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Sony α6000 レビュー四方山話 その14 コーヒーブレイク

2016年02月13日 00:00

コーヒーブレイク

コーヒーブレイク

Sony α6000, E PZ16-50mmF3.5-5.6OSS

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



本ネタで撮影に利用しているSony機材はSony αアンバサダープログラムのモニター企画にてSonyからお借りしたものです。
総合的に判断してE PZ16-50mmF3.5-5.6OSS(以下E16-50mm)は価値がある!、と言い切った私であるが・・・。

アマチュアであろうが単なる趣味であろうが、こういうレンズに満足しちゃならない。本来ならキットレンズなんて代物はキットレンズ付きボディを買うとボディ単体で買うよりもお買い得感があるから買うだけで、購入直後に箱を開けレンズを取り出して売却するのが一番なんだ。

ところが色々と調べてみるとα6000と言うボディ(α4桁シリーズ全般と言うべきか)に一番マッチするのがこのE16-50mmなんだ。そう、サイズ!、サイズである!。これ以上大きなズームレンズを装着すると幾ら描写が優れていても見た目のバランスが悪い。

バランスとは本体のレンズの重量差を指すのではなく、あくまでも見た目。α6000と言うコンデジみたいなカメラにはおもちゃみたいな小さなレンズしかマッチしないんだ。

これはOlympusのPENデジでも言える。PENデジに高そうなレンズは相応しくない。トイデジと言ったらPENデジユーザーに失礼であるが、キャッチーを通り越してキッチュ路線を歩んでいるからどうしてもおもちゃみたいに見えるレンズの方が見栄えが良いように感じる。そのおもちゃの代表がキットレンズ。

他社のキットレンズを考えてみよう。

そのOlymspu E-P3のキットレンズはM.ZUIKO 14-42mmF3.5-5.6II RとM.ZUIDO 17mmF2.8。どちらも評判は良くない。しかし何をどっこい!、1200万画素のE-P3にとってもマッチするレンズだった。

FujiflmのX-E2のキットレンズはXF18-55mmF2.8-4だ。以前数日間このセットを借りる機会に恵まれ、とことん使っている。結果はOlympusのキットレンズとは反対にネットの評判は誇張し過ぎで、大したレンズだとは到底思えないものの、己が定める及第点には十分に達している。

そして本当ならば今頃せっせとレビュー記事を書いていた筈のPanasonic GX7。私が買おうとしていたのはカメラショップオリジナルのセットであるパワーズームのGX PZ14-42mmF3.5-5.6で、海外のサイトを参考にする限り、このレンズの描写も及第以上のレベルに達している。

ところが・・・。

キットレンズである程度満足出来るのなら前回のコーヒーブレイクで書いたように「だったら高級コンパクトデジタルカメラで十分なんじゃないか?」、そんな疑問にぶつかる。

α6000を含め、上記カメラをメインにするのなら話は別だが、現状、メインカメラはPentax K-5だし、K-5に代わる一眼レフ(K-3、もしくはK-S2)の購入も考えている。Kマウントの交換レンズも豊富にある。α6000をサブシステムとして使うのなら交換レンズを増やすのは馬鹿馬鹿しい。将来135センサー搭載のα7系のカメラを買うのならAPS-C専用のレンズを買うなんて尚更勿体無い。

レンズ交換式のカメラなんだから複数のレンズを持つべきだ、しかしキットレンズは予想を超えた画質を持っていて、現状サブシステムとして機能させるのだからそれ1本で良いと思う反面、ならば専用に設計されたレンズを内蔵する高級コンデジで十分じゃないか?、高級コンデジの方が様々な用途に対応出来るじゃないか!、そんなジレンマに陥ってしまう。

とどのつまり、普及タイプのズームレンズを利用している時点で気分はコンデジと同じなんだろうなぁ~。普段Pentax K-5に付けているSigmaの17-70mmF2.8-4は広角側ではF2.8、標準域でF3.5の開放絞りが使えるのでそこそこ絞りを変えて遊べるのだが、PentaxのDA17-70mmF4AL、DA16-45mmF4ALはF4スタートだから使う絞りはF4~F8まで。

E16-50mmは原則的にF5.6~F8しか使っちゃならず、最良の絵を求めるのなら全焦点距離でF8になり、絞りでのお遊びには不向き。コンデジのプログラムオートを使っているのと何ら変わりはない。

カメラもレンズも描写云々は当たり前だが、使っていて楽しいか否か、そこがキーポイント。そしてボディは多少使い勝手が悪くても数日で慣れちゃう。でもレンズは色々な絞りを使えるからこそ撮っていて楽しいし、出来上がった写真をおうちで眺め、EXIFの絞り情報を確認しながらあーだこーだと思い巡らせるのが面白い。

ドピーカン、郊外へ出掛けてネイチャーフォトっぽい写真をE16-50mmで撮ったら・・・。ほぼ100%、絞りはF8。面白みを感じないでしょう?。しかもズームレンズだからその場から一歩も動かずにフレーミング出来る。まさにコンデジの撮影法だ。

それが大口径単焦点レンズになればF2前後の絞りから解像感がズームレンズよりも高いから小絞りボケを気にせずF16まで使える。選択肢が多いと人はどれも試したくなる。

そして「このレンズだったら全倍(90x60センチ)にプリントしても綺麗に描写するだろうな」・・・、そんな、確率から言えばほぼゼロに近い特大プリントな妄想を抱く。でもそれが創造に繋がって行き、写真を撮る上でメリットになる。「しっかりと撮ってやろう」と思うからだ。

キットレンズになるようなズームレンズだとどこか頭の中で「所詮普及タイプのズームレンズで表現方法が少ないよなぁ~」と思っちゃう自分がいる。多少露出をミスろうが、写真に水平が出ていなかろうが、フレーミングで周辺に無駄なものが入り込んでいても平気でパチリするようになる。

持つ喜び、使う楽しみが普及タイプのズームレンズには皆無。モチベーションは道具によって大きく変化する。そしてある程度の足かせがあった方が脳味噌を働かせるから飽きない。単焦点レンズなら足でワーキングディスタンスを変えるしかないし、意図した構図にならずとも何とか工夫をする。

レンズ交換式カメラを初めて買う、キットレンズだけで満足してしまう人も多いらしい。しかしすぐに飽きてしまい、「やっぱり普段の撮影はスマホの方が便利だよね」と、せいぜい年に数回のイベント、正月や子供の運動会、旅行だけの出番になり、やがて中古店へ陳列される。

せっかくAPS-C2400万画素もあるα6000を使っているのだから脳味噌をフルに稼動させたいではないか!。結果、α6000を買う場合、キットレンズは保険として手元に置くとして、それ以外最低でも1本、大口径の単焦点レンズを仕入れる必要性が出てくる。E16-50mmはボケが弱いので1本だけに限定するのならボケを楽しむ専用としてE50mmF1.8が妥当なのだろうか?。

E50mmF1.8なら画質に定評があるし、焦点距離が10mm長く135換算約90mmになってくれるSigmaの60mmF2.8でも良いだろう。

自宅で幼い子供や猫、犬を撮るのなら50mmだと焦点距離が長すぎるので35mmF1.8が良いかもしれないし、将来135センサー搭載カメラにステップアップするのを想定して、α7でもクロップ無しで使える28mmF2も良いだろう。APS-Cだと42mm相当になるので便利なレンズに違いない。

※私個人はもしSonyレンズを買うのならα7へのステップアップを考え、FE28mmF2の一択しかない

今回のαアンバサダーモニター企画、α7II+Zeiss24-70mm、α7+24-70mm+Zeiss55mm、α6000+16-50mmの3つを貸し出しているようだ。ブレ補正を内蔵したα7IIにも魅力を感じるが、Zeissとは言え所詮はズームレンズ、この中で一番おいしいのはα7+24-70mm+Zeiss55mmなんだ。これを借りられた人は喜ぶべき!。何しろ写りはα7、α7IIとでは変わりないのだから・・・。

本ブログでこんな事を述べても無意味かもしれないが、この貸し出しイベント、貸し出すレンズ設定を間違っている気がする。α6000にE16-50mm、「なるほど、こんなもんね~」、たった2回のお散歩写真、300ショット程度でそう感じてしまった。これじゃぁ興味は半減する。大半のアンバサダーが「ただで使わせてくれてラッキー!」くらいにしか思わないんじゃなかろうか?。

α6000は世界最速?、のAFを持っているのだから望遠ズームも貸し出すべきだったろうし、もしくはレンズ交換式カメラの醍醐味である単焦点レンズをセットするべきだった。これはα7IIにも言える。

レンズ交換式カメラなのだからコンデジとの差別化をはかる為に、α6000をお使いの方、もしくは興味ある方に向け「単焦点レンズもいいぜ!、きっと撮影が楽しくなるぜ!」とコマーシャルしたくなってしまう。

そして、マウントアダプターを利用して、他社のレンズを装着するのだって「ありだぜ!」と言っちゃう。うちにはPentax Kマウントレンズだったらゴロゴロあるから(笑)。


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コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    僕はNEX-6と18-55mmを正にコンデジ的に使っています.じゃぁコンデジでもよいかとい
    うとダメなんですね.NEXならいざとなれば超広角,超望遠も使える.(実際は使わない
    としてもです) 天体写真,顕微鏡写真も撮れる.可能性を買ってるということでしょう
    ねぇ.

  2. pokopen | URL | mQop/nM.

    昔はコンデジ今はミラーレス

    昔はコンデジ(リコーGX200)を使っていたんですが、暗所では動く人が撮れない(シャッタータイムラグが1秒くらいに延びる)のでコリャ イカンワと思いました。
    今は小さなNEX-3Nと16-50mm、EOS-M2と11-22mmをコンデジ的に使ってほぼ満足しています。
    一眼やミラーレスは、シャッターを押せばとにかくシャッターが切れる、ってところがいいです。
    旅行にはミラーレス!。
    重い一眼(EOSシリーズ)は持ち出すのが億劫になりました。

  3. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    そうですね、レンズ交換式の強みはいざと言う時に・・・ってのがありますよね。
    それでも多くの人はα6000ならズームキット、もしくはダブルズームレンズキットだけを買っておしまいであり、結果、なんだかんだとスマホがメインカメラな人達により、それらが中古店に並び私のような人間がそれを買う!、そういう図式なんですねぇ(笑)。

  4. BigDaddy | URL | -

    > pokopen さん

    人物を撮らないので意外と今でもさらに1つ前のGX100でも平気って人間です。勿論暗所でのノイズは半端じゃなくISO200でもため息が出ちゃいますから、今はほとんど活躍しておらず、今ではノイジーでも平気なモノクロ専用カメラとなっています。

    私は旅行はほとんどが車の移動なので大きさ、重さは気にならず、またゆとりある撮影が可能なので一眼レフが良いですねぇ。まぁ大きく重いと言ってもPentaxですから、EOS一眼レフよりは気楽ですけど(笑)。反対に徒歩移動の街中のお散歩写真を小さいので撮りたいと思っているんです。

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