-5IIs(だったと思います)と18-135mmで撮影した風景の作品展が新宿のPentaxで開催されており、全倍以上の大きさでプリントされてそれはそれは綺麗なものでした。

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