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久々にRawTherapeeネタを・・・

2016年05月11日 00:00

Tokyo Snap

Tokyo Snap

Pentax K-5, Sigma AF17-70mmF2.8-4OS HSM

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



RawTherapee、非常に優れており常に進化している誰でも使えるマルチプラットフォームでフリーの汎用現像ソフト。機能がアカデミック過ぎて万人向けではないにせよ、お勧めソフトであるのは間違いない。何せ高性能なのにタダなんだから。

ところが最近・・・。

このソフトはマルチプラットフォームの割には使っているパソコンの環境によっては動作がおかしくなってしまう。

Ver3の時代は酷かった。同じWindowsマシンなのにA社のパソコンでは使えてB社では使えないなんてざらにあった。でもそれがメジャーバージョンアップし、Ver4となった頃からおおよそのパソコンで使えるようになり、少なくともうちのパソコンではVer4になってからは全く問題なく動いていたんだ。

「動いていたんだ」・・・。そう過去形である。どうも最近のバージョンはうちのパソコンと相性が悪い。まず半年くらい前のバージョンから終了時にやたらに時間が掛かるようになった。5秒、10秒なんてものじゃない。

終了ボタンを押してからメイン画面が消えるまでに20秒以上掛かってしまう。何か内部処理をしているのかもしれないが、見た目は20秒以上のフリーズ。メモリ内に残骸を残して終了するわけではないので放っておけば良いだけだが、気持ちの良いものじゃない。

そしてRetinex処理の機能が強化されるにつれデモザイクに時間が掛かるようになった。何か1つスライダーを動かだけで何秒も待たされる(これはRetinexを使わなければ良いだけなのだが・・・)。

また外観、ユーザーインターフェースにも問題が出てきた。最近のRawTherapeeはGUI製作にGTK3を使用している。GTKとはソフト開発用のGUI(グラフィックユーザーインターフェース)ツールキットで、これを利用する事でボタンやスライダーと言ったGUI環境を簡単に整えられるんだ。

そのGTK3、見た目はモダンでかっこ良くなってくれるものの、まぁ使いづらいったりゃありゃしない。GTK3が悪いと言うよりも開発者のGUIに対するセンスが悪いでも言おうか?。今年の2月くらい、RawTherpaeeの公式サイトからダウンロード出来たWindows 64bit版までは使い勝手が改悪されちまった。

少し前までは従来のGUIのまま(GTK2)のバージョンもダウンロードが可能だったがどうも今後はGTK3で統一するみたいで・・・。

WEBサイトのHTMLのようにスタイルシートを書き換えれば見た目が変化するらしいが、具体例を示すような資料もなく、またそんな資料があったところでそんな作業を末端のユーザーである私が行う気もしない。

現在私が利用しているバージョンは公式サイトからダウンロードしたものでなく、詳しくは知らないが、個々の開発者がテスト的にアップロードしているバージョンとでも言おうか?、Ver4.2.784のMaster Release版。これはGTK3を利用しておらず、上述した終了時にフリーズする事もなく、半年前以前の快適なRawTherapee環境になっている。当分これを使う事になるかな。

この手の非公式バージョンはどこかにバグが潜んでいるかも知れないし、最新の機能が搭載されていない事も多々ある(反対に亜流、お試し版として公式には存在しない機能があったりもする)。だからあまり使いたくないのだが、何しろ公式バージョンがうちの環境では改悪されたヘボソフトになっているので、非公式物を使わざるを得なかったりする。

その手のWindows用の非公式バージョンは、、、

RawTherapee Forum - New Windows builds

から見つけられる。上を開くと40個くらいのリンクがあると思う。それを片っ端からリンクを開き、ありとあらゆるバージョンをテスト的にインストールし、その中で自分のパソコンと相性が良いものを探して行く・・・。

このリンクの内容は日々変化するようで昨日の夜まで存在したバージョンが今朝になって削除されているなんてざらで、インストール用のZIPファイルをダウンロードし、ご自分の環境にマッチしたバージョンを見つけたらインストール用のZIPファイルは数ヶ月ローカルディスクに残しておいた方が良い。とにかくRawTherapeeは最新バージョンが常に最良とは限らないんだ。

私が利用しているVer4.2.784のMaster Release版も皆さんのパソコン環境では全く使い物にならない可能性だってある。

そろそろRawTherapee、4.2.xxxから4.3にアップデートされるようだが、とにかくGTK3を使って開発をして欲しくないなぁ。いや、GTK3を使っても良いが、GUIの部分を変にいじくるのは止めて欲しい。もしくは従来のGTK2での開発も継続して貰いたい。

とここまで書いて、大どんでん返しの事実が発覚!。

ものは試しにとその改悪されたユーザーインターフェースを使っているVer 4.2.905の設定画面の一般タブのテーマの選択をデフォルトからTooWaBlueにしたらほぼ従来通りのユーザーインターフェースになってくれた。

どうやらこのシステムテーマってのがスタイルシートで書かれているようでRawTherapeeがインストールされているフォルダ内に確かにToWaBlue.cssなるファイルが存在する。なるへそ、このファイルを弄くれば良いのね!。

しかも4.2.905の1つの前のバージョンまでは終了時の20秒フリーズを確認出来たのにこのバージョンでは瞬時でメモリから消えてくれた!。

なんだよぉ~、今回のネタ書く意味がなかったじゃないか!。かと言って没にするのも癪ですから・・・(笑)。

とりあえず、GTK2が使われているVer4.2.784とGTK3の4.2.905の両方はうちのパソコンで快適に動いている。だから今後公式サイトなどでバージョンが上がってもこの2つだけは残しておかないと、また半年後、同じようなネタを書いているに違いない。

※5月8日現在、公式に4.2.967が出ていて、非公式には4.2.976があり、これも今のところ問題なく動いている

本日の写真、勿論、RawTherapeeで現像している。発色はカラータブ内のフィルムシミュレーション、いつものKodak Kodachrome 64Generalを使い、Lightroomで言うところの明瞭度調整、これをウェーブレット処理で行ってメリハリのある絵に仕上げた。クリックすると長辺1200ピクセルとなるので、是非ご確認頂きたい。

5月16日追記

5月16日現在、Windows 64bit版4.2.976においてRawTherapee.Cssは正常に表示しているのを確認している。よってわざわざTooWaBlue.Cssに変更する必要はない。

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コメント

  1. auf | URL | 3eyVfeeo

    僕はまだ4.2.450(64bit),4.2.835(32bit)です.64bitでは何の問題もないです
    が,32bitではキューに入れて一度終了し,再起動して現像のみする,としない
    と確実にコケます.64bitで問題ないところから見て32bitではもうメモリー量が
    足りないんだと思います.

    あまりふみこんだ使い方はまだしてませんが特に不満もありません.唯一,解像
    度変えられないのが残念.

    DXO Opticsも欲しいんですが半額キャンペーン待ちです.

  2. furumachi | URL | I1nBa9Is

    そんなことになってたんですね

    うちのOSはGTK3周りのバージョンが古いため
    ずっとMasterブランチ(GTK2)仕様でコンパイルしているので
    気づきませんでした。
    怖いもの見たさで、新し目のOSを入れて試してみるかなぁ

  3. BigDaddy | URL | -

    > auf さん

    少し前のRawTherapeeはwaveletとretinexが新機能として加わって日毎進化し、またそれが良い方向に向かっていたのですが、最近は何が変化しているのか皆目見当が付かない状態ですから、少し古いバージョンでも自分が必要な機能が備わっていればそれを使っていて良いんですよね。

    32bit版はいずれなくなるでしょうね。そもそもWindows 7での各メーカーの戦略が失敗したんでしょうね。量販店でもこんなにすぐに64bitが普及するとは思っていなかったようでwindows 7の32bitバージョンを買った人が相当数いたみたいですね。

    DxO OpticsはLightroomと連動してから頻繁に使っています。でも半額キャンペーンを待った方が確実に良いですねぇ。あれって半年に一度くらいやっているみたいですし、Ver11が出る直前でもきっとキャンペーンを行い、さらにVer11には無償アップグレードも出来る筈ですし。

  4. BigDaddy | URL | -

    > furumachi さん

    GTK2なのか3なのか、それはユーザーはあんまり関係ないですよね。GTK3バージョンを入れた途端ユーザーインターフェースがガラリと変わって本文の通り、なんじゃこりゃ?、と思って、色々と調べてスタイルシートを変更しなくちゃならんとか、目立つ場所にドキュメントしておけよ!、と(笑)。

    RawTherapeeの大きな欠点ってユーザー視点で開発していないだろうなぁと思わせる仕様ですねぇ。それと新しい機能が加わってもそれに対するドキュメントやHOWTOがほとんどないんですよね。フォーラムとか見ていてもRawPediaを見ろ!、でおしまいだったり。

    全世界のユーザーでretinexを自在に扱える人って開発者以外いないんじゃねぇかって思っています(笑)。検索してもまんずヒットしませんしね。

    未だに腹立たしいのはハイライトのマゼンタ被り。これはバグだろ!って言いたいくらいの妙な仕様ですが、それを改善するのは対症療法しかないようで(マゼンタの彩度を下げるだけとか(笑))。これはフォーラムとかを見ても結構昔から何人か指摘しているんですよね。retinexが機能されてから、これを使うと激しくマゼンタ被りするんでなんだかなぁと。


  5. のっぽ親父 | URL | ibdEl2N.

    コダクロームですか。。良い発色です。もう少し使い込んでみたいです。バージョンはずっとあげていないので 4.2.194でした。
    ガラッと変わると怖いのでどうするかな?

  6. BigDaddy | URL | -

    > のっぽ親父 さん

    ありがとうございます。

    検証のしようがないんですが、コダクロームの発色だと信じていますよ(笑)。
    あくまでも勝手なイメージですが、コダクロームって彩度が高くコントラストもあるんだけど、原色の輝度がベルビアよりも低い、結果、派手に見えないでこってりとした渋さがあるんじゃないかと思っています。

    RawTherapeeはパソコン環境によりましょうが、現在の最新は環境設定のテーマでTooWaBlueを選択していればほとんど同じインターフェースで使えます。駄目だったら古いのは公式サイトにも転がっているので再インストールすれば良いだけですしね。但し、見た感じ、4.2の若いバージョンと今のバージョンとでは何にも変わっていない気がしますけどね(笑)。

  7. furumachi | URL | I1nBa9Is

    Re:GTK2なのか3なのか

    おっしゃるとおり、ユーザーにはあまり関係ないですねぇ
    私の場合、GTK3に未対応だったりバグがあるシステムで
    アプリを起動したら、設定している外観テーマと違う外観で
    表示されたり、ぶっとい外枠が表示されて、
    ああGTK3アプリだったのねと思ったくらいです。

    >インターフェースがガラリと変わって本文の通り
    Rawtherapee GTK3版がコンパイルできる新し目のOSをVirtuakboxで入れて
    試してみたのですが、表示されたRawtherapeeは検索してスクリーンショットで
    見たTooWaBlueと同じような外観でした。
    Windows版とLinux版ではRawtherapp-GTK3に付属するデフォルトの
    テーマが違うのか、Windows版GTK3ランタイムのデフォルトテーマを
    使用する初期設定にされているのかも。

    >ユーザー視点で開発していないだろうなぁと思わせる仕様ですねぇ
    開発者が気の向くままに機能を追加しているような雰囲気はありますね。
    仕事ではなく趣味や自分が使いたいアプリを作ろうとすると、
    どうしても、細かな不具合(ハイライトのマゼンタ被り!)よりも
    これ、凄いze!と思った機能の組み込みに指が向いてしまうのかも
    しれませんね。



  8. BigDaddy | URL | -

    > furumachi さん

    GTK3を利用するのも開発者の気の向くまま、開発者がそれを使いたいからだけなんでしょうね(笑)。勿論、GTK3で開発をしても良いのでしょうが、湯ザーとしてはGTK2と同時進行するべきだろっ!、って思っちゃいます。一応同時進行しているようですが、テスト的に非公式にアップデートされるのはほとんどGTK3ですもんね。

    Windows版ではうちの環境ですとGTK3版をインストールしか瞬間、TooWaBlue.cssでなくRawTherapee.cssが選択されていたようで、そんなもん、一般ユーザーだと判らないですから、GTK3が全て悪さをしていると思っていたんですよ(笑)。

    開発者は自分が使いたいから・・・、まさにその通りなんでしょうね。でもハイライトのマゼンタ被りは細かな不具合じゃないと思うんですよねぇ。特にRetinexを使うとそれが大きく現れますしね。フォーラムを見ているとユーザーから「マゼンタ被りをなとかしろ」なるメッセージがあり、開発者はそれを知っているけど、それはカラーエディターでマゼンタを落とせるからそれで対応してね!、で終了しちゃうんです。

    とにかくマゼンタ被りが直らない限り、幾らRetinexなどでダイナミックレンジを広げてもLightroomには決して勝てないと思いますねぇ。またユーザーの多くはRetinexでLightroomの霞の除去を模倣できていないようで・・・(笑)。

  9. furumachi | URL | I1nBa9Is

    LinuxGTK3版Rawtherapeeのデフォルトのテーマ

    >TooWaBlue.cssでなくRawTherapee.cssが選択されていたようで
    パット見の印象がTooWaBlueとそれほど違いが無かったので
    TooWaBlueと同じような外観でしたと書きましたが、
    今、確認したらLinux版Rawtherapee-GTK3のデフォルトテーマも
    RawTherapee.cssでした。
    曖昧な書き込みをしてしまい申し訳ないです。

    TooWaBlue.cssとRawtherapee.cssの双方でちょっとだけ弄ってみましたが
    見た目は少し違うのですが、操作に問題が出るような違いは見受けられませんでした。

    私の経験で別のアプリの話になりますが、
    システムで採用しているGTK3のバージョンによっては、
    太いフレーム枠が描画されたりとおかしな表示がされることがあり、
    GTK3ライブラリの不具合を上書きするCSSファイルを作成することで
    回避したことがあります。
    今回の問題もRawtherapee.cssと現行のWindows版GTK3ランタイムとの
    相性かもしれませんね。

    以上、長々と話を引っ張ってすみません。

  10. BigDaddy | URL | -

    > furumachi さん

    情報ありがとうございます。

    今、Windows 64bitの公式最新版、4.2.976で確認したところRawTherapee.Cssでもまともな描写になっていました。

    となるとご推察の通り、一時的にWindows 64bit版はGTK3ライブラリとCSSと相性のような問題で、それを最近になって開発者が気付いて?、新しいCSSもGTK3にマッチしたアップデートがされたんでしょうね。

    でもこの表示バグ?、が出てからずっとフォーラムをチェックしていたのですが、TooWaBlue.cssに関してはバージョン毎のファイルが存在しているのを確かめたのですが、RawTherapee.Cssに対しては誰も文句を言っていなかったので、訳判らん状態だったんです。

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