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MarkIIじゃないPanasonic Lumix GX7レビューその5 ブレ補正を検証する

2016年05月17日 00:00

青果市場跡にて

青果市場跡にて

Lumix GX7, G14-45mmF3.5-5.6

※ブログに視覚要素を加えるlightboxを導入しています。上記画像をクリックすると少し大きな画像をポップアップして見る事が出来、暗くなった部分をクリックするか、画像下部のCloseをクリックすると元に戻ります。



GX7はボディ内手振れ補正が搭載されている。但し、レンズ側にブレ補正がある場合はレンズ側が優先される(ボディ内手振れ補正はオフになる)。この辺を常に念頭に入れていないと駄目かもしれない。

G VARIO 14-45mmF3.5-5.6(以下14-45mm)、これは手振れ補正機能を装備している。よってボディ側の手振れ補正はオフになる。

試してみた。単写モードでゆっくりと1枚ずつ通常シャッターと電子シャッターとでそれぞれ5枚シャッターを切る。その結果が下。(勿論ブレているか否かは等倍でチェックし、微ブレもNGとしている)。

焦点距離 135換算 シャッタースピード 電子シャッター 成功率
14mm 28mm 1/4sec OFF 3/5
25mm 50mm 1/6sec OFF 4/5
35mm 70mm 1/6sec OFF 2/5
45mm 90mm 1/8sec OFF 5/5
14mm 28mm 1/4sec ON 3/5
25mm 50mm 1/6sec ON 5/5
35mm 70mm 1/6sec ON 2/5
45mm 90mm 1/8sec ON 5/5


結構粘ってくれる。これくらいだった御の字。Pentax K-5より半段~1段勝っている。但し、電子シャッターのオンオフではほとんど変わらないのにはちょっとビックリ。低速シャッターでは通常のシャッターでも電子シャッターでも大きな意味はなさそうだ。恐らく電子シャッターが有効なのは1/125sec前後の微ブレなんじゃなかろうか?。

ただ不思議なのが何故か35mm近辺だけ確率が悪いんだ。これは何度やっても電子シャッターのオンオフも含め同じだった。微ブレと言うよりも大きくブレる。

そしてそれぞれ1/3段シャッタースピードを上げ、14mmで1/6sec、25mmで1/8sec、35mmで1/10sec、45mmで1/13secで撮影するとなんと!、全焦点距離で100%の補正出来た。Pentax K-5で同じテストをし、100%の確率で止めるにはさらに1/3~半段シャッタースピードを速める必要がある。

EV4の程度の明るさ、夕暮れ~日没の路地の風景と言った場所でも45mm(換算90mm)でISO800までしか感度が上がらない。14mmならISO400以下で写真を撮れてしまう。

APS-Cとの被写界深度の差、超高感度の画質は例えばK-5とDA17-70mmF4ALとのセットで考えると(ノイズ耐性に関しては)おおよそイコールになると言って良い。ここで皆さん驚かれるでしょう?。K-5は当時のAPS-Cカメラの中でも高感度番長、今でも十分に通用する超高感度での性能を持っているのにm4/3と同じ?。

GX7の超高感度時の画質は後日詳細を述べるが、「被写界深度を考慮すれば」、そして「画質をノイズのみに言及し(ダイナミックレンジやコントラストは無視)」、「ISO6400までならば(GX7ではISO3200が使える)」、GX7とK-5はイコールどころかGX7の方が良いかもしれない。

では次にG X VARIO PZ 45-175mmF4-5.6はどうだろう。このレンズは14-45mmよりも強力なブレ補正を持っている。望遠特有の大きな揺らぎに対応しているそうな。そこで45mmスタートなので1/13secにセット。そして135換算でおおよそ135mm、200、300、350mmでそれぞれ1/3段ずつ上げてテストしたところ・・・。

いやぁ、なにこれ?。壊れてんの?、ってくらいに5枚中1枚か2枚しか止まらない。そこで45mmを1/15secスタートとした。

焦点距離 135換算 シャッタースピード 電子シャッター 成功率
45mm 90mm 1/15sec OFF 5/5
68mm 136mm 1/25sec OFF 5/5
100mm 200mm 1/40sec OFF 5/5
150mm 300mm 1/60sec OFF 5/5
175mm 350mm 1/80sec OFF 4/5
45mm 90mm 1/13sec ON 5/5
68mm 136mm 1/20sec ON 4/5
100mm 200mm 1/30sec ON 5/5
150mm 300mm 1/50sec ON 5/5
175mm 350mm 1/60sec ON 5/5


135換算350mmで1/60secだからPanasonic自慢のレンズ内ブレ補正はこのレンズに限っては大した事が無かった。と言うのもPentax K-5とTamron、Sigmaの70-300mmズームレンズを使っても300mm(換算450mm)でも1/60secで100%とは言えないがほぼ踏ん張れるんだ。つまりK-5の望遠域でのブレ補正効果とこの45-175mmの補正効果はイコール、もしくはK-5のブレ補正が勝る、そんな結論に至る。

GX7markIIやGX8ではボディ内ブレ補正とレンズ内ブレ補正の両方が使われるとの事なのでこのレンズもボディが変われば大きく変身するだろうが、GX7とのセットでは過信は禁物だ。

電子シャッターを使わず、確実に1枚で風景を仕留めるのならば使用する焦点距離の半分、50mmにセットしたら1/25sec、100mmで1/50sec、150mmで1/80sec、175mmなら1/90secが限界と思っていた方が自宅に帰ってガッカリする事は無いだろう。

ではブレ補正の無いレンズを使った時、すなわちボディ内手振れ補正ではどうだろうか?。先ずはG25mmF1.7を使ってみた。

1/4secは電子シャッターのオンオフに関わらずお話にならない。1/8secでも半数以上で失敗。1/15secでようやく50%を超え、確実に止めるのなら1/20secとなる。135換算で50mmの焦点距離のレンズでのボディ内のブレ補正効果は1.5段と言ったところだろう。

マウントアダプターを付けて50mmレンズを装着してみた。135換算100mmとなる。25mmレンズが1段半の効果しかないのだからせいぜい1/30secが限度と思ってしまうが、実際には1/15secで60%の確率、1/20secではほぼパーフェクトだった。

では135換算200mmになる100mmレンズではどうだろう?。1/40secでほぼピタリと止まってくれた。これを受けてGX7のボディ内手振れ補正は焦点距離が長い方が効果があるのが判ってくる。

問題はレンズのブレ補正のある、なし、そして焦点距離毎に補正効果が大きく異なるので実際の運用では「このレンズは2段半の効果がある、こっちは1段半しか・・・」なんて考える余裕などなく、結果的には手持ちのK-5よりも半段良いと思って運用していく事になるだろう。

電子シャッターは微妙だなぁ~。今回のテストではブレに関して常に効果があるとは言えなかった。気持ち踏ん張れるか?、って程度。だから電子シャッターをオンにしたから効果が高くなるなんて思わない方が良い。

今までPentaxだけを使っていた。K-m、K10D、K20D、K-7、そしてK-5。ブレ補正に関してはほとんど変わりはなかった。勿論焦点距離によって効きが強い弱いがあるが、もうずっと使っているからファインダーを覗いた瞬間に感覚で判るんだ。

でも今後GX7、Sony α6000、Olympus OM-D E-M5markIIと色々なカメラを用途に合わせて使っていく事を考えるとブレに関して相当神経質にならないとならんなぁ~。

実際の撮影でも失敗しているんだ。トップ写真青果市場跡。1/20secで撮影している。上の結果を見れば全く問題の無いシャッタースピードでしょう?。実際にピタリと止まってくれたんだが、その時ISO1600まで感度が上がったのでISO800に下げて1/10secで撮影した2コマはどちらも大きくブレていた。

※アスペクト比を3:2で撮影しているが、4:3のまま撮影するか、3:2を使うか現在検討中・・・


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コメント

  1. tabatabata | URL | -

    まだですか?

    K-1レビュー待ってますがまだでしょうか?
    それを見てから買うか否か考えたいと思っております。
    よろしくお願いします。

  2. BigDaddy | URL | -

    > tabatabata さん

    反対にtabatabataさんがK-1を購入されK-1レビューされて下さい。
    それを見てから購入、レビューをするか否か考えたいと思っております。
    よろしくお願いします。

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