にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です

何を今更!、Canon Powershot G9ショートレビュー その3 高感度は如何に!?

2016年03月22日 01:56

untitled

untitled

Canon Powershot G9

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



Canon Powershot G9今更ショートレビュー第3弾。今日は高感度の画質について。普段本ブログでは「超高感度」と表現しているが、何しろG9は9年前のカメラでISO1600までしかないので「超」はつけない(笑)。

※ISO3200はISO感度管理とは別モードの操作となり、1600x1200ピクセルに限定される

撮って出しJPGではノイズはISO200を超えると見えてくる。等倍鑑賞命でノイズが大嫌い!、そんな人ならこのカメラはISO80~200までが限度だ。それでも同じ1/1.7型でも一世代前のセンサーを使っているRicoh GX100よりはまし。GX100はISO200でノイズが出るから!。

下の写真、F2.8、1/1250secのEV7.3の風景(ISOオートにしていて何故ここでISO80でなくISO250に跳ね上がったのか不思議だが)の撮って出しJPGだ。以下、切り出し像はマウスクリックで1000x1000ピクセルの等倍像になる。


2016-03-22-02


2016-03-22-03


ただコンデジで等倍鑑賞はほとんど意味がない。そこでここでは25~30インチくらいのパソコンやテレビで写真を鑑賞する、もしくはA4~A3プリント、それを想定してG9のノイズ耐性を述べたい。

ISO200を超えるとまず空のザラつきに気付く。空がそうだと他の模様のない平面部にもノイズが目立ってくる。撮って出しJPGは上手くノイズリダクションを掛けているが、輪郭重視なのだろう。完全にはノイズを消していない。

そしてマイカラー(仕上がり効果)に彩度の高いくっきりカラー(vivid)なんて使うとISO400を超えたくらいから撮って出しJPGではカラーノイズが消しきれずに残ってしまう。これは不思議だ。輝度ノイズよりもカラーノイズの方が消しやすい筈なのに何故当時のCanonはカラーノイズを残したのか?。

当然ISO400からはカラーノイズが残っているのだから輝度ノイズも消えていない。特にシャドー部にはRawTherapeeで言うところのインパルスノイズのような、ピクセルドット落ちのような小さな粒状のノイズが顕著に出てしまう。

次の写真はISO400像。Lightroomで現像し、カラーノイズだけ取り去り、輝度ノイズはそのままにした。これでどれだけノイズが発生しているか判ると思うし、この程度のノイズ量、形状ならLightroomでどうにでもなる。


2016-03-22-04


2016-03-22-05


特筆すべき点はISO400からISO800までは大きな画質の変化はない。勿論感度が上がればノイズが増えるのだがISO800像はその増え方が緩やかで、かつ輪郭も保持している。ノイズを嫌ってISO400のままでブレと戦うのなら積極的にISO800を使った方が良い気がする。

下はISO800、F3.5、1/25secのEV5.3の風景。自宅の照明が比較的明るい部屋と同じくらいと思えば判り易いだろう。

ノイズ量はISO400からほんの少し多くなった程度なので、これはLightroomを使ってA3プリントを想定してノイズを消してみた。

等倍切り出し像を見ると若干解像感が悪いように思えるが、これは135換算100mmくらいで1/25seでシャッターを切った為、微ブレの可能性もある(G9の望遠側のブレ補正機能は2段あるかないかみたい)。


2016-03-22-06


2016-03-22-07


2016-03-22-08


そう言えば連れが使っているCanon IXY920IS、これもISO800の像はとっても綺麗だったりする。このカメラは1/2.3型の1000万画素CCDセンサーを使っているが、パソコンの等倍像を見る限り、風景によってはISO800でもA3プリントは可能に感じる。

当然、G9はRAWファイルを保存出来るのでLightroomでノイズリダクション処理を施してやれば撮って出しJPGよりも具合が良くなり、ISO800まではA3プリントなら問題ない。

※勿論これは私が撮る風景においての話であり、ISO400以上ではカレンダー写真のような美しい絵は決して出てこない

さすがに最高感度のISO1600ともなるとA4サイズにしてパソコンで眺めても全体にザラザラしていて如何にも高感度で撮っています!、そんな絵になるが・・・。

Pentax K-7の絵を見ている人間としては9年前の1/1.7型センサーでこれくらいの画質を保っているのは凄いと思ってしまう。何しろK-7は一眼レフ、APS-Cセンサー搭載の癖してISO6400はどうにもならない。Lighroomで現像しても無理。久し振りでK-7の超高感度域の写真を眺めてみたところ、K-7のISO4500像とG9のISO1600の像がほぼどっこい。K-7の汚いノイズに慣れている人間はG9のノイズなんて全く怖くないんだ。


2016-03-22-09


2016-03-22-10


2016-03-22-11


上の写真はISO1600、1/8sec、F2.8のEV2の明るさ。これもA3プリントを想定してLightroomで現像してみた。

シャープ
 適用量 40
 半径 1.5
 ディテール 0
 マスク 10
ノイズ軽減
 輝度 64
 ディテール63
 コントラスト 0
 カラー 25
 ディテール 50
 滑らかさ 50

またホワイトバランスがグズグズだったのでそれを整え、影の部分はトーンカーブで黒く落とし込んでその部分のノイズは見えないようにしている。

如何だろうか?。EV2の風景でISO1600、これくらいだったら十分だと思う。

まとめるとA4~A3プリントにおいて・・・。

ISO400はまでは撮って出しJPGでも十分行ける。

ISO800になると撮って出しJPGでは色ノイズが目立つ風景では汎用の現像ソフトで輝度、色ノイズを防げば利用出来る。

一般にはISO1600は非常用で、コントラストや色再現に劣るが(色被り)、A4プリントなら色を整えれば気にならないし、A3プリントではしっかりと汎用現像ソフトでノイズを抑えれば風景によっては十分活用出来る。

Pentax K-7、そしてRicoh GX100の醜いノイズを知っているからG9が出力する高感度域での写真はおおよそ満足するものだった。9年前の1/1.7型のセンサーだが良い仕事をしている。

さて、G9のISO感度は軍幹部左側のダイヤルを利用し、「80、100、200、400、800、AUTO、HI」の7種類を任意にセット出来る。80~800までは数字の通りで、AUTOとHIの違いは後者は積極的に感度を上げていくようで望遠域を使って手振れしたくない時にはHIが有利だが、広角側だと感度を上げすぎるのでAUTOが望ましい。

但し、HIにセットしても何故かISO1600まで上がってくれない。どんなに暗くても、例えばシャッタースピードが1秒になってもISO800で止まるんだ。ユーザーズガイドにはAUTOもHIでもISO1600まで上がるような事が書かれているのだが・・・。

ユーザーズガイドには絞り優先とシャッター優先ではAUTO HIは使えないようだが、オートモード(全てカメラ任せ)とプログラムオートはISO HIの設定が出来、ISO1600まで感度が上がるように書かれている。でも実際にはISO1600には上げてくれない。よってISO1600を使わざるを得ない時は手動でISOダイヤルを1600にセットしてやる必要がある。

とは言えISO1600はほとんど使わない。広角側の35mmでは絞りF2.8が使え、50mmくらいでもF3.2が絞り開放となる。そしてこの手のカメラは絞り開放でもそこそこの描写をするので普段撮影するような風景ではISO1600を必要としないんだ。


にほんブログ村 写真ブログ デジタル写真へ
にほんブログ村のランキングに参加中です



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)