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Sony α6000 レビュー四方山話 その25 α6000+マウントアダプター まとめ

2016年03月14日 00:00

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Sony α6000, SMC PENTAX-M 28mmF2.8

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本ネタで撮影に利用しているSony機材はSony αアンバサダープログラムのモニター企画にてSonyからお借りしたものです。
今更ながらミラーレスカメラ用のマウントアダプターには未来を感じる。今日はα6000にKマウントレンズ用のマウントアダプターを装着して色々と感じた事を纏めたい。

最初に残念な事を・・・。

さすが爆買い国の製品。個体差なのだろう。マウント部のがたつきはないし、無限遠もしっかりと出ているようだが、アダプター側のレンズ絞り機構が上手くない。

本来このアダプターの絞り機構はどんなレンズでも最小絞りまで絞り込めないとならないのに今回購入したものは数本のレンズで途中までしか絞り込めないのが判った。

DA、もしくはSigmaのDAタイプのズームレンズはどれも問題はなかったものの、レンズ側に絞りリングのあるものだと、SMCP24mmF2.8がF8半(最小F22)、SMCM50mmF1.4はF16(最小F22)、SMCM50mmF2でF11(最小F22)、SMCP55mmF1.8がF11半(最小F22)、DFA100mmF2.8でF22(最小F32)までしか絞れない。

おおよそF11、マクロレンズのDFA100mmのF22まで絞れるので大きな影響はないが、残念だったがSMCP24mmF2.8だ。これはF11まで絞り込まないと周辺部まで解像しない駄目レンズでF8半でも等倍で見ると気になってしまう。それでこのレンズの代わりになるのを購入したんだが、これがまた駄目レンズで・・・。本日トップ写真はそのレンズで撮影しているが、詳細はいずれまた。

1万円くらいする日本製のマウントアダプターではこういう事はないらしい。どのレンズでも最小絞りまで絞り込めるようだから、やっぱり爆買い国の安い商品は不良品が多いのを実感した。

買った直後に気付いていれば返品交換したのだが、まさかレンズによって最小絞りが使えないなんて筈がないと思い込んでいたし、APS-Cセンサー搭載カメラの場合、滅多にF11より絞らないので全く気付かなかった。

ある日、レンズテストをしている時、F11以降絞り込んでもファインダー上のシャッタースピード、ISO感度に全く変化がなかったので「おやっ?、もしかして絞れていない?」と初めて気付いたんだ。

今後α6000やα7を購入した時用にこのマウントアダプターは捨てずに残すが、絞りリングのないDAレンズを使わないのならアダプター側に絞り機構のないマウントアダプターを購入した方が良い。それなら確実に最小絞りまで絞り込めるからだ。

さて、冒頭の未来を感じる、そんなお話を・・・。

街中でのお散歩写真、今後は一眼レフなんて使わずにミラーレス(α6000を買うかPanasonic GX7を買うかまだお悩み中)にしようと思っているが、旅に出た際は(一応は)愛着のあるPentax K-5(もしくは今後買うかもしれないK-5II系、K-3)がメインカメラであるのには変わりない。

お散歩写真ではカメラが壊れたらその日はおしまい、美味い飯でも食っておうちに帰るだけ。でも旅先で故障したらエライコッチャ。だからサブカメラを必ず持って出るし、レンズも無駄に持っていく事が多い。

一人旅なら連れが使っているK-5を拝借してK-5の2台体制、連れと共に旅をする場合はK-7をサブカメラにしている。幸い、今の今まで旅先でカメラの故障はないが、うちのK-5、K-7は5年以上も使っているから、今後どうなるか判らない。デジタルカメラは予兆無く壊れる事が多いから。

一度、旅先でDA17-70mmF4ALがぶっ壊れた時があった。このレンズは連れが主に使っていたので彼女にSigma 17-70mmF2.8-4を渡し、私はその後、予備としてバッグに入れていたFA28mmF2.8、FA50mmF1.4を使って撮影、そして旅を続けた。

単焦点レンズ、特にPentaxのは小さいので28mmと50mmの2本をバッグに入れていても気にならない。普段はほとんど使わないが、やっぱりズームレンズが壊れた時用に、近所のお散歩写真でもFA28mmF2.8だけは持って行くようにしている。
車で旅をするのなら一眼レフをサブカメラにしていても何の苦痛も感じないし、以前から申し上げている通り、サブカメラはメインカメラと同じモデルが望ましい。K-5とK-7は筐体が同じであっても微妙に操作方法が異なっているからミスを犯す可能性がある。だからK-5がメインならサブもK-5なんだ。

しかし列車の旅だと、荷物は少しでも、たった100グラムでも小さく軽くしたい。そんな時に小さく軽く作られているミラーレスシステムはサブカメラにもってこい。

α6000に沈胴タイプのE16-50mmはウエストポーチにもスッポリと収まってくれる。また絞り制御機構のあるマウントアダプターを利用すればE16-50mmだけじゃなく、普段使っているDAレンズの全てが使える。


Tamron 70-300mmを300mm側にズームすると・・・

2016-03-14-02


今頻繁に使っているのはDA16-45mmF4とTamron 70-300mmF4-5.6、DFA100mmF2.8の3本。この3本がα6000にも付いちゃう。ボディが小さいからバランスは悪いし(上の像)、マニュアルフォーカスでのピント合わせを強いられるが、絞り優先AEが使え、サブカメラとして十分な仕事をしてくれる。

これはGX7でも同じ。沈胴式の14-42mmF3.5-5.6のセットはα6000とほぼ同サイズ。ポーチにすっぽりと収まる。絞り機構付きのマウントアダプターさえあればやはり上の3本を使えるんだ。しかもGX7は効果はOlympusのブレ補正よりも遥かに劣るらしいが、1段~1.5段程度は確保出来るようで高感度耐性がAPS-Cより悪くても結果的にはα6000とイコールの描写をしてくれるだろう。

サブカメラはメインカメラと同じボディが望ましい、この思考は今後も変わりないが、列車での旅に関してはサブカメラは小さければ小さい程あり難い。今後、ミラーレスカメラを購入したら列車での旅にK-7の出番はなくなるに違いない。

なにしろK-7の高感度耐性はm4/3のGX7よりも悪い。GX7の高感度耐性はネットの情報、転がっているJPG、RAWファイルを検証する限り、私の撮る風景ならLightroom現像でISO3200が使えそう。でもK-7はそのGX7よりも2世代前のPanasonicの糞センサーを搭載しているOlympus E-P3と同じ。Lightroomで現像してISO1600が使える限度なんだ。

E-P3とK-7のISO3200はLightroom等で現像してA4プリントでも微妙な像になる。幾らK-5と操作感がほとんど同じと言ってもISO6400まで使えるカメラのサブとして実力不足は否めない。

じゃぁE-P3だってサブカメラとしては使えない?、いえいえ、m4/3のレンズは絞り開放でも程ほどの描写をしてくれるし、明るいレンズを使えば被写界深度が深いから深度をイコールにすればK-7よりも優れた像を出す。

思えばPentaxの失敗はこのK-7にある。

K-7発表当時、すでに他社では高感度耐性のあるSonyセンサーを搭載していたのに大人の事情でK20Dと同じセンサーを使わざるを得なかった。

しかも同じセンサーなのに何故か出てくる像がK20Dよりも悪い。何しろK-rだかK-xがSonyセンサーを採用しちゃったものだから、下位モデルにもボロ負け、そして前モデルにも劣っていたフラッグシップ機がK-7。

加えてAF性能はほとんど進化せずに総合力においては他社から周回遅れどころか2周遅れになっちまった。K-7のせいでPentaxを離れた人が相当いたと思う。

K-5でかなり巻き返した。いつもPentaxの悪口ばかり垂れる私でさえ、動体のAF性能は他社に劣るかもしれないが、その他のスペックに関しては他社の同程度のモデルよりも上回っていると思う。特にK-5II、K-5IIsは名機である事間違いなし。今買っても決して損はしない。

しかし一度離れたユーザーは中々元には戻らない。だからK-1もあんまり売れないんじゃないかと思っている。特にすでにKマウントレンズを処分しちゃった人は、新たにレンズを買い揃える必要があり、そこまでするカメラシステムか?、各自が自問自答し、ノーと答えを出しそう。
m4/3の場合、焦点距離が2倍になってしまうのでDA16-45mmが135換算で32-90mmとなり、広角側が若干物足りない気がするものの、サブカメラとして最低限の仕事はm4/3でも十分にやってのけられるだろう。

そう考えると今後もPentaxのAPS-Cセンサー搭載一眼レフを使い続ける場合、サブカメラとして機能させたいのなら、135センサー搭載のSony α7系よりもα6000やGX7の方が良かったりする。

言い換えると、街撮りやそこらのお散歩写真は135センサーを持つα7系が良いのでは?。そう感じ始めている。私の街撮りの基本は全体にピントのあるパンフォーカス像であるが、135センサーでも50mm以下の焦点距離である程度ワーキングディスタンスがあるのならF8まで絞り込んでいれば十分だ。

反対に昨年末から絞り開放隊を発足させてから、背景をボカしたり、オールドレンズの開放描写の滲みが楽しかったりと絞りを開けて撮影する機会が多くなった。

また街撮りでは背景がゴチャゴチャし過ぎていたり、人々が多く行きかっていたりと背景を省略したいときもあったりする。本来雑踏を表現するのが楽しいのが、そうでない時もある。

だとするとボケやすい135センサーの方が便利なんだ。Sonyからα7を借りていた時、Zeissの55mmF1.8がボケるのは当たり前として、標準ズームの28-70mmF3.5-5.6も思った以上に背景を省略出来るのが判り、そんな思考が生まれたんだ。

135フォーマットとAPS-Cフォーマットは1段の差があると言われているが、面積比を考慮すれば1.3段の差があり、体感的には1.5段程度の違いがあるように感じる。同じくAPS-Cとm4/3も一般では一段の差、しかしこちらは1段もないと思う。

さすがに「じゃぁ明日にでもα7IIを買ってきましょ!」とは行かないのは悩ましいものの、マウントアダプターの便利さを知った今、サブカメラ、お散歩写真カメラとしてα6000かGX7かのいずれを使いたい!、その思いはいっそう強くなった。


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コメント

  1. ピンぼけ小僧 | URL | EBUSheBA

    お散歩撮影ならお弁当箱カメラの方が小回りがきいていいですね。
    135換算で35mmくらいの単焦点で1日過ごすのも気楽でよいです。
    先週末のお散歩撮影はお弁当箱がメインでサブに標準ズームの一眼レフをバックに入れていました。
    マウントアダプターはAPS-Cあたりが、フルサイズレンズの中央の性能がいいところ使うから良いという人も多いようですね。
    最近のsonyは旧製品を併売するので、値段がなかなか下がりません。GX7の在庫処分は去年末で、本体が4万円前後だったような。

  2. BigDaddy | URL | -

    > ピンぼけ小僧 さん

    GX7は年末、ダブルズームキットで5万なんぼまで下がりました。ホントα6000がやってこなかったら買っていましたねぇ。

    レンズ交換式のお弁当箱タイプでEVF内蔵って意外とないんですよね。現行だとX-Pro2、X-E2、GX8、GM5、PEN-Fくらいではないでしょうか?。でも仰る通りその手のボディに単焦点1本は気楽ですし、フィルム時代の感覚に戻れそうで・・・。

    レンズの真ん中を使うのならm4/3が一番でしょうが、焦点距離が倍になるのは無理があり、APS-Cが最適なのでしょうね。

  3. 6400K | URL | -

    BigDaddyさんこんばんは。ワタクシ、未だ、iso400のフィルムでモノクロ写真撮って、チャプチャプとプリントなんかしておりまして、デジカメも高感度は、あんまり使ってなかったもんで、一連のノイズ処理についてのエントリー、大変勉強になりました。ありがとうございます。

    去年、久々に海外旅行に行く機会があり、ちょうどE-M10がモデル末期でキットで5万少々と安かったんで、買ってしまいました。以来、マイクロ4/3の軽さ・嵩張らなさに嵌ってしまい、現在はE-M10がメイン、これまたモデル末期でキット3万だったGM1sがサブとなっております。いざという時(あんまりないですが)、レンズが互換というのも安心です。

    現像初心者なので何とも言えませんが、A3で1600は問題なし、3200は少し厳しいがソコソコOK、6400は非常用という感じではないかと思います。E-M10の手振れ防止は割と効くので、コントラストがしっかりしたレンズであれば、高感度性能はこの程度で一般実用上問題ないという印象ですね。

  4. BigDaddy | URL | -

    > 6400K さん

    コメント、そしてノイズ関連のエントリーを読まれている事、ありがとうございます。

    E-M10、実は私もほんの最近、E-M5と共に(どちらもmarkIIではなく)注目しているんです。当分先のネタになりますが、この2機種はスゲェかも!、そんな話題の下書きをつい一昨日書いてました。

    私の撮る風景だと国内外のサンプルを見る限り、両者ともISO3200がガンガンに使えると思っています。最近は1/1.7型のセンサーでも風景によってはISO3200が十分に使えるのでm4/3とAPS-C、135の差はかなり縮まっているのではないでしょうか?。

    仰る通り一般実用上問題はないでしょうし、モノクロフィルムをチャプチャプとプリント(笑)との事ですが、35mm判をお使いでしょうから3~4倍増感された像よりもm4/3はそこから2段くらい絞りを開けられますから高感度が弱いとされているm4/3でも(ノイズを粒子に見立てたとして)クリアな像になるのではないでしょうか?。

    OlumpusのE-MシリーズはSonyセンサー、LumixのGX7やGMシリーズはPanasonicセンサーですが性能はほぼ同じくらいなのでしょうね。

    今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

  5. 6400K | URL | -

    BigDaddyさん、リプライ恐縮です。

    「スゲェ」かどうかはわかりませんが、E-M10は、よく練れたカメラだと思います。実は、私も「弁当箱」が好きなので、同じく値段がこなれていたGX7と「スゲェ」迷ったんですが、個人的にどちらがストレスなく使えるか(前後ダイヤルの操作感や、起動時間など)を考えて、E-M10に落ち着きました。実際使ってみて、ほとんどストレスないです。

     一方、GM1sとの「絵」の比較では、GM1sの方が好きですね。絵柄にもよりますが、Lrでadbe standardデフォ現像した時、パナの絵は非常に癖がなくあっさりしているので、そこからどっちの方向へ持っていくかイメージが掴み易い気がします。それと、同じトーンの中にある細部のコントラスト(分離とでもいいましょうか)はパナの方があるような気がします。まあ、印刷しちゃえば見分けつかないですけど。ということで、オリのボディ+パナのエンジンのカメラが私の理想の4/3です(笑)

     E-M10やE-M5は、トータルバランスでなかなか完成度高く、中古はバーゲン・プライスじゃないかと・・・逆に言うと、4/3は発売初期に買うと痛い目に遭うという恐怖感が付きまといますなぁ・・・。

  6. BigDaddy | URL | -

    > 6400K さん

    カメラが1台しかないと操作感ってのは徐々に慣れていくものですが、比較対象があるとイラッとする時がありますよね。確かにGX7って量販店で触っていて、どの操作もワンテンポ遅かったんですよ。それで購入を躊躇していました。K-5よりも遅いんです。

    OlympusはE-P3しか持っていないのですが、OlympusとPanasonicの一番の違いはパソコン用現像ソフトかなぁと。Olympus Viewerはカメラ内現像とほぼ同じ絵を出してくれますが、Panasonicはあの市川さんの現像ソフトなのでPanasonicの色が全く出ないんですよね。そこもネックです。

    まぁでもGX7は安いのを見つけたら即買うと思います。まずはお弁当箱を!(笑)。さらに中古のバーゲンプラスを狙ってE-M10かE-M5を・・・、そんな妄想をしています。

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